45 / 81
逃げ出した魔物が私の前に現れたんだけど、私が睨み付けたら何故か一目散に逃げていきました
しおりを挟む
魔物討伐訓練。
毎年学園で行われている訓練だ。
今までは、近くのダンジョンでやっていたのだが、教会と聖女がそのダンジョンを浄化してしまったので、今年は中止になるのではないかと言われていた。
でも、中止することは今後の為には良くないだろうと陛下と教皇猊下、それに騎士達や宮廷魔導師団が中心になって、冒険者ギルドや付近の街の領主達も巻き込んで、どうすれば良いか検討委員会が発足された。
そこで喧々諤々協議された結果、ダンジョンでの魔物討伐体験を出来るようにすることになった。
しかし、基本的にダンジョンは聖女によって浄化されている。
すなわち、魔物が出てこようがないのだ。
それを学園の魔物生物研究所が中心になって魔物を別の所で捕まえて繁殖させて放つことにしたそうだ。
私はわざわざ魔物なんかを養殖する必要があるのかとも思ったが、騎士や冒険者達は大喜びだった。
取りあえず、今年の討伐訓練では魔物の数も少ないので、魔物のとどめは刺さずに、傷ついた魔物をヒールで癒やす事になっていた。
魔物にヒールをかけるなんて絶対におかしいだろう!
変だと思ったのは私だけだろうか?
「まあ、クラリスがそう指摘するのは判るけれど、王都では近くにダンジョンがなくなったので、魔物討伐の訓練が全く出来なくなったんだ。一番近くのダンジョンに行くのも馬車でなら下手したら1週間くらいかかるし。繁殖等の魔物の生態を研究することも今後の魔物討伐にはとても役に立つことになると思う。一番の目的は騎士団と冒険者達とダンジョン周りの街の人々の不満を解消することだけどな」
エミールが言ってくれたけれど、ほとんど魔物を討伐したい者とそれで利益を上げていた街の人々の機嫌をとる為だけだと私には思えた。
「そんなんだったら何故、そのダンジョンを浄化させたんですか?」
私が不思議に思って聞くと。
「俺は聖女達が訓練も兼ねて調査に入るとしか聞いていなかったんだ。それは他の皆も同じ。浄化すると判っていたら絶対に行かせなかったよ。
まさか聖女がダンジョンを浄化できるなんて思ってもいなかったし。聖女自体もダンジョンでヒールをかけてしまったら、ダンジョン自体が浄化されてしまうなんて、予想もしていなかったらしい」
「なんともはた迷惑な聖女ですね」
私は呆れて言ってしまった。
「本当に。まあ、教会だからな。せっかく聖女が100年ぶりに現れたんだから、力を誇示したくなったんじゃないか? ダンジョンを浄化したら、そのインパクトは大だ。あそこまで反発を食うとは想像だにしていなかったんだろう」
エミールが解説してくれたけれど、それをやらされている魔物生物研究所もとんだとばっちりだったんじゃないのだろうか?
私がそう聞くと、
「いや、あいつらは魔物をおおっぴらに飼うことが出来てとても喜んでいるよ」
エミールの言葉に私は目が点になってしまった。
まあ、確かに魔物生物研究所は魔物キチガイの集まりだから、正々堂々と育てられることに喜んでいるのかもしれない。
しかし、どこの国に人間に害悪しか与えない魔物を育てている国があるんだろう?
私には理解できなかった。
そして、魔物討伐訓練の実施日が迫ってきたとある日だ。
私は中庭をゆっくりと歩いていたのだ。
私は前方から歩いてくるアニエスの集団に出くわしたのだ。
「あああら、クラリスさんは相も変わらず、地味な装いです事」
私の前にアニエスが現れたのだ。
嫌な奴に又出会った。
最近アニエスは教室外で会うとよくこんな挑発的な発言をしてくるのだ。
それに今日は私に援護射撃をしてくれるフェリシーもいなかった。
でも、私はそんなこと言われても聖女に対して無視するしか出来なかった。
まあ、地味な装いはその通りだけれど。
そのまま通り過ぎようとする。
誰かが足を出してくれたのだ。
私は物の見事に引っかかって転けてしまった。
もっともエミールが私に施してくれている守護魔術に防がれて怪我はしなかったけれど……
本当に私はドジだ。
しかし、誰よ! 私を引っかけたのは?
「グウォーー」
しかし、後ろを振り返るより先に私の前に巨大な魔物が立ち塞がるのを感じたのだ。
「キャーーーー」
「オーガよ」
後ろからアニエス達の悲鳴が聞こえたのだ。
私は目が点になった。
オーガは巨大な鬼だ。
私の目の前には二本の巨大な足しか見えなかった。
やばい。
このままではやられる。
私は恐怖で足がすくんで立ち上がれなかった。
「グウォーー」
再度オーガが吠えた。
その咆哮で私はなんとか呪縛が解けて顔を上げたのだ。
そこには今にも私に襲いかかろうとしているオーガの姿を捉えた。
「キャーーーー」
次の瞬間、私の恐怖のリミッターが外れて、私は大音声の悲鳴を上げた。
でも、もう絶体絶命なのは判った。
しかしだ。私が悲鳴を上げるとオーガはぎょっとした顔で私を見つめてきた。
私の視線とオーガの視線がぶつかった。
私は犬に襲われた時には絶対にひるんではいけないと習っていた。
魔物も動物だから一緒だろう!
こうなったら思いっきり睨み付けてやる。
私の目とオーガの目が合わされる。
なんと、オーガは私の視線を受けてピクリと震えた。
そして、次の瞬間だ。
「ギャーーーーー」
一目散に後ろを向くと悲鳴を上げて逃げ出してくれたのだ。
えっ、なんで?
何でか弱い私を見て逃げ出す訳?
私には全然理解できなかった。
********************************************************
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
取りあえず命の危機は去りました。
でも、何故オーガはクラリスを見て逃げ出したのか?
毎年学園で行われている訓練だ。
今までは、近くのダンジョンでやっていたのだが、教会と聖女がそのダンジョンを浄化してしまったので、今年は中止になるのではないかと言われていた。
でも、中止することは今後の為には良くないだろうと陛下と教皇猊下、それに騎士達や宮廷魔導師団が中心になって、冒険者ギルドや付近の街の領主達も巻き込んで、どうすれば良いか検討委員会が発足された。
そこで喧々諤々協議された結果、ダンジョンでの魔物討伐体験を出来るようにすることになった。
しかし、基本的にダンジョンは聖女によって浄化されている。
すなわち、魔物が出てこようがないのだ。
それを学園の魔物生物研究所が中心になって魔物を別の所で捕まえて繁殖させて放つことにしたそうだ。
私はわざわざ魔物なんかを養殖する必要があるのかとも思ったが、騎士や冒険者達は大喜びだった。
取りあえず、今年の討伐訓練では魔物の数も少ないので、魔物のとどめは刺さずに、傷ついた魔物をヒールで癒やす事になっていた。
魔物にヒールをかけるなんて絶対におかしいだろう!
変だと思ったのは私だけだろうか?
「まあ、クラリスがそう指摘するのは判るけれど、王都では近くにダンジョンがなくなったので、魔物討伐の訓練が全く出来なくなったんだ。一番近くのダンジョンに行くのも馬車でなら下手したら1週間くらいかかるし。繁殖等の魔物の生態を研究することも今後の魔物討伐にはとても役に立つことになると思う。一番の目的は騎士団と冒険者達とダンジョン周りの街の人々の不満を解消することだけどな」
エミールが言ってくれたけれど、ほとんど魔物を討伐したい者とそれで利益を上げていた街の人々の機嫌をとる為だけだと私には思えた。
「そんなんだったら何故、そのダンジョンを浄化させたんですか?」
私が不思議に思って聞くと。
「俺は聖女達が訓練も兼ねて調査に入るとしか聞いていなかったんだ。それは他の皆も同じ。浄化すると判っていたら絶対に行かせなかったよ。
まさか聖女がダンジョンを浄化できるなんて思ってもいなかったし。聖女自体もダンジョンでヒールをかけてしまったら、ダンジョン自体が浄化されてしまうなんて、予想もしていなかったらしい」
「なんともはた迷惑な聖女ですね」
私は呆れて言ってしまった。
「本当に。まあ、教会だからな。せっかく聖女が100年ぶりに現れたんだから、力を誇示したくなったんじゃないか? ダンジョンを浄化したら、そのインパクトは大だ。あそこまで反発を食うとは想像だにしていなかったんだろう」
エミールが解説してくれたけれど、それをやらされている魔物生物研究所もとんだとばっちりだったんじゃないのだろうか?
私がそう聞くと、
「いや、あいつらは魔物をおおっぴらに飼うことが出来てとても喜んでいるよ」
エミールの言葉に私は目が点になってしまった。
まあ、確かに魔物生物研究所は魔物キチガイの集まりだから、正々堂々と育てられることに喜んでいるのかもしれない。
しかし、どこの国に人間に害悪しか与えない魔物を育てている国があるんだろう?
私には理解できなかった。
そして、魔物討伐訓練の実施日が迫ってきたとある日だ。
私は中庭をゆっくりと歩いていたのだ。
私は前方から歩いてくるアニエスの集団に出くわしたのだ。
「あああら、クラリスさんは相も変わらず、地味な装いです事」
私の前にアニエスが現れたのだ。
嫌な奴に又出会った。
最近アニエスは教室外で会うとよくこんな挑発的な発言をしてくるのだ。
それに今日は私に援護射撃をしてくれるフェリシーもいなかった。
でも、私はそんなこと言われても聖女に対して無視するしか出来なかった。
まあ、地味な装いはその通りだけれど。
そのまま通り過ぎようとする。
誰かが足を出してくれたのだ。
私は物の見事に引っかかって転けてしまった。
もっともエミールが私に施してくれている守護魔術に防がれて怪我はしなかったけれど……
本当に私はドジだ。
しかし、誰よ! 私を引っかけたのは?
「グウォーー」
しかし、後ろを振り返るより先に私の前に巨大な魔物が立ち塞がるのを感じたのだ。
「キャーーーー」
「オーガよ」
後ろからアニエス達の悲鳴が聞こえたのだ。
私は目が点になった。
オーガは巨大な鬼だ。
私の目の前には二本の巨大な足しか見えなかった。
やばい。
このままではやられる。
私は恐怖で足がすくんで立ち上がれなかった。
「グウォーー」
再度オーガが吠えた。
その咆哮で私はなんとか呪縛が解けて顔を上げたのだ。
そこには今にも私に襲いかかろうとしているオーガの姿を捉えた。
「キャーーーー」
次の瞬間、私の恐怖のリミッターが外れて、私は大音声の悲鳴を上げた。
でも、もう絶体絶命なのは判った。
しかしだ。私が悲鳴を上げるとオーガはぎょっとした顔で私を見つめてきた。
私の視線とオーガの視線がぶつかった。
私は犬に襲われた時には絶対にひるんではいけないと習っていた。
魔物も動物だから一緒だろう!
こうなったら思いっきり睨み付けてやる。
私の目とオーガの目が合わされる。
なんと、オーガは私の視線を受けてピクリと震えた。
そして、次の瞬間だ。
「ギャーーーーー」
一目散に後ろを向くと悲鳴を上げて逃げ出してくれたのだ。
えっ、なんで?
何でか弱い私を見て逃げ出す訳?
私には全然理解できなかった。
********************************************************
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
取りあえず命の危機は去りました。
でも、何故オーガはクラリスを見て逃げ出したのか?
361
あなたにおすすめの小説
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
運命に勝てない当て馬令嬢の幕引き。
ぽんぽこ狸
恋愛
気高き公爵家令嬢オリヴィアの護衛騎士であるテオは、ある日、主に天啓を受けたと打ち明けられた。
その内容は運命の女神の聖女として召喚されたマイという少女と、オリヴィアの婚約者であるカルステンをめぐって死闘を繰り広げ命を失うというものだったらしい。
だからこそ、オリヴィアはもう何も望まない。テオは立場を失うオリヴィアの事は忘れて、自らの道を歩むようにと言われてしまう。
しかし、そんなことは出来るはずもなく、テオも将来の王妃をめぐる運命の争いの中に巻き込まれていくのだった。
五万文字いかない程度のお話です。さくっと終わりますので読者様の暇つぶしになればと思います。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
出来損ないの私がお姉様の婚約者だった王子の呪いを解いてみた結果→
AK
恋愛
「ねえミディア。王子様と結婚してみたくはないかしら?」
ある日、意地の悪い笑顔を浮かべながらお姉様は言った。
お姉様は地味な私と違って公爵家の優秀な長女として、次期国王の最有力候補であった第一王子様と婚約を結んでいた。
しかしその王子様はある日突然不治の病に倒れ、それ以降彼に触れた人は石化して死んでしまう呪いに身を侵されてしまう。
そんは王子様を押し付けるように婚約させられた私だけど、私は光の魔力を有して生まれた聖女だったので、彼のことを救うことができるかもしれないと思った。
お姉様は厄介者と化した王子を押し付けたいだけかもしれないけれど、残念ながらお姉様の思い通りの展開にはさせない。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる