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番外編
君の傍で
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最初は単なる興味だった。
信頼できる友兼側近候補の、アリシェルド・ライラックの弟。
リシェが可愛い可愛いと溺愛している、家族。
私が信頼できる家族は母上だけだ。
義母弟であるアルファストは、素直だが私と王太子の座を取り合うライバル。
弟の母は、私を隙あらば蹴落とそうとする敵。
父上は、優秀な方が王太子になればそれで良い。
だから、興味が湧いた。
レオンハルト・ライラックに、未来の私の婚約者候補に。
その興味が恋慕へ変わるのは、そう時間は掛からなかった。
目の前で綺麗にお辞儀をするレオンハルト。
年齢にしては落ち着いていて、礼儀作法も完璧だ。
喋り方だけ、少したどたどしいがそんなの許容範囲だろう。
公爵家の子供として、余りにも完璧だった。
…僅かに震える指先以外は。
余程緊張しているのだろう。私が喋る度ほんの僅かに身体が揺れている。
守りたいと、思った。
この子は保護すべき対象だと直感した。
私のそばへ置いて、慈しみ可愛がるべきだと。
今まで抱いた事のない他人への執着…恋心だと、幼い私は気付くことは無かった。
その後順調にレオンハルトとの婚約話は進み、彼と一緒に過ごす時間が増えていく。
その時間は、私にとって大事なひと時になった。
意味が分からない。
目の前のそれは一体なんだ?
リシェが泣いている。あの滅多に弱音を吐かない彼が、周囲の視線を気にも止めず号泣している。
ライラック公爵は、それの手を握り締めたまま椅子から動かない。
…私は、近寄る事すら出来なかった。
理解したくない。
いや、分かってはいるが受け入れられない。
私の大切な、愛しいレオ。
彼の“死”を受け入れられる程、私は出来た人間ではなかった。
何故、どうして、レオが。
頭の中が疑問と怒りで埋め尽くされる。
心なしか頭も痛い。私は、相当憤っているらしい。
どこか他人事の様に思った。
それはレオではなく、彼の影武者なのでは?
公爵家がレオの危機を察知して、安全な場所で保護をしているんじゃないか。
今の光景は敵の目を欺く演技であり、この後私とレオを引き合わせてくれるのではないか。
明らかな、現実逃避。
「……レオ、なんで」
私の小さな呟きは、リシェの嗚咽で掻き消された。
レオの死から一週間。
私は陛下に公務と学業の休止を申し入れた。
溺愛していた婚約者の死…それを理由にすると陛下は快く承諾してくれ、2ヶ月の休暇を得ることが出来た。
この2ヶ月で、私は犯人を見つけ出さなければいけない。
レオの突然の訃報は今や国中に駆け巡っている。
第二王子派の陰謀だと、市井で噂になっているらしい…王宮内で話題になる事は無いが、第一王子派閥の人間もそう思っているだろう。
リリアンヌ妃殿下は、レオの葬儀に参加すらしなかった。
表面上は仲良くしていた筈だ。
レオが王宮の庇護下に入った際も、小さいながらお茶会を開いたと聞いている。
…そのお茶会に参加したメイドが、暇を出された事も私は知っている。
きっと、そのメイドが全てを握っているのだろう。
密かに情報屋を雇い、そのメイド…メイリア・スカーレット嬢の痕跡を追った。
どうやら彼女は、実家の伯爵家へ帰るらしい。
私は彼女に面会すべく、国境近くのスカーレット伯爵家へ向かったのだった。
「…娘は、死にました」
スカーレット伯爵の言葉に絶望する。
メイリア嬢は、私が領地へ向かっている最中自ら命を絶ったらしい。
苦々しげに呟く伯爵…娘の死が苦痛なのだろう。
当たり前だ、後継者は居るが伯爵にとって大切な家族だったのだろうから。
「殿下が此方へ来る事を知った翌日、メリーは自害しました…遺書と、殿下宛の手紙を残して」
そっと差し出される、綺麗な文字で書かれた手紙。
開封許可を得るため伯爵へ視線を向けると、一度だけ頷かれる。
封を開け、中身を見た。
そこにはレオの死の首謀者の名前が書かれている。
リリアンヌ妃、そしてシャスイン侯爵家。
ライラック公爵とリリアンヌ妃の因縁…陛下との、婚約時の状況。
リリアンヌ妃がレオに逆恨みしていた事全て。
ぽたり、手紙に涙が落ちる。
「……っく、ふは、ははっ…」
レオが死ぬ必要は、無かった。
思わず笑みが溢れる。レオが死ぬ理由なんてこれっぽっちもないじゃないか。
ただの、大人達の逆恨みだ。
なんでそんなくだらない事で、レオが死ななきゃいけないんだ?
レオが何をしたって言うんだ。ただ、公爵家の次男に産まれてしまっただけじゃないか。
本人達で、解決すべきだろう。
「…ありがとう、スカーレット伯爵。これで吹っ切れたよ」
「殿下…此度の娘の行い、誠に申し訳ありません。一家全員打首は覚悟しております」
ソファから降り、私の目の前で跪く伯爵。
きっと、彼女の遺書に何か書いてあったんだろう…正直、何とも思っていない。
伯爵一家への処罰は告げず、スカーレット邸を後にする。
こんな腐った国を、壊す事の方が先だから。
あちこちから聞こえる阿鼻叫喚。
それが心地いいと思ったのは初めてだ。
今まで、そんな事が起きない様に頑張っていたのに…もう、何もかもどうでもいい。
苦しめばいい。
レオを救えなかった私も、守れなかった王宮も…殺した王族も。
全て全て、消え去ってしまえばいい。
必死に私を止めようとするリオも、死ね。
(…クロ様)
私の頬に、何かが触れる。
それと同時に聞こえた愛しい声に振り返ると…うっすら見えるレオの姿。
これは夢だろうか?私の頭が作り出した幻覚だろうか。
「…あぁ、レオ。すぐにそっちに行くからね」
透けるレオに笑みを向けると、ぎこちない笑顔を向けられた。
“レオはこんな事望んでない”
当たり前だろう、レオは心優しい善良な子だ。
自分が殺されたからといって、国を壊すのを望むわけがない。
そんなの、レオらしくない。
これは私の自己満足だ。
私なりの、レオの弔いだ。愛しい人を殺したこの国を、これ以上発展させたくなどない。
頰を一筋の涙が伝う。
すまない、レオ。
私は王子失格だ…自分の怨恨だけで、国を滅ぼした。
罪もない命を、摘んだ。
炎と風が周囲を包む。
きっとこの爆発で、私は国諸共消し飛ぶだろう…そうしたら、君にまた会えるだろうか。
来世があるなら、願わくば。
君と、君との子と3人で…一緒に、幸せに暮らそう。
君の傍で、子供の成長を見守ろう。
愛しいレオンハルト…私は、ずっと君を…。
その後、平和だと評判の聖ロザリア王国がたった1人の王子によって滅ぼされた。
信頼できる友兼側近候補の、アリシェルド・ライラックの弟。
リシェが可愛い可愛いと溺愛している、家族。
私が信頼できる家族は母上だけだ。
義母弟であるアルファストは、素直だが私と王太子の座を取り合うライバル。
弟の母は、私を隙あらば蹴落とそうとする敵。
父上は、優秀な方が王太子になればそれで良い。
だから、興味が湧いた。
レオンハルト・ライラックに、未来の私の婚約者候補に。
その興味が恋慕へ変わるのは、そう時間は掛からなかった。
目の前で綺麗にお辞儀をするレオンハルト。
年齢にしては落ち着いていて、礼儀作法も完璧だ。
喋り方だけ、少したどたどしいがそんなの許容範囲だろう。
公爵家の子供として、余りにも完璧だった。
…僅かに震える指先以外は。
余程緊張しているのだろう。私が喋る度ほんの僅かに身体が揺れている。
守りたいと、思った。
この子は保護すべき対象だと直感した。
私のそばへ置いて、慈しみ可愛がるべきだと。
今まで抱いた事のない他人への執着…恋心だと、幼い私は気付くことは無かった。
その後順調にレオンハルトとの婚約話は進み、彼と一緒に過ごす時間が増えていく。
その時間は、私にとって大事なひと時になった。
意味が分からない。
目の前のそれは一体なんだ?
リシェが泣いている。あの滅多に弱音を吐かない彼が、周囲の視線を気にも止めず号泣している。
ライラック公爵は、それの手を握り締めたまま椅子から動かない。
…私は、近寄る事すら出来なかった。
理解したくない。
いや、分かってはいるが受け入れられない。
私の大切な、愛しいレオ。
彼の“死”を受け入れられる程、私は出来た人間ではなかった。
何故、どうして、レオが。
頭の中が疑問と怒りで埋め尽くされる。
心なしか頭も痛い。私は、相当憤っているらしい。
どこか他人事の様に思った。
それはレオではなく、彼の影武者なのでは?
公爵家がレオの危機を察知して、安全な場所で保護をしているんじゃないか。
今の光景は敵の目を欺く演技であり、この後私とレオを引き合わせてくれるのではないか。
明らかな、現実逃避。
「……レオ、なんで」
私の小さな呟きは、リシェの嗚咽で掻き消された。
レオの死から一週間。
私は陛下に公務と学業の休止を申し入れた。
溺愛していた婚約者の死…それを理由にすると陛下は快く承諾してくれ、2ヶ月の休暇を得ることが出来た。
この2ヶ月で、私は犯人を見つけ出さなければいけない。
レオの突然の訃報は今や国中に駆け巡っている。
第二王子派の陰謀だと、市井で噂になっているらしい…王宮内で話題になる事は無いが、第一王子派閥の人間もそう思っているだろう。
リリアンヌ妃殿下は、レオの葬儀に参加すらしなかった。
表面上は仲良くしていた筈だ。
レオが王宮の庇護下に入った際も、小さいながらお茶会を開いたと聞いている。
…そのお茶会に参加したメイドが、暇を出された事も私は知っている。
きっと、そのメイドが全てを握っているのだろう。
密かに情報屋を雇い、そのメイド…メイリア・スカーレット嬢の痕跡を追った。
どうやら彼女は、実家の伯爵家へ帰るらしい。
私は彼女に面会すべく、国境近くのスカーレット伯爵家へ向かったのだった。
「…娘は、死にました」
スカーレット伯爵の言葉に絶望する。
メイリア嬢は、私が領地へ向かっている最中自ら命を絶ったらしい。
苦々しげに呟く伯爵…娘の死が苦痛なのだろう。
当たり前だ、後継者は居るが伯爵にとって大切な家族だったのだろうから。
「殿下が此方へ来る事を知った翌日、メリーは自害しました…遺書と、殿下宛の手紙を残して」
そっと差し出される、綺麗な文字で書かれた手紙。
開封許可を得るため伯爵へ視線を向けると、一度だけ頷かれる。
封を開け、中身を見た。
そこにはレオの死の首謀者の名前が書かれている。
リリアンヌ妃、そしてシャスイン侯爵家。
ライラック公爵とリリアンヌ妃の因縁…陛下との、婚約時の状況。
リリアンヌ妃がレオに逆恨みしていた事全て。
ぽたり、手紙に涙が落ちる。
「……っく、ふは、ははっ…」
レオが死ぬ必要は、無かった。
思わず笑みが溢れる。レオが死ぬ理由なんてこれっぽっちもないじゃないか。
ただの、大人達の逆恨みだ。
なんでそんなくだらない事で、レオが死ななきゃいけないんだ?
レオが何をしたって言うんだ。ただ、公爵家の次男に産まれてしまっただけじゃないか。
本人達で、解決すべきだろう。
「…ありがとう、スカーレット伯爵。これで吹っ切れたよ」
「殿下…此度の娘の行い、誠に申し訳ありません。一家全員打首は覚悟しております」
ソファから降り、私の目の前で跪く伯爵。
きっと、彼女の遺書に何か書いてあったんだろう…正直、何とも思っていない。
伯爵一家への処罰は告げず、スカーレット邸を後にする。
こんな腐った国を、壊す事の方が先だから。
あちこちから聞こえる阿鼻叫喚。
それが心地いいと思ったのは初めてだ。
今まで、そんな事が起きない様に頑張っていたのに…もう、何もかもどうでもいい。
苦しめばいい。
レオを救えなかった私も、守れなかった王宮も…殺した王族も。
全て全て、消え去ってしまえばいい。
必死に私を止めようとするリオも、死ね。
(…クロ様)
私の頬に、何かが触れる。
それと同時に聞こえた愛しい声に振り返ると…うっすら見えるレオの姿。
これは夢だろうか?私の頭が作り出した幻覚だろうか。
「…あぁ、レオ。すぐにそっちに行くからね」
透けるレオに笑みを向けると、ぎこちない笑顔を向けられた。
“レオはこんな事望んでない”
当たり前だろう、レオは心優しい善良な子だ。
自分が殺されたからといって、国を壊すのを望むわけがない。
そんなの、レオらしくない。
これは私の自己満足だ。
私なりの、レオの弔いだ。愛しい人を殺したこの国を、これ以上発展させたくなどない。
頰を一筋の涙が伝う。
すまない、レオ。
私は王子失格だ…自分の怨恨だけで、国を滅ぼした。
罪もない命を、摘んだ。
炎と風が周囲を包む。
きっとこの爆発で、私は国諸共消し飛ぶだろう…そうしたら、君にまた会えるだろうか。
来世があるなら、願わくば。
君と、君との子と3人で…一緒に、幸せに暮らそう。
君の傍で、子供の成長を見守ろう。
愛しいレオンハルト…私は、ずっと君を…。
その後、平和だと評判の聖ロザリア王国がたった1人の王子によって滅ぼされた。
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