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第四部 第四部 古の古代帝国公爵家の野望
閑話 アド視点7 婚約者は後輩が攫われた事を聞くと一人で飛び込んで解決していました
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叔父と公爵のあやしい動きは中々掴めなかった。それに対して公国の動きはあやしさ満点だった。
公国内で傭兵募集を大々的にやってくれているのだ。
それも、留学している公子の護衛の追加だとか。
それにしても人数は多すぎるだろう。
そして、使者が頻繁に叔父の家に入っているのが確認できた。
ただ、トラクレール公爵家に変な動きは全くなかった。
公爵家は取り込めていないのか?
しかし、クラリスとカミーユは頻々に会っているし……
叔父らは事が終わってから公爵家を取り込むつもりだろうか?
そこらあたりの事は良く判らなかった。
中央騎士団を中心に見張りを強化することにした。
しかし、生徒会室でクラリスとカミーユをそれとなく見てみても不思議なところはなかった。
「殿下、サマーパーティーでは一回くらい一緒に踊ってくださいね」
ララが言ってきた。
「いや、それは」
俺は婚約者のフランがいると断ろうとしたのだ。
「えっ、一回くらい良いんじゃないの?」
「殿下、サマーパーティーは私達の学生が将来社交界にデビューする練習だと思うのです。殿下はこのエルグラン王国の第一王子殿下でいらっしゃるんですから、いくら婚約者がいらっしゃるからと言って他のものと全く踊らないというのは問題では無いですか」
カミーユとクラリスが言ってくれたのだ。
特にクラリスの言うのは本当に正論だ。
「いや、しかし、フランが」
俺は一応抵抗したのだ。
「フランソワーズ様も未来の王子妃です。殿下とばかり躍られるよりは他の者とも色々躍られる必要があると思いますが」
「……」
それが嫌なんだよ。
思わず口に出かかかった。
あいつはそう言われれば平然と他の奴と踊るはずだ。
俺はそれが耐えられないんだが。
元々フランが大人しくAクラスに入ってくれれば、俺は苦労しなかったのだ。
それを何を思ったのか平民クラスに入って学園生活を楽しみたいとか、言うから、無理言って急遽クラス編成を大幅に見直したのだ。
Eクラスに貴族の令息令嬢をそれも俺の息のかかった人間を多くだ。
本当に大変だったのだ。
「そんなことする必要なかったのに」
未だにぶうぶうフランは言ってくれるが……
それでなくてもフランは今でもそのクラスの連中といつも一緒にいるのだ。
なんか40人の大所帯でいつも学食の一角を占拠している。
フランを中心にワイワイやっているのだ。
本来、学園は貴族の儀礼を学び、これからは入る社交界での色々を学ぶ場なはずなのに、始祖はいろんな身分の者と交流するために学園を設けたのだ、とかいう訳の分からない理由を掲げてワイワイやっているのだ。
それにつられて平民クラスのDとCもその周りにいつの間にかいて、一台派閥を形成していた。
基本的に学園に入れれるという事は平民といえども、将来的には国を背負っていく部署に配置されていくはずだ。
そして、その連中が一大派閥を形成しそうな予感がしているんだが。
何しろ今の俺と同じ、三年生のCからEクラスも何故かそのフランらの周りに輪になって座っているんだから。
そして、何故か飛び級して弟共が一年生に入ってきて、それもEクラスにだ。奴らもフランを真似して食堂の座席はクラス毎になっているんだが……
今までは国の機関は各部署に貴族家当主が就くのが不文律になっていたが、今後は優秀な平民の文官が就く可能性も大きくなってくると思う。
何しろ彼らはフランと直結しているのだから。
フランの事だから王子妃になったとしても、平然と各部署に遊びに行きそうで怖い。
何しろフランはフェリシーから逃げるために、よく、各部署に顔を出してかくまってもらっていたのだ。各部署を見るのも大切な勉強だとかもっともらしい理由を上げて。
そのついでにお菓子をねだっていたという不届き者だ。
何故か、ラクロワの前当主にすらお菓子をもらって喜んでいたのだ。
フランはお菓子の前では無敵だった。
というか、お菓子をもらうためならば、平然とあの厳しいと怖れられていた王太后の膝の上にすら平然と座るのだから。
その度胸を買ったのか王太后すらフランにはメロメロで、俺たちは散々割を食ったのだが……
そんなフランにクラスの男の貴族の連中は俺の息のかかっている者しかいないとはいえ、心配だ。
平民の男どもは身分差があるから問題ないと……
いやいや、フランは特別だ。身分差なんて自分で何とでもしてしまう可能性がある。
それに今はフランの破天荒さに皆は引いている面もあるが、時おり見せるフランの表情は本当に可愛いのだ。その笑顔にクラっといかないとも限らないではないか?
でも王子の義務だとか言われたらどうしようもなかった。あの真面目なクラリスに面と向かって言われると断れなかったのだ……
俺が苦労している間に不埒な弟たちが着々と余計なことをしているなど俺は知らなかったのだ。
やっとそれやこれやが片付いて、フランに勉強を教えようとやって来た時だ。フランは絶対にまた、物理で躓いているはずだ。
それを教えることで今までの不味い関係を解消するのだ。徹夜でノートも作ってきたし。
しかしだ。
俺はそれを見て唖然とした。
その日の放課後、図書館には二年と一年のE組の連中が我が揃っていたのだ。
そしてシルヴァンとジェドが彼らに教えると言うのだ。忘れていた。この二人も物理は得意なのだ。絶対にフランに教えるためにここにいる。
「ちょっとフラン、お前、物理を教えて欲しかったら俺に言えよ」
俺は思わず上から目線で言ってしまった。
「はああああ! 私、対抗戦でのあなたの態度をまだ許していないんだけど」
フランがムッとして言ってきた。
ヤバい、言い方を間違えた。
「いや、あれは皆で倒れてダウンした俺を看病してくれただけで……」
必死に言い訳する俺をフランは無視してくれた。
「そうですよ。兄上。昨日みたいにクラリスと一緒に仲良く生徒会室に籠もられればどうですか」
シルヴァンが余計なことをばらしてくれる。
「ちょっと待て! フラン、誤解だ。昨日生徒会室にいたのはいたが」
「さようなら」
私フランは俺のの前で思いっきりドアを閉めてくれたのだ。
「ギャッ」
俺は足を扉に挟んで悲鳴を上げた。本当にこいつは怒ると容赦がなかい。強化魔術をかけてなかったら足の骨が折れていた。こいつはマジだ。
「フラン、誤解だ。二人きりじゃなくてオーレリアンや、側近たちも皆いたって」
俺は叫ぶが、
「ララさんも一緒にいて楽しそうにしていたって僕は聞きました」
シルヴァンが更に余計なことを言ってくれたのだ。
怒りのフランの前に俺はなす術がなかった。
「フラン、誤解だから」
外から聞こえるアドの声をフランは無視してくれた。
それから全然フランは許してくれなかったのだ。それは勉強後の食堂まで同じで。
俺は全くフランに近寄らせてもらえなかった。
でも、それも守衛から連絡が来るまでだった。
「ええええ! 何よ、これは?」
フランの大声が食堂に響いた。
「どうした、フラン」
俺は慌ててフランの所に飛んで行ったのだ。
「ヴァネッサが拐われたって」
慌てたフランが叫んだのだ。
ヴァネッサってフランが初めて先輩って呼んでもらえたと喜んでいた後輩だ。
俺は直ちに騎士団を向かわせようとしたが、その前に
「来いって言うからそこに行ってくるわ」
俺たちの前でフランが飛び出したのだ。
「いや、ちょっと待て」
俺たちは慌ててフランを追いかけた。
「ちょっとフラン」
厩舎に追いついた時にはフランは厩舎から馬を引き出して、既に駆けだしていたのだ。
俺は慌てて馬を一匹引き出してそのフランを追いかける。
でも、到底追いつけそうになかった。
場所は判っているからそのうちに騎士団の連中も来るだろう。
俺はフランが心配で必至に飛ばしていた。
いくらフランといえども、公国の魔術師達が大挙して待っていたら大変なことになる。
人質を取られたら下手したらフランが手も足も出なくなる可能性もあるのだ。
絶対に1人で突っ込むなよ!
俺は念じたのだった。
でも、フランがじっとして俺たちを待つことなんてあるんだろうか?
そう、フランが待っているなんて事は当然無かった。
俺が必死の思いで到着した時には親分は門を蹴破って飛び込んだフランの馬に弾き飛ばされた後で、大半の事は既に終わっていたのだった。
公国内で傭兵募集を大々的にやってくれているのだ。
それも、留学している公子の護衛の追加だとか。
それにしても人数は多すぎるだろう。
そして、使者が頻繁に叔父の家に入っているのが確認できた。
ただ、トラクレール公爵家に変な動きは全くなかった。
公爵家は取り込めていないのか?
しかし、クラリスとカミーユは頻々に会っているし……
叔父らは事が終わってから公爵家を取り込むつもりだろうか?
そこらあたりの事は良く判らなかった。
中央騎士団を中心に見張りを強化することにした。
しかし、生徒会室でクラリスとカミーユをそれとなく見てみても不思議なところはなかった。
「殿下、サマーパーティーでは一回くらい一緒に踊ってくださいね」
ララが言ってきた。
「いや、それは」
俺は婚約者のフランがいると断ろうとしたのだ。
「えっ、一回くらい良いんじゃないの?」
「殿下、サマーパーティーは私達の学生が将来社交界にデビューする練習だと思うのです。殿下はこのエルグラン王国の第一王子殿下でいらっしゃるんですから、いくら婚約者がいらっしゃるからと言って他のものと全く踊らないというのは問題では無いですか」
カミーユとクラリスが言ってくれたのだ。
特にクラリスの言うのは本当に正論だ。
「いや、しかし、フランが」
俺は一応抵抗したのだ。
「フランソワーズ様も未来の王子妃です。殿下とばかり躍られるよりは他の者とも色々躍られる必要があると思いますが」
「……」
それが嫌なんだよ。
思わず口に出かかかった。
あいつはそう言われれば平然と他の奴と踊るはずだ。
俺はそれが耐えられないんだが。
元々フランが大人しくAクラスに入ってくれれば、俺は苦労しなかったのだ。
それを何を思ったのか平民クラスに入って学園生活を楽しみたいとか、言うから、無理言って急遽クラス編成を大幅に見直したのだ。
Eクラスに貴族の令息令嬢をそれも俺の息のかかった人間を多くだ。
本当に大変だったのだ。
「そんなことする必要なかったのに」
未だにぶうぶうフランは言ってくれるが……
それでなくてもフランは今でもそのクラスの連中といつも一緒にいるのだ。
なんか40人の大所帯でいつも学食の一角を占拠している。
フランを中心にワイワイやっているのだ。
本来、学園は貴族の儀礼を学び、これからは入る社交界での色々を学ぶ場なはずなのに、始祖はいろんな身分の者と交流するために学園を設けたのだ、とかいう訳の分からない理由を掲げてワイワイやっているのだ。
それにつられて平民クラスのDとCもその周りにいつの間にかいて、一台派閥を形成していた。
基本的に学園に入れれるという事は平民といえども、将来的には国を背負っていく部署に配置されていくはずだ。
そして、その連中が一大派閥を形成しそうな予感がしているんだが。
何しろ今の俺と同じ、三年生のCからEクラスも何故かそのフランらの周りに輪になって座っているんだから。
そして、何故か飛び級して弟共が一年生に入ってきて、それもEクラスにだ。奴らもフランを真似して食堂の座席はクラス毎になっているんだが……
今までは国の機関は各部署に貴族家当主が就くのが不文律になっていたが、今後は優秀な平民の文官が就く可能性も大きくなってくると思う。
何しろ彼らはフランと直結しているのだから。
フランの事だから王子妃になったとしても、平然と各部署に遊びに行きそうで怖い。
何しろフランはフェリシーから逃げるために、よく、各部署に顔を出してかくまってもらっていたのだ。各部署を見るのも大切な勉強だとかもっともらしい理由を上げて。
そのついでにお菓子をねだっていたという不届き者だ。
何故か、ラクロワの前当主にすらお菓子をもらって喜んでいたのだ。
フランはお菓子の前では無敵だった。
というか、お菓子をもらうためならば、平然とあの厳しいと怖れられていた王太后の膝の上にすら平然と座るのだから。
その度胸を買ったのか王太后すらフランにはメロメロで、俺たちは散々割を食ったのだが……
そんなフランにクラスの男の貴族の連中は俺の息のかかっている者しかいないとはいえ、心配だ。
平民の男どもは身分差があるから問題ないと……
いやいや、フランは特別だ。身分差なんて自分で何とでもしてしまう可能性がある。
それに今はフランの破天荒さに皆は引いている面もあるが、時おり見せるフランの表情は本当に可愛いのだ。その笑顔にクラっといかないとも限らないではないか?
でも王子の義務だとか言われたらどうしようもなかった。あの真面目なクラリスに面と向かって言われると断れなかったのだ……
俺が苦労している間に不埒な弟たちが着々と余計なことをしているなど俺は知らなかったのだ。
やっとそれやこれやが片付いて、フランに勉強を教えようとやって来た時だ。フランは絶対にまた、物理で躓いているはずだ。
それを教えることで今までの不味い関係を解消するのだ。徹夜でノートも作ってきたし。
しかしだ。
俺はそれを見て唖然とした。
その日の放課後、図書館には二年と一年のE組の連中が我が揃っていたのだ。
そしてシルヴァンとジェドが彼らに教えると言うのだ。忘れていた。この二人も物理は得意なのだ。絶対にフランに教えるためにここにいる。
「ちょっとフラン、お前、物理を教えて欲しかったら俺に言えよ」
俺は思わず上から目線で言ってしまった。
「はああああ! 私、対抗戦でのあなたの態度をまだ許していないんだけど」
フランがムッとして言ってきた。
ヤバい、言い方を間違えた。
「いや、あれは皆で倒れてダウンした俺を看病してくれただけで……」
必死に言い訳する俺をフランは無視してくれた。
「そうですよ。兄上。昨日みたいにクラリスと一緒に仲良く生徒会室に籠もられればどうですか」
シルヴァンが余計なことをばらしてくれる。
「ちょっと待て! フラン、誤解だ。昨日生徒会室にいたのはいたが」
「さようなら」
私フランは俺のの前で思いっきりドアを閉めてくれたのだ。
「ギャッ」
俺は足を扉に挟んで悲鳴を上げた。本当にこいつは怒ると容赦がなかい。強化魔術をかけてなかったら足の骨が折れていた。こいつはマジだ。
「フラン、誤解だ。二人きりじゃなくてオーレリアンや、側近たちも皆いたって」
俺は叫ぶが、
「ララさんも一緒にいて楽しそうにしていたって僕は聞きました」
シルヴァンが更に余計なことを言ってくれたのだ。
怒りのフランの前に俺はなす術がなかった。
「フラン、誤解だから」
外から聞こえるアドの声をフランは無視してくれた。
それから全然フランは許してくれなかったのだ。それは勉強後の食堂まで同じで。
俺は全くフランに近寄らせてもらえなかった。
でも、それも守衛から連絡が来るまでだった。
「ええええ! 何よ、これは?」
フランの大声が食堂に響いた。
「どうした、フラン」
俺は慌ててフランの所に飛んで行ったのだ。
「ヴァネッサが拐われたって」
慌てたフランが叫んだのだ。
ヴァネッサってフランが初めて先輩って呼んでもらえたと喜んでいた後輩だ。
俺は直ちに騎士団を向かわせようとしたが、その前に
「来いって言うからそこに行ってくるわ」
俺たちの前でフランが飛び出したのだ。
「いや、ちょっと待て」
俺たちは慌ててフランを追いかけた。
「ちょっとフラン」
厩舎に追いついた時にはフランは厩舎から馬を引き出して、既に駆けだしていたのだ。
俺は慌てて馬を一匹引き出してそのフランを追いかける。
でも、到底追いつけそうになかった。
場所は判っているからそのうちに騎士団の連中も来るだろう。
俺はフランが心配で必至に飛ばしていた。
いくらフランといえども、公国の魔術師達が大挙して待っていたら大変なことになる。
人質を取られたら下手したらフランが手も足も出なくなる可能性もあるのだ。
絶対に1人で突っ込むなよ!
俺は念じたのだった。
でも、フランがじっとして俺たちを待つことなんてあるんだろうか?
そう、フランが待っているなんて事は当然無かった。
俺が必死の思いで到着した時には親分は門を蹴破って飛び込んだフランの馬に弾き飛ばされた後で、大半の事は既に終わっていたのだった。
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