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第四章 天使と悪魔
天使軍始動
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戸弩力雅史率いる新規軍は校庭の端に集まっている。
「それではこれから全員でレベル持ちになって頂きます」
前日、爺婆戦闘員を作った時のようにフェンスの向こうにゴブリンをセットする。
1列に並び、順番にゴブリンの後背部に軽くダメージを入れていく。
針で刺す程度でも分配経験値が入る事は実証済みなので、生き物に対して攻撃する嫌悪感がある人にも、あまり苦痛なくダメージを入れられるようにも考えている。
全員の進化が始まると、それを見届け、徳太郎とレベル持ちは隣の6番街へと歩き出す。
「しかし、徳さんは一晩でそんなにレベルも上がって凄いですなー」
「天使様の修行はハードやったか?」
「なんか徳さんも貫禄が出てきましたよね」
道すがら、レベル持ち達が話しかけて来る。
「加奈子さんの修行は、そりゃ~きつかったしえぐかったぞー」
「ほんま、死ぬかと思ったわ ガッハハハ」
実際、1000℃を超える火の中に放り込まれたんだし・・・
戸弩力は進化の終わったファミリーに、昨日と同じように適性を見ながら基本的なスキルを教える。
「自分がどんな攻撃をしたいのかイメージして下さい」
若い人達はアニメやSF小説などである程度のイメージは出来るが、テレビやアニメを視ない一部の中高年はイメージがしにくいと言う。
逆に異世界小説や転生物を読む中高年は独自のスキルを獲得するために試行錯誤している。
「子供の頃見たヒーローや戦隊とか仮面ライダーでも想像して下さい」
人それぞれのスタイルは、お互いに干渉する事でより一層上化する事だろう。
6番街に着いた爺婆セブンの面々がそのマンションの異様さに驚いた。
徳太郎以外、避難してから学校からは出た事が無かったが、これが魔物の巣なのか。
北面と、西面に2か所ある駐車場に入るゲートには家具や机、家電やベッドなどが山積みにされている。
400件以上の家から出されたソレは驚くほどの山を成していた。
垣根を乗り越えればマンションの敷地に入る事が可能だが、そこにも当然、家具や冷蔵庫などの大型家財が積み上げられている。
そして、マンションに普通に入るには、エントランス塔の一番館の玄関を通るしかない。
そこには、下っ端とは言え、数多くのゴブリンが待ち構えている。
「まずはここの殲滅から始めます。仲間に攻撃を当てない様に広がって注意をして下さいね」
徳太郎が一番レベルも高いので、一応指揮官をやっている。
もうこの頃には、レベル1とか2とかの低レベルなゴブリンは存在していない。
最低でもレベル4はあるだろう。
入り口の防衛隊は、それなりのレベルを持ち、侵入者を待ち受ける。
徳太郎が先制攻撃
「火撒!!!」
絨毯の様に床に火が燃え広がる。
水魔法の元お婆が水の鞭でゴブリンの首を刎ね飛ばす。
土魔法の元お爺が、加奈子から伝授された土針を床から生やす。
ゴブリンはその上を突進してくるが、大半は途中で力尽き、燃え尽き、串刺しになる。
13人の戦闘員は各々目の前のゴブリンを屠って行く。
10分もしないうちにその場を掌握した。
「いや~初の戦闘じゃけど、なかなか楽しかったー」
「ドキドキしたけど、スキル習得してて良かったわぁ」
皆一喜一憂して初戦を終えた。
レベルも、ほとんどの人が3~4レベルは上がっている。
(なかなかえぇ調子で出来たなぁ~)
徳太郎は加奈子が居ないから、誰かが大きな怪我をしたらすぐに撤退するつもりだった。
(今後の課題はヒーラーの育成かな、治療が出来ればもっと安心して戦える)
「ちょっと早く終わったので、奥まで行こうと思います」
「自分らでもいけるかな?」
「この前、大きいゴブリンに危うく殺されるとこやったし」
ファミリーのレベル付き5人は、一回全員が大怪我をしている。
それ故になかなか慎重な態度で身を引き締める。
「問題ないでしょう。そんなに大したこと無いし」
徳太郎やその他のメンバーが居たから簡単に倒せたのだが・・・
元よりキャリヤの養殖場でレベルを上げさせられたため、才楊は戸弩力ファミリーに来た時にはレベル4だった事が優越感に浸る要因だった。
手にはファミリーで貸し出した木刀を持っている。
今も3体のゴブリンを倒した。
13人中、一番少ないのだが・・・
レベルは4のままだ。
「きちんと各々が2体3体倒せば良いだけですよ」
自宅で捕まったのは相手が多かっただけで、2~3体なら何が問題になるのか分からない、と心の中で考えていた。
「才楊さん、慢心は禁物ですよ。俺らはまだまだ弱いんだからね」
「そうかな?きちんと段取り良くやれば簡単だと思うけど?」
(この人はちょっと危ない気がする・・・)
徳太郎はそう思って才楊を諫めようとしたが、何故かそれ以上言葉が出なかった。
「それじゃ奥まで行きましょう」
先陣を切って才楊が歩いていく。
戸弩力ファミリーはその後を付いて行く。
加奈子たち女性軍は中学の南の小学校の、東の道に居た。
「この辺はあまり魔物も居ないから、今日は9番街に行ってみようと思います」
「でもその前にまずは安全地帯でレベルを付けて技を覚えましょうね」
「「「「「はいっ」」」」」
「それじゃ~生贄探すついでに9番街の様子見て来ますね」
「フィル、着いて来て頂戴な」
((了解した))
2人でフワフワと南の9番街に向かって飛んでいると、住宅街の外にある自動車教習所の屋上に何か箱があるのが見えた。
「フィルゥ~あの箱見える?」
((多分宝箱であろうな))
「ふふふ、ちょっとワクワクしてきたかな」
自動車教習所の屋上に降り立ち、宝箱を眺める。
「ふ~ん、4等級ってとこかな?オレンジって好きな色だなぁ」
加奈子はオレンジ等級の宝箱を鑑定で見た結果で開けてみた。
「オープン」
中には綺麗な珠が2個とカニの親爪のような形のネックレスが入っていた。
「これは何でしょうね?」
ネックレスを鑑定してみた。
槍〔グランキオ〕[所有者:--]技能付与 成長度技能覚醒 SSRユニークウェポン
[収納時自動修復]-[装着時、腕力、防御、5%アップ]
「あらあらwこれは良い物を拾ったんじゃないでしょうか?」
((槍を使えるヤツを育てれば良いのではないか?))
「そうだね、私は槍使いって感じじゃないかな?」
((麗菜など似合いそうに思うがな))
「まぁ本人にきいてみてからだねー」
残りの珠も鑑定で見てみた。
空間倉庫の宝珠と土魔法[石導]の宝珠だった。
どちらも加奈子が使える物なので自身のスキルとして取り込んだ。
「我が意に沿い、我の力と成れ!」
フォワ~ンと言うような感じで加奈子の身体に溶け込んだように手元から消えていった。
続けてもう1つの宝珠も取り込む。
土魔法は、[石敷][石小屋][石砦]とスキルが3つも増えた。
そして空間倉庫は異次元に倉庫の空間を作り、無尽蔵に貯蔵出来、その空間では時間が存在しない仕様であった。
「あら、これでお肉も腐らせずに管理できるって事だよね?」
((肉は殺りたてが一番美味いと思うぞ))
「ふふふ、私たちはフィル達の様には食べないんですよ」
加奈子はこれで食料の調達が楽になる事をとても喜んだ。
空間倉庫に先ほどのペンダントと背中のリュックを仕舞い、9番街に向かった。
リュックを背負うと天使の翼が出しにくかったので、これも嬉しい事だ。
9番街はやはりゴブリンに制圧されていた。
加奈子は早急にここも殲滅しないと駄目だなと感じた。
「フィル、子供のご飯にも1体持って帰る?」
((安全な所で食事をさせたい故その申し出を受け入れる))
「あははは、もっと普通に話そうよぉ~」
((善処致す))
ついでに隣の8番街と7番街も様子を見てみる。
8番街は高層マンションの連棟が2棟建っているだけだが、中の様子は今一つ分からない。
7番街は13階ほどの戸数が多い中層マンションが6棟、コの字に建っている。
その中庭にはゴブリン以外の魔物が巣くっているようだ。
「あれは何がいるんでしょう?」
((爬虫類系の魔物のようだな))
「犬みたいな人型の魔物も居るね。コボルトだって」
((あれは… なかなか強い奴らだ))
今すぐには軍団を引き連れて討伐に向かうのは無理そうな魔獣団体だ。
少しだけ鑑定で引っかけた奴でも、かなり強い。
初対戦時のキャリヤより数段強い。
現在の強くなった徳太郎と良い勝負が出来てしまうくらいのレベルだ。
今の加奈子自身には多分相手にはならないだろうが、雲国親子や麗菜くらいなら6秒で殺られるであろう。
みんながある程度レベルが上がってスキルも覚えたらレベリングがてら討伐に向かうとしよう。
9番街に戻り適当にゴブリンを攫う。
フィルも1体、弱らせて首を噛んで運ぶ。
皆が待っている場所に戻ると、ゴブリンを抱えてる加奈子を見て誰も何も言わない。
「よいしょっ」
「それじゃ~新人類に進化しましょうか」
「大丈夫かなぁ元気になれるかなぁ長生きできるかなぁ」
フィルは子供を呼び、皆が見えない所でゴブリンを降ろした。
そして、まだ虫の息ではあるが生きているゴブリンを子供達に殺させる。
それでレベルは付くはずだ。
その後は、みんなで美味しく頂く予定です。
「それではこれから全員でレベル持ちになって頂きます」
前日、爺婆戦闘員を作った時のようにフェンスの向こうにゴブリンをセットする。
1列に並び、順番にゴブリンの後背部に軽くダメージを入れていく。
針で刺す程度でも分配経験値が入る事は実証済みなので、生き物に対して攻撃する嫌悪感がある人にも、あまり苦痛なくダメージを入れられるようにも考えている。
全員の進化が始まると、それを見届け、徳太郎とレベル持ちは隣の6番街へと歩き出す。
「しかし、徳さんは一晩でそんなにレベルも上がって凄いですなー」
「天使様の修行はハードやったか?」
「なんか徳さんも貫禄が出てきましたよね」
道すがら、レベル持ち達が話しかけて来る。
「加奈子さんの修行は、そりゃ~きつかったしえぐかったぞー」
「ほんま、死ぬかと思ったわ ガッハハハ」
実際、1000℃を超える火の中に放り込まれたんだし・・・
戸弩力は進化の終わったファミリーに、昨日と同じように適性を見ながら基本的なスキルを教える。
「自分がどんな攻撃をしたいのかイメージして下さい」
若い人達はアニメやSF小説などである程度のイメージは出来るが、テレビやアニメを視ない一部の中高年はイメージがしにくいと言う。
逆に異世界小説や転生物を読む中高年は独自のスキルを獲得するために試行錯誤している。
「子供の頃見たヒーローや戦隊とか仮面ライダーでも想像して下さい」
人それぞれのスタイルは、お互いに干渉する事でより一層上化する事だろう。
6番街に着いた爺婆セブンの面々がそのマンションの異様さに驚いた。
徳太郎以外、避難してから学校からは出た事が無かったが、これが魔物の巣なのか。
北面と、西面に2か所ある駐車場に入るゲートには家具や机、家電やベッドなどが山積みにされている。
400件以上の家から出されたソレは驚くほどの山を成していた。
垣根を乗り越えればマンションの敷地に入る事が可能だが、そこにも当然、家具や冷蔵庫などの大型家財が積み上げられている。
そして、マンションに普通に入るには、エントランス塔の一番館の玄関を通るしかない。
そこには、下っ端とは言え、数多くのゴブリンが待ち構えている。
「まずはここの殲滅から始めます。仲間に攻撃を当てない様に広がって注意をして下さいね」
徳太郎が一番レベルも高いので、一応指揮官をやっている。
もうこの頃には、レベル1とか2とかの低レベルなゴブリンは存在していない。
最低でもレベル4はあるだろう。
入り口の防衛隊は、それなりのレベルを持ち、侵入者を待ち受ける。
徳太郎が先制攻撃
「火撒!!!」
絨毯の様に床に火が燃え広がる。
水魔法の元お婆が水の鞭でゴブリンの首を刎ね飛ばす。
土魔法の元お爺が、加奈子から伝授された土針を床から生やす。
ゴブリンはその上を突進してくるが、大半は途中で力尽き、燃え尽き、串刺しになる。
13人の戦闘員は各々目の前のゴブリンを屠って行く。
10分もしないうちにその場を掌握した。
「いや~初の戦闘じゃけど、なかなか楽しかったー」
「ドキドキしたけど、スキル習得してて良かったわぁ」
皆一喜一憂して初戦を終えた。
レベルも、ほとんどの人が3~4レベルは上がっている。
(なかなかえぇ調子で出来たなぁ~)
徳太郎は加奈子が居ないから、誰かが大きな怪我をしたらすぐに撤退するつもりだった。
(今後の課題はヒーラーの育成かな、治療が出来ればもっと安心して戦える)
「ちょっと早く終わったので、奥まで行こうと思います」
「自分らでもいけるかな?」
「この前、大きいゴブリンに危うく殺されるとこやったし」
ファミリーのレベル付き5人は、一回全員が大怪我をしている。
それ故になかなか慎重な態度で身を引き締める。
「問題ないでしょう。そんなに大したこと無いし」
徳太郎やその他のメンバーが居たから簡単に倒せたのだが・・・
元よりキャリヤの養殖場でレベルを上げさせられたため、才楊は戸弩力ファミリーに来た時にはレベル4だった事が優越感に浸る要因だった。
手にはファミリーで貸し出した木刀を持っている。
今も3体のゴブリンを倒した。
13人中、一番少ないのだが・・・
レベルは4のままだ。
「きちんと各々が2体3体倒せば良いだけですよ」
自宅で捕まったのは相手が多かっただけで、2~3体なら何が問題になるのか分からない、と心の中で考えていた。
「才楊さん、慢心は禁物ですよ。俺らはまだまだ弱いんだからね」
「そうかな?きちんと段取り良くやれば簡単だと思うけど?」
(この人はちょっと危ない気がする・・・)
徳太郎はそう思って才楊を諫めようとしたが、何故かそれ以上言葉が出なかった。
「それじゃ奥まで行きましょう」
先陣を切って才楊が歩いていく。
戸弩力ファミリーはその後を付いて行く。
加奈子たち女性軍は中学の南の小学校の、東の道に居た。
「この辺はあまり魔物も居ないから、今日は9番街に行ってみようと思います」
「でもその前にまずは安全地帯でレベルを付けて技を覚えましょうね」
「「「「「はいっ」」」」」
「それじゃ~生贄探すついでに9番街の様子見て来ますね」
「フィル、着いて来て頂戴な」
((了解した))
2人でフワフワと南の9番街に向かって飛んでいると、住宅街の外にある自動車教習所の屋上に何か箱があるのが見えた。
「フィルゥ~あの箱見える?」
((多分宝箱であろうな))
「ふふふ、ちょっとワクワクしてきたかな」
自動車教習所の屋上に降り立ち、宝箱を眺める。
「ふ~ん、4等級ってとこかな?オレンジって好きな色だなぁ」
加奈子はオレンジ等級の宝箱を鑑定で見た結果で開けてみた。
「オープン」
中には綺麗な珠が2個とカニの親爪のような形のネックレスが入っていた。
「これは何でしょうね?」
ネックレスを鑑定してみた。
槍〔グランキオ〕[所有者:--]技能付与 成長度技能覚醒 SSRユニークウェポン
[収納時自動修復]-[装着時、腕力、防御、5%アップ]
「あらあらwこれは良い物を拾ったんじゃないでしょうか?」
((槍を使えるヤツを育てれば良いのではないか?))
「そうだね、私は槍使いって感じじゃないかな?」
((麗菜など似合いそうに思うがな))
「まぁ本人にきいてみてからだねー」
残りの珠も鑑定で見てみた。
空間倉庫の宝珠と土魔法[石導]の宝珠だった。
どちらも加奈子が使える物なので自身のスキルとして取り込んだ。
「我が意に沿い、我の力と成れ!」
フォワ~ンと言うような感じで加奈子の身体に溶け込んだように手元から消えていった。
続けてもう1つの宝珠も取り込む。
土魔法は、[石敷][石小屋][石砦]とスキルが3つも増えた。
そして空間倉庫は異次元に倉庫の空間を作り、無尽蔵に貯蔵出来、その空間では時間が存在しない仕様であった。
「あら、これでお肉も腐らせずに管理できるって事だよね?」
((肉は殺りたてが一番美味いと思うぞ))
「ふふふ、私たちはフィル達の様には食べないんですよ」
加奈子はこれで食料の調達が楽になる事をとても喜んだ。
空間倉庫に先ほどのペンダントと背中のリュックを仕舞い、9番街に向かった。
リュックを背負うと天使の翼が出しにくかったので、これも嬉しい事だ。
9番街はやはりゴブリンに制圧されていた。
加奈子は早急にここも殲滅しないと駄目だなと感じた。
「フィル、子供のご飯にも1体持って帰る?」
((安全な所で食事をさせたい故その申し出を受け入れる))
「あははは、もっと普通に話そうよぉ~」
((善処致す))
ついでに隣の8番街と7番街も様子を見てみる。
8番街は高層マンションの連棟が2棟建っているだけだが、中の様子は今一つ分からない。
7番街は13階ほどの戸数が多い中層マンションが6棟、コの字に建っている。
その中庭にはゴブリン以外の魔物が巣くっているようだ。
「あれは何がいるんでしょう?」
((爬虫類系の魔物のようだな))
「犬みたいな人型の魔物も居るね。コボルトだって」
((あれは… なかなか強い奴らだ))
今すぐには軍団を引き連れて討伐に向かうのは無理そうな魔獣団体だ。
少しだけ鑑定で引っかけた奴でも、かなり強い。
初対戦時のキャリヤより数段強い。
現在の強くなった徳太郎と良い勝負が出来てしまうくらいのレベルだ。
今の加奈子自身には多分相手にはならないだろうが、雲国親子や麗菜くらいなら6秒で殺られるであろう。
みんながある程度レベルが上がってスキルも覚えたらレベリングがてら討伐に向かうとしよう。
9番街に戻り適当にゴブリンを攫う。
フィルも1体、弱らせて首を噛んで運ぶ。
皆が待っている場所に戻ると、ゴブリンを抱えてる加奈子を見て誰も何も言わない。
「よいしょっ」
「それじゃ~新人類に進化しましょうか」
「大丈夫かなぁ元気になれるかなぁ長生きできるかなぁ」
フィルは子供を呼び、皆が見えない所でゴブリンを降ろした。
そして、まだ虫の息ではあるが生きているゴブリンを子供達に殺させる。
それでレベルは付くはずだ。
その後は、みんなで美味しく頂く予定です。
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