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しっかり3人から、それぞれの手と襟首を引っ張られ、引き剥がされていくのを見て、〝これなら安心だ。また明日くる〟って言って、僕の頭を撫でてから、総隊長さんは帰って行った。
「(皆、酷いよ~)」
アムールは、首を擦りながら、ぶちぶち何か言ってる。
「先生方がお見えになりました」
「お通しして下さい」
9時になり、先生達が見えられたようだ。
せっかくだから、昨日教えて貰った、《目上の人を、出迎える場合の対応》を早速してみた。
「いいですね」
「ちゃんと身に付いた様ですね」
って、褒められた。
俄然やる気がでた。
ほら、褒められると伸びるタイプだから。
「それでは、始めましょうか」
今日は、種族についての常識を教えてくれるらしい。
解かってないでやらかした場合、大変な事になるからだそうだ?
名付けて《絶対触れてはいけない部位講座》
パッと思い浮かんだのが、耳と尻尾。
定番でしょ。
当たり?
「耳は擽ったいですが、触っても問題ありません。尻尾も先の方は大丈夫です」
というと?
「尻尾の付け根と、そのすぐ上の腰の部分です。ここに触れるという事は、性的接触を望んでいるという意味になります。ですので、その気がない場合、決して触れてはいけません。触れられた人がその気になって襲ってきたとしても、襲われた人の自業自得という事で、無罪です」
何それ、怖い。
「人族には尻尾はないですが、尾てい骨がありますよね。もし、その上を触られたのなら、それは、性的に誘われているという事です。その気がないのでしたら、すぐに叩き落として下さい。誘いにのる場合、同じ様に、お相手の尻尾の付け根か、そのすぐ上を触ってあげて下さい」
その予定、当分ないから大丈夫。
でも僕、知らなかったら、やらかしてたと思う。
一応、触らせて欲しいってお伺いは立てるけどね。
で、相手がOKなら、触らせてくれて~、僕の方も触られて~、襲われる、って流れに・・・
怖っ、合意じゃないけど、合意扱い。
怖っ。
「教えて貰えて良かったです。ありがとうございます」
自然と感謝の言葉が出たよ。
「(皆、酷いよ~)」
アムールは、首を擦りながら、ぶちぶち何か言ってる。
「先生方がお見えになりました」
「お通しして下さい」
9時になり、先生達が見えられたようだ。
せっかくだから、昨日教えて貰った、《目上の人を、出迎える場合の対応》を早速してみた。
「いいですね」
「ちゃんと身に付いた様ですね」
って、褒められた。
俄然やる気がでた。
ほら、褒められると伸びるタイプだから。
「それでは、始めましょうか」
今日は、種族についての常識を教えてくれるらしい。
解かってないでやらかした場合、大変な事になるからだそうだ?
名付けて《絶対触れてはいけない部位講座》
パッと思い浮かんだのが、耳と尻尾。
定番でしょ。
当たり?
「耳は擽ったいですが、触っても問題ありません。尻尾も先の方は大丈夫です」
というと?
「尻尾の付け根と、そのすぐ上の腰の部分です。ここに触れるという事は、性的接触を望んでいるという意味になります。ですので、その気がない場合、決して触れてはいけません。触れられた人がその気になって襲ってきたとしても、襲われた人の自業自得という事で、無罪です」
何それ、怖い。
「人族には尻尾はないですが、尾てい骨がありますよね。もし、その上を触られたのなら、それは、性的に誘われているという事です。その気がないのでしたら、すぐに叩き落として下さい。誘いにのる場合、同じ様に、お相手の尻尾の付け根か、そのすぐ上を触ってあげて下さい」
その予定、当分ないから大丈夫。
でも僕、知らなかったら、やらかしてたと思う。
一応、触らせて欲しいってお伺いは立てるけどね。
で、相手がOKなら、触らせてくれて~、僕の方も触られて~、襲われる、って流れに・・・
怖っ、合意じゃないけど、合意扱い。
怖っ。
「教えて貰えて良かったです。ありがとうございます」
自然と感謝の言葉が出たよ。
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