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「っ、は……」
お腹に垂れる、と思って反射的に舌ですくい取ると、侑李が呻いた。何か間違っただろうか、と見上げると、仰け反った彼の喉仏が上下するのが見えた。
「舐めたら、気持ち良い?」
「……ああ」
観念したように答えた侑李が、頭を撫でてくる。その温もりにホッとして、奈月は彼のモノに舌を這わせてみた。
最初は先端部分を舌先でペロペロと舐めた。それから形を確かめるように、筋をなぞり窪みに舌を這わす。滑りをよくするため、唾液で舌を湿らせながら舐めていく。
「っ、奈月さ……っ」
掠れた侑李の声が色っぽくて、ゾクゾクする。彼が良く、奈月に声を出して、と言う気持ちが少しだけ理解できた。好きな人が感じている姿、堪らず上げてしまう普段とは違う甘い声を、もっと聞きたいと欲張りになる。
「っあ……」
根本からゆっくりと舌を這わせた後、先端に滲んだ液もろとも口の中へと招き入れた。できるだけ大きく口を開けて咥え込んだのに、先端部分でもういっぱいいっぱい。これが奈月の隙間を埋めて、快感を与えているのだと思うと、さっきまで彼に弄られていた場所が潤んでいくのを感じる。見上げると、この上なくエロい顔をした侑李と目が合った。
「だ、めだ、奈月さ……っ」
口内で質量を増す彼のモノ。舌で誘うように先端の窪みを優しく撫でると、彼は唇を噛んだ。
「っ、く……」
両頬を大きな手に包まれて、半ば強引に引き剥がされる。だらしなく開いた奈月の口から唾液が垂れ、彼のモノに滴った。
「なんで……?」
ピクピクと震えているけれど、彼のモノは硬いまま、まだ精を吐き出してはいない。気持ち良さそうに見えたし、反応は上々だと思っていただけに、やっぱり下手だったのかと不安になる。
「気持ち、良くなかった?」
身体を起こすと無言で抱き寄せられ不安が大きくなる。そんな奈月を押し倒し、首筋に顔を埋めながら、侑李は大きく息を吐いた。
「すーーっごく、気持ち良かった……でも、出すなら奈月さんのナカがいい」
「あっ……あぁっ」
いつの間にか避妊具を付けたそれが挿ってくる。待ち侘びた感覚に甘ったるい声で啼く奈月の耳朶を食んだ侑李は、一気に奥まで自身を埋め込んだ。
「あ、あぁっ」
「ああっ、狭くて、イイ……っ」
掠れた侑李の声にも快感が刺激されて、奈月は身を捩り悶える。その姿に侑李は微笑み、ゆっくり腰を回すように動き始めた。
「や……ぁ、はんっ」
「奈月さんも、イイ?」
問われて、頷きで答えると彼は笑みを深くする。その笑顔にキュンとして、ナカにいる彼を締め付けると、息を軽く吐いた彼は眉根を寄せた。
「不意打ちっ……優しくしたいのに、できなくなりそうだ」
フッと笑った侑李の腰に、奈月は自ら足を絡めた。ブーケと共にプロポーズの言葉をもらったからか、指輪を贈られたからか。今日は自分でも驚くほど大胆だ。
「我慢、しないで……いっぱい、欲しいっ」
「っ、煽るな……っ」
絡めた足で彼の腰を抱き寄せて、誘うように腰が揺れてしまう。すると、いつもとは違う乱暴な口振りで叫んだ彼は、噛み付くように奈月の唇を奪い、腰を打ち付け始めた。
パンパンと肉がぶつかり合う音。それに混じって聞こえる濡れた水音が、羞恥心を煽り、奈月の身体は快感を増していく。
互いに快感を追い、上り詰めていく。
「い、く……ぅっ」
「俺もっ……一緒に……っ」
打ち付けられる速度が上がった。奥を抉るように突かれて、奈月は甘い悲鳴を上げる。
「奈月……愛してるっ」
「っ、ああぁっ!」
一気に押し寄せた快感の波に飲まれる。その中で響いた力強い彼の声が、奈月を絶頂に連れていった。
お腹に垂れる、と思って反射的に舌ですくい取ると、侑李が呻いた。何か間違っただろうか、と見上げると、仰け反った彼の喉仏が上下するのが見えた。
「舐めたら、気持ち良い?」
「……ああ」
観念したように答えた侑李が、頭を撫でてくる。その温もりにホッとして、奈月は彼のモノに舌を這わせてみた。
最初は先端部分を舌先でペロペロと舐めた。それから形を確かめるように、筋をなぞり窪みに舌を這わす。滑りをよくするため、唾液で舌を湿らせながら舐めていく。
「っ、奈月さ……っ」
掠れた侑李の声が色っぽくて、ゾクゾクする。彼が良く、奈月に声を出して、と言う気持ちが少しだけ理解できた。好きな人が感じている姿、堪らず上げてしまう普段とは違う甘い声を、もっと聞きたいと欲張りになる。
「っあ……」
根本からゆっくりと舌を這わせた後、先端に滲んだ液もろとも口の中へと招き入れた。できるだけ大きく口を開けて咥え込んだのに、先端部分でもういっぱいいっぱい。これが奈月の隙間を埋めて、快感を与えているのだと思うと、さっきまで彼に弄られていた場所が潤んでいくのを感じる。見上げると、この上なくエロい顔をした侑李と目が合った。
「だ、めだ、奈月さ……っ」
口内で質量を増す彼のモノ。舌で誘うように先端の窪みを優しく撫でると、彼は唇を噛んだ。
「っ、く……」
両頬を大きな手に包まれて、半ば強引に引き剥がされる。だらしなく開いた奈月の口から唾液が垂れ、彼のモノに滴った。
「なんで……?」
ピクピクと震えているけれど、彼のモノは硬いまま、まだ精を吐き出してはいない。気持ち良さそうに見えたし、反応は上々だと思っていただけに、やっぱり下手だったのかと不安になる。
「気持ち、良くなかった?」
身体を起こすと無言で抱き寄せられ不安が大きくなる。そんな奈月を押し倒し、首筋に顔を埋めながら、侑李は大きく息を吐いた。
「すーーっごく、気持ち良かった……でも、出すなら奈月さんのナカがいい」
「あっ……あぁっ」
いつの間にか避妊具を付けたそれが挿ってくる。待ち侘びた感覚に甘ったるい声で啼く奈月の耳朶を食んだ侑李は、一気に奥まで自身を埋め込んだ。
「あ、あぁっ」
「ああっ、狭くて、イイ……っ」
掠れた侑李の声にも快感が刺激されて、奈月は身を捩り悶える。その姿に侑李は微笑み、ゆっくり腰を回すように動き始めた。
「や……ぁ、はんっ」
「奈月さんも、イイ?」
問われて、頷きで答えると彼は笑みを深くする。その笑顔にキュンとして、ナカにいる彼を締め付けると、息を軽く吐いた彼は眉根を寄せた。
「不意打ちっ……優しくしたいのに、できなくなりそうだ」
フッと笑った侑李の腰に、奈月は自ら足を絡めた。ブーケと共にプロポーズの言葉をもらったからか、指輪を贈られたからか。今日は自分でも驚くほど大胆だ。
「我慢、しないで……いっぱい、欲しいっ」
「っ、煽るな……っ」
絡めた足で彼の腰を抱き寄せて、誘うように腰が揺れてしまう。すると、いつもとは違う乱暴な口振りで叫んだ彼は、噛み付くように奈月の唇を奪い、腰を打ち付け始めた。
パンパンと肉がぶつかり合う音。それに混じって聞こえる濡れた水音が、羞恥心を煽り、奈月の身体は快感を増していく。
互いに快感を追い、上り詰めていく。
「い、く……ぅっ」
「俺もっ……一緒に……っ」
打ち付けられる速度が上がった。奥を抉るように突かれて、奈月は甘い悲鳴を上げる。
「奈月……愛してるっ」
「っ、ああぁっ!」
一気に押し寄せた快感の波に飲まれる。その中で響いた力強い彼の声が、奈月を絶頂に連れていった。
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