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魔法学園グリモアール編
戦闘開始!
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賢一と別れたあと、ミルラ王女とマサトに捕まっていた。
えっ?おれなんかしたっけ?
あっ、いつもしてますね。てへっ。
とにかく俺はなんでこいつらに捕まったのか分からず、ぼけーとしていた。
「お兄ちゃんお兄ちゃん。露切さんって誰ですか?辻村さんって誰ですか?彼女何ですか?」
っ!恐いよ!なんでそんなに低い声がでるのさ!
ミルラ王女がハイライトを消して来たことによりびっくりしたライトはビビっていた。
「い、いや彼女なんかじゃないぞ。ただの元クラスメイトだ」
「そうですか……よかったです。あの二人を消すことにならなくて」
俺の答えに納得してくれたミルラ王女はいつもの笑顔に戻っていた。
断じてミルラ王女が後半何て言ったかは聞こえてなかったからな!ホントだぞ!俺は嘘をつかない!………嘘です。結構嘘はつきます。
そして、続いてマサトが俺を問い詰めてきた。
「なぁ、さっき露切と辻村って名前が聞こえてきたんだけど……」
「ん?ああ、あいつらはただの元クラスメイトだよ。それがどうした?」
「いや、その子達もヒロイン候補の一人だったからさ」
「そうだったか……」
マサトはこの世界がゲームと同じだと言っていた。なら、そんな可能性も有るのかもしれないな。
「ま、頑張れよ」
「頑張りたいんだけど、メインヒロインであるミルラ王女をお前に取られているからなー。なんとも言えない」
「そ、そうか。なんか悪い」
見ると、マサトは明らかに落ち込んだような顔をしていた。
強く生きろよ……マサト。
そうこうしているうちに今回の戦闘形式の説明が始まった。
「今回の恒例一年生学校対抗戦のルールを説明します。今回は三対三の団体戦で行われます。先鋒、中堅、そして大将の順で試合を行います。先に二回勝ったほうが勝ちとなります。先鋒と中堅で試合が決まった場合大将戦は行いませんのでご了承ください。説明は以上です。それでは試合を一時間後に行いますのでオーダーの提出と準備をお願いします」
今回の戦いは三対三の団体戦、つまり俺が大将になって前の二人が勝ってくれれば俺は戦わずに済むと言うことか……なにそれ、めちゃくちゃいい案じゃん。
「なぁ、マサト、ミルラ王女。二人はこの団体戦のオーダー考えた?」
「いや、全くですね」
「右に同じく、だな」
「なら、俺の案でいいか?」
「まあ、他にないしいいよ」
ということで、先鋒はミルラ王女、中堅はマサト、そして大将がこの俺ライトです!
こちらに対して、向こうのオーダーは、先鋒は夏希、中堅は賢一、そして大将はいつかの勇者さんである御剣健斗であった。
わー、俺の相手御剣じゃん。
どうしよう、棄権しよっかなー。
ダメですね、知ってました。
オーダーが発表されてから一時間が経ち、いよいよ先鋒の試合が始まった。
「それでは、先鋒戦ミルラ王女対辻村夏希さんの試合を行います。バトルスタート!」
こうして戦いの狼煙が今上がったのだった。
えっ?おれなんかしたっけ?
あっ、いつもしてますね。てへっ。
とにかく俺はなんでこいつらに捕まったのか分からず、ぼけーとしていた。
「お兄ちゃんお兄ちゃん。露切さんって誰ですか?辻村さんって誰ですか?彼女何ですか?」
っ!恐いよ!なんでそんなに低い声がでるのさ!
ミルラ王女がハイライトを消して来たことによりびっくりしたライトはビビっていた。
「い、いや彼女なんかじゃないぞ。ただの元クラスメイトだ」
「そうですか……よかったです。あの二人を消すことにならなくて」
俺の答えに納得してくれたミルラ王女はいつもの笑顔に戻っていた。
断じてミルラ王女が後半何て言ったかは聞こえてなかったからな!ホントだぞ!俺は嘘をつかない!………嘘です。結構嘘はつきます。
そして、続いてマサトが俺を問い詰めてきた。
「なぁ、さっき露切と辻村って名前が聞こえてきたんだけど……」
「ん?ああ、あいつらはただの元クラスメイトだよ。それがどうした?」
「いや、その子達もヒロイン候補の一人だったからさ」
「そうだったか……」
マサトはこの世界がゲームと同じだと言っていた。なら、そんな可能性も有るのかもしれないな。
「ま、頑張れよ」
「頑張りたいんだけど、メインヒロインであるミルラ王女をお前に取られているからなー。なんとも言えない」
「そ、そうか。なんか悪い」
見ると、マサトは明らかに落ち込んだような顔をしていた。
強く生きろよ……マサト。
そうこうしているうちに今回の戦闘形式の説明が始まった。
「今回の恒例一年生学校対抗戦のルールを説明します。今回は三対三の団体戦で行われます。先鋒、中堅、そして大将の順で試合を行います。先に二回勝ったほうが勝ちとなります。先鋒と中堅で試合が決まった場合大将戦は行いませんのでご了承ください。説明は以上です。それでは試合を一時間後に行いますのでオーダーの提出と準備をお願いします」
今回の戦いは三対三の団体戦、つまり俺が大将になって前の二人が勝ってくれれば俺は戦わずに済むと言うことか……なにそれ、めちゃくちゃいい案じゃん。
「なぁ、マサト、ミルラ王女。二人はこの団体戦のオーダー考えた?」
「いや、全くですね」
「右に同じく、だな」
「なら、俺の案でいいか?」
「まあ、他にないしいいよ」
ということで、先鋒はミルラ王女、中堅はマサト、そして大将がこの俺ライトです!
こちらに対して、向こうのオーダーは、先鋒は夏希、中堅は賢一、そして大将はいつかの勇者さんである御剣健斗であった。
わー、俺の相手御剣じゃん。
どうしよう、棄権しよっかなー。
ダメですね、知ってました。
オーダーが発表されてから一時間が経ち、いよいよ先鋒の試合が始まった。
「それでは、先鋒戦ミルラ王女対辻村夏希さんの試合を行います。バトルスタート!」
こうして戦いの狼煙が今上がったのだった。
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