わたしのキスは魔力の味

 桐谷藍水は平凡で退屈な生活を送っていた。聞く価値のない授業に飽き飽きして、居眠りをしようとしていた。そこへ、クラスメイトが突然立ち上がり、身体が青紫色になって、隣の席の生徒に噛みついた。噛みつかれた生徒の身体は青紫色になり、また別の生徒に噛みつく。まるでゾンビ映画のように連鎖していく。逃げ出した藍水は、突然校内放送で呼び出される。
 それは藍水の運命を変える出会い、蒼炎の魔女、宮嶋有沙との出会いだった。

 藍水は有沙と協力しながら、生き延びるために亡者と戦うことになる。
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