21 / 51
マリアンが意地悪王女マリアだってことを知りました
しおりを挟む
私はお風呂で溺れかけていたのを、心配して入ってきたメイドのリンに助けてもらった。リンはこのお屋敷で住み込みで10年くらい働いているのだとか。ナタリーさんの子供なんだって。私は驚いた。だってリンが20ということはナタリーさんが40超えているなんて到底思えなかった。
リンが用意してくれた衣装はどれも派手なもので私は驚いた。
「ねえ、リン、もう少し地味なの無いの。だって私この真面目眼鏡っ娘よ。こんな服私には似合わないわ」
だって全て胸周りがはだけているのだが、胸のある奴ならいざ知らず、私なんて着るだけ無駄だ。ローズとかクラリッサなら似合ったかもしれないけれど私には無理。
「エレイン様も、その眼鏡外されたら似合うと思いますけど」
リンが言ってくれる。
「リン、私は平民なんだからエレでいいわ。あなたのほうが歳上なんだから本来ならば私が敬語使わなければいけないところ普通に話すから、あなたも敬語やめて」
「そうですか。でもお客様ですのに」
「いいのよ。私はいずれは使用人になるんだから。あんたと同じよ。それとこの眼鏡は魔法の眼鏡なのよ。だから外すことが出来ないの」
「えええ、あの魔法聖女エリの魔法の変装眼鏡なの?」
リンは驚いて聞いてきた。
「え、あなたも魔法聖女エリ知っているの?」
「売れないからって大量に余ったの私も読まされたわよ。この屋敷にもたくさんあるよ」
「えええ、そうなの。あの話素晴らしいのに」
「そう言うのはエレくらいよ」
リンにまで呆れられたんだけど・・・・そうかな。私の愛読書なのに。
結局、私はたくさんの服の中でもアクアマリンで一番地味そうなのを選んだ。でも、この胸の開いたのなんとかして欲しい。マリアン、自分が着れないからって全部私によこしたんじゃないわよね? 靴はサイズピッタリのローシューズを用意してくれていたみたいだけど。ハイヒールでなくて良かった。あんなのはいたら絶対に転ける。
まあ、マリアン相手だから何でも良いか、そう思った私は間違っていた・・・・・
食堂の扉をリンが開けてくれて一歩入った先には、何故か王太子殿下がいらっしゃったのだ。
「えっ!」
私はぴしっと固まってしまった。何で王太子殿下がここにいる?
私には訳が判らなかった。
「ごめんエレ。なんか勝手に来ちゃって」
「おい、その言い方ないだろう」
マリアンが王太子を邪険に言っている。二人はメチャクチャ親しそうだ。
ひょっとしてこの二人付き合っているの?
私にはメチャクチャショックな事だった。が、
「違う」
即座に二人に否定された。また声が漏れた?
「良いのかマリアン」
王太子殿下がマリアンに聞いている。
「全然良くないけど、勝手に来たのはお兄様でしょ」
マリアンの言葉にますますわからなくなった。
お兄様?
王太子にお兄様って言うことはマリアンはその妹って、ちょっと待って!
王太子の妹って王女様じゃないの
「そうだよ。ワイルダー嬢。彼女は私の腹違いの妹なんだ」
王太子の言葉に固まる。
マリアン王女様だったんだ。
「えええ!、マリアン、王女殿下だったの」
私は真っ青になった。今までの数々の不敬なことを思い出す。
「あっ、エレ。気にしなくていいから。あんたにかしこまってもらうと調子狂うから、今まで通りで接して頂戴」
王女殿下が宣った。しかし、そんなの良いのか
「まあ、ワイルダー嬢。妹がそう言っているのだから、これからもそう接してやってくれ」
王太子殿下が宣った。
「は、はい」
私は思わず頷いた。
「それよりもさっさと座って食べて。今日はエスカルゴなんて頼んでいなから。あんたでも十分に食べられるはずよ」
マリアンが言って席を引いてくれた。
いやいやいや、王太子殿下と王女殿下のお食事の席に私なんて着いて良いのか?
「何いってんだよ。この前も一緒に食べただろう。今回は俺が無理やりこいつの屋敷に来ただけだから気にせずに席についてくれ」
王太子殿下に言われてやむを得ず、マリアンの隣にかける。
緊張している私に給仕がスープ持ってきてくれた。
なんかめっちゃいい匂いしている。
「いただきます」
私はそう言うと匂いにつられてスプーンに手を伸ばして一口口に入れた。
「美味しい」
思わず声に出る。
「しかし、ワイルダー嬢は平民なのに、マナーがしっかりしているんだな」
驚いた王太子殿下の声がした。
傍に王族がお二人もいるのなんて忘れて必死にスープを飲んでいた私は固まってしまった。
そうだった。つい匂いにつられて・・・・・
「そうよね。エレってがっついて食べても所作はきれいよね」
マリアンまで言う。
「おいおい、がっついて食べるってそれはマナーに違反していると思うが」
そうか、ちょっと違反していたのかな
私は心配して二人を見ると
「エレはがっついていても、所作がきれいだからがっついているようには見えていないわよ。昨日のケーキ食べるときでもそう」
私はマリアンの言葉にほっとした。
「おばあちゃんにマナー教わったの?」
私は首を振ると「魔法聖女エリのマナー講座を読んだの」
小さい声でマリアンに答える。
「えっ魔法聖女エリってマナー講座の絵本まであるの」
「ああ、あるある、お前は馬鹿にして読んでいないと思うけど、王族への拝謁の仕方まであるぞ」
「嘘ーーーそんなのまであるの」
マリアンは驚いていた。
「でも、何でワイルダー嬢は魔法聖女エリを読んだことあるんだ。あれは市販されても売れなかったはずだけど」
私は王太子殿下に声をかけられてまた固まった。
やっぱり王太子殿下の前だと緊張する。
「父が騎士だったので」
「お父さんが騎士だったんだって」
私の小さい声を拾ってマリアンが答えてくれた。
「そうなんだ。お父さんは今は」
「お兄様、エレの父は10年前のスタンピードで亡くなったのよ」
「そうかすまない。国に殉じてくれたんだ」
王太子殿下の声に私は頷いた。
「でも、ワイルダー嬢は大人しいんだな。良くこの妹と馬が合ったな」
王太子殿下が不思議そうに聞いてきた。
「何言っているのよ。お兄様。エレが静かなのはお兄様の前だけよ。この前も言ったでしょ。日頃は口もめちゃくちゃ悪いって」
このマリアンのやつ、私が話せないことを良いことにあることないこと言ってくれる。
私は静かでおしとやかな令嬢なんだから。
そう思ってお二人を見たら王太子は変な顔をしていた。
「そう、エレは考えていることを知らずに口に出しているのよ。もう本当に凄いんだから」
「えっ、まさかまた口に出ていた?」
私は驚いて聞いた。
それを見て王太子殿下が吹き出しいた。
「そうか、ワイルダー嬢は人見知りなんだ」
「だからお兄様違うって。エレは昔お兄様に助けてもらったから、お兄様命なのよ。だから緊張して話せないの。他のやつになんて全然普通に話しているんだから」
またマリアンは余計なことを言ってくれる。意地悪マリアン、えっ
「ひょっとしてマリアンって意地悪王女マリアなの?」
思わず私は殿下の前にもかかわらず言ってしまった。
王太子殿下がそれを聞いて吹き出す。
「えっ、なにそれ意地悪王女マリアって」
「お前、魔法聖女エリを1巻しか読んでいないだろう。続編にエリに意地悪するマリア王女が出てくるんだ」
「あのクソ王妃、なんてことかいてくれているのよ」
マリアンが怒って言った。
そうか、マリアンが意地悪王女マリアの原型か。そう言えば似ているかも
「エレ!」
怒りのマリアンの声に王太子殿下がまた吹き出した。
私の心の声がまた漏れていたみたいだ。
「本当だ。ワイルダー嬢は面白いな」
王太子殿下にまで笑わてしまった。
リンが用意してくれた衣装はどれも派手なもので私は驚いた。
「ねえ、リン、もう少し地味なの無いの。だって私この真面目眼鏡っ娘よ。こんな服私には似合わないわ」
だって全て胸周りがはだけているのだが、胸のある奴ならいざ知らず、私なんて着るだけ無駄だ。ローズとかクラリッサなら似合ったかもしれないけれど私には無理。
「エレイン様も、その眼鏡外されたら似合うと思いますけど」
リンが言ってくれる。
「リン、私は平民なんだからエレでいいわ。あなたのほうが歳上なんだから本来ならば私が敬語使わなければいけないところ普通に話すから、あなたも敬語やめて」
「そうですか。でもお客様ですのに」
「いいのよ。私はいずれは使用人になるんだから。あんたと同じよ。それとこの眼鏡は魔法の眼鏡なのよ。だから外すことが出来ないの」
「えええ、あの魔法聖女エリの魔法の変装眼鏡なの?」
リンは驚いて聞いてきた。
「え、あなたも魔法聖女エリ知っているの?」
「売れないからって大量に余ったの私も読まされたわよ。この屋敷にもたくさんあるよ」
「えええ、そうなの。あの話素晴らしいのに」
「そう言うのはエレくらいよ」
リンにまで呆れられたんだけど・・・・そうかな。私の愛読書なのに。
結局、私はたくさんの服の中でもアクアマリンで一番地味そうなのを選んだ。でも、この胸の開いたのなんとかして欲しい。マリアン、自分が着れないからって全部私によこしたんじゃないわよね? 靴はサイズピッタリのローシューズを用意してくれていたみたいだけど。ハイヒールでなくて良かった。あんなのはいたら絶対に転ける。
まあ、マリアン相手だから何でも良いか、そう思った私は間違っていた・・・・・
食堂の扉をリンが開けてくれて一歩入った先には、何故か王太子殿下がいらっしゃったのだ。
「えっ!」
私はぴしっと固まってしまった。何で王太子殿下がここにいる?
私には訳が判らなかった。
「ごめんエレ。なんか勝手に来ちゃって」
「おい、その言い方ないだろう」
マリアンが王太子を邪険に言っている。二人はメチャクチャ親しそうだ。
ひょっとしてこの二人付き合っているの?
私にはメチャクチャショックな事だった。が、
「違う」
即座に二人に否定された。また声が漏れた?
「良いのかマリアン」
王太子殿下がマリアンに聞いている。
「全然良くないけど、勝手に来たのはお兄様でしょ」
マリアンの言葉にますますわからなくなった。
お兄様?
王太子にお兄様って言うことはマリアンはその妹って、ちょっと待って!
王太子の妹って王女様じゃないの
「そうだよ。ワイルダー嬢。彼女は私の腹違いの妹なんだ」
王太子の言葉に固まる。
マリアン王女様だったんだ。
「えええ!、マリアン、王女殿下だったの」
私は真っ青になった。今までの数々の不敬なことを思い出す。
「あっ、エレ。気にしなくていいから。あんたにかしこまってもらうと調子狂うから、今まで通りで接して頂戴」
王女殿下が宣った。しかし、そんなの良いのか
「まあ、ワイルダー嬢。妹がそう言っているのだから、これからもそう接してやってくれ」
王太子殿下が宣った。
「は、はい」
私は思わず頷いた。
「それよりもさっさと座って食べて。今日はエスカルゴなんて頼んでいなから。あんたでも十分に食べられるはずよ」
マリアンが言って席を引いてくれた。
いやいやいや、王太子殿下と王女殿下のお食事の席に私なんて着いて良いのか?
「何いってんだよ。この前も一緒に食べただろう。今回は俺が無理やりこいつの屋敷に来ただけだから気にせずに席についてくれ」
王太子殿下に言われてやむを得ず、マリアンの隣にかける。
緊張している私に給仕がスープ持ってきてくれた。
なんかめっちゃいい匂いしている。
「いただきます」
私はそう言うと匂いにつられてスプーンに手を伸ばして一口口に入れた。
「美味しい」
思わず声に出る。
「しかし、ワイルダー嬢は平民なのに、マナーがしっかりしているんだな」
驚いた王太子殿下の声がした。
傍に王族がお二人もいるのなんて忘れて必死にスープを飲んでいた私は固まってしまった。
そうだった。つい匂いにつられて・・・・・
「そうよね。エレってがっついて食べても所作はきれいよね」
マリアンまで言う。
「おいおい、がっついて食べるってそれはマナーに違反していると思うが」
そうか、ちょっと違反していたのかな
私は心配して二人を見ると
「エレはがっついていても、所作がきれいだからがっついているようには見えていないわよ。昨日のケーキ食べるときでもそう」
私はマリアンの言葉にほっとした。
「おばあちゃんにマナー教わったの?」
私は首を振ると「魔法聖女エリのマナー講座を読んだの」
小さい声でマリアンに答える。
「えっ魔法聖女エリってマナー講座の絵本まであるの」
「ああ、あるある、お前は馬鹿にして読んでいないと思うけど、王族への拝謁の仕方まであるぞ」
「嘘ーーーそんなのまであるの」
マリアンは驚いていた。
「でも、何でワイルダー嬢は魔法聖女エリを読んだことあるんだ。あれは市販されても売れなかったはずだけど」
私は王太子殿下に声をかけられてまた固まった。
やっぱり王太子殿下の前だと緊張する。
「父が騎士だったので」
「お父さんが騎士だったんだって」
私の小さい声を拾ってマリアンが答えてくれた。
「そうなんだ。お父さんは今は」
「お兄様、エレの父は10年前のスタンピードで亡くなったのよ」
「そうかすまない。国に殉じてくれたんだ」
王太子殿下の声に私は頷いた。
「でも、ワイルダー嬢は大人しいんだな。良くこの妹と馬が合ったな」
王太子殿下が不思議そうに聞いてきた。
「何言っているのよ。お兄様。エレが静かなのはお兄様の前だけよ。この前も言ったでしょ。日頃は口もめちゃくちゃ悪いって」
このマリアンのやつ、私が話せないことを良いことにあることないこと言ってくれる。
私は静かでおしとやかな令嬢なんだから。
そう思ってお二人を見たら王太子は変な顔をしていた。
「そう、エレは考えていることを知らずに口に出しているのよ。もう本当に凄いんだから」
「えっ、まさかまた口に出ていた?」
私は驚いて聞いた。
それを見て王太子殿下が吹き出しいた。
「そうか、ワイルダー嬢は人見知りなんだ」
「だからお兄様違うって。エレは昔お兄様に助けてもらったから、お兄様命なのよ。だから緊張して話せないの。他のやつになんて全然普通に話しているんだから」
またマリアンは余計なことを言ってくれる。意地悪マリアン、えっ
「ひょっとしてマリアンって意地悪王女マリアなの?」
思わず私は殿下の前にもかかわらず言ってしまった。
王太子殿下がそれを聞いて吹き出す。
「えっ、なにそれ意地悪王女マリアって」
「お前、魔法聖女エリを1巻しか読んでいないだろう。続編にエリに意地悪するマリア王女が出てくるんだ」
「あのクソ王妃、なんてことかいてくれているのよ」
マリアンが怒って言った。
そうか、マリアンが意地悪王女マリアの原型か。そう言えば似ているかも
「エレ!」
怒りのマリアンの声に王太子殿下がまた吹き出した。
私の心の声がまた漏れていたみたいだ。
「本当だ。ワイルダー嬢は面白いな」
王太子殿下にまで笑わてしまった。
12
お気に入りに追加
1,021
あなたにおすすめの小説
【完結】転生したら少女漫画の悪役令嬢でした〜アホ王子との婚約フラグを壊したら義理の兄に溺愛されました〜
まほりろ
恋愛
ムーンライトノベルズで日間総合1位、週間総合2位になった作品です。
【完結】「ディアーナ・フォークト! 貴様との婚約を破棄する!!」見目麗しい第二王子にそう言い渡されたとき、ディアーナは騎士団長の子息に取り押さえられ膝をついていた。王子の側近により読み上げられるディアーナの罪状。第二王子の腕の中で幸せそうに微笑むヒロインのユリア。悪役令嬢のディアーナはユリアに斬りかかり、義理の兄で第二王子の近衛隊のフリードに斬り殺される。
三日月杏奈は漫画好きの普通の女の子、バナナの皮で滑って転んで死んだ。享年二十歳。
目を覚ました杏奈は少女漫画「クリンゲル学園の天使」悪役令嬢ディアーナ・フォークト転生していた。破滅フラグを壊す為に義理の兄と仲良くしようとしたら溺愛されました。
私の事を大切にしてくれるお義兄様と仲良く暮らします。王子殿下私のことは放っておいてください。
ムーンライトノベルズにも投稿しています。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
88回の前世で婚約破棄され続けて男性不信になった令嬢〜今世は絶対に婚約しないと誓ったが、なぜか周囲から溺愛されてしまう
冬月光輝
恋愛
ハウルメルク公爵家の令嬢、クリスティーナには88回分の人生の記憶がある。
前世の88回は全てが男に婚約破棄され、近しい人間に婚約者を掠め取られ、悲惨な最期を遂げていた。
彼女は88回の人生は全て自分磨きに費やしていた。美容から、勉学に運動、果てには剣術や魔術までを最高レベルにまで極めたりした。
それは全て無駄に終わり、クリスは悟った。
“男は必ず裏切る”それなら、いっそ絶対に婚約しないほうが幸せだと。
89回目の人生を婚約しないように努力した彼女は、前世の88回分の経験値が覚醒し、無駄にハイスペックになっていたおかげで、今更モテ期が到来して、周囲から溺愛されるのであった。しかし、男に懲りたクリスはただひたすら迷惑な顔をしていた。
【完結】名ばかりの妻を押しつけられた公女は、人生のやり直しを求めます。2度目は絶対に飼殺し妃ルートの回避に全力をつくします。
yukiwa (旧PN 雪花)
恋愛
*タイトル変更しました。(旧題 黄金竜の花嫁~飼殺し妃は遡る~)
パウラ・ヘルムダールは、竜の血を継ぐ名門大公家の跡継ぎ公女。
この世を支配する黄金竜オーディに望まれて側室にされるが、その実態は正室の仕事を丸投げされてこなすだけの、名のみの妻だった。
しかもその名のみの妻、側室なのに選抜試験などと御大層なものがあって。生真面目パウラは手を抜くことを知らず、ついつい頑張ってなりたくもなかった側室に見事当選。
もう一人の側室候補エリーヌは、イケメン試験官と恋をしてさっさと選抜試験から引き揚げていた。
「やられた!」と後悔しても、後の祭り。仕方ないからパウラは丸投げされた仕事をこなし、こなして一生を終える。そしてご褒美にやり直しの転生を願った。
「二度と絶対、飼殺しの妃はごめんです」
そうして始まった2度目の人生、なんだか周りが騒がしい。
竜の血を継ぐ4人の青年(後に試験官になる)たちは、なぜだかみんなパウラに甘い。
後半、シリアス風味のハピエン。
3章からルート分岐します。
小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
表紙画像はwaifulabsで作成していただきました。
https://waifulabs.com/
悪役令嬢に転生したので落ちこぼれ攻略キャラを育てるつもりが逆に攻略されているのかもしれない
亜瑠真白
恋愛
推しキャラを幸せにしたい転生令嬢×裏アリ優等生攻略キャラ
社畜OLが転生した先は乙女ゲームの悪役令嬢エマ・リーステンだった。ゲーム内の推し攻略キャラ・ルイスと対面を果たしたエマは決心した。「他の攻略キャラを出し抜いて、ルイスを主人公とくっつけてやる!」と。優等生キャラのルイスや、エマの許嫁だった俺様系攻略キャラのジキウスは、ゲームのシナリオと少し様子が違うよう。
エマは無事にルイスと主人公をカップルにすることが出来るのか。それとも……
「エマ、可愛い」
いたずらっぽく笑うルイス。そんな顔、私は知らない。
婚約破棄された令嬢は変人公爵に嫁がされる ~新婚生活を嘲笑いにきた? 夫がかわゆすぎて今それどころじゃないんですが!!
杓子ねこ
恋愛
侯爵令嬢テオドシーネは、王太子の婚約者として花嫁修業に励んできた。
しかしその努力が裏目に出てしまい、王太子ピエトロに浮気され、浮気相手への嫌がらせを理由に婚約破棄された挙句、変人と名高いクイア公爵のもとへ嫁がされることに。
対面した当主シエルフィリードは馬のかぶりものをして、噂どおりの奇人……と思ったら、馬の下から出てきたのは超絶美少年?
でもあなたかなり年上のはずですよね? 年下にしか見えませんが? どうして涙ぐんでるんですか?
え、王太子殿下が新婚生活を嘲笑いにきた? 公爵様がかわゆすぎていまそれどころじゃないんですが!!
恋を知らなかった生真面目令嬢がきゅんきゅんしながら引きこもり公爵を育成するお話です。
本編11話+番外編。
※「小説家になろう」でも掲載しています。
【完結】気づいたら異世界に転生。読んでいた小説の脇役令嬢に。原作通りの人生は歩まないと決めたら隣国の王子様に愛されました
hikari
恋愛
気がついたら自分は異世界に転生していた事に気づく。
そこは以前読んだことのある異世界小説の中だった……。転生をしたのは『山紫水明の中庭』の脇役令嬢のアレクサンドラ。アレクサンドラはしつこくつきまとってくる迷惑平民男、チャールズに根負けして結婚してしまう。
「そんな人生は嫌だ!」という事で、宿命を変えてしまう。アレクサンドラには物語上でも片思いしていた相手がいた。
王太子の浮気で婚約破棄。ここまでは原作通り。
ところが、アレクサンドラは本来の物語に無い登場人物から言い寄られる。しかも、その人物の正体は実は隣国の王子だった……。
チャールズと仕向けようとした、王太子を奪ったディアドラとヒロインとヒロインの恋人の3人が最後に仲違い。
きわめつけは王太子がギャンブルをやっている事が発覚し王太子は国外追放にあう。
※ざまぁの回には★印があります。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる