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第四章 天使と悪魔
悪魔と精霊
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トオルはウエストエリアに視察や調査に行く度に色々な新人類のステータスを観察してきていた。
それは、トオルに有用なスキルを持っている"獲物"を探すという事である。
今まで目星を付けた獲物は数人居るが、そのすべてを取得しなくてはいけない訳では無い。
何かの時に必要なら手に入れようと思っていただけだ。
今回は、美凪に必要な身体強化、そして美凪が欲している精霊術、トオルが欲している空間倉庫の3つのスキルを探しに行く。
身体強化と空間倉庫はだいたいの目星は付いているが、精霊術はまだ見た事が無かった。
そんなことをトオルが考えていると、美凪が小さな声でトオルにお願いをして来た。
「キ、キング、その~ショップのポイントが貯まったので、あの~」
何かを言いにくそうにしている。
トオルは大体の事は察したが、本人の口から聞くまでは出しゃばらない様にしようと考えた。
「あの~、身体強化のスキルの前に~、え~と、精霊術を~、モゴモゴ」
『あっはははは』
『さっきの戦闘でかなりレベルも上がってるし、この先も頑張るってのなら先に取っても良いぞ』
美凪は一気に晴れやかな顔になり、何度も何度もトオルに頭を下げて、激しく喜んだ。
急いでポイントを使い、美凪は精霊術のスキルを取得した。
「キ、キング、聖霊を召喚してもよろしいでしょうか?」
『好きな子を呼べるのか?』
「いえ、ランダムっぽいですね、それとまだ一人しか召喚出来ないみたいです」
『当たりが出ると良いなw』
「先ほど話してたシャドーとかシェイドとかなら嬉しいですが・・・」
『小動物とか無機物の精霊だと外れかな?』
「しょ、小動物でも可愛いければ良いですが、石ころの精霊とかだと泣けますねw」
『そう言うのがフラグになるんじゃないか?(笑)』
「ちょ、ちょっと召喚するのが怖くなってきました・・・」
『あはは、嘘々、俺の眷属なんだから、そんなに運が悪いはずが無いだろw』
「じゃ、じゃぁ呼んでみます」
『おぅ頑張れ!』
「万物の根源を為す者よ!我が従者として今世に顕現せよ!」
「サモン・スピリット!!!」
美凪の差し出した手の先に光の粒が集まり始める。
やがて光の粒は大きくなり、そして四方に爆ぜる。
その中から現れたのは、オレンジの炎に包まれた大魔神。
『おぉ~~~炎の魔神かぁ~』
「当たり?かな?」
「我ヲ顕現セシ強者ヨ、汝ノ従者トシテ我ヲ使役スルガ良イ。
我ガ名ハ イフリート」
「イフリート、良く呼び掛けに答えてくれた」
精霊を使役した事で美凪に称号や成長補正や新しい職業が追加された。
美凪のステータスボードには、加奈子やキャリヤに勝つまではいかないだろうが、良い勝負が出来うる強さが刻み込まれている。
『こりゃ、天使もびっくりするほどの強さだな・・・』
「セカンド職業の選択に精霊術士が出たのでそれに決めました」
『あぁ俺もセカンドジョブ決めないとな』
「イフリートよ、これより我が従者として我に力を貸せ、そしと共に生きよ」
「主ヨ、我ヲ使役スルニ相応シキ御仁デアル」
「永遠ノ忠誠ヲココニ誓オウ」
『当たりどころか、大当たりだったようだな』
「火炎熱に絶対耐性が付いたのも大きいですね」
『新しいステータスのSpiritはイフリートの攻撃力の基礎値かな?』
「そんな感じです、SpPはその攻撃に使う精神力ポイントですね」
『魔力に使うMPみたいなもんだな』
「まったく同じだと思います」
『身体強化よりも先で良かったなぁ、これは驚いた』
「主ノ主人、大主ヨ、汝ニ敬意ヲ表シテ我ガ権能ノ一部ヲ授ケヨウ」
トオルに精霊召喚1/1が与えられた。
精霊召喚1/1は1度だけ精霊を召喚できるがその後は消失するスキルだった。
(おぅおぅ、ちょっと嬉しいけど、ポーカーフェイスだ・・・)
『イフリートよ、お前の様に強く気高い精霊をこのスキルで召喚できるのか?』
「我ガ世界、ムスペルヘイム ニ繋ゲレバ、火炎系ノ精霊ガ召喚可能ダロウ」
『火炎系でイフリートと同等となると、サラマンドラかフェニクスくらいしか思い浮かばんわ』
『でも美凪が炎の系統なら俺も相反するよりも同系の方が良いのかもな』
「ふ、二人でお揃いの属性の精霊を携えましょう♪」
『イフリートよ、ムスペルヘイムに繋げといてくれないか』
「大主ヨ、容易イ事、了承シタ」
『炎の神髄を知る者よ、我が僕と成りて今世に顕現せよ!』
『サモン・スピリットッ!!!』
先ほどと同じように、トオルの指し伸ばした手の先に光が集まり始める。
そして大きくなった光の塊りは強く弾け、その中から精霊が顕現する。
ポヨ~ン
『はぁ?』
そこには背丈30㎝ほどの、「日本感覚的な妖精」と言うイメージに近い4枚の炎の羽を羽ばたかせる小さき女性型の精霊がにこやかな顔でこちらを見ている。
トオルは少しがっかりしている。
出来れば生命を司るフェニクスか、4大精霊のサラマンドラが良かったんだが・・・
「我が名はヘスティア、お前様が妾を召喚せし者か?」
「ヘ、ヘスティア? オリンポス12神柱のヘスティア?」
『美凪、この子を知っているのか?』
「ヘスティアと言えば、ハデスやゼウスやポセイドンの姉弟の長姉で、オリンポス12神の1人の火を司る大精霊ですよ・・・」
「それはちと違うな、12神柱は甥っ子のディオニュソスに譲った故、妾はその柱に含まれとらんぞ」
『ディ、ディノニュース?』
トオルは少し尽いていけてない。
北欧神話なら少しは聞きかじっているが、ギリシャ神話は聞いた事が有る程度だ。
「キング・・・ アテネやアポロン達の兄弟ですよ・・・」
『あぁ、そ、そうなんや・・・』
聞いた事は有る名前だが、どんな存在だったのかとか、まったくわからないトオルだった。
「あ奴は不憫な生い立ち故、承認欲求の強い子じゃからのぉ~」
ヘスティアがしみじみした口調で甥っ子の話をするのを、横で眺めていたイフリートが口を挟む。
「主ヨ、コノ姿ハ精神力ヲ使ウ故、主ニ寄リ添ウ事トスル。
ヘスティア…ヨ、オ先ニ失礼致ス」
イフリートはそう告げると、美凪の肉体に染み込んでいった。
「おっ?おっ? おおおおおお~~~~~~」
美凪の肉体はイフリートが[憑依]した事により【覚醒】したようで、さらに戦闘力が上がった。
「キ、キング、とても異常に少し強くなっちゃいました・・・」
美凪が興奮して、おかしな言葉でトオルに報告する。
トオルが美凪のステを見ると、先ほどよりもさらに大幅にステータス数値が上昇していた。
青空美凪(35)
Lv32
種族 【新人類】 選択
職業 【暗黒剣士】【精霊術士】 選択
恩恵 【技能取得】
称号 【同族殺し】【殺人鬼】【虐殺者】【惨殺者】
【大剣飛戦士】【炎の魔人を従えし者】
状態 【眷属化-櫻庭通】
【精霊憑依-イフリート】
【覚醒】
基本能力一覧
GMR/USU+
HP 21875/16717<+3065>(+2093)
MP 4811/2718(+2093)
SpP 12286/10193(+2093)
STR 5222/3823〔+100〕<+701>(+598)
DEF 4579/3280〔+100〕<+601>(+598)
AGI 4363/2465〔+1300〕(+598)
DEX 1432/834(+598)
INT 1160/562(+598)
Spirit 3333/2311<+424>(+598)
SP/18
sp/6
基本技能一覧
技能店舗⒮ 眷属契約 暗黒剣 武装 精霊召喚[1]
身体強化² 空間倉庫 双剣 個別空間Ⓢ
転移¹ 隠蔽 大剣豪 一撃必殺 浮遊 超速動
跳躍 二刀流 双剣術 鑑定 神速剣技 風纏
索敵
焱術-[焱弾]-[焱剣]-[焱球]-[魔人戦装]
耐性一覧
物理耐性 絶対火炎熱耐性
35937/33983
「妾をほったらけにするでない」
小さき妖精が口を尖らせてトオルに文句を言う。
フワフワと宙に浮くその姿の愛らしい事、この上ない。
トオルは、美凪の急成長に少し羨ましさを感じたが、それよりもこの可愛らしい従者に心を奪われかけていた。
『ヘスティアよ、お前は顕現した状態で精神力を使わないのか?』
「やっと名で呼んでくれたな。妾はこの大きさ故、あ奴ほど力は使わぬ」
『それじゃ~精霊力も低いって事か?』
「ふっ、お前様は見た目で判断するような器の小さい男かえ?」
小さき妖精はそう言うと、道路向こうに見えているビルに向かって手を伸ばし炎の塊りを撃ち込んだ。
ドッガーン
8階建てくらいのそのビルは、轟音と共に崩れ落ちた。
『す、すげぇなぁヘスティアよw すまなかった、お前は凄い奴だった』
「ふふふ、妾は精霊神ぞ、この力、思う存分使うが良い、お前様よ」
その火力に、トオルは驚愕の気持ちと共に最高の戦闘力を手に入れた事に喜びを隠せなかった。
それは、トオルに有用なスキルを持っている"獲物"を探すという事である。
今まで目星を付けた獲物は数人居るが、そのすべてを取得しなくてはいけない訳では無い。
何かの時に必要なら手に入れようと思っていただけだ。
今回は、美凪に必要な身体強化、そして美凪が欲している精霊術、トオルが欲している空間倉庫の3つのスキルを探しに行く。
身体強化と空間倉庫はだいたいの目星は付いているが、精霊術はまだ見た事が無かった。
そんなことをトオルが考えていると、美凪が小さな声でトオルにお願いをして来た。
「キ、キング、その~ショップのポイントが貯まったので、あの~」
何かを言いにくそうにしている。
トオルは大体の事は察したが、本人の口から聞くまでは出しゃばらない様にしようと考えた。
「あの~、身体強化のスキルの前に~、え~と、精霊術を~、モゴモゴ」
『あっはははは』
『さっきの戦闘でかなりレベルも上がってるし、この先も頑張るってのなら先に取っても良いぞ』
美凪は一気に晴れやかな顔になり、何度も何度もトオルに頭を下げて、激しく喜んだ。
急いでポイントを使い、美凪は精霊術のスキルを取得した。
「キ、キング、聖霊を召喚してもよろしいでしょうか?」
『好きな子を呼べるのか?』
「いえ、ランダムっぽいですね、それとまだ一人しか召喚出来ないみたいです」
『当たりが出ると良いなw』
「先ほど話してたシャドーとかシェイドとかなら嬉しいですが・・・」
『小動物とか無機物の精霊だと外れかな?』
「しょ、小動物でも可愛いければ良いですが、石ころの精霊とかだと泣けますねw」
『そう言うのがフラグになるんじゃないか?(笑)』
「ちょ、ちょっと召喚するのが怖くなってきました・・・」
『あはは、嘘々、俺の眷属なんだから、そんなに運が悪いはずが無いだろw』
「じゃ、じゃぁ呼んでみます」
『おぅ頑張れ!』
「万物の根源を為す者よ!我が従者として今世に顕現せよ!」
「サモン・スピリット!!!」
美凪の差し出した手の先に光の粒が集まり始める。
やがて光の粒は大きくなり、そして四方に爆ぜる。
その中から現れたのは、オレンジの炎に包まれた大魔神。
『おぉ~~~炎の魔神かぁ~』
「当たり?かな?」
「我ヲ顕現セシ強者ヨ、汝ノ従者トシテ我ヲ使役スルガ良イ。
我ガ名ハ イフリート」
「イフリート、良く呼び掛けに答えてくれた」
精霊を使役した事で美凪に称号や成長補正や新しい職業が追加された。
美凪のステータスボードには、加奈子やキャリヤに勝つまではいかないだろうが、良い勝負が出来うる強さが刻み込まれている。
『こりゃ、天使もびっくりするほどの強さだな・・・』
「セカンド職業の選択に精霊術士が出たのでそれに決めました」
『あぁ俺もセカンドジョブ決めないとな』
「イフリートよ、これより我が従者として我に力を貸せ、そしと共に生きよ」
「主ヨ、我ヲ使役スルニ相応シキ御仁デアル」
「永遠ノ忠誠ヲココニ誓オウ」
『当たりどころか、大当たりだったようだな』
「火炎熱に絶対耐性が付いたのも大きいですね」
『新しいステータスのSpiritはイフリートの攻撃力の基礎値かな?』
「そんな感じです、SpPはその攻撃に使う精神力ポイントですね」
『魔力に使うMPみたいなもんだな』
「まったく同じだと思います」
『身体強化よりも先で良かったなぁ、これは驚いた』
「主ノ主人、大主ヨ、汝ニ敬意ヲ表シテ我ガ権能ノ一部ヲ授ケヨウ」
トオルに精霊召喚1/1が与えられた。
精霊召喚1/1は1度だけ精霊を召喚できるがその後は消失するスキルだった。
(おぅおぅ、ちょっと嬉しいけど、ポーカーフェイスだ・・・)
『イフリートよ、お前の様に強く気高い精霊をこのスキルで召喚できるのか?』
「我ガ世界、ムスペルヘイム ニ繋ゲレバ、火炎系ノ精霊ガ召喚可能ダロウ」
『火炎系でイフリートと同等となると、サラマンドラかフェニクスくらいしか思い浮かばんわ』
『でも美凪が炎の系統なら俺も相反するよりも同系の方が良いのかもな』
「ふ、二人でお揃いの属性の精霊を携えましょう♪」
『イフリートよ、ムスペルヘイムに繋げといてくれないか』
「大主ヨ、容易イ事、了承シタ」
『炎の神髄を知る者よ、我が僕と成りて今世に顕現せよ!』
『サモン・スピリットッ!!!』
先ほどと同じように、トオルの指し伸ばした手の先に光が集まり始める。
そして大きくなった光の塊りは強く弾け、その中から精霊が顕現する。
ポヨ~ン
『はぁ?』
そこには背丈30㎝ほどの、「日本感覚的な妖精」と言うイメージに近い4枚の炎の羽を羽ばたかせる小さき女性型の精霊がにこやかな顔でこちらを見ている。
トオルは少しがっかりしている。
出来れば生命を司るフェニクスか、4大精霊のサラマンドラが良かったんだが・・・
「我が名はヘスティア、お前様が妾を召喚せし者か?」
「ヘ、ヘスティア? オリンポス12神柱のヘスティア?」
『美凪、この子を知っているのか?』
「ヘスティアと言えば、ハデスやゼウスやポセイドンの姉弟の長姉で、オリンポス12神の1人の火を司る大精霊ですよ・・・」
「それはちと違うな、12神柱は甥っ子のディオニュソスに譲った故、妾はその柱に含まれとらんぞ」
『ディ、ディノニュース?』
トオルは少し尽いていけてない。
北欧神話なら少しは聞きかじっているが、ギリシャ神話は聞いた事が有る程度だ。
「キング・・・ アテネやアポロン達の兄弟ですよ・・・」
『あぁ、そ、そうなんや・・・』
聞いた事は有る名前だが、どんな存在だったのかとか、まったくわからないトオルだった。
「あ奴は不憫な生い立ち故、承認欲求の強い子じゃからのぉ~」
ヘスティアがしみじみした口調で甥っ子の話をするのを、横で眺めていたイフリートが口を挟む。
「主ヨ、コノ姿ハ精神力ヲ使ウ故、主ニ寄リ添ウ事トスル。
ヘスティア…ヨ、オ先ニ失礼致ス」
イフリートはそう告げると、美凪の肉体に染み込んでいった。
「おっ?おっ? おおおおおお~~~~~~」
美凪の肉体はイフリートが[憑依]した事により【覚醒】したようで、さらに戦闘力が上がった。
「キ、キング、とても異常に少し強くなっちゃいました・・・」
美凪が興奮して、おかしな言葉でトオルに報告する。
トオルが美凪のステを見ると、先ほどよりもさらに大幅にステータス数値が上昇していた。
青空美凪(35)
Lv32
種族 【新人類】 選択
職業 【暗黒剣士】【精霊術士】 選択
恩恵 【技能取得】
称号 【同族殺し】【殺人鬼】【虐殺者】【惨殺者】
【大剣飛戦士】【炎の魔人を従えし者】
状態 【眷属化-櫻庭通】
【精霊憑依-イフリート】
【覚醒】
基本能力一覧
GMR/USU+
HP 21875/16717<+3065>(+2093)
MP 4811/2718(+2093)
SpP 12286/10193(+2093)
STR 5222/3823〔+100〕<+701>(+598)
DEF 4579/3280〔+100〕<+601>(+598)
AGI 4363/2465〔+1300〕(+598)
DEX 1432/834(+598)
INT 1160/562(+598)
Spirit 3333/2311<+424>(+598)
SP/18
sp/6
基本技能一覧
技能店舗⒮ 眷属契約 暗黒剣 武装 精霊召喚[1]
身体強化² 空間倉庫 双剣 個別空間Ⓢ
転移¹ 隠蔽 大剣豪 一撃必殺 浮遊 超速動
跳躍 二刀流 双剣術 鑑定 神速剣技 風纏
索敵
焱術-[焱弾]-[焱剣]-[焱球]-[魔人戦装]
耐性一覧
物理耐性 絶対火炎熱耐性
35937/33983
「妾をほったらけにするでない」
小さき妖精が口を尖らせてトオルに文句を言う。
フワフワと宙に浮くその姿の愛らしい事、この上ない。
トオルは、美凪の急成長に少し羨ましさを感じたが、それよりもこの可愛らしい従者に心を奪われかけていた。
『ヘスティアよ、お前は顕現した状態で精神力を使わないのか?』
「やっと名で呼んでくれたな。妾はこの大きさ故、あ奴ほど力は使わぬ」
『それじゃ~精霊力も低いって事か?』
「ふっ、お前様は見た目で判断するような器の小さい男かえ?」
小さき妖精はそう言うと、道路向こうに見えているビルに向かって手を伸ばし炎の塊りを撃ち込んだ。
ドッガーン
8階建てくらいのそのビルは、轟音と共に崩れ落ちた。
『す、すげぇなぁヘスティアよw すまなかった、お前は凄い奴だった』
「ふふふ、妾は精霊神ぞ、この力、思う存分使うが良い、お前様よ」
その火力に、トオルは驚愕の気持ちと共に最高の戦闘力を手に入れた事に喜びを隠せなかった。
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