人間ドリンクサーバー ~エマ喫茶へようこそ~【完結】

まむら

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15 ブラスト(37歳) 連続アナルアクメ、アナル栓

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エマ喫茶に来る前、ブラストは昔の恋人に虐待されていた。
 
ボロボロになるまでアナルを犯され、気が付けば入院していた。
 
肛門はポッカリと緩みきった状態で瀕死の状態だった。医者が言うには、手術をしても戻らない可能性が高く、一生垂れ流しになるかもしれないというのだ。

可能性にかけ手術をしたが、あまり効果はなかった。必死に肛門括約筋を絞らない限り、常に腸内は緩み、中身が漏れてしまうのだ。 
 
絶望し、オムツをしたままブラストは廃人のような暮らしをしていた。
 
それでも生きるためにか金が必要で、ブラストは仕事を探した。しかし、そのような人間に何の仕事ができるだろうか。ブラストは縋る思いで求人を見ていた。
 
すると、隣から男の声がして、ブラストは視線を向ける。スラリとした長身の美男子が、ニコリと怪しげに笑い、ブラストを見ていた。
 
「失礼。仕事をお探しで?どのような内容を?…おや、あなた、体の機能が…」
「……っ、だ、誰かは知らないが、…放っておいてくれ…」
「これは申し訳ありません。実は私、こう言う者でして」
「…エマ喫茶、店主、エマ?」
 
するとエマと名乗る男がブラストの手を握り、提案をした。
 
「私の喫茶店では様々な人間ドリンクサーバーが働いています。人材を募集していますが、あなたにその気がおありであれば、いかがです?私の喫茶店で人間ドリンクサーバーとして働いてみませんか?」
 
怪しげな笑みを浮かべ、エマが囁くように言う。
 
ブラストは驚いたようにバッとエマを見て、しばらくすると沈んだ顔をした。
 
「…いや、俺は…、その、少し体に障害があって、迷惑をかけるかもしれない…」
 
オムツの中でグジュッと漏れる感触がした。ブラストは恥ずかしそうに目を反らし、俯き加減で悲しそうな顔をしている。
 
しかしエマは少しも気にすることなく、ニコリと笑って再度勧誘した。
 
「私の店ではあなたのような障害をお持ちのかたも大勢いますし、どこから何が漏れようとも、ある程度のことはどうにかなります。…ふむ、見るからに、ええ、あなた程度の障害、訓練次第ではもう少し回復の見込みもあるでしょう」
「そっ、それは本当か…っ?…俺でも、こんな俺でも、必要としてくれるのか?」
「是非是非、大歓迎です。何なら今からでも結構ですし、その気があれば」
「…っ!!」 
 
俯いていたテトラの顔が、ガバッと勢いよくエマを見た。希望に目を潤ませ、顔を歪ませている。
 
そんなテトラの様子にエマは静かに目を細め、両手でテトラの手を挟むと励ますようにギュッと握った。そして菩薩のような優しさで囁く。
 
「決まりですね。私の店では寮が完備されています。引っ越しするのであれば人を呼んで荷物を運ばせましょう。訓練は少し厳しいですが、あなたなら立派な人間ドリンクサーバーになれるはずです。一緒に頑張りましょう」
「…あ、ああ!!…ありがとう、本当にありがとう!!」
 
そうしてテトラはようやく居場所を見つけ、人間ドリンクサーバーとしての一歩を踏み出したのである。
 
 
 
 
 
そうしてようやく、テトラの初出勤日を迎える時が来た。
 
寮に入り、初めて出会う仲間たち。初顔合わせの時、周りの独特な雰囲気に戸惑い、尻込みしそうになっていたテトラだったが、彼らの優しさに触れ、テトラもすぐに心を許すことが出来た。
 
訓練は過酷で辛い日々が続いていたが、やはり寮の仲間たちに励まされ、どうにか終えることができた。
 
今日、その努力が試されるのだ。
 
「ふうー…」
 
緊張した様に深呼吸を繰り返し、テトラはこれから自分が入る専用ボックスを見た。この箱の中で自分の戦いが始まるのだ。
 
客にドリンクを提供し、喜んでもらうために、頑張って来た成果を見せるのだ。
 
テトラの尻にはアナル栓が埋め込まれていた。訓練によって肛門の収縮率は格段に回復した。
 
しかし完全な回復までは到達することができず、今はこうしてアナル栓を埋めることによって、長時間仕事することが可能になっている。
 
アナル栓は思いのほか長く、とても太い。表面には無数のイボがあり、腸内を刺激している。そのイボによって腸内のツボが常にマッサージされているので、テトラの肛門括約筋は活発的な動きを見せているのだ。
 
つまり、アナル栓を入れる訓練によって、テトラは今でも腸内と肛門括約筋を鍛え続けている。
 
テトラの仕事は人間ドリンクサーバーとして、客が席に座った時、冷たい水を出す仕事が与えられている。
 
冷たい水を提供するにはまず、ペニスを冷やしておく必要がある。膀胱タンクに入れられた飲料水を尿道から注ぐ間に冷やし、冷たい水を飲んでもらうのだ。
 
訓練でペニスを冷やすための特別な練習をして、最近ようやくそれを習得することができた。胸を張って提供できるとエマに太鼓判を押されたのだ。
 
テトラは気合を入れ、世話係を見た。
 
「それじゃあ、よろしく頼む」
「了解で~す」
 
するとテトラは人間ドリンクサーバー専用ボックスに入った。体が固定され、身動きは一切取れなくなる。頭をペニスのみをボックスの穴から出した。
 
世話係がサッと何かを取り出し、テトラのペニスを覆うように隠す。それは丸い形をした保冷剤だった。
 
ギンギンに冷えて固まった保冷剤がテトラのペニスに装着されたのだ。しっかりとベルトで腰に固定され、保冷材は外れないようになった。
 
とても冷たく、一瞬にして全身が冷えるほど冷えた保冷剤。急所とも言えるペニス全体にその保冷剤が覆いつくし、世話係は手袋をして作業をしている。
 
「ふうううーっ、ふうううーっ、ふうううーっ」
「ギンッギンに冷たいで~す。あ、予備はちゃんと保冷バッグに入れて、ちゃんと持ち歩いていますから心配いらないで~す」
 
世話係はエッヘンと嬉しそうに言い、テトラは震える顔で頷いた。
 
膀胱タンクに満タンに入っている飲料水と、ペニスの冷えで激しい尿意が襲い始め、テトラは何度も深呼吸して落ち着こうとしている。
 
万が一に備え、尿道括約筋はボックスのボタンと連動させているため、どんなに尿意が襲い、気を緩めようとも飲料水が漏れる心配はない。
 
ボタンが押されれば一定量の飲料水がペニスから流れ、コップには毎回同量の飲料水が注がれる。
 
安心安全第一のエマ喫茶では、人間ドリンクサーバーへの配慮も欠かさない。
 
福利厚生もしっかり完備されており、寮生活を送る皆は快適に毎日を過ごせているのだ。何なら有給休暇を取ってもいい。最高の職場だと彼らは言う。
 
営業時間となり、エマ喫茶には続々と客が入って来る。
 
世話係は勢いよくテトラの入ったボックスを引き、座った客に飲料水を提供してゆく。
 
「いらっしゃいませ、お水入れま~す」
 
ピッ
 
ボタンが押され、テトラのペニスから飲料水が排出された。
 
チョオオオオオオオオオー…
 
「ひっ、んぐっ、くううううう…っ」
 
ギンギンに冷えたペニスに、飲料水が尿道を伝い流れてゆく感覚に、テトラは全身を強張らせて歯を食い縛った。
 
同時に、肛門のアナル栓をググッと絞めつけてしまい、腸内が活発に動き出した。
 
グネグネグネグネッ
 
「くおおおおっ、んんっ、…ひあああああー…」
 
尻の刺激とペニスの刺激が合わさり、テトラは顔をブルブル痙攣させながら我慢している。 
 
膀胱タンクまでが連動するように痙攣し、激しい尿意に悶え、テトラが虚ろな表情をし始める。しかし、冷えたペニスが時々強張り、驚いたように思考が戻るため、気絶することもない。
 
世話係は座る客に次々と水を提供するため、ガラガラとボックスを移動させ、どんどんボタンを押して水をカップに入れていく。
 
遂に膀胱タンクの中身が底を尽き、テトラのペニスに装着されている保冷剤も新しいものと何度か交換しているため尽きた。
 
一度厨房に戻るため、世話係は急いでボックスを引いていく。
 
厨房に着き、世話係がテトラに飲料水を補給するため、ボックスの後ろの扉を開いた。
 
「テトラさ~ん、初出勤を迎えてどうですか~?」
「…あふうっ、んっ、…おっ…、うんっ、俺…っ、頑張れ、そうっ、だ…っ、あひっ…」
「それは良かったで~す!!僕も安心で~す!!」
「おおおー…っ、あおんっ…、んぐううううっ…、んおっ、あっ、あっ、入ってくるうー…」
 
ゴポポポッ、ゴポッ、ゴポポポポー…
 
膀胱タンクに飲料水が補給されてゆく。尿意が激しくなり、気張った拍子に肛門のアナル栓を絞めてしまい、テトラが気持ちよさそうに目を蕩けさせる。
 
まだ営業開始から数時間。これから昼飯時になり、夕方までは長い。
 
それでも、テトラは今日一日を必死に頑張ることだろう。
 
これから自分は、このエマ喫茶で、人間ドリンクサーバーとして生きて行く。
 
エマの恩に報いるため、テトラは決意したのだった。
 
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