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お土産は、無難にストラップや、一口サイズのチョコケーキが入っているのにした。
お会計を済ませると、集合するのに丁度いい時間になっていた。
思っていたより、選ぶのに時間がかかっていたみたい。
トイレに行ってから、水族館の出入り口に移動して、全員が集まるのを待った。
もちろん、トイレは共用のトイレを使った。
不本意ながら、男子トイレに入ると、いつも周りにぎょっとされ、女子トイレは隣ですよって言われるし、女子トイレは、抵抗がある以前に、入ったら大問題。
紫艶とジョエルは交互に入りに行って、俺が一人にならないようにしてくれた。
ありがたい。
全員揃った所で、旅館に戻って、ロビーで預けた荷物を引き取った。
「じゃあ、各部屋、荷物をおいたら、18:00に第2宴会場に集合」
部長が、言いながら、各部屋の代表に鍵を渡していった。
「ジョエル、どの部屋?」
「桔梗の間。こっちだね」
旅館のパンフレットを見て場所を確認し、歩き出したから、紫艶とついて行った。
「綺麗な旅館・・・」
「4~5年くらい前にリニューアルしたみたいだからね」
「どおりで新しいと思った、名前は古臭いのに」
「でも良かったよ綺麗になってて、古くて薄暗い照明とか、何か出てきそうで怖いよね」
「夏に肝試しに行くか?」
「嫌だよ」
そんなの即、拒否に決まってる。
「しがみ付いててもいいぞ」
「絶対いかない」
「白雪はそういうの苦手?」
「・・・うん」
「「(可愛い)」」
「っと、ここじゃない?」
話しながら歩いていたから、見逃して通り過ぎる所だった。
お会計を済ませると、集合するのに丁度いい時間になっていた。
思っていたより、選ぶのに時間がかかっていたみたい。
トイレに行ってから、水族館の出入り口に移動して、全員が集まるのを待った。
もちろん、トイレは共用のトイレを使った。
不本意ながら、男子トイレに入ると、いつも周りにぎょっとされ、女子トイレは隣ですよって言われるし、女子トイレは、抵抗がある以前に、入ったら大問題。
紫艶とジョエルは交互に入りに行って、俺が一人にならないようにしてくれた。
ありがたい。
全員揃った所で、旅館に戻って、ロビーで預けた荷物を引き取った。
「じゃあ、各部屋、荷物をおいたら、18:00に第2宴会場に集合」
部長が、言いながら、各部屋の代表に鍵を渡していった。
「ジョエル、どの部屋?」
「桔梗の間。こっちだね」
旅館のパンフレットを見て場所を確認し、歩き出したから、紫艶とついて行った。
「綺麗な旅館・・・」
「4~5年くらい前にリニューアルしたみたいだからね」
「どおりで新しいと思った、名前は古臭いのに」
「でも良かったよ綺麗になってて、古くて薄暗い照明とか、何か出てきそうで怖いよね」
「夏に肝試しに行くか?」
「嫌だよ」
そんなの即、拒否に決まってる。
「しがみ付いててもいいぞ」
「絶対いかない」
「白雪はそういうの苦手?」
「・・・うん」
「「(可愛い)」」
「っと、ここじゃない?」
話しながら歩いていたから、見逃して通り過ぎる所だった。
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