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「そこ座って」
ラグの上に腰を下ろすと、目の前のテーブルの上に、次々と物が置かれていった。
手回し式の懐中電灯・ソーラー充電式ランタン・ポンチョ・サバイバルシート・ソーラー式充電器・レインコート・ライター×5個セット・薬用石鹸×2・鍋・コップ・まな板・包丁・携帯用浄水器×2・体の熱を90%反射させ、熱を維持する毛布・寝袋・ブルーシート・トイレットペーパー×2・多機能ナイフ・サバイバルナイフ・カロリーメイト10箱・500mlの水のペットボトル4本・ロープ・サバイバル本・スリングショット・エアガン・BB弾・クロスボウ・矢
「え~とぉ、何これ」
お兄ちゃんは、アウトドア派ではない。
サバゲーに参加してきたなんて、聞いた事も無い。
それとも、近々、無人島にでも行こうとしている?
だとしても、最後の方に並べられた武器は、持っている事自体、おかしいんだけど。
決して、声を大にしては言えないけど、犯罪の香りがする。
こんな事言えば、間違いなく叩かれるから、口は噤むけど・・・
だって、休みと言えば、一日中、パソコンに向かっている様なタイプなんだよ。
「貸してやる」
「何でこんなの持ってるの?それに、いくらなんでも、こんなには持っていけないよ。」
「いつか使う時があるかもと思って?何となく?まっ、登山用のリュックも貸してやるよ」
「いやいや、僕のリュックに入らないとか、そういう問題じゃないから。刃物も武器もNGでしょ。警察に見られたら駄目なやつ」
「底の方に隠しとけば大丈夫だって」
ノリノリで仕舞われていく。
えっ、マジで持って行かせようとしてる?
「荷物が重くなる・・・」
「いいから。なんかあった時に、持ってれば、少しは心に余裕が出来るだろ?お前の荷物もこん中に入れるから、持って来い」
「でも・・・」
「早くしろ」
お兄ちゃんの顔から微笑が消えた。
これは、いかん。
「う~。分かったよ~」
自分のリュックを、急いで部屋から持って来ると、お兄ちゃんに両手で差し出した。
ラグの上に腰を下ろすと、目の前のテーブルの上に、次々と物が置かれていった。
手回し式の懐中電灯・ソーラー充電式ランタン・ポンチョ・サバイバルシート・ソーラー式充電器・レインコート・ライター×5個セット・薬用石鹸×2・鍋・コップ・まな板・包丁・携帯用浄水器×2・体の熱を90%反射させ、熱を維持する毛布・寝袋・ブルーシート・トイレットペーパー×2・多機能ナイフ・サバイバルナイフ・カロリーメイト10箱・500mlの水のペットボトル4本・ロープ・サバイバル本・スリングショット・エアガン・BB弾・クロスボウ・矢
「え~とぉ、何これ」
お兄ちゃんは、アウトドア派ではない。
サバゲーに参加してきたなんて、聞いた事も無い。
それとも、近々、無人島にでも行こうとしている?
だとしても、最後の方に並べられた武器は、持っている事自体、おかしいんだけど。
決して、声を大にしては言えないけど、犯罪の香りがする。
こんな事言えば、間違いなく叩かれるから、口は噤むけど・・・
だって、休みと言えば、一日中、パソコンに向かっている様なタイプなんだよ。
「貸してやる」
「何でこんなの持ってるの?それに、いくらなんでも、こんなには持っていけないよ。」
「いつか使う時があるかもと思って?何となく?まっ、登山用のリュックも貸してやるよ」
「いやいや、僕のリュックに入らないとか、そういう問題じゃないから。刃物も武器もNGでしょ。警察に見られたら駄目なやつ」
「底の方に隠しとけば大丈夫だって」
ノリノリで仕舞われていく。
えっ、マジで持って行かせようとしてる?
「荷物が重くなる・・・」
「いいから。なんかあった時に、持ってれば、少しは心に余裕が出来るだろ?お前の荷物もこん中に入れるから、持って来い」
「でも・・・」
「早くしろ」
お兄ちゃんの顔から微笑が消えた。
これは、いかん。
「う~。分かったよ~」
自分のリュックを、急いで部屋から持って来ると、お兄ちゃんに両手で差し出した。
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