シャム猫

大器晩成らしい

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食堂はおしゃれだった

カフェ?って感じ

席にパネルが置いてあって タッチパネルで選んで入力 カードを読み込ませたら注文終了

できたら 席まで料理を運んでくれた

ウエイターやウエイトレスが若かったから 何でか聞いてみたら 学生のアルバイトだって 毎年 高校1年・2年だけ何人か募集してて 中等部と高等部2ヶ所に振り分けられるらしい

小遣いの足しになっていいよね

盛り付けも味も本格的だった

外で食べれば ランチなのに1500円位しそうな程 豪華 デザートも付いていた

「う~ん 美味しい 幸せ」

「こっちも 美味しいぞ 一口食べてみるか?」

「うん 欲しい あ~ん」

「ほらっ」

たらこスパゲティ うまっ つぶつぶ いっぱい入ってる

「疾風も食べる?このハンバーグも美味しいよ」

「はい どうぞ」

一口分 疾風の口に運んだ

「美味いな」

「でしょ 森羅も食べてみる? 森羅のも味見したい」

「どうぞ」

森羅は してくれないかもって思っていたけど やってくれた

パクッ こっちも おいし~ かつカレーのかつ 衣がさくさくする

じゃあ おかえし

「はい あ~ん」

「粗挽きで美味しいな」

「うん どれも美味しいね」


湖箔の食事しているのを盗み見ていた男達は 湖箔があ~んとする度

「「「「「(かわいい!!)」」」」」

と身悶え

湖箔に食べさせて貰っている 疾風と森羅に

「「「「「(ふざけるな 死ね!!)」」」」」

と嫉妬していたりする
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