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大輝の場合11
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湖箔本来の姿。
久しぶりに見たが、やはり、破壊力抜群だな。
部屋から連れ出して、3人の前に来させたが、思っていた通りの反応。
驚きで、眼を見開いて、固まっている。
こいつらが今、何を思っていのるかは分からないが、やはり、見せたくはなかったという気持ちが出てきてしまうな。
ソファーに座らせ、カモミールの紅茶を入れて渡す。
気分を落ち着かせる為に選んで入れたが、湖箔も気付いたようだ。
カップに口をつけ、飲み干してから口を開いた。
3人は黙って、じっと見つめながら、湖箔の謝罪と、変装をしていた理由を聞いている。
「入学式で見かけたんだが、湖箔の家族も色を変えているのか?」
「いや、俺だけ。隔世遺伝。母方の曾祖母の父親がこんな色合いだったと聞いている。」
「そうか・・・」
「自分から言い出す勇気が無くて、ほんとにゴメン・・・」
「まぁ、仕方ないんじゃないか?もう、謝らなくていい。秘密の一つや二つ、誰にだってあるだろ?自分の全てを晒しもしないのに、湖箔の方だけ一方的に、全て教えないといけないなんて、言わない」
「誰だって、言い辛い事、言いたくない事なんてあって当たり前だ」
俺も、湖箔に対する気持ちは言ってないしな・・・
「この件はもういいか?」
「「「あぁ」」」
「じゃあ、次は合宿の話をしようか」
「うん、宜しくお願いします」
ハニカミながら、ちょこんと頭を下げる。
・・・可愛いな、おいっ!
「顧問の先生には、榊と同じ部屋にするよう、既に伝えて、了承を得ている。ちなみに、校外学習は橘と雪原が、修学旅行は、全員同じ部屋になるようにするから安心してくれ。」
「修学旅行は、クラスが別れたら、無理じゃないか?」
「そこは、理事長に相談して、2年になったら全員、俺のクラスになる様、手続きをしてある」
「よく、OKして貰えたな」
「入学式から今までを見てきて、ある程度、予測していたんじゃないか?説明したら、すんなり通してくれたぞ」
「ありがとう、こんなに早く対処してくれて・・・」
眼を潤ませながら見つめられ、他の3人がいなかったら、抱き締めてKISSをしていただろう。
あっぶねぇ
今そんな事したら、警戒されるだけだ。
そんな事になったら、せっかく近付いてきていた湖箔との距離が、離れていくのが目に見えている。
久しぶりに見たが、やはり、破壊力抜群だな。
部屋から連れ出して、3人の前に来させたが、思っていた通りの反応。
驚きで、眼を見開いて、固まっている。
こいつらが今、何を思っていのるかは分からないが、やはり、見せたくはなかったという気持ちが出てきてしまうな。
ソファーに座らせ、カモミールの紅茶を入れて渡す。
気分を落ち着かせる為に選んで入れたが、湖箔も気付いたようだ。
カップに口をつけ、飲み干してから口を開いた。
3人は黙って、じっと見つめながら、湖箔の謝罪と、変装をしていた理由を聞いている。
「入学式で見かけたんだが、湖箔の家族も色を変えているのか?」
「いや、俺だけ。隔世遺伝。母方の曾祖母の父親がこんな色合いだったと聞いている。」
「そうか・・・」
「自分から言い出す勇気が無くて、ほんとにゴメン・・・」
「まぁ、仕方ないんじゃないか?もう、謝らなくていい。秘密の一つや二つ、誰にだってあるだろ?自分の全てを晒しもしないのに、湖箔の方だけ一方的に、全て教えないといけないなんて、言わない」
「誰だって、言い辛い事、言いたくない事なんてあって当たり前だ」
俺も、湖箔に対する気持ちは言ってないしな・・・
「この件はもういいか?」
「「「あぁ」」」
「じゃあ、次は合宿の話をしようか」
「うん、宜しくお願いします」
ハニカミながら、ちょこんと頭を下げる。
・・・可愛いな、おいっ!
「顧問の先生には、榊と同じ部屋にするよう、既に伝えて、了承を得ている。ちなみに、校外学習は橘と雪原が、修学旅行は、全員同じ部屋になるようにするから安心してくれ。」
「修学旅行は、クラスが別れたら、無理じゃないか?」
「そこは、理事長に相談して、2年になったら全員、俺のクラスになる様、手続きをしてある」
「よく、OKして貰えたな」
「入学式から今までを見てきて、ある程度、予測していたんじゃないか?説明したら、すんなり通してくれたぞ」
「ありがとう、こんなに早く対処してくれて・・・」
眼を潤ませながら見つめられ、他の3人がいなかったら、抱き締めてKISSをしていただろう。
あっぶねぇ
今そんな事したら、警戒されるだけだ。
そんな事になったら、せっかく近付いてきていた湖箔との距離が、離れていくのが目に見えている。
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