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第五章

大草原血に染めて-01

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「ファグナックだ! フィスクランドの陸上空母フルッツファグ・リッターが到着したぞ!」
それは、アジ・ダハーカと同じ形態の規模を誇る、箱型の空母だった。ドラグナーの発射口が上面にひとつ、側面の開閉ハッチがふたつ。戦艦には及ばないものの、強力な主砲を四基備えてある。このファグナックには約10騎程度のドラグナーが積み込めるとのことだった。

「アーサーハイヴも空中空母ルフト・フルッツファグ・リッター:ルーカイランを出撃させるそうだ!」
隊のあちらこちらで歓声が上がる。ルーカイラン、それはアーサーハイヴが誇る空を飛ぶ空母だ。そのサイズは本体がアジ・ダハーカと同じ10×10×40mくらい。だが根本から異なるのは、全体的に丸みを帯びており、上方と下方にそれぞれ砲門が取り付けられている。更に言えば、側面には左右に20mほど大きく開かれた翼状のカタパルトがあり、下部からもドラグナーを投入できるようハッチが取り付けられている。つまり、その翼状のカタパルトがあるぶん、かなり大きく見える。これにはドラグナーが陸上用のそれよりも、二倍近くの搬送能力を有しているとのことだった。

「…随分と賑やかになりましたね」
「ああ。それもこれも君のおかげだよ、ライヴ君」
ローンはサングラスのブリッジを直しながら言った。
「君が開放してきた地域の協力による戦力だ。どうせ、奇策を用いて一気に攻め落とすんだろう?」
「ハハハ…。いつも奇策という訳にはいきませんが…。でもメッド=クラウン… マーダーのことです。放っておくと何をされるかわからないですからね。それに…」
「それに、なんだね?」
「まさかこんなに早く、短期間でこれほどの戦力を得られるとは思ってもみませんでした。それだけにこの機を逃したくない」
「そうだな。私としても、一刻も早く君のリーヴァを保護したいと思っている。マーダーにはあまりいい噂は聞かないからな」

クーニフ歴37年3月1日、俺達は大軍を持ってダシュタットを強襲、その地を開放した。そしていよいよ州都への進撃を開始しようと準備を進めていたのだ。反旗を翻した各地からは龍馬オプタルを駆る騎士や民兵が続々と集まり、またドラグナーも次々と参戦してきた。主な構成はファハン70騎、ヘイムダル35騎、クワット30騎、騎士/兵士2万という、実に頼もしい限りである。

◇     ◇     ◇     ◇

「クーリッヒ=ウー=ヴァンの物語を知るものは幸せである。心穏やかであろうから。だからこそ伝えよう、歴戦の勇者たちの戦いぶりを…。皆さん、こんばんは。ブレンドフィア=メンションです。今夜はいよいよ歴史上に残る大きな戦争を扱うことになります。超古代史を学んでいる方には馴染みの深い… そう、フラックフェルト平原の戦いですね。この地は中世や近代においても大きな戦いが何度となく繰り返されてきた史跡です。今も発掘・研究が進められており、毎年のように新たな発見がなされては歴史の常識を塗り替えてきました。果たして、今回はどのような展開になってくるのでしょうか…」

「私は今、フラックフェルト平原にある第13地区に立っています。実は5年ほど前に、この場所で驚くべき発見がなされていました」
そのように語るのは、アンスタフト=ヒストリカ教授である。
「ああ、ありがとう…。さて皆さん、新しい歴史の教科書で、このオベリスクを見かけたことはありませんか? 特に、医学を学ぶ方には最も馴染みが深い出来事が描かれているのですが… まだ知らない方も多いかと思います。実は、ここに描かれているのは、史上初のトリアージュの様子を描いたものだったのです。トリアージュと言えば、先の戦災で医療の最先端において50年ほど前から取り入れられた、緊急措置の際に取られる手法です。重症患者と極めて軽症な患者とを色分けし、優先順位に従って治療を施していくというものですね。その概念が数千年前には既にあったという事実が発覚したのです。そして、ここにもライヴ=オフウェイ少年の姿があるのです。この少年は本当に何物なんでしょうか? 彼の存在自体が、歴史上のオーパーツとでも言うべきなのかもしれません」

「ここ、フラックフェルト平原の東に位置するアーサーハイヴの州立博物館に私はいます」
ミンダーハイト=ギリアートン教授もまた、ここによく訪れると言う。
「オベリスクに描かれていたトリアージュの手法に関しては、あくまで概念でしかありませんでした。後世の書き込みであったという歴史学者もいたほどです。ですが、このアーサーハイヴの史跡の一つから、バンバスの欠片が出土しました。そこにはこのように書かれています。

『立ち上がれないものは赤い札を。戦えるものには青い札を。患者たちは様々に色分けされ、それぞれ専門の医者に回復を託された』

…つまり、現代のトリアージュと全く同じ概念で、当時も怪我などの治療に当たらせていたというのです。私たちは驚きました。これほど数千年も昔の資料に、今に通じる概念を持っていたのです。我々がトリアージュの概念を取り入れたのはたかだか50年ほど前から。その概念を提唱されたのも、80年ほど前からです。つまり、我々はこのトリアージュの概念を再発見したにすぎないという事実を叩きつけられたにすぎないのです」

◇     ◇     ◇     ◇

「ほほう… 実に鮮やかじゃないか…」
黒衣に身をまとった大男、マーダー卿は公園のベンチに深く腰掛けながら呟いた。
「ええ、本当に見事としか言いようがありません。我々クーリアでもこのような電撃戦はなかなか…」
長いコート姿に目深に被った帽子の男”クーリア”は、鳩に餌をやりながら呟いた。
「詳細は書簡の中にありますが、ライヴ=オフウェイは商人達のギルドと手を結んだ模様です」
「商人と?」
「ええ。我々情報を専門に扱っている者とは異なる情報網を持ち、しかも広まるのは早い。一体何者なんですか、ライヴ=オフウェイという少年は?」
「知らぬ。が、儂が興味を持つに足りる男であることは確かだ」
「ですね。アーサーハイヴもダシュタットも、その電撃的な展開と戦術は今までにみたことがありません。さすがのマーダー様も少々手こずりそうですな」
「商人風情と手を結んで、か。ハハハ、実に面白いではないか!」
「とにかく、これまでのブラウ=レジスタルスとは訳が違います。くれぐれもご用心を」
「わかっておる。だが、この儂にかかればすぐに蹴散らしてくれるわ!」
「では、書簡との交換を…」
「…うむ」
男たちはベンチ越しに、金貨の入った報酬と書簡とを逆手で交換した。
「あなたは我々の良き商売相手です。くれぐれもその身を危険に晒さぬよう、重ねてお願いしますよ」
「なに、儂が出るまでもないさ。それに、玩具も準備できておるしな…」

◇     ◇     ◇     ◇

州都スタディウム・ノーディスタンから東へ30Giz(約50km)ほどのところから、フラックフェルト大平原が広がっている。その広さは横断するだけで丸一日を要し、その横断距離は200Giz(約322km)とも言われる。この大平原には小さな集落が点在しており、広い道路網が整備されていた。それらは主にフィスクランドからの交易品などが活発に行き交い、旅人も多く通行する人と物の大動脈であった。ここが戦場になる… 噂は狼煙よりも早く州都や周辺の領地にも伝わってきていた。

「随分とピリピリしてきましたね」
俺はアジ・ダハーカの上部甲板に腰掛けながら、ローンに話しかけた。
「どうした。今から怖気づいたかい?」
「そんなことはありませんよ。不思議なことに、この世界にやって来てからそんな感情がないんですよね。なんでなんだろ?」
「ハハハ、それはなんとも頼もしいな。一体今度はどんな策を見せてくれるのか、考えるだに楽しみなのだよ」
「そんなに期待しないでください。俺は俺にできることしかしてませんから!」
「…お話のところ、すみません。またこんな奴が紛れ込んでまして…」
シュタークだった。その手には、大人しくなったヌッツが掴まれている。
「ヌッツさん、先日も本当にお世話になりました。ありがとうございます」
「…感謝するなら、まずコイツの頭を教育してやっちゃもらえんだろうか?」

◇     ◇     ◇     ◇

「ええ、今度はドラグナー用の武器も扱うことになったって?」
俺は驚いた。有能だとは聞いていたけど、こんなに出世が早いとは!
「はい、おかげさまで小さいながらも空中輸送騎ルフト・トランスポータを手に入れまして、ハンディ・カノンの弾薬からドラグナーまで扱っております。…とはいっても、非正規品なんでそれなりの訳あり商品なんですがね。勿論、今までのような食料や情報も商っております。そこで、ライヴさんにまずお声がけしようかと…」
「俺にはそんな権限はないよ。むしろローンさんにある権限であって…」
「私は君がよければ賛成するぞ?」
「え?」
「ああ、それだけの信頼を君においていることは忘れないで欲しい」
「そ、そうなんですか?」
「…で、商わせてもらえるんで?」
「…勿論です。こちらの方からお願いします。これから補給線が伸びることで、様々な弊害が出てくると思います。それをぜひともカバーしてもらいたい!」
「はい、おっしゃるままに」
ヌッツはニカッと笑うと、嬉しそうに不器用なステップを踏みながら戻っていった。

「…そう言えば、俺まだハンディ・カノンとか使ったことがないんですが… 一体どういうものなんですか?」
「ああ。君のレクルートにもその腕に爪が付いているだろう。それに引っ掛けて固定している。故に、剣との併用も可能だ。ただ使用の際にはトリガーを握る必要があるから、同時使用はできないのだがね。弾丸の装填数は6発。中には5発のものもあるが、標準品は6発が主流だ。単純なメタル製弾頭弾もあれば、”魔法”を封じ込めた魔弾もある。いずれにしても、我々のようにマナを封入する技術を持たないものは、ヌッツのような商人から買うしかできないのだが、例外もある。シェスターに頼めばいい。彼女は優秀な技術者だ。メタル製弾頭であれば、すぐにマナを封入してくれる」
「で、その弾なんですが、見たことがないんですよね?」
「…そうかい? これだよ」
ローンは俺に、長さ20cm径2cmほどの金属の工芸品を見せてくれた。その所々から宝石が光り輝いて見える。
「見えるかい? これが神鋼石ドラグーンだ。何度も使用できるので、基本・回収してマナを再充填して使用している。だが、戦場においては時折よく無くすものだ。そういう時には、薬莢拾いの業者から買い取ることになる。決して安いものではないから、くれぐれもなくすなよ?」
「へぇ…」
俺はシェスターの話を思い出しながら、このハンディ・カノンの使い方を模索していた。

◇     ◇     ◇     ◇

「ハンディ・カノンを使ってみたい? いいよ」
俺はブラウ=レジスタルス一番のスナイパー:アギルに頼んで、ハンディ・カノンの指南を頼んでいた。
「コイツは発砲時に上に跳ねる声質を持っているんだ。それを腕で押さえ込むように… そうそう、構えて…」
「こ、こう… ですか?」
「そうだ。で、トリガーを引き絞るように… 撃つ!」

パァ… ン!

轟音一発、そして、着弾! 弾は俺が狙っていたよりも遥か右の方へとずれてしまっていた。
「排莢袋がカノンの左側に付いているだろう? そこに薬莢が溜まっていくようになる。気をつけないと、破れて中の薬莢がこぼれ出て、破産なんてこともあるから要注意!」
「は、ハイ!」

「そんなところで何やってんだよ! アギル、ライヴ君!」
眼下にはドラグナー:ラーヴァナに乗る準備を済ませたシェスターが俺たちを指差しながら頬を膨らませていた。
「ライヴ君、ハンディ・カノンのことならボクに聞いてねって、言ったじゃないか!」
「え? いつそんなことおっしゃってましたっけか?」
「言ってないけど、そういうことなんだよ! 君にボクの昔話したってことの意味!」
「えええええ? あれでそこまで察しろと?」
「そうだよ! アギルもアギルだよ! ボクの気持ち、キミは知ってるでしょ?」
「ハハハ、そうだったな。ほら、ライヴは譲るよ」
「…それでいいんだよ!」

「そんなところで何してるの?」
眼下にはドラグナー:ラウェルナに乗る準備を済ませたフラウが立っていた。
「ライヴ。あなたは近接戦闘に特化したドラグナーに乗っているのでしょう? 何を今更飛び道具に触ろうとするの?」
「い、いや、あのぅ… ですね?」
「言い訳無用! あなたはこれから私と剣術の稽古をするの。これから戦いはもっと激しくなるわ。万が一がないように、もっと鍛えなきゃ…」

「ちょっとまってよ、フラウ! ライヴは今からカノンの練習をするんだからね!」
「いいえ。何を言ってるの、シェスター。彼は私が面倒を見るのよ!」
「ハッハッハ…! よ、このリア充~!」
「笑い事じゃないですよ!、なんとかしてくださいよアギル! 助け舟を…」
振り向くと、そこにアギルの姿はなかった。はるか遠くで手を振るマガン・カドゥガンの姿が見えるだけだった。
「…見てろよ、いつか仕返ししたるからな…」

◇     ◇     ◇     ◇

「はぁぁぁあああ…」
俺は大きくため息を吐いた。
「おや、どうしたライヴ。随分と疲れているようじゃないか?」
「そりゃ、もう。…カノンの練習と剣術とで、みっちりしごかれてきましたからね~…」
「…アギルから聞いたぞ。やはり私の目に狂いはなかったな」
「なにを他人事のように言ってるんですか?」
「他人事だよ、ライヴ君。私にとってはね。仲がよくていいじゃないか」
「俺の立場も考えてくださいよ!」
「あ~、羨ましい羨ましい♪ 妬みはすれど、同情の余地はないかな?」
「…ローンさん…、あなた、実は結構おちゃめな性格なのでは?」
「今頃気付いたかい? わたしはこういう楽しい話には全力で乗る男だよ。だから言っただろう?皆を嫁に貰えばどうかと」
「……む~…」
「そうやってはっきりしない君が悪いのだ。ちゃんと皆に応えてやれ」
ローンは高らかに笑いながら、ブリッジを後にするのだった…。
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