シャム猫

大器晩成らしい

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あ~!!

すっかり 忘れてた

お風呂はいる時 両方外していたんだった

そりゃ 大輝先生も 挙動不審になるよな~

「う~ 自前です」

言いたくないけど 見られちゃったなら仕方ない

隠していた理由と理事長だけは知っている事を伝えた

「入試の申し込みの前に理事長宛てに本当の姿の写真と ウイッグとカラコンを入れた姿の写真 そして 姿を変えて生活したい理由と入試も髪と眼の色を変えて受けたい旨を記入した手紙を送ったんです そうしたら それでもいいよって返事をくれて だから 入試の申し込みの写真撮影以来 こっちにいる時はお風呂に入って眠る時以外 ずっと変装していたんです」

眠りかけていたから 少し寝惚けてて 変装まで気が回らなかった

しくじった~

「変装したい気持ちは 何となく分かる 確かに 今の姿でいたら大騒ぎになりそうだ」

「ストーカーされたりとかもあったので・・・」

「あっ ああっ うん そうだろうね」

納得されても・・・

「先生 内緒でお願いします」

・・・・・・

「う~ん どうしようかな?・・・タメぐちで話すのと大輝って呼んでくれたら内緒にしてやろうかな」

「えっ タメぐち 呼び捨てですか? いろいろとハードルが高いです・・・」

「二人の時だけでいいから それに学校とかでは大輝先生でいいよ」

「え~ ・・・・・・大輝 内緒にして」

うわ~ 先生を呼び捨てなんて 初めてなんだけど  言いづらい~

フッ

「仕方ないな 内緒にしてやるよ 次からは ドアを開ける前に 身支度を整え忘れないように気をつけろよ」

「うん 気をつける」

部屋だからって 気を抜きすぎた

もう 失敗しないように 枕元には必ず鏡とカラコンとウイッグを置く様にしよう



・・・・・・・・・

今年は挑戦の年でした 初めて小説を書いてみました

お気に入りに入れてくれた人達がいて とれも嬉しかったです

来年も皆さんの声援を励みに頑張って書いていきますので

応援の程 よろしくお願いします

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感想 7

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