147 / 174
第三部 隣国潜伏編 母の故国で対決します
聖女アンとして、伯爵領に迎え入れられました
しおりを挟む
「アンネローゼ様!」
私は会いたくない所でメルケルらに会ってしまったのだ。
私は言葉もなかった。
「アンネローゼ様だと」
伯爵はメルケルらの声に私を改めて見てきた。
「アンネローゼ様。わざわざ我が領地にお越しいただけたのですか」
感激して伯爵が声を上げた。
「いや、伯爵様。私は単なる旅人のアンで」
「いやいやいや、まさかこの地にアンネ様の忘れ形見の御身がいらして頂けるとは」
伯爵は感激していた。
「え?」
みんな、伯爵の言葉に固まっていた。
「あ、アンネローゼ様って、誰だ?」
ハッリらは頭が疑問符だらけになっていた。
「ば、馬鹿者、前王妃殿下の娘子じゃ」
「えっ、じゃあ、王女殿下?」
みんな驚いて慌てて頭を私に下げだしたんだけど。
「いや、皆さん、止めてください。私は単なる平民のアンで」
「何をおっしゃいます。御身はアンネローゼ王女殿下ではありませんか」
伯爵が言い切るんだけど。私は今は平民のアンだ。
「伯爵様。私はあくまでも平民のアンなのです」
私は伯爵に再度言い聞かせたのだ。
「なるほど、左様でございますな。流石に今名乗られるのは良くはないですな」
やっと伯爵は納得してくれたみたいだけど、本当だろうか。
「だから、皆さんにも平民のアンでお願いしますね」
私は皆に言った。
「と言うことだ。村長。判ったな」
「はい、私は問題ございませんが」
村長も周りを見た。
皆もこくこく頷いてくれた。
「まならば、聖女アン様。取り急ぎ我が館にお越しいただけますか」
聖女ってあんまり王女と変わらないような気がするんだけど・・・・
「でも」
私は慌ててヒルッカさんを見た。
「聖女アン様。本当にありがとうございました」
ヒルッカさんが頭を下げてきた。
「いえ、私こそ、生き倒れた私を助けて頂いて本当にありがとうございました」
私はヒルッカさんに頭を下げた。
「いえ、アン様には疫病に苦しむ私達を助けていただいたのです。私たちはどんな時も貴方様を絶対に支持いたします」
ヒルッカさんは言ってくれるけれど、本当に良いのだろうか?
私は曖昧に頷いた。少なくともアンネローゼ王女への支持ではないはずだ。聖女アンに対する支持でしかない。
「ヒルッカさん。また来ますから」
「アン姉ちゃん」
「アンさん」
私はヒルッカさんの家族と別れを惜しんだ。
そのまま、私は乗りたくないのだが、伯爵の馬車に乗せられのだ。
そんなに広くない馬車に伯爵と二人きりだ。これほど気まずいものはなかった。
何故、せめてメルケルでも一緒に乗ってくれたら良いのに、と思ったが、彼らは馬だった。
まあ、私が馬に乗る訳にはいかないが。
「アンネローゼ様。まさかあなた様がこの地にお越し頂けるとは思ってもおりませんでした。取り敢えず、ムオニオの村にて治療を行って頂いた事感謝いたします」
伯爵が頭を下げてきた。
「伯爵様。そのような礼はやめてください。私は人として当然のことをしたまでです」
「さすが、アンネ様のお子様ですな。ブルーノとは大変な違いです。彼奴ならば村人を治すよりも村ごと焼き払えと言いかねませんからな」
伯爵が言ったが、この時はまだ、私もブルーノがそこまでやるとは思ってもいなかったのだ。
「やはりブルーノは冷酷無比ですか」
私は尋ねた。
「左様でございます」
「そのような者に面と向かって逆らって良いのですか」
「いえいえ、そのような面と向かっては逆らっておりませんよ。私たちはアンネローゼ様を援助したいと申しただけで」
私は伯爵の頭の中がどうなっているのかよく判らなかった。
「しかし、私を援助すると表明すること自体が反逆の意思表示なのではありませんか」
「そのようなことはありますまい。私も正確に支持したいといったのではなくて、隣国で貧しい生活をしていらっしゃるアンネローゼ様に、少しばかりの援助をしたいと申しただけですからな。遠い親戚としては当然のことです」
伯爵は当然のごとく言うのだが、それを反逆するというのではないのだろうか?
少なくともブルーノは良い気はしないだろう。
「しかし、今、ブルーノを刺激するのは良くはないのではないですか」
「まあ、左様でございますな。だから、申し訳ないですが、アンネローゼ様のことは聖女アンと呼ばせていただきましょう」
うーん、それも、アンという名がアンネローゼに直結するのではないだろうかと私は一抹の不安を感じたのだが、それは的中することになるのだ。
私は会いたくない所でメルケルらに会ってしまったのだ。
私は言葉もなかった。
「アンネローゼ様だと」
伯爵はメルケルらの声に私を改めて見てきた。
「アンネローゼ様。わざわざ我が領地にお越しいただけたのですか」
感激して伯爵が声を上げた。
「いや、伯爵様。私は単なる旅人のアンで」
「いやいやいや、まさかこの地にアンネ様の忘れ形見の御身がいらして頂けるとは」
伯爵は感激していた。
「え?」
みんな、伯爵の言葉に固まっていた。
「あ、アンネローゼ様って、誰だ?」
ハッリらは頭が疑問符だらけになっていた。
「ば、馬鹿者、前王妃殿下の娘子じゃ」
「えっ、じゃあ、王女殿下?」
みんな驚いて慌てて頭を私に下げだしたんだけど。
「いや、皆さん、止めてください。私は単なる平民のアンで」
「何をおっしゃいます。御身はアンネローゼ王女殿下ではありませんか」
伯爵が言い切るんだけど。私は今は平民のアンだ。
「伯爵様。私はあくまでも平民のアンなのです」
私は伯爵に再度言い聞かせたのだ。
「なるほど、左様でございますな。流石に今名乗られるのは良くはないですな」
やっと伯爵は納得してくれたみたいだけど、本当だろうか。
「だから、皆さんにも平民のアンでお願いしますね」
私は皆に言った。
「と言うことだ。村長。判ったな」
「はい、私は問題ございませんが」
村長も周りを見た。
皆もこくこく頷いてくれた。
「まならば、聖女アン様。取り急ぎ我が館にお越しいただけますか」
聖女ってあんまり王女と変わらないような気がするんだけど・・・・
「でも」
私は慌ててヒルッカさんを見た。
「聖女アン様。本当にありがとうございました」
ヒルッカさんが頭を下げてきた。
「いえ、私こそ、生き倒れた私を助けて頂いて本当にありがとうございました」
私はヒルッカさんに頭を下げた。
「いえ、アン様には疫病に苦しむ私達を助けていただいたのです。私たちはどんな時も貴方様を絶対に支持いたします」
ヒルッカさんは言ってくれるけれど、本当に良いのだろうか?
私は曖昧に頷いた。少なくともアンネローゼ王女への支持ではないはずだ。聖女アンに対する支持でしかない。
「ヒルッカさん。また来ますから」
「アン姉ちゃん」
「アンさん」
私はヒルッカさんの家族と別れを惜しんだ。
そのまま、私は乗りたくないのだが、伯爵の馬車に乗せられのだ。
そんなに広くない馬車に伯爵と二人きりだ。これほど気まずいものはなかった。
何故、せめてメルケルでも一緒に乗ってくれたら良いのに、と思ったが、彼らは馬だった。
まあ、私が馬に乗る訳にはいかないが。
「アンネローゼ様。まさかあなた様がこの地にお越し頂けるとは思ってもおりませんでした。取り敢えず、ムオニオの村にて治療を行って頂いた事感謝いたします」
伯爵が頭を下げてきた。
「伯爵様。そのような礼はやめてください。私は人として当然のことをしたまでです」
「さすが、アンネ様のお子様ですな。ブルーノとは大変な違いです。彼奴ならば村人を治すよりも村ごと焼き払えと言いかねませんからな」
伯爵が言ったが、この時はまだ、私もブルーノがそこまでやるとは思ってもいなかったのだ。
「やはりブルーノは冷酷無比ですか」
私は尋ねた。
「左様でございます」
「そのような者に面と向かって逆らって良いのですか」
「いえいえ、そのような面と向かっては逆らっておりませんよ。私たちはアンネローゼ様を援助したいと申しただけで」
私は伯爵の頭の中がどうなっているのかよく判らなかった。
「しかし、私を援助すると表明すること自体が反逆の意思表示なのではありませんか」
「そのようなことはありますまい。私も正確に支持したいといったのではなくて、隣国で貧しい生活をしていらっしゃるアンネローゼ様に、少しばかりの援助をしたいと申しただけですからな。遠い親戚としては当然のことです」
伯爵は当然のごとく言うのだが、それを反逆するというのではないのだろうか?
少なくともブルーノは良い気はしないだろう。
「しかし、今、ブルーノを刺激するのは良くはないのではないですか」
「まあ、左様でございますな。だから、申し訳ないですが、アンネローゼ様のことは聖女アンと呼ばせていただきましょう」
うーん、それも、アンという名がアンネローゼに直結するのではないだろうかと私は一抹の不安を感じたのだが、それは的中することになるのだ。
6
『転生して悲劇の王女になったつもりが魔王でした!勇者から斬りつけられて素手で殴り返した、前世コミュ障引き籠りだった弱小王国王女の帝国建国物語』https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/782706326
両親を幼い頃に殺された王女アンネローゼはその仇を討つために母国スカンディーナ王国に仲間とともにアンネローゼ王国を建国した。悲劇の王女として祖国に暖かく迎え入れられると思ったのに、周りの民の反応は疫病神に対するようで、その上、そこに現れた勇者と名乗る男に魔王と言われ、自分が前世のゲーム『スカンディーナの聖女』のラスボス魔王だと知るのだ。何でこうなった? 自分は悲劇のヒロインのはずが…ラスボスは両親の仇、悪逆非道の摂政ブルーノのはずなのに…。ブルーノが慈悲深い聖王だと…そんな訳あるか
弱小国の軍隊を率いて必至にあがく可憐な王女のはずが、素手で勇者を粉砕、付いた渾名が暴虐の山姥、とか赤髪の魔王、私を見ると皆逃げていくんだけど、なんで!前世コミュ障引きこもりだった私が気弱なふりをすればするだけドツボに嵌って…。隣国の暴虐令嬢の先輩と大魔術師、冷酷非道な内務卿に良いように振り回されて、いく国盗り物語です。
是非ともお読み下さい。
お気に入りに追加
1,640
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
[完結]私を巻き込まないで下さい
シマ
恋愛
私、イリーナ15歳。賊に襲われているのを助けられた8歳の時から、師匠と一緒に暮らしている。
魔力持ちと分かって魔法を教えて貰ったけど、何故か全然発動しなかった。
でも、魔物を倒した時に採れる魔石。石の魔力が無くなると使えなくなるけど、その魔石に魔力を注いで甦らせる事が出来た。
その力を生かして、師匠と装具や魔道具の修理の仕事をしながら、のんびり暮らしていた。
ある日、師匠を訪ねて来た、お客さんから生活が変わっていく。
え?今、話題の勇者様が兄弟子?師匠が王族?ナニそれ私、知らないよ。
平凡で普通の生活がしたいの。
私を巻き込まないで下さい!
恋愛要素は、中盤以降から出てきます
9月28日 本編完結
10月4日 番外編完結
長い間、お付き合い頂きありがとうございました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】中継ぎ聖女だとぞんざいに扱われているのですが、守護騎士様の呪いを解いたら聖女ですらなくなりました。
氷雨そら
恋愛
聖女召喚されたのに、100年後まで魔人襲来はないらしい。
聖女として異世界に召喚された私は、中継ぎ聖女としてぞんざいに扱われていた。そんな私をいつも守ってくれる、守護騎士様。
でも、なぜか予言が大幅にずれて、私たちの目の前に、魔人が現れる。私を庇った守護騎士様が、魔神から受けた呪いを解いたら、私は聖女ですらなくなってしまって……。
「婚約してほしい」
「いえ、責任を取らせるわけには」
守護騎士様の誘いを断り、誰にも迷惑をかけないよう、王都から逃げ出した私は、辺境に引きこもる。けれど、私を探し当てた、聖女様と呼んで、私と一定の距離を置いていたはずの守護騎士様の様子は、どこか以前と違っているのだった。
元守護騎士と元聖女の溺愛のち少しヤンデレ物語。
小説家になろう様にも、投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
冤罪で処刑されたら死に戻り、前世の記憶が戻った悪役令嬢は、元の世界に帰る方法を探す為に婚約破棄と追放を受け入れたら、伯爵子息様に拾われました
ゆうき
恋愛
ワガママ三昧な生活を送っていた悪役令嬢のミシェルは、自分の婚約者と、長年に渡っていじめていた聖女によって冤罪をでっちあげられ、処刑されてしまう。
その後、ミシェルは不思議な夢を見た。不思議な既視感を感じる夢の中で、とある女性の死を見せられたミシェルは、目を覚ますと自分が処刑される半年前の時間に戻っていた。
それと同時に、先程見た夢が自分の前世の記憶で、自分が異世界に転生したことを知る。
記憶が戻ったことで、前世のような優しい性格を取り戻したミシェルは、前世の世界に残してきてしまった、幼い家族の元に帰る術を探すため、ミシェルは婚約者からの婚約破棄と、父から宣告された追放も素直に受け入れ、貴族という肩書きを隠し、一人外の世界に飛び出した。
初めての外の世界で、仕事と住む場所を見つけて懸命に生きるミシェルはある日、仕事先の常連の美しい男性――とある伯爵家の令息であるアランに屋敷に招待され、自分の正体を見破られてしまったミシェルは、思わぬ提案を受ける。
それは、魔法の研究をしている自分の専属の使用人兼、研究の助手をしてほしいというものだった。
だが、その提案の真の目的は、社交界でも有名だった悪役令嬢の性格が豹変し、一人で外の世界で生きていることを不審に思い、自分の監視下におくためだった。
変に断って怪しまれ、未来で起こる処刑に繋がらないようにするために、そして優しいアランなら信用できると思ったミシェルは、その提案を受け入れた。
最初はミシェルのことを疑っていたアランだったが、徐々にミシェルの優しさや純粋さに惹かれていく。同時に、ミシェルもアランの魅力に惹かれていくことに……。
これは死に戻った元悪役令嬢が、元の世界に帰るために、伯爵子息と共に奮闘し、互いに惹かれて幸せになる物語。
⭐︎小説家になろう様にも投稿しています。全話予約投稿済です⭐︎
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
聖女のわたしを隣国に売っておいて、いまさら「母国が滅んでもよいのか」と言われましても。
ふまさ
恋愛
「──わかった、これまでのことは謝罪しよう。とりあえず、国に帰ってきてくれ。次の聖女は急ぎ見つけることを約束する。それまでは我慢してくれないか。でないと国が滅びる。お前もそれは嫌だろ?」
出来るだけ優しく、テンサンド王国の第一王子であるショーンがアーリンに語りかける。ひきつった笑みを浮かべながら。
だがアーリンは考える間もなく、
「──お断りします」
と、きっぱりと告げたのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
公爵令嬢は、どう考えても悪役の器じゃないようです。
三歩ミチ
恋愛
*本編は完結しました*
公爵令嬢のキャサリンは、婚約者であるベイル王子から、婚約破棄を言い渡された。その瞬間、「この世界はゲームだ」という認識が流れ込んでくる。そして私は「悪役」らしい。ところがどう考えても悪役らしいことはしていないし、そんなことができる器じゃない。
どうやら破滅は回避したし、ゲームのストーリーも終わっちゃったようだから、あとはまわりのみんなを幸せにしたい!……そこへ攻略対象達や、不遇なヒロインも絡んでくる始末。博愛主義の「悪役令嬢」が奮闘します。
※小説家になろう様で連載しています。バックアップを兼ねて、こちらでも投稿しています。
※以前打ち切ったものを、初めから改稿し、完結させました。73以降、展開が大きく変わっています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
筆頭婚約者候補は「一抜け」を叫んでさっさと逃げ出した
基本二度寝
恋愛
王太子には婚約者候補が二十名ほどいた。
その中でも筆頭にいたのは、顔よし頭良し、すべての条件を持っていた公爵家の令嬢。
王太子を立てることも忘れない彼女に、ひとつだけ不満があった。
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】婚約破棄されたユニコーンの乙女は、神殿に向かいます。
秋月一花
恋愛
「イザベラ。君との婚約破棄を、ここに宣言する!」
「かしこまりました。わたくしは神殿へ向かいます」
「……え?」
あっさりと婚約破棄を認めたわたくしに、ディラン殿下は目を瞬かせた。
「ほ、本当に良いのか? 王妃になりたくないのか?」
「……何か誤解なさっているようですが……。ディラン殿下が王太子なのは、わたくしがユニコーンの乙女だからですわ」
そう言い残して、その場から去った。呆然とした表情を浮かべていたディラン殿下を見て、本当に気付いてなかったのかと呆れたけれど――……。おめでとうございます、ディラン殿下。あなたは明日から王太子ではありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる