77 / 309
第三部 ルートン王国交換留学編
始業式で皆に紹介してもらいました
しおりを挟む
始業式は一同会してグランドに整列して行われた。
エルグランでは講堂で行われていたので、グランドでの始業式は初めてで、私は少しだけ嬉しかった。
今世は前世と違って、病気で寝込む事がほとんどなくって、前世の記憶が戻って知恵熱で寝込んだ時は、心配した両親が領地から飛んで来て大変だったそうだ。私はこの国でもせっかく健康体なのだから思いっきり青春するつもり満々だった。
でも、何処でも同じで学園長の挨拶は長かった。
まだエルグランの学園長と違って、私を見て、問題起こすなオーラ全開で話さないだけましだったけど。
そう後でメラニーに呟いたら、それも時間の問題よ、ってあっさり言われてしまったんだけど、いや、私は問題起こすつもりは毛頭ないから!
誰も信じてくれないけど・・・・
思わず欠伸しそうになったら、フェリシー先生が睨み付けて来たので、慌てて引っ込めた。
その後、生徒会長で3年生のフェリペ・ルートン第一王子が挨拶に立ってくれた。
アドがしつこいくらいに言ってた、見目麗しい女たらしの王太子がこれか。まあ見た目はアドの方が良いように思うけど・・・・。
そう言ったら、それは欲目よってメラニーが不敬な事を言っていた。不敬の塊のあんたが言うかって後で言われたけど。
私はそこまで酷くないはずだ。
「今回はエルグラン王国から高位貴族のご令嬢が2人もいらっしゃって・・・・」
王子がキョロキョロ私たちを見回していた。
私を探しているみたいだ。
私はますます俯いた。アドには絶対に王子とは話すなって釘を刺されているんだけど、私も王子なんかに話しかけられて身分がバレたら平民達が話してくれなくなるので、王子なんかとは話したくない。
私がその話題の人物よ! オーラ全開のピンク頭の背中を押し出してやった。
「えっ、私ですか?」
周りを見回して嬉々としてピンク頭が王子に近付く。
「いやまあ、聖女様も来て頂いて、私はとても嬉しい。皆さんを我がルートン王国は国をあげて歓迎します!」
王子はやっと私を探すのを諦めたみたいだった。
「今歓迎のお言葉を頂いた王太子殿下を始め、ルートン王立学園の皆さん。私達エルグランの生徒を留学生に迎えて頂いて有り難うございます!」
グレースが改めて挨拶に立った。
「私達10名はルートン王国の長い歴史の中から産み出された様々な物を学ばせて頂くと供に、今後両国が手を携えていけるように尽力出来たらと考えております。この一学期間、宜しくお願いします!」
グレースが無難にまとめてくれた。
そう、私はたくさんの友達を作るつもり満々だったのだ。
その始業式の後に、クラスに分かれて、私達はE組で紹介されたのだ。
私達のE組の担任はエルグランのベルタン先生みたいなカバ先生ではなくて、気の弱そうなシリノ・ウェスカ先生だった。
「では皆さんを前にして、エルグランからの留学生の皆さんに、自己紹介をしてもらいます」
「アルマン・ルールです。父はエルグランで騎士をしていて、自分も騎士を目指しています。ただ、クラスには化け物みたいに強い奴が居るので、将来はそいつに勝つことが目標です。宜しくお願いします」
アルマンが挨拶したけれど、私のクラスに化け物みたいに強い奴なんていたっけ?
そうメラニーにこそっと聞いたら白い目で見られたんだけど、なんで?
「ふんっ、化け物みたいに強い奴って、それはエルグランの基準で考えてだろ」
いかにも馬鹿にしたように、貴族と思しき男が言ってくれた。周りの奴らも同調しているんだけど。確かに、アルマンの言う化け物みたいに強い奴って見たこともないけど、コイツラの態度もムカつく。
「オーレリアン・ブルボです。お歴史のあるルートンの方々と繋がりを作ってこいと将来の上司に言われてきました。宜しくお願いします」
「ほおおおお、その上司も気が利くね。まあ、俺達が好を通じてやってもいいがな」
その声に半数はどっと笑った。
また、脳天気な男が言うんだけど、コイツラ本当に礼儀というか、野次らないとやってられないのか。
私が白い目で先生をちらっと見ると私の正体を聞いている先生は慌てたみたいだ。
「セブリアン君、流石に留学生に失礼ですよ」
慌てて注意しだした。
「へいへい、黙っていますよ」
何かめちゃくちゃ不遜な態度なんだけど。准男爵家と思しき奴らの半分くらいの態度も悪い。
何々、早速喧嘩する? 雨降って地固まるって言うけど、やった方がいい?
ワクワクする私を白い目で見てメラニーが話しだした。
「皆さんこんにちわ。留学生のメラニー・バローです。私は家が商会やっていて、貴国の魔道具に興味があって来ました。あと、今回の留学には我が学園随一の問題児が来ているので、とある方より、くれぐれも問題を起こさないように見張るようにと言われて来ました」
「ほうううう、余程のじゃじゃ馬と見えるな。そいつは」
男がやじを飛ばした。
「あらあら、この学園ではきちんと人の話を聞くっていう、常識の基本も出来ていない貴族の方がいらっしゃるの?」
メラニーが馬鹿にしたように言った。
「な、何だと、この女」
「セブリアン君、いいかげんにしなさい。学園長に言いつけますよ」
男は流石に学園長の名前には黙ったみたいだった。
でも、メラニーが壇上を降りて席に向かおうとした時に、前の男が足を出すのが見えた。
危ないと私が叫ぼうとした時だ。
「ギャーーーー」
男の悲鳴が聞こえた。
メラニーのハイヒールに思いっきりその出した足を踏まれていたのだ。
「ああら、ゴメンナサイね。邪魔なところに足があるから思わず踏んじゃったわ」
メラニーが澄まして言う。
「お前、良くもドミンゴに」
セブリアンと呼ばれた男がメラニーに掴みかかろうとしたその手を私が捻り上げた。
「痛ててて」
男は大げさに悲鳴を上げていた。
「座ってちゃんと聞いていなさい」
私が言うや、思いっきり押してやった。
男は友達の上に突っ込んで行った。
「皆さん、こんにちわ。エルグラン王国から来ました平民のフランです」
私の声に担任がぎょっとするのが見えた。
「せっかくこの国に留学に来れたので、皆さんと仲良くしたいです。剣も少しだけ嗜んだ事があって、この国に魔道剣ってのがあるって聞いて、今から試しに使ってみたくてワクワクしています。宜しくお願いします」
私はニコッと笑ってやった。それを見た私が腕を捻り上げた男も赤くなっているんだけど、なんでそんな反応なの? 私、何か変なこと言った?
貴族の女どもがそんな私を睨んできたのも
よく判らなかったが。
エルグランでは講堂で行われていたので、グランドでの始業式は初めてで、私は少しだけ嬉しかった。
今世は前世と違って、病気で寝込む事がほとんどなくって、前世の記憶が戻って知恵熱で寝込んだ時は、心配した両親が領地から飛んで来て大変だったそうだ。私はこの国でもせっかく健康体なのだから思いっきり青春するつもり満々だった。
でも、何処でも同じで学園長の挨拶は長かった。
まだエルグランの学園長と違って、私を見て、問題起こすなオーラ全開で話さないだけましだったけど。
そう後でメラニーに呟いたら、それも時間の問題よ、ってあっさり言われてしまったんだけど、いや、私は問題起こすつもりは毛頭ないから!
誰も信じてくれないけど・・・・
思わず欠伸しそうになったら、フェリシー先生が睨み付けて来たので、慌てて引っ込めた。
その後、生徒会長で3年生のフェリペ・ルートン第一王子が挨拶に立ってくれた。
アドがしつこいくらいに言ってた、見目麗しい女たらしの王太子がこれか。まあ見た目はアドの方が良いように思うけど・・・・。
そう言ったら、それは欲目よってメラニーが不敬な事を言っていた。不敬の塊のあんたが言うかって後で言われたけど。
私はそこまで酷くないはずだ。
「今回はエルグラン王国から高位貴族のご令嬢が2人もいらっしゃって・・・・」
王子がキョロキョロ私たちを見回していた。
私を探しているみたいだ。
私はますます俯いた。アドには絶対に王子とは話すなって釘を刺されているんだけど、私も王子なんかに話しかけられて身分がバレたら平民達が話してくれなくなるので、王子なんかとは話したくない。
私がその話題の人物よ! オーラ全開のピンク頭の背中を押し出してやった。
「えっ、私ですか?」
周りを見回して嬉々としてピンク頭が王子に近付く。
「いやまあ、聖女様も来て頂いて、私はとても嬉しい。皆さんを我がルートン王国は国をあげて歓迎します!」
王子はやっと私を探すのを諦めたみたいだった。
「今歓迎のお言葉を頂いた王太子殿下を始め、ルートン王立学園の皆さん。私達エルグランの生徒を留学生に迎えて頂いて有り難うございます!」
グレースが改めて挨拶に立った。
「私達10名はルートン王国の長い歴史の中から産み出された様々な物を学ばせて頂くと供に、今後両国が手を携えていけるように尽力出来たらと考えております。この一学期間、宜しくお願いします!」
グレースが無難にまとめてくれた。
そう、私はたくさんの友達を作るつもり満々だったのだ。
その始業式の後に、クラスに分かれて、私達はE組で紹介されたのだ。
私達のE組の担任はエルグランのベルタン先生みたいなカバ先生ではなくて、気の弱そうなシリノ・ウェスカ先生だった。
「では皆さんを前にして、エルグランからの留学生の皆さんに、自己紹介をしてもらいます」
「アルマン・ルールです。父はエルグランで騎士をしていて、自分も騎士を目指しています。ただ、クラスには化け物みたいに強い奴が居るので、将来はそいつに勝つことが目標です。宜しくお願いします」
アルマンが挨拶したけれど、私のクラスに化け物みたいに強い奴なんていたっけ?
そうメラニーにこそっと聞いたら白い目で見られたんだけど、なんで?
「ふんっ、化け物みたいに強い奴って、それはエルグランの基準で考えてだろ」
いかにも馬鹿にしたように、貴族と思しき男が言ってくれた。周りの奴らも同調しているんだけど。確かに、アルマンの言う化け物みたいに強い奴って見たこともないけど、コイツラの態度もムカつく。
「オーレリアン・ブルボです。お歴史のあるルートンの方々と繋がりを作ってこいと将来の上司に言われてきました。宜しくお願いします」
「ほおおおお、その上司も気が利くね。まあ、俺達が好を通じてやってもいいがな」
その声に半数はどっと笑った。
また、脳天気な男が言うんだけど、コイツラ本当に礼儀というか、野次らないとやってられないのか。
私が白い目で先生をちらっと見ると私の正体を聞いている先生は慌てたみたいだ。
「セブリアン君、流石に留学生に失礼ですよ」
慌てて注意しだした。
「へいへい、黙っていますよ」
何かめちゃくちゃ不遜な態度なんだけど。准男爵家と思しき奴らの半分くらいの態度も悪い。
何々、早速喧嘩する? 雨降って地固まるって言うけど、やった方がいい?
ワクワクする私を白い目で見てメラニーが話しだした。
「皆さんこんにちわ。留学生のメラニー・バローです。私は家が商会やっていて、貴国の魔道具に興味があって来ました。あと、今回の留学には我が学園随一の問題児が来ているので、とある方より、くれぐれも問題を起こさないように見張るようにと言われて来ました」
「ほうううう、余程のじゃじゃ馬と見えるな。そいつは」
男がやじを飛ばした。
「あらあら、この学園ではきちんと人の話を聞くっていう、常識の基本も出来ていない貴族の方がいらっしゃるの?」
メラニーが馬鹿にしたように言った。
「な、何だと、この女」
「セブリアン君、いいかげんにしなさい。学園長に言いつけますよ」
男は流石に学園長の名前には黙ったみたいだった。
でも、メラニーが壇上を降りて席に向かおうとした時に、前の男が足を出すのが見えた。
危ないと私が叫ぼうとした時だ。
「ギャーーーー」
男の悲鳴が聞こえた。
メラニーのハイヒールに思いっきりその出した足を踏まれていたのだ。
「ああら、ゴメンナサイね。邪魔なところに足があるから思わず踏んじゃったわ」
メラニーが澄まして言う。
「お前、良くもドミンゴに」
セブリアンと呼ばれた男がメラニーに掴みかかろうとしたその手を私が捻り上げた。
「痛ててて」
男は大げさに悲鳴を上げていた。
「座ってちゃんと聞いていなさい」
私が言うや、思いっきり押してやった。
男は友達の上に突っ込んで行った。
「皆さん、こんにちわ。エルグラン王国から来ました平民のフランです」
私の声に担任がぎょっとするのが見えた。
「せっかくこの国に留学に来れたので、皆さんと仲良くしたいです。剣も少しだけ嗜んだ事があって、この国に魔道剣ってのがあるって聞いて、今から試しに使ってみたくてワクワクしています。宜しくお願いします」
私はニコッと笑ってやった。それを見た私が腕を捻り上げた男も赤くなっているんだけど、なんでそんな反応なの? 私、何か変なこと言った?
貴族の女どもがそんな私を睨んできたのも
よく判らなかったが。
2
お気に入りに追加
4,165
あなたにおすすめの小説
王子様は王妃の出産後すぐ離縁するつもりです~貴方が欲しいのは私の魔力を受け継ぐ世継ぎだけですよね?~
五月ふう
恋愛
ここはロマリア国の大神殿。ロマリア歴417年。雪が降りしきる冬の夜。
「最初から……子供を奪って……離縁するつもりだったのでしょう?」
ロマリア国王子エドワーズの妃、セラ・スチュワートは無表情で言った。セラは両手両足を拘束され、王子エドワーズの前に跪いている。
「……子供をどこに隠した?!」
質問には答えず、エドワーズはセラを怒鳴りつけた。背が高く黒い髪を持つ美しい王子エドワードの顔が、醜く歪んでいる。
「教えてあげない。」
その目には何の感情も浮かんでいない。セラは魔導士達が作る魔法陣の中央に座っていた。魔法陣は少しずつセラから魔力を奪っていく。
(もう……限界ね)
セラは生まれたときから誰よりも強い魔力を持っていた。その強い魔力は彼女から大切なものを奪い、不幸をもたらすものだった。魔力が人並み外れて強くなければ、セラはエドワーズの妃に望まれることも、大切な人と引き離されることもなかったはずだ。
「ちくしょう!もういいっ!セラの魔力を奪え!」
「良いのかしら?魔力がすべて失われたら、私は死んでしまうわよ?貴方の探し物は、きっと見つからないままになるでしょう。」
「魔力を失い、死にたくなかったら、子供の居場所を教えろ!」
「嫌よ。貴方には……絶対見つけられない場所に……隠しておいたから……。」
セラの体は白く光っている。魔力は彼女の生命力を維持するものだ。魔力がなくなれば、セラは空っぽの動かない人形になってしまう。
「もういいっ!母親がいなくなれば、赤子はすぐに見つかるっ。さあ、この死にぞこないから全ての魔力を奪え!」
広い神殿にエドワーズのわめき声が響いた。耳を澄ませば、ゴゴオオオという、吹雪の音が聞こえてくる。
(ねえ、もう一度だけ……貴方に会いたかったわ。)
セラは目を閉じて、大切な元婚約者の顔を思い浮かべる。彼はセラが残したものを見つけて、幸せになってくれるだろうか。
「セラの魔力をすべて奪うまで、あと少しです!」
魔法陣は目を開けていられないほどのまばゆい光を放っている。セラに残された魔力が根こそぎ奪われていく。もはや抵抗は無意味だった。
(ああ……ついに終わるのね……。)
ついにセラは力を失い、糸が切れた人形のようにその場に崩れ落ちた。
「ねえ、***…………。ずっと貴方を……愛していたわ……。」
彼の傍にいる間、一度も伝えたことのなかった想いをセラは最後にそっと呟いた。
この子、貴方の子供です。私とは寝てない? いいえ、貴方と妹の子です。
サイコちゃん
恋愛
貧乏暮らしをしていたエルティアナは赤ん坊を連れて、オーガスト伯爵の屋敷を訪ねた。その赤ん坊をオーガストの子供だと言い張るが、彼は身に覚えがない。するとエルティアナはこの赤ん坊は妹メルティアナとオーガストの子供だと告げる。当時、妹は第一王子の婚約者であり、現在はこの国の王妃である。ようやく事態を理解したオーガストは動揺し、彼女を追い返そうとするが――
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
【完結】婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?
つくも茄子
恋愛
国王唯一の王子エドワード。
彼は婚約者の公爵令嬢であるキャサリンを公の場所で婚約破棄を宣言した。
次の婚約者は恋人であるアリス。
アリスはキャサリンの義妹。
愛するアリスと結婚するには「妃教育を修了させること」だった。
同じ高位貴族。
少し頑張ればアリスは直ぐに妃教育を終了させると踏んでいたが散々な結果で終わる。
八番目の教育係も辞めていく。
王妃腹でないエドワードは立太子が遠のく事に困ってしまう。
だが、エドワードは知らなかった事がある。
彼が事実を知るのは何時になるのか……それは誰も知らない。
他サイトにも公開中。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。