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夕飯を食べ終わり、僕が寝る場所に連れて行って貰った。
そこは、初めて泊まる時にもお邪魔した、既婚者だという狼族4人が集まったテント。
「また、リョウを頼む」
僕がこっちの世界のテントに泊まるのって、境界が見つかるまでの当分の間、ないなって思いながら、頭を下げた。
「お邪魔します」
「はい、遠慮しないでいいですよ。たぶんそうだと思って、初めからベッドを用意しておきましたので」
「そうか、ありがと。じゃあ・・・リョウ、おやすみ」
顔が近付いてきたから、また口にキスされると思って口を押さえたら、クスッて笑いながら、左右のほっぺにキスをされた。
口だと思って、慌てて隠したのが、恥ずかしい。
そっと手を外し、
「おやすみなさい」
って、返したら、スッと顔が近付いてきて、止める間も無く、チュッって口に!!!
油断した~
ケモミミ・ノーカン・ケモミミ・ノーカン・ケモミミ・ノーカン
「大丈夫か?」
肩をポンと叩かれ、ハッと気付いた。
「全然、大丈夫じゃないです」
キョロキョロと周りを見回し、僕の唇を奪った犯人を捜したけど、居ない。
僕が顔を両手で隠し、呪文を頭の中でひたすら繰り返している間に、ナイルさんは笑いながら、僕の頭を撫で、そっとテントを出て行ったらしい。
居ないから〝ナイルさんは?〟ってバジルさんに訊いたら、そう教えてくれた。
いつの間に・・・
出て行った事に、全く、気付けなかったよ。
一言、文句を言おうと思ったのにぃ。
また皆に、肩を叩いて宥められながら、不貞寝してやるって決めた。
もう、寝よう・・・
「おやすみなさい」
「「「「おやすみ」」」」
靴を脱いで、ベッドに飛び乗り、頭まで毛布を被って、目を閉じた。
なんで口にキスするんだろう。
おやすみの挨拶以上の意味はあるのかな?
そこは、初めて泊まる時にもお邪魔した、既婚者だという狼族4人が集まったテント。
「また、リョウを頼む」
僕がこっちの世界のテントに泊まるのって、境界が見つかるまでの当分の間、ないなって思いながら、頭を下げた。
「お邪魔します」
「はい、遠慮しないでいいですよ。たぶんそうだと思って、初めからベッドを用意しておきましたので」
「そうか、ありがと。じゃあ・・・リョウ、おやすみ」
顔が近付いてきたから、また口にキスされると思って口を押さえたら、クスッて笑いながら、左右のほっぺにキスをされた。
口だと思って、慌てて隠したのが、恥ずかしい。
そっと手を外し、
「おやすみなさい」
って、返したら、スッと顔が近付いてきて、止める間も無く、チュッって口に!!!
油断した~
ケモミミ・ノーカン・ケモミミ・ノーカン・ケモミミ・ノーカン
「大丈夫か?」
肩をポンと叩かれ、ハッと気付いた。
「全然、大丈夫じゃないです」
キョロキョロと周りを見回し、僕の唇を奪った犯人を捜したけど、居ない。
僕が顔を両手で隠し、呪文を頭の中でひたすら繰り返している間に、ナイルさんは笑いながら、僕の頭を撫で、そっとテントを出て行ったらしい。
居ないから〝ナイルさんは?〟ってバジルさんに訊いたら、そう教えてくれた。
いつの間に・・・
出て行った事に、全く、気付けなかったよ。
一言、文句を言おうと思ったのにぃ。
また皆に、肩を叩いて宥められながら、不貞寝してやるって決めた。
もう、寝よう・・・
「おやすみなさい」
「「「「おやすみ」」」」
靴を脱いで、ベッドに飛び乗り、頭まで毛布を被って、目を閉じた。
なんで口にキスするんだろう。
おやすみの挨拶以上の意味はあるのかな?
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