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06 オークに捕まった青年騎士(拘束、淫紋、ドライオーガズム、潮吹き)
しおりを挟むここ最近、無差別に人間を襲って殺害しているオークの集団がいるという話を受け、国王は騎士団にオーク討伐の命令を下した。
そのため、騎士団は問題のオークの集団が住んでいるという場所を探し、奇襲をかけることにしたのだ。
オークは視力が弱く、太陽の光を浴びると火傷をするほど光が苦手らしい。そのため動いている時間は明け方や夕方の日の光があまり強くない時間帯が多いらしい。
夜間の行動も視力の関係でほぼないと聞いていたため、騎士団は真夜中にオークを討つ計画を立てていたのだが、その計画がどこからかオークに漏れていたようで、逆に奇襲をかけられてしまい騎士団は敗れてしまう。
騎士団の仲間は皆殺され、最後に残ったのはこの青年騎士カインの一人だけになってしまった。
カインは四肢を拘束され、両手をロープで一括りにされてそのまま上に、天井から爪先が付くかつかないかという状態で吊るされてしまう。
ギシッ
「くうっ、さっさと殺せ!!」
「おーおー、威勢のイイ人間だ。こういうイキのイイのをヤるのがまた最高にイイ」
「…っ!?な、オークが言葉をっ…、人間と同じ言葉を話すのかっ!?確かお前たちは人の言葉は理解できないはずだった…っ」
「ヒハハハハハッ!!それは一体いつの時代の話だ?我らオーク族は常に進化しているのだ!!この世界には人間とオーク、そして獣と、他にも様々な生物がいる!!我らは獣と同じ生活をしてきたが、いつしか人の言葉を理解するようになり、こうして話す様になった!!我らの知能は人間どもよりも遥かに高いのだ!!ヒャーハハハハァッ!!」
「なっ、何だと…っ!?」
今まで生きてきた中でオークを退治することは数回あったが、そのどれにも人間と同じ言葉で会話をするオークなどいなかった。
もしいたとすれば、誰かが報告し、国中に広まっていたはずなのに。
カインは血の気の引いた顔でオークを睨んだ。
オークはそれを見てニタァと笑い、カインの思考を読んだかのように望んでいた答えを言う。
「ヒヒヒヒッ、何故誰も知らないのか、知りたいようだな。イイだろう、どうせ言ったところで誰にも教えてやることは出来ないだろうからな」
「…っ、な、…っ」
「殺したからな。全部、全部、殺した。我らオークが会話をすると知った奴は皆、殺したから、誰も知らないままなんだよ、ヒーハハハッ!!」
「…っ、く、そがぁっ」
オークの知能は騎士団が考えていたよりも遥かに高かったらしい。そして、その知能は人間よりも上なのだと直感した。
しかしもう一つ、わからないことがある。
知能が高いことは理解したが、視力の弱さはどうなのだろう。今は真夜中であり部屋の中は蠟燭の明かりのみしかないのに、今目の前にいるオークは少し離れた位置から正確にカインの表情を見ている。
室内にいるのは拘束されたカインと、何故かこのオークだけだった。他のオークたちはどこへ行ったのだろうか。
カインの様子が少し変わったことに気付いたオークがその考えを察したらしく、ゆっくりとカインに近付きながら答える。
カツン…、カツン…
「我らオークの中にはなぁ、進化していく個体もいるんだよ。その中でも俺は特にその進化が優れてるらしくてな…」
カツン…、カツン…
「く、来るなっ!!」
「キヒヒヒッ、そう怯えるなって」
「…っ、…くっ」
「優れたオークの中には身体能力が強化されてな、人間の何倍もの視力を手に入れる奴がいたり、聴力が獣以上になったり、今まで以上の体力に、瞬発力、肉体の強度、それに、太陽の光を浴びても平気になる奴もいるんだよ、俺のようにな」
「…な、ん、だと…っ」
「俺の他にも進化した奴らはいるが、まだ少ない。だから視力の優れている奴らには俺たちの住処の周辺を見張りさせている」
カツーン…
カインとオークの距離がゼロになる。
目の前に来たオークの体は遠くから見ていたよりも大きく、2メートル以上はあるだろう身長と、逞しい筋肉、鋭い牙と目が特徴的だった。
青年騎士であるカインも騎士団の中では体は大きい方で、身長も180センチメートル以上あるし、筋肉も仲間の騎士たちよりも鍛えていたし、体重もあるというのに。
このオークと並んでしまえば、自分がまるで子供のように小さく見えてしまう。
進化したオークを目の前にして、絶望を確信したカインの全身が恐怖でカタカタと震え始めた。
「クククククッ、何だ、どうした?恐怖で震えているのか?先程までの威勢はどうした?殺せと俺に向かって睨んできただろう?もう一度言ってみろよ、なぁ?」
「……ぐ、…くそっ…」
オークの指先がガクガクと震えるカインの顎を掬い、グッと上に向ける。
カインは恐怖に震えながらも、キッと強い視線で至近距離にいるオークの顔を睨んでみせた。
少し驚いたように目を開き、オークは面白そうにニタリと笑った。
「進化したオークの中にはなぁ、厄介なことに、食欲が増えたり性欲が増したり、他にもまあ色々いるんだが、俺はどっちかというと性欲の方が強くなった。それがまた困ったことに、好みまで変わっちまってなぁ」
「…好み…?」
「ああそうだ。今まではそこらの仲間のメスで満足できてたのがなぁ、好みが変わっちまったばかりに、それで満足できなくなったんだよ。クククッ、本当に厄介なもんだ、進化したこの体が一番求めるのはこういう…」
「あ、な、なにを…っ」
ブチブチブチッ、ガシャンッ
ビリッ、ビリリッ
バサッ
オークの手がカインの鎧を掴んだ瞬間、いとも簡単に引き千切り地面へ投げ捨ててしまう。
更に着ていた衣服を力尽くで破り棄てると、とうとうカインは一糸纏わぬ姿となってしまった。
鍛え上げた逞しい筋肉と、青年特有の艶のある美しい肌。
カインは驚愕し、声も出ない様子で目を見開いている。
どうにか震える声でオークに向かい口を開いた。
「…っ、な、貴様っ、何を…っ」
「そうだよ、これだ。最近になって俺はこういうのが好みになっちまったみたいなんだよ。だからこうして殺さないで取っておいた。ああ…、最高だな、この体。こういうのがいいんだよ」
「うあっ、やっ、やめろ…っ」
「ヒヒヒヒヒヒッ、美味そうだ」
オークの大きな手のひらがカインの全身を、撫でるように、捏ねるように、ゆっくりと触れてゆく。
気味の悪い手つきに、カインはゾクッと寒気がして全身に鳥肌が立つが、オークは気にした様子もなくカインの二の腕の弾力を楽しみ、脇を揉み、腰を掴み、尻タブを捏ね、太股を撫で、爪先立ちになっている足の裏を擽り、全身を厭らしい手付きで触れてゆく。
そしてオークは背後からカインの腹に両手で触れた。
「クククッ、今からここに淫紋を入れてやる。俺の目の前で体の中を渦巻く快楽に悶える姿を見せてみろ」
「こ、殺せっ、そんなことをして何になるっ、いっそ、殺せ!!」
「駄目だ。お前が、この体が気に入った。俺の好みだから殺さない」
「殺せ!!俺をっ、殺せーっ!!」
キィイイイイインー…
オークの触れていた場所に、カインの下腹部に真っ赤な紋様が浮かび、そこを中心に全身が熱くなり始めた。
腹の中が疼き出し、カインの表情が少しずつ変化してくる。
すると突然、下半身がブルブルと震え出し、大きく痙攣してカインが絶叫した。
ブルブルブルブルッ、ブルルルッ
ビグンッ!!
ガクガクガクガクッ
ビグンッ!!
ビグンッ、ビグンッ、ビグンッ!!
プシイイイイイイーーーッ!!
ブショアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ブシューッ、ブシューッ、ブシューッ
「んああああああああああああーっ!!いぐう!!いぐっいぐっいぐっ、あ、あ、あ、あああああーっ!!うあ゛ぁっ!!でるっ、ん゛ううううううーっ!!あああああっ!!でるぅあああああっ!!」
カインの尻タブが大きく痙攣し、次にはギュウッと力が入ってエクボが出来る。
爪先立ちの足の指先がピンッとますます伸び、グウーッと腰がのけぞった瞬間だった。
カインの目がグリンッと裏返り、白目を向いた状態で精液を出さないまま絶頂してしまったのだ。
ペニスは萎えたままブラブラと下を向いたままだというのに、体が何度も大きく絶頂し、カインは止まることのないドライオーガズムに陥っていた。
何度かそれを繰り返していくと今度は、凄まじい勢いで尿道内を何かが通り過ぎる感覚がした。
下半身に思い切り力が入り、尻タブの筋肉がますます硬くなる。
そして、尿道口から地面に向かって一直線に潮吹きが始まった。
ドライオーガズムと潮吹きはしばらく続き、カインは真っ赤な顔を振り乱しながら咆哮していたが、とうとう体が限界を迎え、失神してしまった。
全身から力が抜け、爪先立ちのままだった体がブランブランと揺れている。
ペニスは初めから最後まで萎えたまま一度も勃起することはなかったが、絶頂の余韻がまだ続いているようで、甘イキするたびにカインの腰がブルルッと震え、下向きのペニスからショロロ…と潮が漏れていた。
呑気に見物していたオークであったが、そのペニスはバキバキに勃起して我慢汁が溢れ出している。
オークは興奮したようにニヤリと笑い、正面で向き合うような体勢で両手を伸ばしカインの尻タブをグニイッと思い切り掴んだ。
その刺激にも体は反応したようで、カインの下腹部はビクビクと痙攣する。
興奮した様子でオークは勃起したペニスを向け、先端から滲む我慢汁をカインの下腹部に浮かぶ淫紋にブチュッと擦り付けるように何度も押し付けた。
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