俺様ボスと私の恋物語

福山ともゑ

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(61)※性描写有り。18歳未満の方&抵抗のある方は、ご遠慮ください。※

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 「言っとくが、コレを受け取ってもらいたいんだけどな。」
忘れるなよ。

あ、思いっきり忘れてたよ…。

 「ソレ、私に似合うと思われますか?」
 「思うよ。」

え・・・、即答かよ。
どう見ても女物なんだけどな…。
 「あ、でも今は付けたくないです。」
 「どうして?」
 「抱かれたいから。」
微笑んで抱きしめると、ひろちゃんも抱きしめてくれて、その腕に力が入る。
 「そうだな。明日の朝、付けて見せてくれ。」
うへぇ…、明日なんて来てほしくないな。
このまま時が止まればいい。
なんて思ってたら、スラックスの上から尻を包み込むように触られてる。
 「ん……」

気持ちいいので、目を瞑って身を委ねる。
 「とも…」
掠れた声が聞こえると同時に、唇が重なってきた。
重なると、私の唇の分け目に入ってきては歯列を舐めとっていく。
 「ふっ…」

息を吐いた、その瞬間に口の中に入ってきては、口腔内を我がモノのように貪ってくれる。
 「ん…、っ… 、んんっ……」

(そういえば、キスは初めてだな。今までは身体だけだったからな)なんて事を思っていた。
膝がガクガクと震え、今にも倒れそうになる。
意識が、理性がどこかに飛んでいきそうだ。
 「ぁ… …ふ……」
 「寝室に行くぞ。」

そう言うと、横抱きにされては寝室へ連れて行かされた。
ベッドに横たわると、すぐにTシャツを脱がされて乳首にキスされる。
ビクンッと身体が反応する。
胸を包み込むように揉まれる。
 「あっ…」
片方の乳首を舐められながら、もう片方の乳首は弄られてる。
 「んぅ…、 ぅ…、…っ……」

あ!

今度は、さっきとは反対の事をされる。
 「ひっ…、ひろ…」

腹にキスされながら下半身に移り、スラックスを脱がしてくれる。
すでに私のは完全に固くなってる。
パンツの上から甘噛みされては、出したくなってくる。
 「ん…、あぁ……、 だ、だめっ…」
 「まだだ。我慢しろ。」
もう無理だと身を捩るが、まだ序の口だそうな。
 「はふ…、 んぁっ…」

パンツも脱がせてくれては、顔を埋めてくれる。
あ、まさか舐められるのか。
そう思ってたのに、ひろちゃんの行動は違っていた。

 「ふ…、……あ、あぅ 、んっ」
あ、ダメだっ…それ以上吸われたらっ。
 「あ、…あああああっ!」


ビュッ!


はあ、はあ、はあ、はあ…。
肩で息をしてると、 「お前のは甘いな。しかも濃い。」と、聞こえてきた。
もしかして、…飲んだ、の?
口元に、何かが付いてる。
それが、今自分の身体から発した蜜だと気が付き、慌てた。
 「な、なに飲んでんだよ。吐いて、吐き出してよ。ねえ、早く。」
 「ん…、美味いぞ、お前も自分のを飲んでみるか?」
え・・・、とんでもない、お断りだ。
頭をブンブンと横に振りながら、却下と即答した。

 「まだココは途中だったんだ。もう少し待ってろよ。」と言いながら、私の脚を広げ尻の孔を探検してくれる。
 「ふっ…、ぁ・・・…、 ん…」
ひろちゃんの指が、1本が3本に増えては孔の中を突いてくれる。
欲しい。
早くきて。
さっきイッタばかりなのに、もう固くなってるのが自分でも分かる。
 「ひろっ…」
目で訴えていたのが分かったのだろう。
ひろちゃんの目がギラギラと、まるで獣みたいな感じを受けた。
その時に気が付いた。
まだ服を脱いでいないことに。
思わず、ひろちゃんの服を脱がそうと手を伸ばしたら、ひろちゃんは自分で服を脱ぎ捨てた。
それを感じ取った私は嬉しくなり、反対にひろちゃんを押し倒していた。
そして、さっきしてくれた事を、今度は私がひろちゃんにする。
だけど、それは簡単にいかなかった。
なにしろ、抵抗される。
 「なにしてる?」
 「私だって欲しい。」
 「だから、挿れるって言ってるだろ。」
 「違う、あなたのが欲しいの。」
 「だから・・・」
 「うるさいよ、黙ってて!」
パシッと軽く頬を叩いてやったら、目を瞠って大人しくなったので、その隙にひろちゃんの棒を口に含んでは舐めてやる。
 「うっ…」

筋に沿って舌を這わせながら、上目使いで顔を覗き込む。
 「ふぅ…、…ぅ……」

感じてるのが、その表情や声で分かる。
なにより、その棒が固くデカくなってきてるのは、どんなに感じてるのかは一目瞭然だ。
嬉しくなり、もっと奉仕する。
 「ぐっ…、…ぅ・・・」



すると、身体が浮く感じがした。


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