ニーチェのようにはいかないけれど

 誰もが〝無〟の中を漂っている。

 空虚さを埋めつつ、虚勢を張るための独り言――
 


 どこにでも転がっている物語、
 その中の人たちの人生の一場面を切り取っている、
 そんなテイの話です。
 ショートショートにしていますがオチはないので、
 そのあたり期待せずに読んでいただければ嬉しいです。


24h.ポイント 0pt
0
小説 193,884 位 / 193,884件 現代文学 8,635 位 / 8,635件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

始まらない日本昔話

初瀬四季[ハツセシキ]
現代文学
昔々あるところに

妻と愛人

遠藤良二
現代文学
 俺は35歳で|山国雄一《やまくにゆういち》という。奥さんは9つ年下の山国|達子《たつこ》、26歳。結婚6年目。今日は3月3日、ひな祭りの日で、結婚記念日。子どもは1人いて3歳の女の子で年少さん。幼稚園に通っている。達子はとても娘の|凛《りん》を可愛がっている。でも、俺は子どもが嫌いだ。だから、自分の子どもでも可愛いとは思えない。このことは達子には言っていないけれど。できちゃった婚だから責任をとるために結婚しただけだ。達子1人じゃ、凛を育てられないし。経済的にも難しいし。生活保護という手もあるけれど、それは達子は嫌みたいだ。なぜ嫌かと言うと多分、車を持てなくなるからだろう。確かに、この地域は車がないと非常に不便だし、困る。車は俺の普通車と、達子の軽自動車の2台ある。チャイルドシートは達子の車の助手席に設置されている。一応、念のため俺の車にもチャイルドシートは助手席に設置してある。

名前のないその感情に愛を込めて

にわ冬莉
現代文学
幼い頃の記憶。 古びた鳥居と、小さな男の子。 その山で出会ったヒトは、ヒトならざる者だった。

おやすみURBANPOP

水雛芥子
現代文学
さよならアーバン

あなたの愛はいりません

oro
恋愛
「私がそなたを愛することは無いだろう。」 初夜当日。 陛下にそう告げられた王妃、セリーヌには他に想い人がいた。

1分小説

妖狐🦊🐯
大衆娯楽
徒然とした日々の中で、思ったこと感じたことを書いております。 600文字未満の一話完結型 なんとなく情景を浮かべながら 物思いにふけるような感覚で読める小説となります 平日毎日更新 ーーーーー 待ち合わせの待ち時間 ひと駅ふた駅電車に揺られる時間 インスタント食品の待ち時間 何となくだけども、日々散らばっている ちょっとしたその時間に 少しだけ目を通してみませんか?

ただの独り言。

名無し。
エッセイ・ノンフィクション
ここでは日常の中で思ったことや ふと感じた事を書いていこうと思います。日記みたいな物です 感想でも何でも,気軽にどうぞ

処理中です...