浮気をする伯爵様、負けを認めてください。不誠実な男は嫌いです。
男爵令嬢エリーゼは、婚約者レオンハルト伯爵の浮気現場を目撃した。今までレオンハルトに対して特別な感情を抱かなかったエリーゼだったが、裏切られた気持ちが拭えず、婚約の破棄を申し出る。しかし周りの説得により、エリーゼは不服ながらも婚約を継続する。不満を解消するために親友フレデリカへ相談すると、レオンハルトへの復讐を企ててはどうかと提案される。弱みを握るため、まずレオンハルトの側近フランケンに近づき情報収集をしようとするが、エリーゼはフランケンの優しさと実直さに惹かれるようになり……
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貴族のお姫様が好む恋物語を肉付けしたら、きっとこういうお話もあるんだろうなぁ〜
主人公のひねたワガママお嬢様っぽさとかも、そんな感じがする。
未熟な貴族の若者が早熟で聡い賤民(あえて使う)の従者のおかげで互いに1歩先に進めて、人生を共にする事ができ、従者も新たな道が拓け、三人の縁が強く結ばれました〜的な。
ちょっとアクが強い父親とか、お父様ったら酷い!って幼女に不評そうw成長したらこのお父様正論しか言ってなかった!てなるやつ。
途中までは浮気クズな婚約者になんだァてめぇ…?となりかけてたけど周りからアイツ主人公の事好きなんだよ〜っていうフォロー(?)と案外分かりやすい婚約者の:( ;´꒳`;):プルプルっぷりと背水の陣の決闘での奮戦ぶりは良かったです。
でもたぶん幼女は従者派が多そう。
成長して読み直したら婚約者も良いじゃん……決闘のとこ最高…!てなりそう。
でもたぶんトータルで従者派の方が多いw
キス見せつけはマジで許せん!派と結局、従者のおか げだし、なんなら真の主人公は従者だよ派が多そう。
たまに主人公の友達のスピンオフ派がいるw
フランケンの幸せは何かな?と考えてみました。
色々あるかと思いますが、やはり一番はレオンハルトのもとで今までのように寄り添い、使命を全うすることではないかな?と思いました。
月日が立ち、フランケンが了承すればまた伯爵家に呼び戻してほしいです。
次は二人の子供の護衛に付き、男の子なら剣を教え師にもなれるはず。
肩車をしたり、草花の知識をさずけたり、動物を慈しむ心を教えたり、時には戒め助言する姿を想像するとほっこりします。
消化不良ではありません!
最終話の最後の所!レオンハルトとの縁は繋がっていました😄
そして、そこにエリーゼも加わっていました。
安心しました( ꈍᴗꈍ)ヨカッタヨカッタ
長々とすみませんm(_ _)m
ありがとうございました。
我慢に慣れた人生を送ってきたフランケンにとっては、突き進みたい道があったとしても、すっと引いてしまうことに慣れてしまっていたのではないかということです。
フランケンは、レオンハルトの使用人として生きられたことすら贅沢だったとも言えるのです。そんな中、どうしてそれ以上の贅沢が言えるだろう、という気持ちは常にあったのでしょう。でも、決闘の勝利によって得られる貴族という地位に対し、心動かなかったかと言えば、どうなんでしょう。フランケンは本当に決闘で勝つつもりだったかもしれません。フランケンがわざと負けたのか、それともレオンハルトの強い気持ちの勝利なのかもまた、読みがわかれるところだと思います。
フランケンは素敵な男性なので、騎士団に入って仕事をしていく中で、また新しい素敵な女性と出会えるでしょう! エリーゼなんかより……といっては失礼ですが笑
ちっち様、フランケンが背負った負を理解してくださって本当にありがとうございました。フランケンは秩序を優先したとも言えます。巻き込まれるはずのなかった争いかもしれませんが、結果的にフランケンは騎士団に入るという選択を取ることができました。どちらがいいのかは解釈にもよるかもしれませんが、フランケンにとってはより自由になったのではないかとも思うのです。加えて、騎士団の中で働きつつも、レオンハルトとの関係を絶たないでいられている。どん底から引き上げてくれた恩人を、ないがしろにしなくてすむ。そんなところまで考えてしまうほど、フランケンは心優しい人物なのではないかと……泣
フランケンがまた騎士団から戻ってくるという未来もいいですね!
正直、そんなふうに考えていなかったので、想像が膨らみました。
フランケンがレオンハルトのもとに戻り、そこで生まれてくる子どもたちの指導役になる――いいですねえ笑
最後の最後、誰も悲惨な目に合わせたくなかったので、
結果的に複雑な描き方になってしまったかもしれません。
でも、読了してもらい本当にありがとうございました。
消化不良でなかったとのこと、よかったです。
ちっち様の感想で私も学ばせていただきました。
またこうして熱く語り合える小説を書こうと思いますので、
これからもよろしくおねがいします!
丁寧にご解説くださり、ありがとうございます。
m(_ _)m
私はこの物語を拝見して、フランケンに主を置いてしまいました。
フランケンのイメージは、ラピュタの庭園を歩いているロボット兵です笑
姿は大きく怖いけど、動物に好かれ、小鳥を乗せ、卵を保護したり、シータにそっと花をプレゼントする穏やかで心優しい感じがぴったりだと思いました笑
エリーゼは、フランケンが出自や容姿で蔑まれ悲しみ苦労した事、レオンハルトに拾われてからの今まで(剣技や勉強等を怠らなかった)、二人の関係性などを知っていたのにフランケンを巻き込んでしまった。
少し考えれば、どうなるかは想像できたはずです。
そして、嫉妬したレオンハルトが頬を打ち、フランケンが傷付く言葉も言わせてしまった。
悲しいことです。
ですがエリーゼの気持ちも理解できます。あんな舐めた言動をとられると腹が立つし未来にも絶望する、ギャフンといわせてやりたいことでしょう。
しかし考えてみると、相手がフランケンだからこそレオンハルトは覚醒し、悔い改めようとしたのかな?とも思いました。
フランケンという人物を一番知っているが為、クールで素っ気ないエリーゼが楽しそうに親しくしている光景は、惹かれている、獲られてしまう、自分の元からいなくなる、と、より危機感に苛まれたのではないかと。
フランケンはレオンハルトの意を汲み、エリーゼには
レオンハルトの本気と愛情をわからせる為、決闘を受けたと思いました。そして本当にエリーゼを奪う気はなかったと思います。
でもフランケンは恋をしていましたよね?
戦いの中でのフランケンの気持ちや葛藤を思うと…泣
フランケンは色んな負を背負って旅立ってくれたと思いました。
フランケンのイメージが、ラピュタのロボット兵だというお気持ち、よくわかります笑
ちっち様に言われて、私の潜在意識にもあのロボット兵がいたのだとわかりました!
ちっち様の深読みはすごいです。
エリーゼはレオンハルトとフランケンの間柄を知っていて近づきました。
フランケンが素敵な人だったというのはエリーゼにとっての誤算で、そこから目的外に走ってしまうのが悲劇でした。
なんか、こういうことあるなぁって思うんですよね。
当初の目的と、今の目的が変わってしまってるのに、それでもなんとか今の自分を正当化してしまうようなこと……笑
ちっち様がおっしゃるとおり、私もフランケンだからこそレオンハルトは覚醒したのだと思います。
もともとエリーゼが好きだったとはいえ、周りには敵なし状態だったわけです。
そこを身近な人にとられてしまう。おそらく他の貴族と恋愛しているだけだったら、レオンハルトの感情はここまで揺さぶられなかったかもしれません。
もう遅いことはわかっていても、最後の最後まであがきたくなる気持ち、失ったものをなるべく取り戻したいと思う気持ちを、レオンハルトに反映させたつもりです。現実でも小説でも「もう遅かったです。残念でした。失ったものは取り戻せませんよ」という嘆きの物語が多いですが、そうは書きたくなかったんです。なぜなら人の気持はいつどこでどんなふうに揺り動くかわからず、最後まで諦めない人間が報われることだってあると思うからです。
フランケンについても、これまたちっち様のおっしゃるとおりで、決闘をしたのは本当にエリーゼを奪うためというよりも、レオンハルトのためだった可能性が高いですね。
読みの可能性はもちろん一通りではないと思いますが、エリーゼを奪いたいなら決闘などというまどろっこしいことをしなくても、フランケンはエリーゼを連れて行く選択肢があった気もします。
レオンハルトの屋敷を去るときに、エリーゼへの挨拶はなしです。もし未練が大きく、自分やエリーゼの人生を破滅させてでも恋に生きようと思うなら、それ相応の行動をしたでしょう。しかし、そうはしなかった。ただ……そうしなかったからといって、エリーゼへの愛情がないかといえば、違うんですよね……(次の感想に返信続きます)
作者様、はじめまして😄
結果的には良かったのでしょうが…(雨降って地固まる的な)
レオンハルトの拗らせは、エリーゼの態度にもあるように感じました。
エリーゼも 愛がなくとも~ と考えるのであれば、少しは歩み寄る努力もできたのでは?
そして、フランケンを巻き込んではいけなかった。
惹かれたとしても、近場に手を出してはダメだと思うのです。
一時的ではあるにしても、二人(レオンハルトとフランケン)の縁(えにし)を切り、居場所を奪ってしまった。
人を巻き込んではいけません。まず、二人で向き合わないと!
フランケンは主の好意を知っていたし、主への忠誠もあっただろうし、自分の気持ちとの間で心中を察すると…(╥﹏╥)
エリーゼも不誠実に感じます。
フランケンには一番幸せになってほしいです。
ちっち様
感想ありがとうございます!
このお話を読みこんでくださって、感謝いたします。ちっち様の的確なご指摘に頷くばかりです。
最初はレオンハルトへのシンプルなざまぁを考えていました。でも書いていくうちに、レオンハルトを追い込むよりも、人間的に変わるほうを選択したいなと。
すると、短編で終わらせることを優先するあまり、
フランケンの幸せという部分に対する描き方が足りなかったなと反省しております。
もし消化不良であれば申し訳ありません!
エリーゼを物語の振り回し役にしたのですが、共感できる部分に乏しい人物になってしまったかもしれません。
ちっち様のおっしゃるとおり、エリーゼはレオンハルトとフランケンの居場所を奪い、フランケンを巻き込んでしまいました。
本来はそのツケも払わせたいところですが、男たちの決闘により、自分勝手に振る舞っていても結果オーライな結末になってしまった。現実にこういう人はいますが、せっかく物語とするなら、もっと親近感が湧くような主人公作りをすべきだったようにも思います。
”フランケンには一番幸せになってほしい”というちっち様のお言葉、本当に共感します。
私も、フランケンには新天地で新しい幸せが待っていると信じたいです。
重ね重ね、拙作を読んでいただきありがとうございました!
ないわー
こいつ何度でも裏切るよ。
父親もクズ。自分の意思を貫けないなんて、この主人公全く応援できませんね。
赤梨さん
感想ありがとうございます!
主人公も主人公の父親もなかなかヤバいですよね……笑
書いていると、自然にこのような流れ、結末になりました(^^)
読了ありがとうございました( i _ i )
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