最上級超能力者~明寿~【完結】 ☆主人公総攻め

まむら

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25 佐伯7(明寿専用の運転手/32歳) 去勢、玉あり竿なし、ドライオーガズム、潮吹き、失禁

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手術から数か月が経過した。

闇医師の手によって佐伯の股間からペニスが取り除かれ、残ったのは二つの陰嚢だけ。その姿は滑稽であったが佐伯の中世的で女性のような容姿によってどこか耽美的でもあった。

明寿の知り合いという医師の腕前は一流で、ペニスを切り落としたあとの尿道は綺麗に穴が形成されており、放尿するたびに美しい放物線を描きながらその尿は便器へと落ちていた。

始めは慣れなかった排尿も今はどうにか上手にできるようになり、ピリピリと痛んでいた傷口もすっかりよくなっていた。ただ時々縫い口が布に擦れると疼くことがあり、その度に佐伯の腰は小さくブルッと震えてしまう。

特に手術後の問題はなく、世話になった闇医者とは一旦手を切ることにした。お互い住む世界が違うのだし、あまり長いこと特定の者と通じているのは医師にとっても都合が悪いらしい。

そこは明寿もよくわかっているので、前以て指定されていた額に若干の気持ちの割り増しをした報酬を渡して契約は終了となった。

 

 

 

 

 

数か月間の休職を終え、佐伯は無事に仕事に復帰した。

一応の理由として体調不良により療養中ということにしていたため、久々の東条家の使用人たちと顔を合わせた時にはかなり心配されていたようだった。

使用人たちに囲まれて困った顔をしている佐伯を見て、明寿はゴホンッと一度咳ばらいをした。

 

「皆、佐伯は病み上がりなんだからその辺で勘弁してあげてね。話があるならまた明日にでもして、さぁ、持ち場に戻って!」

 

明寿から病み上がりという言葉を聞き、皆は頷きながら持ち場へと戻っていった。ようやく解放され、佐伯はほっとしたような顔で息を吐いた。

チラッと明寿の顔を見て頬を赤くしながら嬉しそうにお辞儀をする。

 

「ありがとうございました。皆が一気に話しかけてくるので少し困ってしまいました…」

「ふふ…、まさか本当のことなんて言えないからねぇ」

「はっ、はいっ…、そ、そうですねっ…」

「ふふふっ」

 

佐伯は顔を赤くさせてそっと手を自身の股間へと当てる。そこにはもうペニスはなく、実際にあるのは二つの陰嚢だけだ。しばらくの間は歩くたびに違和感を感じて真っ直ぐ歩くことさえ困難であったが、どうにかそれにも慣れて歩きもスムーズになった。

しかし、一度体が疼き出すと途端に股間が切なくなり、佐伯は立っていることができなってしまう。

本来あるべきはずのペニスが排除されたために陰嚢はパンパンに膨れ、もう二度と出るはずのない精液を吐き出そうと尿道が開き始めてしまうらしい。そうなれば快楽は一気に高まり疼きが治まるまで佐伯はただただ悶え続けるしかないのだ。

それはまさに地獄の快楽とも言えるものらしい。何度体験してもそれはあまりにも辛く、この数か月の間に佐伯は数えきれないほどの失神や痙攣を繰り返していた。のたうち回り喘ぎ苦しみながらそれが過ぎ去るのを待つしかない。

それを思い出すうちに再び尿道がジワリと開き始め、佐伯はその穴から滲み始める尿に気付き慌ててギュウッと手の平で股間を押さえた。しかし疼き始めたものを止める術は今のところ何もない。ただひたすら快楽が過ぎ去るのを耐えるだけだ。

佐伯は疼き始めた体を震わせながら小さく悲鳴を上げた。

 

「あうっ…、ああ、んっ、明寿さまっ」

「ん?またアレかな?…ふふっ、佐伯は本当にエッチだね」

「んっ、んうっ、…くふぅ…っ」

「このままだと皆に気付かれちゃうね。仕方ない、とりあえず僕の部屋に行こうか」

「は、はひんっ…っ」

 

そう言って明寿は動けなくなった佐伯の手を取り、半ば強引に歩かせる。その間も佐伯は顔を真っ赤にさせて喘ぎながら、ジワジワと液体が濡れる股間を空いているもう一方の手で必死に押さえている。

幸いにも明寿の部屋までの道のりには誰も通らなかった。佐伯は涙目になりながらも明寿の部屋に入るとホッとしたように息を吐き出した。

既に股間は失禁によってビチャビチャの状態だ。未だに少しずつ漏れているのか時々佐伯の体がビクッと震えている。

 

「あふぅっ」

「はははっ、佐伯ったら今すごく卑猥な顔してるよ。興奮してるんだね…」

「あふっ、…あぁっ、も、もうしわけ、ありまっ、せんっ、おしっこがっ、おしっこが、止まらないのですぅっ…んぁっ…」

「いいよいいよ、全部出しちゃって。まだその体に慣れきってないんだから仕方のないことだよ」

「ふうううっ、すっ、すみま、せんっ、ああっ、あきとしさまぁ…っ」

 

シュオオオオオオ…

とうとう我慢していた尿が勢いよく溢れ出し、地面は水浸しになってしまった。それでも明寿はとても楽しそうにニコリと笑ってその様子を見続けていた。

佐伯は恥ずかしそうに両手で股間付近のズボンの布地をギュッと握り締め、早く終わってくれと祈るように目を閉じている。真っ赤な顔からは汗が噴き出し、開いた口からは涎がトロリと垂れているが本人は全く気付いていないようだ。

とにかく膀胱内に溜まった尿を全て吐き出したくて、それどころではないらしい。

 

「あっ、あはぁぁぁ………っ」

 

液体が勢いよく尿道を通り抜ける感覚に快楽を覚えてしまった体は、こうして失禁するだけでもかなりの体力を消耗してしまう。とうとう佐伯は耐えきれず膝を折った。

膝立ちになりながらもなかなか止まらない尿のせいで快楽は深まる一方だ。

去勢して新たに放尿するために再建した尿道は、明寿の指示により通常の女性の尿道よりも三分の一ほどの大きさにされている。そのためどうしても尿は勢いよく出るものの膀胱内が空になるにはかなりの時間が必要になる。

しかもこの尿道口は出来て間もないためにとても敏感で、慣れるまでにどのくらいの期間がかかるのかもわからない。

通常時であればこまめにトイレへ行き用を足しておくのだが、こうして少しでも股間が疼き始めると途端にコントロールがきかなくなり尿を漏らしてしまう。

排尿感をコントロールすることが一番手っ取り早い解決法であることはわかっているのだが、果たして佐伯にそれが出来るようになる日は来るのであろうか。

今はとにかく尿を出すことで頭がいっぱいだった。

 

「あああ……、ああっ…、………あー………」

 

蕩けた顔をした佐伯はもう言葉を話す余裕もなくなってしまったらしい。ペチャッと尻が床に落ち、漏らした尿の上で未だに放尿を続けている。今自分が尿を漏らしているという状況も理解できないのかもしれない。

明寿はその様子を椅子に座ったままじっと眺めているだけだった。熱い視線を佐伯に送り、ただ見つめるだけ。

次第に尿の勢いはなくなり放尿は終わった。佐伯の表情はというと、既に快楽によってすっかり蕩けてしまっている。上を向いたまま顔がカクカクと揺れ、呆けた様に口は開いたまま舌が垂れ下がっていた。

しばらく様子を見ていると突然、佐伯の腰がググッと伸びた。そのままブルルルッと震えると振り絞るような声を上げた。

 

「………んぁっ、あんんんっ、…あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、…あ゛う゛う゛うううううううううん゛ーっ!!」

 

叫びの後、佐伯の下半身が激しく痙攣を始め、ブシャアッと股間から音がした。その音は数回繰り返していたようだった。多分潮吹きをしたようだがズボン越しのため吹き出る様子は見ることができない。

とうとう佐伯は気を失い、体は自身が漏らした液体の中に倒れ込んでしまった。下半身の痙攣は未だに続いている。

明寿は笑みを浮かべたまましばらくその様子を眺めているだけだった。

 

「ふふっ、いい加減慣れないといつまで経っても仕事に復帰できないよ?可愛い佐伯、僕のためにおちんちんまで切ってしまって。本当に可愛いんだから。…そうだね、お前がおしっこを我慢できるようになったらセックスしてあげるよ。それまではトイレトレーニング一緒に頑張ろうね」

 

そう言って明寿は愛おしそうに佐伯の頬を撫でた。

 

 

 

 

 

あれからまた数か月が経過した。

どうにか明寿によるトイレトレーニングによって佐伯はお漏らしを我慢することができるようになった。尿道と布の摩擦による失禁も回数が減り、股間に強い衝撃でもない限りは漏らすこともなくなった。

今日は週に一回行っている明寿による定期検査の日だ。佐伯は恥ずかしそうに頬を染め、ゆっくりと衣服を脱いでいく。そして最後の一枚も脱ぎ、明寿の前で全裸になった。

明寿の指示によって例の医者は佐伯の股間に永久脱毛を施したため、今の佐伯はパイパンの状態だ。もしペニスがあったなら今頃は明寿の視線に感じて勃起していたに違いない。

控え目な尿道口がヒクヒクと震え、時折赤い粘膜を見せている。

 

「おしっこの穴がパクパクしてるよ。もしかして僕に見られて疼いてるのかな?」

「…あっ、…は、はい…、感じて、疼いて、いますっ…」

 

股間を手で隠すことは許されず、両手は真横に垂れ下がったままだ。佐伯は真っ赤になりながらも明寿にしっかりと視線を向け、嬉しそうに目を蕩けさせ、ゆっくりと近づく明寿を見て吐息を零す。

直立している佐伯の目の前に来た明寿は片膝を折り、佐伯の下半身に目線を合わせた。そして何も言わずに手を伸ばし、その小さい尿道口に人差し指で触れてみた。

 

「あぅんっ…」

「こら、隠そうとしない。手は真横にって言ったでしょう?」

「ぁひっ、はっ、はぃ…っ」

「ふふふっ、震えないでじっとしててね」

 

そうは言われても。

佐伯は必死に全身に力を入れて震えないよう努力するが、明寿に大切な場所を触られていると思うだけで全身が喜び痙攣してしまうのだ。呼吸を荒げながらどうにか倒れないようにするのが精一杯だった。

その様子に明寿はクスッと笑った。そうしているとふと、そうだ、久しぶりに暗示にかけて訳も分からず悶える佐伯の姿を見たい、と何となく思いつき、さっそく明寿は楽しそうに佐伯の顔を見上げた。

 

「…ねぇ、佐伯。僕の目を見て」

「んっ、は、はい…っ」

「そうそう、そのまま視線を合わせて…」

「………」

 

明寿の目を見た瞬間、佐伯の表情はスッとなくなり、瞳が虚ろになった。

 

「さて、佐伯。君は今から何をされても動くことができないよ。直立したまま一歩も動けない。首を振ることも、手を握ることも、腰を揺らすことも、何もすることができない。唯一できることは…、う~ん、そうだね…、うん、表情の変化と声を出すことくらいかな。それ以外は僕が支持しない限り動かすことは不可能だ。いいね、それじゃぁ目を覚まそうか。…佐伯」

「………、…っ、あっ…」

 

佐伯の虚ろだった瞳が光を取り戻し、意識が現実に引き戻された。暗示は成功し、佐伯はもう明寿の命令なしに動くことは絶対にできなくなってしまっている。

明寿は何事もないように笑みを浮かべたまま佐伯の下半身に触れ、検査を続けた。

 

「うん、すっかり尿道も安定して綺麗な穴になってるね。やっぱりあの医者の腕は素晴らしいよ。あの変わった趣味や嗜好さえなければ表舞台でも活躍できただろうにねぇ…」

「趣味…思考…?」

 

佐伯には医者の本性など詳しい情報は教えていないため、明寿の独り言の意味がよくわからないらしい。

可愛らしく首を傾げる姿に明寿は楽しそうに笑った。

 

「いや、こっちの話さ。うんうん、佐伯の体は本当に美しい。陰毛は永久脱毛してもらったから一生生えてこないけど、佐伯にはそっちの方が似合うしね」

「…あっ、明寿様に施していただいた処置、心から嬉しく思います。それに、私の体が美しいなどと…」

「佐伯は綺麗だよ。僕が見てきた人間の中で一番ね。それだけは嘘じゃない。君は心も体も全て美しいと思ってる。これは嘘偽りのない僕の本心だよ」

「…ありがとう、ございます……とても、うれしいです」

 

そうだ。それだけは本当にそう思っている。様々な嘘偽りを言ってきた中でその言葉だけは本心だ。

佐伯は可愛いし美しい。だからこうして去勢して手元に置いておきたい。これが自分なりの愛情表現であり、唯一認めた愛しい存在への最高の意思表示なのだ。

少しずつ少しずつ手を加えていき、愛しい体を作り上げる。そうして完成した体を今はじっくりと眺めている。

 

「膀胱に尿を溜めすぎるとおしっこする時間が普通の人の三倍くらいかかるから大変じゃない?」

「んっ、は、はい…、なので、こまめにトイレに行っています…っ」

「ふふふっ、それはいいことだね。そうしないとあんまり長くここからおしっこ出してると疼いてきちゃうものね。陰嚢がパンパンに腫れちゃってどうしようもならなくなって、そうしたら我慢するしかなくなっちゃうんだから」

「あうっ、…んっ、…はい、…っ、気をつけていま、すぅっ、…んぅっ…」

「悶えて悶えて、痙攣して、失神して、意識が戻ったらまた悶えての繰り返しだからねぇ」

「…あんっ、…あっ…、あっ…、…あ…っ」

 

そう言いながら明寿はクリクリと指先で佐伯の尿道口を弄っている。敏感なそこからはたまにポタッと滴が漏れ、明寿の指先は次第に濡れていく。

尿か、もしくは潮か、それとも精液になれなかった体液か。

ジワリジワリと小さな穴からは体液の漏れる量が増え、とうとう我慢できなくなったのかそこから一度、シュウッと黄色の尿が出てきてしまった。ピチャピチャッと音を立てて尿が明寿の部屋のフローリングに小さく水溜りを作った。

下腹部が痙攣したかのように震えた気がしたが、実際には直立したままピクリとも体は動いていなかった。

 

「ああああああ…っ」

「あーあ、あんなにトイレトレーニングしたのにまたお漏らししちゃって。これじゃぁいつまで経っても約束していたセックスできないよ?」

「んうううっ、も、もうしわけっ、ありませ…っ」

「仕方ないなぁ。それじゃぁまたトイレトレーニングしようね。ちゃんと我慢できるようにならないとね」

「は、はい…っ、がんばりますっ…、はっ、はやくっ、明寿様と繋がりたい…ですっ…」

 

悲しそうに佐伯は目から涙を零した。今日もまた明寿と繋がることができなかったことがショックだったらしい。あまりにも悲しくて悔しくて情けなくて、佐伯の目からは涙が止まらなくなってしまった。

その佐伯の健気な様子に明寿は嬉しそうに笑い、両手を佐伯の頬にあてると静かに唇を寄せた。

チュッと軽くキスをしてやれば驚いたように佐伯の目が丸くなり、それとともに流れていた涙も止まった。次の瞬間には顔が真っ赤になり、恥ずかしそうに佐伯は明寿を見た。

 

「あっ、明寿様…っ」

「今日はキスだけ。お漏らしの我慢がちゃんとできるようになったらセックスのご褒美が待ってるんだから、泣かないで頑張ろうね。佐伯は頑張り屋さんだから数日もすれば我慢できるようになるよ」

「…はい、頑張ります。私、我慢できるようになって、明寿様と…」

「ふふふっ、じゃぁ頑張ろう。とりあえず濡れちゃった体を拭いて続きをしようか」

「はい、明寿様」

 

どうにか落ち着きを取り戻した佐伯を見て、明寿は検査兼トイレトレーニングをすることにした。

用意しておいた防水シートを床一面に敷き、その上に吸水シートを乗せる。この吸水シートは佐伯用に作った特別製で、かなり大量の水分を吸水してくれるのだ。

シートを敷いていく明寿に熱い視線を投げかけている佐伯は、暗示によって直立不動のままハァハァと次第に呼吸を荒げていく。

これから行われるトレーニングは膀胱を鍛えるためのものであり、同時に排尿への快楽を増幅させるという効果があるのだ。それを何度も経験しているために佐伯はそれを思い出すだけで股間を疼かせてしまう。

一通り準備の終わった明寿は佐伯の顔を見てニコリと笑った。

 

「さてと、それじゃぁまずはカテーテルを通すよー」

「は、はいっ…」

 

そう言うなり明寿は慣れた手つきでカテーテルに潤滑ジェルを塗り、その先を佐伯の尿道口へと向けた。ジェルの滑りを借りてカテーテルはすんなりと穴の中へと入っていく。そのままカテーテルは数秒で膀胱へと到達した。

普通はベッドへ寝かせて行うものだが今回はこのまま実施することにした。

カテーテルもう片方の先を液体の入ったパックへと繋げ、佐伯よりも高い位置に用意してあるフックへとそのパックを取り付けた。するとパック内の液体が佐伯の膀胱へと流れ込んでいく。

膀胱が膨らんでいく感覚に佐伯は口をハクハクとさせて耐えている。

 

「あ、あ、あぁぁ……」

「ほらほら、どんどん入っていくよー。パック二個目入りまーす」

「おおお…っ、んぅっ、……おぉ…っ……」

「はいはーい、三個目ー」

「んうううっ……」

「四個目ー」

「んううっ、…うぐぅっ、……んっ、くぅうううっ……」

「ラスト、五個目ー」

「…あっ……はぁっ……、……ひぅっ………」

「……はい、おしまい。よく我慢できました。栓するからこのまま我慢し続けるんだよ」

「ひっ…、ひぃっ……、…ぅぐうううっ…」

 

腹がパンパンに膨れ、佐伯の膀胱は限界以上に膨れてしまっている。今にも決壊してしまいそうなのに栓をされているために吐き出すことができない。

直立したまま何故か身動きの出来ない体に気付かないほどに今の佐伯はいっぱいいっぱいだった。全身から玉のような汗が噴き出しポロポロを下へと落ちていく。歯を食いしばり目を見開いたり閉じたりと繰り返す。

しばらくして、もう駄目だ限界だ、と体から力を抜いた。が、何故か体が直立したまま動かせないことに気付く。力を抜いているはずなのに体は倒れることもなくしっかりと立っているのだ。

 

「…あひっ!?……あ、ああっ…!?…んうっ、んうううっ…」

「ん?どうしたの?もうそろそろ限界かな?」

「あのっ、わたくし、動けなくてっ…」

「え?動けないってどういうこと?」

「体がっ、体がっ…」

 

焦り出した佐伯に明寿はわざとらしく不思議そうな顔をして尋ねる。体が動かないのは暗示のせいだと知らない佐伯は、どうにか手だけでも動かそうとするが何故か指の一本も動かせないことに今初めて気付いたのだ。

唯一動かせるのは表情だけで、それ以外はどこもピクリとも動かない。そうしている間にも膀胱は悲鳴をあげ続け破裂してしまいそうだというのに。

佐伯は興奮した様子で明寿に叫ぶ。

 

「あぎっ、あぎどしさまぁっ!!も、もお、限界でぇっ、かっ、からだがぁっ!!」

「そうか、限界なんだね。じゃぁ栓を抜いてあげるから。もし我慢できそうなら数秒だけでもおしっこ出すの我慢してみて」

「うううううっ!!はやぐぅうううっ、ぬっ、抜いでぇっ、くらっ、くらしゃぃ…っ、……んいいいいっ!!」

「こらこら、暴れないで。ほら、栓が抜けるよー」

「んうううううっ!!」

 

ヌポッ、と音がして尿道口から栓が抜かれた。佐伯は待ちに待った排尿に唯一動かせる表情筋をめいいっぱい震わせた。百面相のように変化する表情に明寿はクスリと笑いながら視線を佐伯に向けて意識を集中させた。

そして、暗示を重ねる。

 

(佐伯、栓は抜いてあげたけど、君はそのまま排尿できないんだ。いくら出したくても決して漏らすことはできない。僕がその穴に触れてあげるまでは決して)

 

明寿の念が佐伯へと伝わる。その瞬間、佐伯の尿道括約筋がギリイイイイッと締まり、排尿を中止させた。

佐伯はその拍子に絶叫し、数秒間失神した。

 

「あぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっー!!……………ん、おっ…」

 

直立不動のまま佐伯は白目を向いてしまった。数秒後、佐伯は目を覚ましたのだが、目はウロウロと彷徨い、呂律も回らない様子だ。激しい排尿感と疼く尿道口に思考は真っ白になってしまったらしい。よく見てみれば既に陰嚢はパンパンに腫れて今にも爆発しそうなほどになっているではないか。

トロリとした透明な液体が尿道口から涎を垂らしている。精液のようだが色もない。きっと精液になれなかったものが流れ出てきたのだろう。

さてどうしたものか、佐伯が眠っている間に明寿は次に何をしようかと思案している。膀胱に溜まった水分は未だに外へ排出されることなく体内で暴れ回っているようだ。

それにしても今の佐伯の姿はあまりにも滑稽で、明寿は声を出して笑いそうになってしまった。

暗示の効果で直立不動になり、膀胱の中いっぱいに特殊な液体を入れられ、尿道口から勢いよくカテーテルを引き抜かれたために穴は赤くぽってりと腫れている様子。

カテーテルが抜けた瞬間、射精したような快楽が全身を襲ったが実際にはペニスは無いため射精することもない。だが陰嚢はもう破裂しそうなほどパンパンになってしまっている。

このままこの状態が続けばどうなるだろうか。

終わりのない快楽で頭が狂ってしまうかもしれない。膀胱は破裂して直立したまま喘ぎ苦しむのかもしれない。考えれば考えるほど妄想は膨らんでゆく。しかし肝心の佐伯の意識がないためそれらの妄想は妄想のまま現実にはならない。

とにかく佐伯を覚醒させるところからか、と明寿はサッと思考を中断させた。

 

「佐伯、佐伯、起きて。ほら、起きて」

「………あ……」

「う~ん、思ったより刺激が強すぎちゃったのかなぁ。これじゃぁいつまで経っても起きないかも…。佐伯ー、ねぇ、佐伯ってば起きてよー」

「…んぁぁ……、……ぁっ………ぁ……」

「起きないかー。…仕方ないなぁ。一度溜まってるのを全部出させてあげたらびっくりして起きるかな?それにしても佐伯ったら…、あはっ、鼻水出ちゃってる」

 

適当なことを言う明寿にも反応することなく佐伯は意識を失ったまま動かない。

明寿は佐伯の立ったまま意識を失うという奇妙な姿にクスッと笑い、ポケットに入れていたハンカチで涙や鼻水で汚れた顔を拭ってやった。

 

「…まぁどっちみちこんな状態じゃぁ朝になってもセックスまではたどり着けそうにないよねぇ…。うーん、どうしようかなぁ…、出来ればじっくり時間をかけて最高の中イキを覚えさせたいんだよねー…。それまでは残念だけど君も僕もセックスはお預けってところかな?」

 

うんうん、と勝手に自己完結した明寿は今日の調教を終了することにした。佐伯にかけていた暗示を解くと途端に体から力が抜け、佐伯の体はドサッと音を立てて地面に倒れてしまった。

するとその瞬間、全身から力の抜けた佐伯の尿道口からジョオオオオーッと勢いよく尿が飛び出してきた。明寿は素早く近くにあったバスタオルを佐伯の股間へあてた。

 

「……あああ……、…あひっ…、あひっ……、んおおっ……っ……」

 

激しい放尿の快感に佐伯は下半身をブルブルブルブルと激しく痙攣させながら喘ぎはじめた。意識を失っているにもかかわらず佐伯は失禁アクメをしているようだ。

尿の勢いはなかなか治まらず、まるで全開にした蛇口のようにジャージャーと噴き出し続けている。腹の膨らみ具合からしてもわかるように、相当な量の液体が膀胱内へと溜まっていたに違いない。

放尿は数分にも渡り長い時間をかけて行われていた。ようやく出し切る頃には再び佐伯は白目を向き、声も出せないくらい疲弊しきっているようだった。

最後の一滴が垂れ、ようやく放尿は終わった。佐伯の唇は痙攣し小さくカチカチと歯が音を立てている。

 

「わお、すごいね。タオルがびっしょびしょ!顔も真っ赤にしちゃって、とっても気持ちよかったみたいだし良かったね。明日からはもっと激しくしていくから覚悟していてね、佐伯」

「………んひっ……っ……、……んはっ……、…っ………」

 

しばらくするとその体から痙攣は止まり、そのまま佐伯は静かに眠ってしまったようだ。そんな彼の姿を見ながら嬉しそうに笑う明寿の姿は天使のように甘く優しい顔をしていた。

しかし、その天使の正体はまさに悪魔と言ってよいだろう。悪を悪だと思わぬ明寿の思考は悪魔そのもの。その悪魔に一度でも囚われてしまえば最後、体は作り替えられ心は奪われてしまうに違いない。

そしてこの悪魔に魅了され堕ちたのは佐伯。だが佐伯はそれを悪だとは思わない。それこそが自分へと与えられた愛であると知っているから。

薄れゆく意識の中、嬉しそうに笑う明寿の声が聞こえた気がした。
 
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