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「足、開いて」
「っ……」
「ほら、閉じてたら愛せない」
ブルーの瞳が奈月を見つめて微笑む。この瞳に見つめられると弱い。心臓が鷲掴みされたようで、呼吸が荒くなってくる。
「いい子だね」
「あっ……」
ギュッと目を閉じ、そろそろと足を開くと、お腹を撫でていた彼の指が足の間に降りてくる。彼の指先が割れ目に入っていくと、クチュっと濡れた音が響いた。
「濡れてるね」
「っ、言わないで……」
言葉にされるとなおさら恥ずかしさが増す。顔を隠したくても、手は頭の上で叶わず、奈月は顔を逸らした。だが、そうしたことで彼が次にとった行動に気付かなかった。
「あっ……んっ」
足の間に感じたぬるりとした感覚。それが彼の舌だと気付いたのは、昨夜のことがあったから。
「だ、め……っ」
「逃げないで。気持ちよくするだけだよ」
腰をガッチリと掴まれ、隙間を彼の舌が埋めてくる。ぞくぞくと背中に走る痺れ。お腹の奥がキュッとなる感覚に、息が乱れて酸素を求めて口を開けると甘ったるい声が出てしまう。
「声、我慢しないで、聞かせて?」
下唇を噛んだ奈月に、顔を上げた侑李が微笑む。その口元が透明な液で濡れているのは、きっと奈月のせいだ。
「ね、奈月さん」
「ひ、ぁ……ふっ、んあ」
耳に流れ込んできた熱い吐息と低い声。昨日、奈月自信も初めて知った弱いところ。それを彼は的確に攻めてくる。くちゅくちゅとわざと音を立てながら耳を愛撫される。その合間に聞こえる別の水音は、奈月のそこが恥ずかしいくらいに濡れているせいだと気付くと羞恥心に煽られる。
彼の指がゆっくりと引き抜かれるのが分かり、僅かな喪失感に思わず切なく吐息を漏らす。すると、唇を重ねてきた彼の指がまたナカへと入ってくる。指が増やされたのだと分かったのは、それがバラバラに動き出したからだ。
「はっ、あぁっ……っ」
「2本挿った……上手だよ、奈月さん」
甲高い声を上げた奈月に微笑みながら、侑李は指を休まず動かし続ける。沸き上がってくる快感に、腰の辺りが重くなっていく感覚がした。快感から逃れようと身を捩ったが、腰をガッチリと抱く彼が奈月を逃そうとはしない。
「はっ……ぁっ」
背中をゾクゾクと駆け巡る快感。それは昨夜の行為で彼に教えられたものだった。
「イった?」
こめかみにキスをした侑李が指を引き抜く。その感覚にすら感じてしまうほど敏感になった奈月は、忙しなく息をしながら再び覆い被さってきた侑李を見上げる。
啄むようなキスをした彼は、上体を上げてズボンを下着ごと下ろした。割れた腹筋に当たるほどそそり勃った彼のモノを正面から見てしまい、思わず息を飲む。
「大丈夫、挿れないよ」
「え?」
脱いだズボンをベッドの下に放る彼の言葉に思わず声が出ていた。
「し、ないの?」
すると、微笑んだ彼は奈月の膝に手を置くと、足を抱えるようにさせた。そして、濡れた割れ目に自身を添わせ、奈月の太腿で挟み込む。
「今日はこれで」
「あっ……」
下腹部から聞こえ始めた濡れた音。熱くて硬いモノが奈月の秘部を撫でるように擦っていく。時折、彼のモノが奈月の尖ったところを刺激して、気持ちよさに厭らしい声が止まらない。
だが、どこかもどかしくて、奈月は膝に添えられた侑李の手を掴む。
「っ……」
「ほら、閉じてたら愛せない」
ブルーの瞳が奈月を見つめて微笑む。この瞳に見つめられると弱い。心臓が鷲掴みされたようで、呼吸が荒くなってくる。
「いい子だね」
「あっ……」
ギュッと目を閉じ、そろそろと足を開くと、お腹を撫でていた彼の指が足の間に降りてくる。彼の指先が割れ目に入っていくと、クチュっと濡れた音が響いた。
「濡れてるね」
「っ、言わないで……」
言葉にされるとなおさら恥ずかしさが増す。顔を隠したくても、手は頭の上で叶わず、奈月は顔を逸らした。だが、そうしたことで彼が次にとった行動に気付かなかった。
「あっ……んっ」
足の間に感じたぬるりとした感覚。それが彼の舌だと気付いたのは、昨夜のことがあったから。
「だ、め……っ」
「逃げないで。気持ちよくするだけだよ」
腰をガッチリと掴まれ、隙間を彼の舌が埋めてくる。ぞくぞくと背中に走る痺れ。お腹の奥がキュッとなる感覚に、息が乱れて酸素を求めて口を開けると甘ったるい声が出てしまう。
「声、我慢しないで、聞かせて?」
下唇を噛んだ奈月に、顔を上げた侑李が微笑む。その口元が透明な液で濡れているのは、きっと奈月のせいだ。
「ね、奈月さん」
「ひ、ぁ……ふっ、んあ」
耳に流れ込んできた熱い吐息と低い声。昨日、奈月自信も初めて知った弱いところ。それを彼は的確に攻めてくる。くちゅくちゅとわざと音を立てながら耳を愛撫される。その合間に聞こえる別の水音は、奈月のそこが恥ずかしいくらいに濡れているせいだと気付くと羞恥心に煽られる。
彼の指がゆっくりと引き抜かれるのが分かり、僅かな喪失感に思わず切なく吐息を漏らす。すると、唇を重ねてきた彼の指がまたナカへと入ってくる。指が増やされたのだと分かったのは、それがバラバラに動き出したからだ。
「はっ、あぁっ……っ」
「2本挿った……上手だよ、奈月さん」
甲高い声を上げた奈月に微笑みながら、侑李は指を休まず動かし続ける。沸き上がってくる快感に、腰の辺りが重くなっていく感覚がした。快感から逃れようと身を捩ったが、腰をガッチリと抱く彼が奈月を逃そうとはしない。
「はっ……ぁっ」
背中をゾクゾクと駆け巡る快感。それは昨夜の行為で彼に教えられたものだった。
「イった?」
こめかみにキスをした侑李が指を引き抜く。その感覚にすら感じてしまうほど敏感になった奈月は、忙しなく息をしながら再び覆い被さってきた侑李を見上げる。
啄むようなキスをした彼は、上体を上げてズボンを下着ごと下ろした。割れた腹筋に当たるほどそそり勃った彼のモノを正面から見てしまい、思わず息を飲む。
「大丈夫、挿れないよ」
「え?」
脱いだズボンをベッドの下に放る彼の言葉に思わず声が出ていた。
「し、ないの?」
すると、微笑んだ彼は奈月の膝に手を置くと、足を抱えるようにさせた。そして、濡れた割れ目に自身を添わせ、奈月の太腿で挟み込む。
「今日はこれで」
「あっ……」
下腹部から聞こえ始めた濡れた音。熱くて硬いモノが奈月の秘部を撫でるように擦っていく。時折、彼のモノが奈月の尖ったところを刺激して、気持ちよさに厭らしい声が止まらない。
だが、どこかもどかしくて、奈月は膝に添えられた侑李の手を掴む。
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