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第一集 脅されて ~天媛の真珠(7/8)
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つながらなかった点と点。
それが今、文字どおり目の前でつながろうとしている。
物事というものは、わかるときには突然わかってしまうものなのだと、その日紫耀は身をもって知ることになる――。
也恭がやって来たのは午〈正午〉を少し過ぎた頃だった。
朝から鬱陶しい音を奏でていた雨は小降りになって、也恭はさほど濡れていない。担いでいた荷をおろし、紫耀に対して個性のない挨拶をすませる。
山道を歩いて湿気にやられたのだろう、額にはわずかに汗が浮いていた。光る汗が纏うキラキラを増量している。ここに桃之がいれば垂涎ものであろう。
(ったく、色恋事に運のないヤツね)
桃之は、恋のお相手・也恭と入れ違いで川へ洗濯に出たのだった。
「約束の報酬を持ってきました。ほかにも、華娘に似合いそうな絹布をみつくろってきましたので」
かわらず、笑みを絶やさない也恭。
椅子に浅く腰かけたまま持ちこんだ荷の説明をしているが、彼の笑顔にはつかみどころがない。ふと紫耀は、目に意思が込められていないのだと気づいた。目に力のない心を読むのは難しくなる。
(目が笑ってないのにキラキラすんなっつーの)
まぎらわしい孺子めと、也恭に対してはどんどん言葉があらくなる紫耀であった。
「せっかくですけれど。庵をご覧ください、わたくしは質素な暮らしをしています。華美な品は好みませんし、着用する襦裙も簡素な仕立て。貴族の也恭殿からすれば、わたくしの衣裳など退屈でしかないのかもしれませんが」
紫耀は丁寧に返しているが、もちろん「貴族」の前には「底辺」という含意がある。末子で無職のおまえがエラそうにしてんじゃないよ的な厭味であった。
その刹那――也恭の顔からすっと笑みが引いた。
美男子であるがゆえ、鋭いだけの無表情を直視して呼吸が止まりそうになり、恐怖すら覚えたほどだ。あからさまにものを言いすぎたかと、紫耀が居ずまいをただしたところで。
也恭が動いた。
手にしていた絹織物を立て、隙間から細長い物を滑り落とす。右手でそれを取ると、すぐさま逆手に持ちなおし、椅子を蹴って紫耀のほうへと一気に踏みこんできた。
素早い。
紫耀は目を瞠った。彼の手に握られているのはヒ首だ。
ヒ首は補助的な武器であるが、古来より暗殺に用いられた短剣である。その暗器が今、也恭の手許にあり、紫耀との距離をぐんと詰めている。
この体さばきがなにを示すのか。
(殺されるッ)
紫耀の心の絶叫は、椅子が激しく床を叩く音と重なった。
也恭は、報酬として絹を持ってきたのではない。
絹織物を持ちこんだのはヒ首を隠すためだ。
この場で相対する者の命を奪うために。
紫耀には見鬼の能力があり、使役している鬼もいる。しかしこの瞬間、身を護るために役鬼を呼びだす余裕は与えられなかった。雑談していた男女の距離は近く、「あっ」という間もないほどなのだ。
紫耀の視界から也恭が消えた――のは一瞬のさらにわずかで、彼は屈んだだけだった。その反動で勢いをつけ、下から右手を振り上げてくる。
彼の纏う袍の袖が優雅に舞うのとは対照的に、刃は的確に紫耀の喉を狙っていた。
(こんな孺子にやられるなんてッ)
悔やんでも時は戻らない。
也恭を疑っていたのに、疑いの源を見抜けなかった非は自分にある。
負けたのだ。
死の後にはなにもない。無あるのみ。もう意味はないとわかっていても、胸にせりあがってくるのは自分を上回った也恭に対しての怒りだった。
(憎い)
ここで紫耀の不運が底をついたのか、事態は急変する。
どこからか短剣が投げられて也恭の右手をかすめ、ヒ首の軌道が逸れたのだ。
「「なッ」」
紫耀と也恭の叫びが重なった。男女共に驚きの声であったが、含む意は異なっている。
「貴殿は……」
室に現れた桃之を凝視して也恭は固まっている。自分を甘い仕種で口説いた男だと、脳内でうまくつながらなかったようだ。
その隙に桃之は容赦なく動いて、掌の峯美人を大剣へと変化させた。先ほど投げられた短剣も峯美人の変化によるものである。
「貴殿は巫術を扱えるのですか……?」
民は花伝師という存在は知っている。しかし、峯美人という花の存在はあまり知られていない。也恭も知らないのだろう。だから妖しい花を目にして、巫術によるものだととっさに判断したのだ。
剣先が、也恭に突きつけられる。
「貴殿が花伝師の護衛とは……仮定すらしませんでした」
形勢は逆転した。
死の淵からギリギリで引き戻されたのは紫耀である。花伝師であるから危機管理はできていたものの、命のからんだ恐怖を味わうのは久々のこと。未だ生と死の境界が曖昧なところにいたが、自力でなんとか復活した紫耀はふんと鼻を鳴らし、也恭を見すえた。
「残念無念諦めて」
受けて、也恭がハッと苦々しい息を吐く。己の失敗を悔いると同時に、なにかに気づいたような数瞬の虚脱があった。
「発紅に捕らわれなかった者がいると報告を受けていました。あれは貴殿ですか?」
「なに?」
これは桃之の問いである。続けて紫耀も問う。
「あの晩の激突を知っているってことは、孔雀の精を使役していたのは也恭殿?」
「孔雀の精……、孔雀……か、そうか。ということは、彼はやはり鬼なんですか?」
「「は?」」
今度は紫耀と桃之の頓狂な声が重なる。
花伝師二人は思わず顔を見合わせたのだった。
ヒ首を取りあげられた也恭は、おとなしく椅子に座っている。
向かいの榻には紫耀が陣どり、斜め後ろに桃之が立っていた。背後の桃之がどんな表情を浮かべているのか紫耀は知るよしもないが、とにかく也恭が柔順で助かっている。
「壺から真珠を取り出してやった、あの件の報酬はチャラにしてやってもいい。そのかわり、也恭殿が使役している孔雀の精について話して」
「私としては高額な報酬を払ってでもアカのことは秘密にしておきたいところですよ」
「アカ? って、孔雀の精の名字?」
言ってから「しまった」と紫耀は己の失敗に気づいた。この質問をしたら孔雀の精の名字を看破できないことがバレるというのに。普段であれば紫耀にこのようなヘマはない。
(どうもこの孺子だと調子が狂う……)
案の定、也恭が口唇の片端をつり上げた。バレたのだ。
「アカは私がつけた綽名〈あだな〉です。名字は口にしてはいけないものなのでしょう?」
使人見鬼術によって主従契約を交わした役鬼は、重要な場面を除いて綽名で呼ぶことが可能となる。
「赤髪赤眼だから、アカ。芸がなくてすみませんが、……実のところ、なぜアカが私に従ってくれるのかよくわからないのです。理解できないまま今日この時まできてしまったので、幼い頃に呼んでいた名が綽名になってしまった」
ん? と紫耀は首をかしげた。
「幼い頃って……孔雀の精とはそんなに長い付き合いなの?」
「私が国内の西の街で育ったことはとっくに知っていますよね」
也恭について調べたことを隠すつもりはないので、紫耀は頷く。背後の桃之も微かに頷いた気配があった。
「あの街は西域の国々と鼎国がおおいに交わる要所、この国にない生活習慣や文化様式がもちこまれます。もちろん、逆も。食べ物、飲み物、遊技などと集まるものは枚挙にいとまがない。動物もそのひとつ。私は早くから孔雀を目にすることとなりました」
桃之の調べによれば、西の街には淮家と縁戚関係にある豪商がいる。その豪商のもとで也恭は教育されたのだ。
「なんて綺麗な鳥なのだと思いました。美しいものを見て心が震えるなんて経験、したことがありませんでしたから」
衝撃だった、と也恭は唸った。
そうなんだろうと紫耀も思った。とくに孔雀のオスは目玉模様の美しい飾り羽をもっている。長い羽を広げた姿は華麗であろう。
「あれは子供の、邪気のない好奇心でした。本当に意味はなくて……ただ、綺麗なものには綺麗なものが似合うだろうと、私は真珠を一粒、孔雀に差し出したのです」
「え、真珠って……壺から取り出した真珠?」
「そうですよ。べつに食べさせようとしたわけじゃなくて、ただただ綺麗なもの同士、見比べようとしたんです。そうしたら、真珠をぱくりとやってしまって」
「え、孔雀が食べたってこと?」
なんとも気まずそうに也恭は頷いた。そういった、どこか抜けた仕種は歳相応だ。
「大人からすれば意味のない行動でしょう。子供の行動原理なんて、自分が以前は子供であったにもかかわらず大人には理解できない。成長した私自身、なんでそんなことをしてしまったのかと首をひねるくらいです。でも、おそらく、あのときの私には、そうしたいと強く望むなにかが胸に湧いたんだと思います。……孔雀と真珠を見比べてみたかった」
それからです、と也恭の話は続く。
「アカが見えるようになりました。子供の頃は転びそうになったときなどに支えてくれるだけでしたが、成長するにつれ、私の願いをかなえてくれるのだと気づき」
「気づいて、どうしたの?」
「薄々私も、アカがほかの人に見えていないのでは、と疑っていました。なにしろあの髪と双眸ですから、見えればある程度の騒ぎになるでしょう。でも、周りは騒がない。これはおかしいと思う反面、都合がいいと思い、力を貸してもらうようになりました」
也恭の言に嘘はないと紫耀は判断した。
彼は、こちらが「孔雀の精」だと指摘するまで、鬼かもしれないと疑ってはいたものの、自分の目に映っていたので鬼だと信じきれずにいたのだ。
人とはそういうものである。害があれば話は別だが、眼前の光景を受け入れて、自分が異常だとは考えもしない。なぜなら、事実、目の前に存在し動いているからだ。
「都合がいい、ね。都合ってなに?」
「もうわかってるのに訊きますか? 悶香を回収するよう頼んだんですよ。孔雀は毒物を見分ける習性があります。悶香は麻薬香ですから、アカの習性を駆使すれば事は簡単です」
(こいつ、やるわね)
とは、思うにとどめる紫耀であった。
さて、大問題はここからだ。
開いた扇子に隠れて紫耀はちらと振り返る。桃之は、也恭を見すえたままで頷いた。
「回りくどいのは面倒なので、はっきり訊きます。也恭殿は、朱家の生き残りね?」
朱家は、楚家に滅ぼされた前の皇家である。
「十九年前の革命の年、也恭殿は一歳だった。同じく、貴方が育った淮家にも一歳の男子がいた。也恭殿は、なんらかの理由によって、淮家の末子とすりかえられた」
也恭は視線を横に流しただけで反応しない。
「革命で殺されたのは、身がわりとされた本物の淮家の末子だった」
「ぐうッ」
無理やり口に含まされていた泥を吐き出すような息の洩らし方だ。
「花伝師が殺したも同然だろう」
紫耀へと戻された双眸には化け物が棲みついているかのような闇があった。正義が必ずしも正論とはならないが、当人にしか見えない正義がそこにあるかのようで。
「【吉人おのずから天の助けあり】という。朱王朝に助けはなかった、となれば、天より見放された我らは滅びるしかなかった。滅ばなければならない理由があったのだろう」
それは仕方ないと也恭は口唇を引き結ぶ。
也恭自身、市井で育ったことにより、朱王朝時代の圧制を知ったのかもしれない。
「花伝師が『天下一品』とたとえた真珠、あれは私の母の首飾りだった。母――皇后の形見だ」
やはりか、と紫耀は一度だけ目を閉じた。
一瞬であっても眼裏によみがえる、革命の夜に見た真珠は素晴らしい品だった。
(だけど……)
「……それをなぜ也恭殿が持っているの?」
最期の瞬間まで皇后の首許を飾っていた真珠だ。すりかえられ、宮城から逃がされた子供の手に渡るなんてありえない。ましてや一歳の幼子に。紫耀はずっと、真珠がどのような経緯で也恭の手に渡ったのか、腑に落ちなかったのだった。
「花伝師が皇后を殺すところを見ていた」
「……え?」
「花伝師が皇后を追いつめたとき、私はまだ後宮にいたんだ。淮家の養父の腕に抱かれたままで。……あの夜、火の回りは速く、炎に呑まれて、養父は皇后の殿舎から出られなくなった。いや、若く体力のある養父だけなら逃げられたんだ。しかし皇后は傷ひとつなく育てられた美玉のような女人で、火の中を走れるわけがない。惑ううち、花伝師がやって来た。養父は皇后によって隠されたが、その後に起こった事の一部始終を見ていた」
紫耀も当時を思い出す。
炎による猛烈な熱波に襲われながら皇后と対峙した。朱家の悪行を喚き、呪って、彼女を死へと追いやったのだ。
「あの炎の中、女人が逃げおくれれば助からない。あのときすでに皇后の命数は尽きていた。放っておいても落命したのに、花伝師はそれを赦さず、鬼を使役したッ」
紫耀も実家を滅ぼされている。殺された家族の怨みをはらすため、怪しい風をおこす鬼を使役して、皇后の身体に纏わりつかせた。最後の最期であっても赦さずに、旋風で身体を何度も斬りつけてから窒息死させたのだ。
(見られていたのかッ)
しかし紫耀には詫びる義理はない。
あの夜、火を放った楚家の動きは早く、皇帝をはじめとして多くの貴人が捕らわれてしまっていた。これは桃之が峯美人ではった結界による助力が大きい。唯一探しだせなかったのが皇后で、彼女を見つけたのが紫耀なのだ。
見つけたという喜びしかなかった。もうドキドキだった。おまえだけでも残っていてくれてありがとう、と感謝した。そして、未だに後悔していない。
「花伝師は当時九歳だったのだろう? この話を養父から聞かされたとき、私は信じられなかった。九歳の子供にそんな残酷なことができるのか、と。この行為は楚王朝初代皇帝のやったこととかわらない、なぶり殺しだ」
本当にそんなことができたのかと、也恭は繰り返し呟く。自分を納得させるように。
「だが、その扇子にさげられた玉。それは花伝師の証だ、おまえで間違いないッ」
「……だからあたしを殺したい?」
「ああ、殺したい。無慈悲なやり方で皇后を殺した、おまえだけはどうしても殺したい。
真珠――あれは、煙で視界を遮られながらも養父が必死にかき集めてくれた、大切な品だ。皮肉なものだが、真珠の首飾りは、私が育った西の街の豪商が献上した品」
豪商は、淮家とは縁戚関係にある。だから、淮家と皇后につながりがあったのだ。淮家は底辺貴族であるから清議でも目立たず、子をひっそりと託したい皇后にとっても都合がよかったのだろう。
「真珠はめぐりめぐって私の手許へとやってきた。私は皇后の真珠に誓ったのだ、絶対に花伝師を殺すと」
すべては今、つながった。
腑に落ちたのだ。
「どうぞ。すきにすれば。花伝師であるあたしはちょっとやそっとじゃ殺せないけれど」
紫耀もそれなりに凄んでみた。
「思いきって今日ここで私に殺されたらどうですか。この時ここで生き延びても、もっともっと殺したくなるだけですよ。より酷な方法で。これからずっと命を狙われ続けて平気でいられますか」
やれるものならやってみろという眼差しを向ける、紫耀。話題をかえる合図のように、扇子をぱちんと閉じる。
「で、也恭殿。孔雀の精に回収させていた悶香はどうするつもりです?」
扇子の閉じる音が合図になったのかはわからないが、也恭もカチッと気持ちを切りかえたらしい。素直に応えた。
「寿寧に誤って悶香を持ちこんだ客商は判明しています」
感情を抑えて即座に切りかえのできる人間は、頭の回りも速い。侮れない。
「調べたと?」
「私は豪商のもとで育ったんですよ、客商については花伝師殿より詳しいですが。その客商は、悶香を販売してしまった非を認めています。反省しているのだから、客商に返すのが筋と思いますけど」
「麻薬香を返すのですか?」
「麻薬香といっても商品であることにかわりないでしょう。仕入れた客商に返すべきです。商売にまで口だしする権限は、花伝師殿にないはずですが」
いちいちもっともだから癪にさわるのだ。
市場は、行政の中枢・太府寺が担当する。ここに属する市署が商取引全体を管理していて、他所から商品を持ちこんでくる客商は、市署の管轄下となるのだった。
鼎国内での商工業は仕組みが整っているため、部外者が口をはさむ余地はない。事務処理、事後処理が官吏の仕事、こういうときこそ役に立てというものである。
紫耀は扇子を也恭の額めがけて投げたくなった。やらないが……いや、やっぱりやりたい。
「本当に返すのならよいのです」
含みをもたせて紫耀は告げる。
聡い也恭は含みに気づいたようで、
「手に余る物は持っていてもロクなことにはならないのでと言ったでしょう」
暗に、再びの革命はない、と応じたのだった。
(邪気まみれのくせに無邪気なフリして笑うんじゃないってのよ)
裏也恭みえみえである。
普段のキラキラ男子に戻っている也恭に対し、桃之が恋心を抱き続けていたとしても関係ない。紫耀は心の底から悪態をつくだけだ。
《次回11/19ごろ更新 第一集終話》
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