433 / 514
268
しおりを挟む
大接戦。
紫艶はクッションを利用し、着実に球をポケットに沈めてきた。
「・・チッ」
手玉を撞き、7番に当て、クッションを利用して、8番をポケットに入れようとしていたようだけど、力加減をミスったみたい。
ポケット手前で、ピタッと停止。
「ラッキー。後ちょっとだったのに、残念だったね」
しかも、当てやすい位置に、7番がある。
紫艶に、場所を変わって貰い、手玉を7番と8番の直線上に置き、7番に当て、8番をポケットイン。
更に、7番も落とす。
「う~ん、この手玉の位置から9番をインさせるのは、難しいかも」
だとしたら、紫艶がポケットに入れにくい場所に9番をもっていくしかないよね・・・
手玉を撞き、9番をほんの僅かだけ、移動させる。
「はい、紫艶の番」
「うわ~、わざと嫌な位置にもってっただろ?」
「フフン、当然」
勝ちたいからね。
手玉の位置を調整し、ダメもとで撞くみたいだ。
ピピピッピピピッ
撞く瞬間、タイマーがなり、手がぶれたみたい。
手玉が、変な方に、転がっていって、
「うわ~、タイミング!!」
「はい、交~代~」
中途半端に終了。
「残念。決着が着かなかったね」
「思ったより時間が短いな」
「そうだね」
「紫艶と森羅、場所交換ね~」
「了~解~」
次は、森羅と対戦か。
「森羅はビリヤードした事ある?」
「いや、初めて」
「ん~じゃあ、ナインボールのルール説明と、キューで玉を撞く練習する?」
「いいか?」
「ん?もちろん。って言っても、ナインボールしか知らないんだけどね」
森羅に、ルールの説明をし、次にキューの持ち方と、チョークの使い方、使う意味を教えた。
「これ、チョークって言うんだけど、滑り止めね。キューの先端に塗るやつ。これ、塗らないと、滑って、上手く玉を撞けないから。塗り方は、チョークのへこみ部分の周りを使って塗って。マッチを擦って火をつける感じ。こんな感じに、チョークをスッスッって塗って」
「・・・こうか?」
「そう、そんな感じ。・・じゃあ、撞いてみようか」
紫艶はクッションを利用し、着実に球をポケットに沈めてきた。
「・・チッ」
手玉を撞き、7番に当て、クッションを利用して、8番をポケットに入れようとしていたようだけど、力加減をミスったみたい。
ポケット手前で、ピタッと停止。
「ラッキー。後ちょっとだったのに、残念だったね」
しかも、当てやすい位置に、7番がある。
紫艶に、場所を変わって貰い、手玉を7番と8番の直線上に置き、7番に当て、8番をポケットイン。
更に、7番も落とす。
「う~ん、この手玉の位置から9番をインさせるのは、難しいかも」
だとしたら、紫艶がポケットに入れにくい場所に9番をもっていくしかないよね・・・
手玉を撞き、9番をほんの僅かだけ、移動させる。
「はい、紫艶の番」
「うわ~、わざと嫌な位置にもってっただろ?」
「フフン、当然」
勝ちたいからね。
手玉の位置を調整し、ダメもとで撞くみたいだ。
ピピピッピピピッ
撞く瞬間、タイマーがなり、手がぶれたみたい。
手玉が、変な方に、転がっていって、
「うわ~、タイミング!!」
「はい、交~代~」
中途半端に終了。
「残念。決着が着かなかったね」
「思ったより時間が短いな」
「そうだね」
「紫艶と森羅、場所交換ね~」
「了~解~」
次は、森羅と対戦か。
「森羅はビリヤードした事ある?」
「いや、初めて」
「ん~じゃあ、ナインボールのルール説明と、キューで玉を撞く練習する?」
「いいか?」
「ん?もちろん。って言っても、ナインボールしか知らないんだけどね」
森羅に、ルールの説明をし、次にキューの持ち方と、チョークの使い方、使う意味を教えた。
「これ、チョークって言うんだけど、滑り止めね。キューの先端に塗るやつ。これ、塗らないと、滑って、上手く玉を撞けないから。塗り方は、チョークのへこみ部分の周りを使って塗って。マッチを擦って火をつける感じ。こんな感じに、チョークをスッスッって塗って」
「・・・こうか?」
「そう、そんな感じ。・・じゃあ、撞いてみようか」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
332
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる