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プロローグ
魔法適正で驚きの事実!!
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あのあと露切さんと別れ、自分たちの部屋で夜ご飯を食べた。
そして、すぐに風呂に入ってしまい、疲れが思っていた以上にあったようで、ベッドに寝転がるとすぐに寝てしまった。
次の日、目を覚ますと、すでに食事がおかれていた。
今日はいないのかな、このあと予定聞きたかったんだけど……と思いつつ、朝ごはんを食べようとすると、そこに置いてある手紙に気がついた。メリィからの手紙だった。
「なになに。今日は少し用事があるので、朝起こせません。すいません。食事はすでに用意しておくのでご了承下さい。きっと今日の予定を聞きたいと思っているはずなので、書き記しておきます。今日は昨日あった場所で魔法の訓練があるそうです。頑張ってください。だってさ。いや、なんで俺が考えていた分かってんのさ。こわっ」
とメリィのサトリの恐怖は置いといて、とりあえず朝ごはんを食べたあと手紙に書いてあった通りに昨日俺が団長にボッコボコにされた場所へと向かった。
いや、自分で昨日のトラウマに触れちゃったよ。昨日の団長は途中からまじで怖かったからなー。
自分のトラウマと向き合いながら訓練所に向かっていると夏希と賢一に会った。
「二人ともおはよう。ちゃんと寝れたか。」
「寝れた、寝れた。それよりもお前昨日すごかったじゃん」
「そうね。あの団長とあそこまで戦えるなんて。少しながら驚いたわ」
「そうそう、俺も驚いたわ。お前あんなランク低くてAランクの団長と同じくらいの強さだったから」
「いや、俺もよくわからないんだけど、才能が発動したって頭の中に流れてからあんな動きになってた」
「才能が発動した?あれって常時発動なんじゃないのか」
「光のだけ特別っていうことかしら」
「どうなんだろうな……ん!着いたみたいだから話の続きはあとでな」
「そうだな」
「そうね」
賢一と夏希と別れ、訓練所に入った。中に入って見ると、どうやら俺たちが一番最後だったようだ。
そして、前の方にいるいかにも魔法使いって感じの服装をしている人が話始めた。
「これで全員揃ったようだな。今日は昨日の戦闘訓練に代わり魔法の訓練をしようと思う。早速取り掛かりたいものだが、皆はまだ自分たちがどんな魔法を使えるか知らないはずだ。そこで、訓練に入る前に魔法の適正を調べようと思う」
……魔法の適正か。ヴァニラ王妃が言う通りならば、適正があっても中級くらいまでしか使えないのか。
適正の取り調べが始まっていたようで、クラスメイトたちは一喜一憂しているようだ。き
っと自分の使いたかった属性が使える人と使えない人で分かれているんだなー。
んん!?賢一のやつはめちゃくちゃ笑顔になっているじゃねえか。
夏希は……まあ、無表情だな。こんなことで喜んだり、落ち込んだりするようなやつではないしな。
あ、そろそろ俺の番だな。行くとするか、絶望を聞きに……あ、今のちょっと中二病ぽかったが俺は決して中二病なんかではない。決してだ。大事なことなので二回言いました、テヘッ。
「では、次の人どうぞ」
「あ、はい」
「それでは、この水晶に手をかざしてください。」
俺は言われた通りに水晶に手をかざすと、水晶は六色に光った。
「全属性適正ですか。これで三人目ですね。んん!?よく見ると、灰色も混ざっているようですね。一応こちらの水晶にも手をかざしてください」
もうひとつの水晶にも手をかざすと、水晶の中に剣の模様が浮かび上がった。
「ここまではっきりと写り出されるとは。どうやらあなたにはユニーク魔法の適正がありようです。しかも、剣の模様しているので、そうですね……剣魔法ですかね」
「ユニーク魔法……剣魔法か。わかりました。ありがとうございました」
ユニーク魔法は予想外だったな。それに剣魔法か。どんな魔法なのか調べてみるとするか。
全員の取り調べが終わり、個々での練習に入った。俺は一人訓練所の隅っこで練習していた。
「とりあえず六属性は後回しにして、ユニーク魔法、剣魔法の練習からするか」
剣魔法というくらいなのだ、きっと剣を使った魔法に違いない。とりあえず、剣をイメージして造ってみるとするか。
そうして俺は、手のひらに魔力を集めるイメージを作り、そこから剣が出てくるのをイメージした。すると、手にはひとつの剣ができていた。
「すげえ。剣魔法は剣を造り出す魔法なのか。へえ~、あれ!?でもこれってあんまり役に立たなくね。」
そうなのだ。俺は魔術師であって剣士なのではないのだ。このままでは役には立たないのだ。
「い、いや。ひょっとしたら、手から離して操れるかもしれない。よし、やってみよう」
俺は剣を手から離して、飛び回るようにイメージしてみたら、なんと、出来てしまったのだ。よし、成功だ。あとは、複数同時に発現させて操ってみるか。
その後も、練習を続けてみると最大で十本までなら同時発現できた。それ以上造ろうかすると、形が造り上がらず消えてしまっていた。つまり、剣を最大十本まで発現させ操ることができることがわかった。
そうこうしているうちに訓練が終わり、部屋に戻り、ベッドに寝転がるとすぐに凄い眠気が襲ってきて、意識を落としてしまった。
そして、すぐに風呂に入ってしまい、疲れが思っていた以上にあったようで、ベッドに寝転がるとすぐに寝てしまった。
次の日、目を覚ますと、すでに食事がおかれていた。
今日はいないのかな、このあと予定聞きたかったんだけど……と思いつつ、朝ごはんを食べようとすると、そこに置いてある手紙に気がついた。メリィからの手紙だった。
「なになに。今日は少し用事があるので、朝起こせません。すいません。食事はすでに用意しておくのでご了承下さい。きっと今日の予定を聞きたいと思っているはずなので、書き記しておきます。今日は昨日あった場所で魔法の訓練があるそうです。頑張ってください。だってさ。いや、なんで俺が考えていた分かってんのさ。こわっ」
とメリィのサトリの恐怖は置いといて、とりあえず朝ごはんを食べたあと手紙に書いてあった通りに昨日俺が団長にボッコボコにされた場所へと向かった。
いや、自分で昨日のトラウマに触れちゃったよ。昨日の団長は途中からまじで怖かったからなー。
自分のトラウマと向き合いながら訓練所に向かっていると夏希と賢一に会った。
「二人ともおはよう。ちゃんと寝れたか。」
「寝れた、寝れた。それよりもお前昨日すごかったじゃん」
「そうね。あの団長とあそこまで戦えるなんて。少しながら驚いたわ」
「そうそう、俺も驚いたわ。お前あんなランク低くてAランクの団長と同じくらいの強さだったから」
「いや、俺もよくわからないんだけど、才能が発動したって頭の中に流れてからあんな動きになってた」
「才能が発動した?あれって常時発動なんじゃないのか」
「光のだけ特別っていうことかしら」
「どうなんだろうな……ん!着いたみたいだから話の続きはあとでな」
「そうだな」
「そうね」
賢一と夏希と別れ、訓練所に入った。中に入って見ると、どうやら俺たちが一番最後だったようだ。
そして、前の方にいるいかにも魔法使いって感じの服装をしている人が話始めた。
「これで全員揃ったようだな。今日は昨日の戦闘訓練に代わり魔法の訓練をしようと思う。早速取り掛かりたいものだが、皆はまだ自分たちがどんな魔法を使えるか知らないはずだ。そこで、訓練に入る前に魔法の適正を調べようと思う」
……魔法の適正か。ヴァニラ王妃が言う通りならば、適正があっても中級くらいまでしか使えないのか。
適正の取り調べが始まっていたようで、クラスメイトたちは一喜一憂しているようだ。き
っと自分の使いたかった属性が使える人と使えない人で分かれているんだなー。
んん!?賢一のやつはめちゃくちゃ笑顔になっているじゃねえか。
夏希は……まあ、無表情だな。こんなことで喜んだり、落ち込んだりするようなやつではないしな。
あ、そろそろ俺の番だな。行くとするか、絶望を聞きに……あ、今のちょっと中二病ぽかったが俺は決して中二病なんかではない。決してだ。大事なことなので二回言いました、テヘッ。
「では、次の人どうぞ」
「あ、はい」
「それでは、この水晶に手をかざしてください。」
俺は言われた通りに水晶に手をかざすと、水晶は六色に光った。
「全属性適正ですか。これで三人目ですね。んん!?よく見ると、灰色も混ざっているようですね。一応こちらの水晶にも手をかざしてください」
もうひとつの水晶にも手をかざすと、水晶の中に剣の模様が浮かび上がった。
「ここまではっきりと写り出されるとは。どうやらあなたにはユニーク魔法の適正がありようです。しかも、剣の模様しているので、そうですね……剣魔法ですかね」
「ユニーク魔法……剣魔法か。わかりました。ありがとうございました」
ユニーク魔法は予想外だったな。それに剣魔法か。どんな魔法なのか調べてみるとするか。
全員の取り調べが終わり、個々での練習に入った。俺は一人訓練所の隅っこで練習していた。
「とりあえず六属性は後回しにして、ユニーク魔法、剣魔法の練習からするか」
剣魔法というくらいなのだ、きっと剣を使った魔法に違いない。とりあえず、剣をイメージして造ってみるとするか。
そうして俺は、手のひらに魔力を集めるイメージを作り、そこから剣が出てくるのをイメージした。すると、手にはひとつの剣ができていた。
「すげえ。剣魔法は剣を造り出す魔法なのか。へえ~、あれ!?でもこれってあんまり役に立たなくね。」
そうなのだ。俺は魔術師であって剣士なのではないのだ。このままでは役には立たないのだ。
「い、いや。ひょっとしたら、手から離して操れるかもしれない。よし、やってみよう」
俺は剣を手から離して、飛び回るようにイメージしてみたら、なんと、出来てしまったのだ。よし、成功だ。あとは、複数同時に発現させて操ってみるか。
その後も、練習を続けてみると最大で十本までなら同時発現できた。それ以上造ろうかすると、形が造り上がらず消えてしまっていた。つまり、剣を最大十本まで発現させ操ることができることがわかった。
そうこうしているうちに訓練が終わり、部屋に戻り、ベッドに寝転がるとすぐに凄い眠気が襲ってきて、意識を落としてしまった。
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