35 / 62
3
11
しおりを挟む
ゆっくりと埋め込まれた葉一の指先。先程の彼の舌より更に奥へと入ってきて、茉歩は甘い声を上げる。だが、疼いた身体はさらなる快感を求めてしまっていた。刺激を欲しがっているのはもっと奥だ。
「葉ちゃん……はっ、あっ」
「茉歩姉……?」
指を飲み込み、切なげに腰を揺らす茉歩に、葉一は優しく声をかける。その声にも感じてしまい、茉歩のナカがうねって葉一の指を締め付けた。
「っ、すごい締め付け……こんなの、俺の入れたら……」
葉一が眉を寄せ、ため息を吐く。その掠れた声が色っぽくて、茉歩は彼の頬にそっと触れ、その唇を奪った。
「茉歩姉……何して……っ」
慌てる葉一の唇を喰みながら、茉歩は彼の股間に手を伸ばす。はしたない。女から求めるなんて、幻滅されるかもしれない。でも、快感を与えられ火照った身体はもう抑えきれなかった。
「ごめんね? 私……っ」
ズボン越しに触れた雄々しいモノ。その熱さと硬さは、さっき秘部で感じたよりダイレクトに指先から伝わってきた。彼も興奮してくれている。茉歩相手にこんなにも反応をしてくれていることが、何より嬉しい。
愛おしくて、優しく撫でた茉歩の手を取り、葉一が大きく息を吐いた。怒られるだろうかと思っていると、噛み付くようなキスをされる。
縦横無尽に口内で暴れる葉一の舌。流れ込んでくる唾液を飲み下しながら、茉歩は懸命に彼に応えた。
「もう、無理。入れたいっ」
葉一の目が明らかに変わった。荒い息を吐きながら、ズボンを脱いでいる彼に茉歩は微笑む。
「優しくしたかったのに、茉歩姉のせいだからな」
そう言いながら茉歩の下着を脱がす彼の手は優しい。腰を自ら浮かして、脱がせやすいようにと動く茉歩の身体中にキスをする葉一は、いつの間にか避妊具を付けていた。
「ちゃんと、責任取る。痛いかもしれないけど、我慢出来なかったら引っ叩いて」
茉歩の蜜を自身に塗り付けながら、葉一は眉を寄せて何かに耐えるような表情になった。そして、ゆっくり腰を進めて茉歩のナカに入ると、はっと息を吐いた。
「葉ちゃん……はっ、あっ」
「茉歩姉……?」
指を飲み込み、切なげに腰を揺らす茉歩に、葉一は優しく声をかける。その声にも感じてしまい、茉歩のナカがうねって葉一の指を締め付けた。
「っ、すごい締め付け……こんなの、俺の入れたら……」
葉一が眉を寄せ、ため息を吐く。その掠れた声が色っぽくて、茉歩は彼の頬にそっと触れ、その唇を奪った。
「茉歩姉……何して……っ」
慌てる葉一の唇を喰みながら、茉歩は彼の股間に手を伸ばす。はしたない。女から求めるなんて、幻滅されるかもしれない。でも、快感を与えられ火照った身体はもう抑えきれなかった。
「ごめんね? 私……っ」
ズボン越しに触れた雄々しいモノ。その熱さと硬さは、さっき秘部で感じたよりダイレクトに指先から伝わってきた。彼も興奮してくれている。茉歩相手にこんなにも反応をしてくれていることが、何より嬉しい。
愛おしくて、優しく撫でた茉歩の手を取り、葉一が大きく息を吐いた。怒られるだろうかと思っていると、噛み付くようなキスをされる。
縦横無尽に口内で暴れる葉一の舌。流れ込んでくる唾液を飲み下しながら、茉歩は懸命に彼に応えた。
「もう、無理。入れたいっ」
葉一の目が明らかに変わった。荒い息を吐きながら、ズボンを脱いでいる彼に茉歩は微笑む。
「優しくしたかったのに、茉歩姉のせいだからな」
そう言いながら茉歩の下着を脱がす彼の手は優しい。腰を自ら浮かして、脱がせやすいようにと動く茉歩の身体中にキスをする葉一は、いつの間にか避妊具を付けていた。
「ちゃんと、責任取る。痛いかもしれないけど、我慢出来なかったら引っ叩いて」
茉歩の蜜を自身に塗り付けながら、葉一は眉を寄せて何かに耐えるような表情になった。そして、ゆっくり腰を進めて茉歩のナカに入ると、はっと息を吐いた。
0
お気に入りに追加
79
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。


包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~
菱沼あゆ
恋愛
念願のランプのショップを開いた鞠宮あかり。
だが、開店早々、植え込みに猫とおばあさんを避けた車が突っ込んでくる。
車に乗っていたイケメン、木南青葉はインテリアや雑貨などを輸入している会社の社長で、あかりの店に出入りするようになるが。
あかりには実は、年の離れた弟ということになっている息子がいて――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる