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05 カレン(26歳) 乳首開発、蜂蜜サーバー、瓶詰め蜂蜜
しおりを挟むエマ喫茶は今日も大盛況。次から次へと客が入れ代わり立ち代わり、従業員は休む暇もないくらい大忙しである。
今は丁度昼時、昼食を摂りに来た客が多い。
トーストにバターを塗っていた客がウエイターを呼び、何かを注文したようだ。ウエイターは笑顔で頷いた後、顔を上げて店内を見回すようにキョロキョロとして目的の人物を呼ぶ。
「カレンさーん!こちらのお客様にも蜂蜜をお願いしまーす!」
「了解で~す!」
返事をしたのは隣にいた世話係だ。人間ドリンクサーバーは基本的に客との会話は挨拶程度と決められている。
何故なら、笑ったり叫んだ拍子に下腹部に力が入り、せっかく膀胱タンクに入れていた中身を漏らしてしまうかもしれないからだ。
なので基本的にウエイターに返事をする時などは世話係がしている。
「すぐに参りますので、少々お待ちくださいませ」
そう言ってウエイターは次の客へと向かった。今日は本当に忙しいようで、ウエイターは朝から右へ左へ、あっちにこっちに、と小走りで注文を取り続けている。
少しして、世話係がいつもの人間ドリンクサーバーが入ったボックスを引いてやってきた。
「お待たせしました~。蜂蜜の注文ですね~」
「ああ、特濃で頼む。トーストを注文した時に言うのを忘れてしまってね。忙しいところすまないな。やはりトーストにはカレン君の濃厚な蜂蜜が一番だからね」
男性客はそう言って、目の前の皿に入ったトーストを指差した。
「いえいえ、お気になさらず、いつでも呼んでくださ~い。それでは準備いたしま~す」
すると世話係が、カレンの入ったボックスのコントロールパネルを操作し始めた。
今、カレンはボックスから顔と胸のみを出した状態でボックスに入っている。下半身はボックス内に収納されていることから、蜂蜜は胸から出すようになっていることがわかる。
「カレンさん、蜂蜜の濃度を調整しま~す。準備はいいですか~?」
「は、はいっ」
「それでは、スイッチオ~ン」
「はうんっ」
カレンは少し叫んで震え、ギュッと目を閉じた。
ゴウンゴウンゴウンゴウンッ…
ボックス内から機械音が聞こえだし、それに伴いカレンの表情は変化していく。
「んんっ…あああ……っ」
「蜂蜜製造中につきもうしばらくお待ちくださ~い」
「ああ、楽しみだ」
世話係がコントロールパネルを操作しながら男性客に言う。
ゴウゴウゴウゴウゴウゴウゴウッ
機械音が変化して、カレンの胸がじわじわと膨らみ始める。まるで女性の乳房のようにふっくらと丸みを帯びてくる胸を、男性客はニコニコしながら嬉しそうに見ている。
世話係が設定してスイッチを押すとボックス内で蜂蜜が製造され、どういう仕組みかはわからないが、カレンの胸へと送られるらしい。これは企業秘密ということで、客からの質問には一切答えられないという。
パンパンにカレンの胸が膨らみ、男性客の注文した特濃蜂蜜が完成した。
「そろそろいいかな。スイッチオ~フ。それではトーストをお持ちくださ~い。そしてカレンの左右どちらかの乳首下に準備いただきま~す」
「この辺りかな?」
「はい、大丈夫で~す。それでは手動レバーを回しますので、お客様のお好みの量で停止のお声がけくださ~い」
「うむ。よろしく頼む」
「回しま~す」
グイン、グイン、グイン、グイン、グイン…
世話係がゆっくりレバーを回し始めた。すると、カレンのパンパンに膨らんだ胸から蜂蜜がドロリと出てくる。真っ赤に腫れた乳頭がミチッと音がしそうなくらい開き、特濃蜂蜜がトーストへ掛けられてゆく。
ドロッ……ドロッ………ブチュッ…ドロォ……
時々引っかかったような音を立てて蜂蜜が出ている。蜂蜜の濃度が濃いために蜜の塊が詰まっているのかもしれない。
その度にカレンの悲鳴が大きくなり、胸がブルンッと揺れる。力の入れどころがわからずに、とにかく叫んで全身に力を入れて気張り、蜜の塊を排出するしかないのだ。
「んう゛うううう…っ、あ…っ、あああっ…、んぐううううーっ」
「おお!出てきた出てきた!やはり特濃なだけあって粘りがすごい!」
「お褒めいただき光栄で~す」
ゴポッ……ドロッ……、…ブポッ……ブプッ………
「おや、蜂蜜が詰まったようだ。これはどうすればいいのかね?」
「あれま、これは失礼。カレンさん、もっと気張って蜜の塊を出してくださ~い」
「んぐううっ、んぐううっ、んっがああああああっ!!」
…ブプッ…、ブプッ、ブッ、…………ブパアッ!!
「ぎゃひんっ!!………おあっ、……あっ、あっ、あっ、あっ…」
大きな蜂蜜の塊が勢いよく飛び出し、カレンはアヘ顔で白目を向いてしまった。グリッグリッと黒目が上下左右に移動し、一瞬だけ気をうしなったようだが、数秒後には意識を取り戻す。
「そろそろ停止してもらおうか。トーストから特濃蜂蜜が溢れてしまいそうだ」
「了解で~す」
「あひっ…」
男性客は嬉しそうにトーストを見た。ドロッとした特濃蜂蜜がとても美味しそうに光っている。
「蜂蜜の注文はもうよろしいですか~?」
「ああ、そうだな、もう十分………あ、そう言えば家内から濃度100%の純粋蜂蜜を買ってくるように頼まれているのを忘れていた。悪いが土産用を一つ追加で注文してもいいかな?」
「よろこんで!すぐに用意いたしま~す。目の前で瓶詰めさせていただきますので、お客様は出来立ての蜂蜜トーストを食べながらお楽しみくださ~い」
「そうするよ、ありがとう」
注文の品を準備するべく、世話係がボックス内にある収納からビンの容器を取り出した。濃度100%の純粋蜂蜜は、客からの注文が入ればその場で入れてくれるので密かな人気商品である。
カチッ、……プシュッ、プシュッ、プシュッ、プシューーーッ…
世話係がボックス中央にあるリセットボタンを押した。すると、カレンの胸の膨らみがなくなり、平たく戻った。製造した特濃蜂蜜を回収して新たに濃度100%の純粋蜂蜜を製造するためだ。
「あああ…っ」
プルプルとカレンの胸が震えている。眉毛をハの字にしてパカッと口を開きながら悶えている。世話係がカレンの胸を塗れたタオルでサッと磨いた。
次いで、カレンの胸下から引き出し式の簡易棚をセットし、取り出したビンを置く。コントロールパネルを操作し、確認するように指でいくつかの位置をチェックして頷いた。
「ではカレンさん、純度100%で蜂蜜を製造しま~す」
「はっ、はひっ…」
「スイッチオ~ン」
ガウンガウンガウンガウンッ…
特濃蜂蜜の時とは違う音がボックス内から響き、再び蜂蜜が作られてゆく。胸の張りを見極めながら、世話係が真剣な顔でカレンの胸を見ている。
ギュンギュンギュンギュンッ…
「よし!スイッチオ~フ。それではお客様、純粋蜂蜜が完成しましたので、ビンに入れる瞬間をどうぞご覧くださ~い」
「おお、どれどれ…」
世話係が手動レバーを持ち、ゆっくり回してゆく。
グイン…、グイン…、グイン……
ドロオオオオー…
「お゛っ、お゛うっ、ほお゛おおんっ、お゛おっ…うお゛っ…」
先程の蜂蜜より更にゆっくり、塊のような純粋蜂蜜がカレンの乳頭から、重力に負けて落下するようにドポドポとビンに入っていく。
重たい蜂蜜の塊が重力に負けて常に落下するため、カレンの乳頭は小指の先が入りそうなほど大口を開き、その口を閉じようとするたびに次の蜂蜜の塊が勢いをつけて落下するため、常に開いた状態となる。
カレンは顔を真っ赤にさせて左右にブルブルと震わせる。言うことを聞かない体が勝手に気張り続けているようで、どうにも胸の感度が狂ってしまったようだ。
「んい゛いいいいっ!!う゛うんんんんっ!!あ゛ん゛んんんんんんっ!!」
ようやくビンの中がいっぱいになった。世話係はレバーから手を放し、男性客に手渡した。
大声で悶えながら気張っていたカレンは、白目を向いて気絶してしまった様子。すぐに意識は戻るだろう。
「お待たせしました~!出来立てほやほや、安心安全無農薬、エマ喫茶の人気商品、純粋蜂蜜で~す。こちらの袋に入れてお持ち帰りくださ~い」
「おお、ありがとう。これで家内もよろこぶよ。丁度食事も終わったところだ、帰るとしよう」
「は~い、ご来店、ありがとうございました~!」
世話係はそう言って、男性客にペコリと頭を下げた。男性客は手を振って帰っていく。
ようやく一仕事終わり、世話係がボックスのリセットボタンを押した。カレンの胸から蜂蜜が抜け、白目を向いていたカレンが目を覚ます。
「カレンさん、撤収しま~す」
「…んっ…、…は、あぃっ」
世話係はササッとその場を片付け、カレンの入ったボックスを引いて厨房へと戻っていった。
エマ喫茶、今日も満員御礼、大変賑わっております。
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