救国の聖女を追放…? 国王よ…かわいそうに、ついに脳まで筋肉になってしまったのですね。それでは、他国で幸せになります。

「お前みたいな聖女はいらない!」

その一言で、代々聖女として支えていた国から追放されてしまいました。

魔物の侵入を防いでいたのも、流行病を抑えていたのも私の聖魔法の力だとは知らずに……もう、この国のことなんてどうでも良い。

私は隣国でゆっくりと、国が滅ぶのを見ながら暮らすことにしますね。
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