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原作突入中
31:愛しい人*
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会場を出た後、俺はクロ様に抱えられたまま寮の部屋に戻った。
いつの間に根回ししていたのか、部屋の前で待つ宮廷医師…ダンディな、おじさまだった。
部屋に入りベッドへ座らせられると、おじさまの診察が開始される。
その間クロ様は、おじさまの背後で何故か目を光らせていた。
「…目立った傷は見られません、リオーネ様が背後に庇っていたと聞きましたし大丈夫でしょう。
多少パーティーでの疲労が見られますが、十分健康体です」
そう言ったおじさまは、俺の腕から手を離す。
小さくお礼を言うと、にっこりと微笑まれた…同時に、クロ様から冷気を感じる。
シャスイン嬢より、よっぽど怖い。
診察を終えた医師を部屋から追い出した途端、クロ様に抱きしめられた。
「良かった、本当に…母上と面会してる最中、会場が急に騒がしくなったから驚いたよ」
「も、申し訳ありません」
「いいんだ。レオは何も悪くないよ」
反射的に謝ると、優しい笑みを向けられる。
その表情を見ると俺は、どうしようもなく胸が締め付けられてしまう。
あぁ、この人が本当に好きなんだなぁ。
ゆっくりと近付いてくるクロ様の顔、俺はそっと瞼を閉じた。
「~ン、ふ…ぁ、」
くちゅりと響く小さな水音。
それと同時に漏れ出る、俺の淫らな吐息に羞恥から顔が赤くなる。
それを見たクロ様が、小さく笑ったのが聞こえた。
「ふふ、ごめんごめん」
反抗する様に軽く胸元を叩いてやると、唇が離れたと同時になされる謝罪。
絶対に反省していない謝罪に、唇を尖らせる。
再び謝罪を口にしたクロ様と、ゆっくりと押し倒される俺の身体。
気付けば部屋の明かりが消され、光源は窓から差し込む月明かりだけ。
あまりにも準備が良すぎる。
さては、パーティーが終わったらそうするつもりだったな?
手際の良さに、じとりとした視線を向ける。
「…だって、レオに早く触れたかったから」
そう拗ねた様に言うクロ様。
あざといけど、それをどうしようもなく可愛いと思ってしまう俺は末期だと思う。
普段の王族らしい威厳はどこへやら、俺の前でだけ甘えるクロ様に愛おしさしか感じない。
「そんな事は良いから、こっちに集中して…私のレオ」
クロ様の指先が、俺のシャツの釦を見せつける様に外し始める。
ゆっくり晒される肌に、期待から既に立ち上がる桃色の乳首…恥ずかし過ぎて、視線を背けた。
「ふふ、かわいい…興奮しちゃった?」
「っん…あ、はい、」
指の背で軽く撫でられるだけで感じてしまう。
クロ様の手で、すっかり開発されてしまった…行為中は、恥ずかしいけど素直に思ったままを言う様にしてる。
そうすると、クロ様が褒めてくれるから。
クロ様の指先が、熟れる粒を摘んだり弾いたりする度に、思わず身体が跳ねる。
その動きに合わせる様に漏れ出る嬌声に、恥ずかし過ぎて泣きそうだ。
じわりと視界を滲ませる涙に気付いたのか、触れるだけの口付けを落とされる。
「可愛い…愛してるよ、もっとレオの事よく見せて」
「あ、ッぁ…くろ、さまぁ…ンん!」
とぷり、未だ衣服を纏ったままの下半身から…胎内から、愛液が漏れ出る感覚。
俺の身体が、クロ様を求めている。
彼の精で満たされたいと、淫らに疼く。
この身は全て、貴方の物だと証明する様に。
クロ様の一挙一動に、反応する。
無意識に脚を開いていたのか、クロ様の掌が下衣越しの太腿を撫でた。
徐々に下へ下がっていく指先…軽く会陰部を押し上げられ、驚きから身体を強張らせた。
「ほら、レオ…力抜いて」
「ごめっ、ごめんなさ…びっくりしたから、」
咄嗟に謝る俺に眉を下げるクロ様。
最近、直ぐに謝ってしまうのが癖になってる気がする…気のせいだと思いたい。
「…レオ、口あけて?」
「え、あ…こお、ですか?」
突然されたお強請りに、首を傾げつつ応える。
クロ様の顔が近づき、再びぬるりと舌が挿入される。俺の意識は一気に持っていかれた。
咥内を撫でる熱い舌が、気持ちいい。
くぐもった声を漏らしながら、口付けに夢中になる。
混ざり合った互いの唾液を飲み込むと、褒める様に頭を撫でられた。
味なんてするわけ無いのに…クロ様の舌が甘く感じる。
「ンぅ…ふ、あ…っ、」
ちゅう、ちゅ。ぢゅるといやらしく響く水音。
舌を吸われる快楽に、ぞくぞくと腰が震えて仕方ない…気持ち良すぎて、何も考えられない。
クロ様の指先が、いつの間にかしとどに濡れる後孔へ触れていた。
いつの間に根回ししていたのか、部屋の前で待つ宮廷医師…ダンディな、おじさまだった。
部屋に入りベッドへ座らせられると、おじさまの診察が開始される。
その間クロ様は、おじさまの背後で何故か目を光らせていた。
「…目立った傷は見られません、リオーネ様が背後に庇っていたと聞きましたし大丈夫でしょう。
多少パーティーでの疲労が見られますが、十分健康体です」
そう言ったおじさまは、俺の腕から手を離す。
小さくお礼を言うと、にっこりと微笑まれた…同時に、クロ様から冷気を感じる。
シャスイン嬢より、よっぽど怖い。
診察を終えた医師を部屋から追い出した途端、クロ様に抱きしめられた。
「良かった、本当に…母上と面会してる最中、会場が急に騒がしくなったから驚いたよ」
「も、申し訳ありません」
「いいんだ。レオは何も悪くないよ」
反射的に謝ると、優しい笑みを向けられる。
その表情を見ると俺は、どうしようもなく胸が締め付けられてしまう。
あぁ、この人が本当に好きなんだなぁ。
ゆっくりと近付いてくるクロ様の顔、俺はそっと瞼を閉じた。
「~ン、ふ…ぁ、」
くちゅりと響く小さな水音。
それと同時に漏れ出る、俺の淫らな吐息に羞恥から顔が赤くなる。
それを見たクロ様が、小さく笑ったのが聞こえた。
「ふふ、ごめんごめん」
反抗する様に軽く胸元を叩いてやると、唇が離れたと同時になされる謝罪。
絶対に反省していない謝罪に、唇を尖らせる。
再び謝罪を口にしたクロ様と、ゆっくりと押し倒される俺の身体。
気付けば部屋の明かりが消され、光源は窓から差し込む月明かりだけ。
あまりにも準備が良すぎる。
さては、パーティーが終わったらそうするつもりだったな?
手際の良さに、じとりとした視線を向ける。
「…だって、レオに早く触れたかったから」
そう拗ねた様に言うクロ様。
あざといけど、それをどうしようもなく可愛いと思ってしまう俺は末期だと思う。
普段の王族らしい威厳はどこへやら、俺の前でだけ甘えるクロ様に愛おしさしか感じない。
「そんな事は良いから、こっちに集中して…私のレオ」
クロ様の指先が、俺のシャツの釦を見せつける様に外し始める。
ゆっくり晒される肌に、期待から既に立ち上がる桃色の乳首…恥ずかし過ぎて、視線を背けた。
「ふふ、かわいい…興奮しちゃった?」
「っん…あ、はい、」
指の背で軽く撫でられるだけで感じてしまう。
クロ様の手で、すっかり開発されてしまった…行為中は、恥ずかしいけど素直に思ったままを言う様にしてる。
そうすると、クロ様が褒めてくれるから。
クロ様の指先が、熟れる粒を摘んだり弾いたりする度に、思わず身体が跳ねる。
その動きに合わせる様に漏れ出る嬌声に、恥ずかし過ぎて泣きそうだ。
じわりと視界を滲ませる涙に気付いたのか、触れるだけの口付けを落とされる。
「可愛い…愛してるよ、もっとレオの事よく見せて」
「あ、ッぁ…くろ、さまぁ…ンん!」
とぷり、未だ衣服を纏ったままの下半身から…胎内から、愛液が漏れ出る感覚。
俺の身体が、クロ様を求めている。
彼の精で満たされたいと、淫らに疼く。
この身は全て、貴方の物だと証明する様に。
クロ様の一挙一動に、反応する。
無意識に脚を開いていたのか、クロ様の掌が下衣越しの太腿を撫でた。
徐々に下へ下がっていく指先…軽く会陰部を押し上げられ、驚きから身体を強張らせた。
「ほら、レオ…力抜いて」
「ごめっ、ごめんなさ…びっくりしたから、」
咄嗟に謝る俺に眉を下げるクロ様。
最近、直ぐに謝ってしまうのが癖になってる気がする…気のせいだと思いたい。
「…レオ、口あけて?」
「え、あ…こお、ですか?」
突然されたお強請りに、首を傾げつつ応える。
クロ様の顔が近づき、再びぬるりと舌が挿入される。俺の意識は一気に持っていかれた。
咥内を撫でる熱い舌が、気持ちいい。
くぐもった声を漏らしながら、口付けに夢中になる。
混ざり合った互いの唾液を飲み込むと、褒める様に頭を撫でられた。
味なんてするわけ無いのに…クロ様の舌が甘く感じる。
「ンぅ…ふ、あ…っ、」
ちゅう、ちゅ。ぢゅるといやらしく響く水音。
舌を吸われる快楽に、ぞくぞくと腰が震えて仕方ない…気持ち良すぎて、何も考えられない。
クロ様の指先が、いつの間にかしとどに濡れる後孔へ触れていた。
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