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第一章 婚約破棄
暴風王女と赤い死神
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翌日
「全然つながらないじゃない。」
ジャンヌは魔導電話にウィルが出ないので切れだしていた。
駐屯地で部下たちは危険を察知して遠巻きにしていた。
「うーん、ウィル君も忙しいんじゃないかな」
そして何故かその真ん前には優雅な顔して紅茶を飲んでいる隣国の皇太子
いや、本人はジャンヌに負けて左遷されてもう皇太子ではないとのたまっているアレクサンドル・ボロゾドフ、ノルディン帝国皇太子がいた。
負けて停戦してから、よく隣国から勝手に越境して転移してくる。
「で、あなたは、敵国の駐屯地になんでいるの?」
ジャンヌは冷えた目で見る。
「そんな冷たいな。あなたに負けた時から言っているだろう。
あなたの雄姿に惚れたって。あなたのりりしい雄姿を是非とも帝国の皇太子妃としてお迎えしたいと」
アレクは両手を広げる。
「勝手に人を敵国の戦力にするな」
つれなくジャンヌは言う。
「だってあなたと一緒にいたらやろうと思えば世界制覇もできるし、帝国の軍部の掌握も簡単。」
「反乱起こして帝国の皇帝になるって?」
「つまらない。帝国の皇帝なんて。」
アレクは手でお手上げのポーズをとる。
「あなたの私に撃ちかかってきた雄姿に、私は初めて惚れたのだよ。ああ、この人の為に人生を捧げたいと。」
皇太子は立ち上がって跪いた。
「麗しの戦姫よ。どうか私をあなたの僕として受け入れてほしい。」
バラの花を一輪取り出す。
「下らん」
ジャンヌは一言で却下する。
「ああ、グリフィズ」
電話が繋がってジャンヌが話す。
「これはこれはジャンヌ姫殿下。お忙しい中、わたくしのようなしがいないものにお電話賜り恐悦至極に存じます」
目の前に現れた中年の壮観な男は頭を垂れた。王都にいるグリフィズ・アントワープ魔法第一師団・第一中隊長だった。
「嫌味はいい。それよりも何か変わったことは無いか?」
「いや、それはあなたの横で隣国の皇太子が跪いていらっしゃる事が一大事だと思いますが。」
「そんなのはいつもの事で何にも珍しくはないわ」
思わずジャンヌは叫ぶ。
「相も変わらず規格外ですな。王女は」
呆れてグリフィズは言う。
「そうだろう。グリフィズ。だから是非とも君からも私の妃になる事を勧めてくれ」
グリィフィズは3年前の戦闘では王女と一緒に戦ったが、いつの間に俺の名前まで覚えているんだよ。
グリフィズは心の中で愚痴った。
「いや、それは我が国の戦力ダウンになるから無理でしょう」
慌ててグリフィズは首を振りつつ、
「隣国の皇太子をペットにしていると自慢したいがためのお電話ですか」
呆れてグリフィズは聞く。
「そんな訳無いだろ。こいつは勝手に邪魔しているだけだ」
「まあそういう事で。お惚気なら忙しいのでこれで」
切ろうとするグリフィズを止める。
「待て。
昨日からうちのウィルが王都に飛んでから連絡がつながらないんだ。何か知っているかなと思って。」
「ウィリアム・ミハイルですか。
王城には顔出していないみたいですが、どこに行ったか判りますか?あいつのことだからここでないとすると母親のところだとも思えないし、姉ちゃんのところじゃないですか。
王立学園は確か今日はサマーパーティじゃないですかね」
「サマーパーティか。
でも、クリスにはエドがいるから弟なんて行っても邪魔だろう」
「まあそう思いますけど、最近皇太子殿下に女の子の影があるとか無いとか噂がありますが」
「はっ、ありえん。クリスはあの母上の相手が出来るのだぞ。母上のお気に入りに余計なことをしようなんて、まさかエドも思うまい」
ジャンヌには信じられなかった。
母は何かとうるさい。細かい。その母の唯一のお気に入りがクリスだ。そのクリスを邪険にするなど母に知れたら2時間いや3時間、下手したら半日中叱られる可能性が…
ジャンヌはそれだけは避けたかった。
「だと良いんですけど、最近エドワード様は反抗期じゃないですかね。じゃあ用がそれだけならこれで」
電話は一方的に切られた。
「クリスに恋敵が出来た。まさかな」
急に心配し出したジャンヌに皇太子は言う。
「ジャンヌ。クリスってあの子だろう。はっきり言って心配はいらないと思うぞ」
アレクは言い切った。
だってあれは…
思い出すだに恐怖しか感じないアレクサンドル帝国皇太子であった。
「私を呼び捨てにするな」
思わず出てきたパンチをアレクは手で流す。
「つれない。君と僕の中じゃないか。いつになったらアレクと呼んでくれるんだい。」
気障っぽくアレクは言う。しかし、彼がいうと様になっている。
その笑顔に大半の令嬢は落ちるのだが…
「一生無い。」
「そんなつれない。」
愚痴愚痴言う皇太子を無視してジャンヌはかからないウイルにかけ続けた。
「ロドリー、今ウィルはどこにいる」
魔導電話を終えたグリフィズは直ちに指示を飛ばす。
「おそらく、王立学園じゃないですかね。昨日ウイルらしき転移を感知しています。今も学園にいると思いますが」
「今日のサマーパーティ。魔導師団から護衛は何人行っている」
「パウリーら3人ですが。」
「直ちに帰還させろ」
即決でグリフィズは指示を飛ばす。
「良いんですか?」
ロドリーが聞き返す。
「近衛師団がいるだろ。かまわん。暴風王女が転移してくる可能性がある」
そのとたん王都の魔導師団の司令部に激震が走る。
「りょ了解しました」
「メーデーメーデー、
緊急事態発生。暴風王女注意。特に王立学園護衛部隊は遭遇可能性大。
直ちに帰還せよ」
「王都在所の全隊員へ。第一級警戒態勢。非常事態に備えよ。繰り返す全魔導隊員へ
第一級警戒態勢」
グリフィズはマイクを取り上げた。
「王立学園。サマーパーティ参加者へ。
もし王女に遭遇したら出来るだけ距離を取れ
絶対に皇太子を守ろうとするな!
今回のターゲットは皇太子の可能性大。
相手は近衛師団にさせろ。とばっちり受けても知らんからな。以上だ」
「全然つながらないじゃない。」
ジャンヌは魔導電話にウィルが出ないので切れだしていた。
駐屯地で部下たちは危険を察知して遠巻きにしていた。
「うーん、ウィル君も忙しいんじゃないかな」
そして何故かその真ん前には優雅な顔して紅茶を飲んでいる隣国の皇太子
いや、本人はジャンヌに負けて左遷されてもう皇太子ではないとのたまっているアレクサンドル・ボロゾドフ、ノルディン帝国皇太子がいた。
負けて停戦してから、よく隣国から勝手に越境して転移してくる。
「で、あなたは、敵国の駐屯地になんでいるの?」
ジャンヌは冷えた目で見る。
「そんな冷たいな。あなたに負けた時から言っているだろう。
あなたの雄姿に惚れたって。あなたのりりしい雄姿を是非とも帝国の皇太子妃としてお迎えしたいと」
アレクは両手を広げる。
「勝手に人を敵国の戦力にするな」
つれなくジャンヌは言う。
「だってあなたと一緒にいたらやろうと思えば世界制覇もできるし、帝国の軍部の掌握も簡単。」
「反乱起こして帝国の皇帝になるって?」
「つまらない。帝国の皇帝なんて。」
アレクは手でお手上げのポーズをとる。
「あなたの私に撃ちかかってきた雄姿に、私は初めて惚れたのだよ。ああ、この人の為に人生を捧げたいと。」
皇太子は立ち上がって跪いた。
「麗しの戦姫よ。どうか私をあなたの僕として受け入れてほしい。」
バラの花を一輪取り出す。
「下らん」
ジャンヌは一言で却下する。
「ああ、グリフィズ」
電話が繋がってジャンヌが話す。
「これはこれはジャンヌ姫殿下。お忙しい中、わたくしのようなしがいないものにお電話賜り恐悦至極に存じます」
目の前に現れた中年の壮観な男は頭を垂れた。王都にいるグリフィズ・アントワープ魔法第一師団・第一中隊長だった。
「嫌味はいい。それよりも何か変わったことは無いか?」
「いや、それはあなたの横で隣国の皇太子が跪いていらっしゃる事が一大事だと思いますが。」
「そんなのはいつもの事で何にも珍しくはないわ」
思わずジャンヌは叫ぶ。
「相も変わらず規格外ですな。王女は」
呆れてグリフィズは言う。
「そうだろう。グリフィズ。だから是非とも君からも私の妃になる事を勧めてくれ」
グリィフィズは3年前の戦闘では王女と一緒に戦ったが、いつの間に俺の名前まで覚えているんだよ。
グリフィズは心の中で愚痴った。
「いや、それは我が国の戦力ダウンになるから無理でしょう」
慌ててグリフィズは首を振りつつ、
「隣国の皇太子をペットにしていると自慢したいがためのお電話ですか」
呆れてグリフィズは聞く。
「そんな訳無いだろ。こいつは勝手に邪魔しているだけだ」
「まあそういう事で。お惚気なら忙しいのでこれで」
切ろうとするグリフィズを止める。
「待て。
昨日からうちのウィルが王都に飛んでから連絡がつながらないんだ。何か知っているかなと思って。」
「ウィリアム・ミハイルですか。
王城には顔出していないみたいですが、どこに行ったか判りますか?あいつのことだからここでないとすると母親のところだとも思えないし、姉ちゃんのところじゃないですか。
王立学園は確か今日はサマーパーティじゃないですかね」
「サマーパーティか。
でも、クリスにはエドがいるから弟なんて行っても邪魔だろう」
「まあそう思いますけど、最近皇太子殿下に女の子の影があるとか無いとか噂がありますが」
「はっ、ありえん。クリスはあの母上の相手が出来るのだぞ。母上のお気に入りに余計なことをしようなんて、まさかエドも思うまい」
ジャンヌには信じられなかった。
母は何かとうるさい。細かい。その母の唯一のお気に入りがクリスだ。そのクリスを邪険にするなど母に知れたら2時間いや3時間、下手したら半日中叱られる可能性が…
ジャンヌはそれだけは避けたかった。
「だと良いんですけど、最近エドワード様は反抗期じゃないですかね。じゃあ用がそれだけならこれで」
電話は一方的に切られた。
「クリスに恋敵が出来た。まさかな」
急に心配し出したジャンヌに皇太子は言う。
「ジャンヌ。クリスってあの子だろう。はっきり言って心配はいらないと思うぞ」
アレクは言い切った。
だってあれは…
思い出すだに恐怖しか感じないアレクサンドル帝国皇太子であった。
「私を呼び捨てにするな」
思わず出てきたパンチをアレクは手で流す。
「つれない。君と僕の中じゃないか。いつになったらアレクと呼んでくれるんだい。」
気障っぽくアレクは言う。しかし、彼がいうと様になっている。
その笑顔に大半の令嬢は落ちるのだが…
「一生無い。」
「そんなつれない。」
愚痴愚痴言う皇太子を無視してジャンヌはかからないウイルにかけ続けた。
「ロドリー、今ウィルはどこにいる」
魔導電話を終えたグリフィズは直ちに指示を飛ばす。
「おそらく、王立学園じゃないですかね。昨日ウイルらしき転移を感知しています。今も学園にいると思いますが」
「今日のサマーパーティ。魔導師団から護衛は何人行っている」
「パウリーら3人ですが。」
「直ちに帰還させろ」
即決でグリフィズは指示を飛ばす。
「良いんですか?」
ロドリーが聞き返す。
「近衛師団がいるだろ。かまわん。暴風王女が転移してくる可能性がある」
そのとたん王都の魔導師団の司令部に激震が走る。
「りょ了解しました」
「メーデーメーデー、
緊急事態発生。暴風王女注意。特に王立学園護衛部隊は遭遇可能性大。
直ちに帰還せよ」
「王都在所の全隊員へ。第一級警戒態勢。非常事態に備えよ。繰り返す全魔導隊員へ
第一級警戒態勢」
グリフィズはマイクを取り上げた。
「王立学園。サマーパーティ参加者へ。
もし王女に遭遇したら出来るだけ距離を取れ
絶対に皇太子を守ろうとするな!
今回のターゲットは皇太子の可能性大。
相手は近衛師団にさせろ。とばっちり受けても知らんからな。以上だ」
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