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登場人物まとめ(終幕まで)
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終幕までいったので、後半の主要登場人物のまとめを簡単に。ネタバレです。
これにて完結とします。お付き合いくださり、ありがとうございます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
■巫覡院メンバー
常磐二乃子
巫覡院立ち上げのために呼ばれたオールラウンダー巫覡。薄い色合いの長い黒髪に、灰色の巫覡の目。他人から見れば美少女。
食欲と睡眠欲が乏しく、さらに痛覚も鈍いため、放っておくと勝手に自滅しかねないが、本人はズボラで無頓着。助手に昇格したおかんの世話焼きが止まらない。
長く両親不明の捨て子とされていたが(52)、九条家の二の姫であったことが判明する(92)。本人は九条家に対して複雑な感情を持ち、なるべく離れたいと思っている(97)。
一番得意なのは使役術で、空を切る刀(90)、雨を降らす傘(60)、風を起こす扇子(85)など使役している。
本人の働きを見ていた市民たちから、”巫女姫様”と呼ばれ、最終的に”救国の巫女姫様”と呼ばれるようになる。
九条満
巫覡院の雑用係から、正式に国試に合格し官吏となり、二乃子の助手となった(43)。名門九条家の三の君。
ダークレッドの髪に暗い緑色の目のハーフ。
無自覚に大変優秀だが、九条家で育ったがためにあまり自分の優秀さがわかっていない。世話焼きな性格で二乃子専属のおかん。
二乃子のことが異性として好きだと自覚し(68)、デートにも連れ出すがイマイチ意識してもらえていない(58、79)。今後に期待。
最終的には、二乃子と結婚して九条家の当主になることを決意して、監察御史に任ぜられる(97)。
常磐篤
通称、アズ。予知のスペシャリストの巫覡。治癒術や妖術も使える。黒髪の短髪に黒い目。二乃子の幼馴染の少年。
陽気な性格でおしゃべり。後半は満とも打ち解けて、”アズ”、”ミッチー”と呼び合う仲に。
星読みという技が使える巫覡で、かつて二乃子が16歳の大晦日に死ぬことを宣告していた(88)。
咲
二乃子が拾ってきた獣憑きの少女。二乃子と満の喧嘩を自身の涙で解決しようとする巫覡院のエンジェル(69)。
巫覡の才能があり、修行のために常磐家に預けられる(97)。
仁科蓮太郎
切れ長の目に眼鏡をかけた青年。満と同期で四位で国試を合格した新米官吏。秘書官として巫覡院で働く。九条家が作った国試専門塾の一期生。
夏の終わりの地震で宿舎が燃えて住まいをなくし、九条家で仮住まいしている(閑話)。
メーさん
満が二乃子のために飼い始めたヤギ(82)。
■巫覡院のお友達
陽己
帝の息子。第一王子。満を叱責する係(67)。そろそろ新しいお友達ができるらしい(72)。
藤堂一花
二乃子と仲良しの女近衛。
九条凛
九条家の一の姫。一花と幼馴染の女近衛。
■九条家(未紹介のみ)
九条永遠
九条家の二代目当主。名官吏として有名。実は二乃子の母親だった(閑話)。
九条誠二
永遠の夫。実は二乃子の父親だった(92)。
九条月
九条家の二の姫、と思いきや二乃子の祖母が作った人型。二乃子蘇生のキーマン(94)。満の恋愛アドバイザー①。
九条千尋
永遠の弟。近衛総大将。
九条双葉
千尋の妻。竜使い。北西州に赴任中に第三子を妊娠した(73)。
九条宇宙
千尋の双子の弟。満の父。東雲の頭領。
九条ローズ
宇宙の妻。満の母。異人。
九条垂
満の双子の弟。九条家の四の君。異国へ留学した(47)。みんな彼のことを忘れている気がする。
九条彩葉
満の妹。九条家の五の姫。巫覡院の制服を作る(50)。満の恋愛アドバイザー②。蓮太郎がタイプらしい(閑話)。国試を受けて官吏となる(閑話)。
九条琅菜
彩葉の双子の妹。満が好きで二乃子が嫌い。国試を受けて官吏となる(閑話)。
九条透
満の弟。九条家の十の君。作中で生まれる(54)。
九条将軍
満の祖父。先帝の弟。九条家の初代当主。亡くなった奥さんが大好きで命日が近づくと墓のある寺に籠る(65)。
常磐家の離れに滞在して子供たちをやきもきさせる(74)。
月の姫
九条家を守る守護霊。その正体は将軍の奥さん。巫覡としての素養もあった人。
巫覡院の構想をうすらぼんやりした状態で亡くなってしまい、二乃子たち10代の少年少女に立ち上げをやらせる原因になったといえなくもない人(83)。
他、三人+胎児
■帝家(未紹介のみ)
帝
現在の帝。名君とされ人気も高い。一時期、二乃子と疑心暗鬼状態になったが、満の取り持ちで信頼関係を築きなおした(71)。
常磐家から離れた二乃子たち巫覡を保護して庇護下においている。満のことを気に入っている(終幕)。
天花
帝の妻。陽己の母。将軍の末娘。
影汰
第二王子。作中で亡くなる(54)。
他、姫一人
■常磐家
常磐涼夜
二乃子たちの師匠で幼いころから面倒を見てくれた。将軍の右腕と呼ばれたレジェンド巫覡。滅却と呪術が得意な本編の黒幕。精神操作や記憶操作もできる(71)。
教え子たちに苦労をさせることを苦々しく思っていたところで、自分の教育の間違った点に気づき、助けを求めて月の姫の黄泉返りを計画する。黄泉返りは途中で頓挫する(76)。
代わりに時戻しを計画し、実行に移すが、二乃子の激しい妨害にあい、結局うまくいかなかった。
常磐奏
通称・カナ兄。結界のスペシャリストの巫覡。二乃子の幼馴染。城の結界の破損方法を見破った(55)。
師匠を慕っていたが、最終的には常磐家を出て巫覡院に協力する(82)。恋人がいるらしい(75)。
羽月
涼夜の弟子。二乃子の幼馴染。第二王子に呪いをかけたり、花街を半分燃やしたり、官吏を意識操作して強姦魔にしたりとやりたい放題だった巫覡。
涼夜の指示で城の結界に妖刀でひびをいれていたことが判明する(55)。
涼夜から意識操作の術を伝授されていた。
常磐時子
二乃子の祖母。涼夜の姉。誠二の母。元大巫女のオールラウンダー巫覡(77)。月を動かしていた人物(94)。なので本当の満の恋愛アドバイザー。
■満の同期官吏
楓太
満と同期で首席で国試に合格した。北西州の出身。永遠にあこがれている。
地震で宿舎が燃えて宿無しになり、九条家に仮住まいしている(閑話)。
朝比奈芽以
次席で国試に合格し、予算部に勤める。満に兄の縁談を相談する(51)。
これにて完結とします。お付き合いくださり、ありがとうございます!
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■巫覡院メンバー
常磐二乃子
巫覡院立ち上げのために呼ばれたオールラウンダー巫覡。薄い色合いの長い黒髪に、灰色の巫覡の目。他人から見れば美少女。
食欲と睡眠欲が乏しく、さらに痛覚も鈍いため、放っておくと勝手に自滅しかねないが、本人はズボラで無頓着。助手に昇格したおかんの世話焼きが止まらない。
長く両親不明の捨て子とされていたが(52)、九条家の二の姫であったことが判明する(92)。本人は九条家に対して複雑な感情を持ち、なるべく離れたいと思っている(97)。
一番得意なのは使役術で、空を切る刀(90)、雨を降らす傘(60)、風を起こす扇子(85)など使役している。
本人の働きを見ていた市民たちから、”巫女姫様”と呼ばれ、最終的に”救国の巫女姫様”と呼ばれるようになる。
九条満
巫覡院の雑用係から、正式に国試に合格し官吏となり、二乃子の助手となった(43)。名門九条家の三の君。
ダークレッドの髪に暗い緑色の目のハーフ。
無自覚に大変優秀だが、九条家で育ったがためにあまり自分の優秀さがわかっていない。世話焼きな性格で二乃子専属のおかん。
二乃子のことが異性として好きだと自覚し(68)、デートにも連れ出すがイマイチ意識してもらえていない(58、79)。今後に期待。
最終的には、二乃子と結婚して九条家の当主になることを決意して、監察御史に任ぜられる(97)。
常磐篤
通称、アズ。予知のスペシャリストの巫覡。治癒術や妖術も使える。黒髪の短髪に黒い目。二乃子の幼馴染の少年。
陽気な性格でおしゃべり。後半は満とも打ち解けて、”アズ”、”ミッチー”と呼び合う仲に。
星読みという技が使える巫覡で、かつて二乃子が16歳の大晦日に死ぬことを宣告していた(88)。
咲
二乃子が拾ってきた獣憑きの少女。二乃子と満の喧嘩を自身の涙で解決しようとする巫覡院のエンジェル(69)。
巫覡の才能があり、修行のために常磐家に預けられる(97)。
仁科蓮太郎
切れ長の目に眼鏡をかけた青年。満と同期で四位で国試を合格した新米官吏。秘書官として巫覡院で働く。九条家が作った国試専門塾の一期生。
夏の終わりの地震で宿舎が燃えて住まいをなくし、九条家で仮住まいしている(閑話)。
メーさん
満が二乃子のために飼い始めたヤギ(82)。
■巫覡院のお友達
陽己
帝の息子。第一王子。満を叱責する係(67)。そろそろ新しいお友達ができるらしい(72)。
藤堂一花
二乃子と仲良しの女近衛。
九条凛
九条家の一の姫。一花と幼馴染の女近衛。
■九条家(未紹介のみ)
九条永遠
九条家の二代目当主。名官吏として有名。実は二乃子の母親だった(閑話)。
九条誠二
永遠の夫。実は二乃子の父親だった(92)。
九条月
九条家の二の姫、と思いきや二乃子の祖母が作った人型。二乃子蘇生のキーマン(94)。満の恋愛アドバイザー①。
九条千尋
永遠の弟。近衛総大将。
九条双葉
千尋の妻。竜使い。北西州に赴任中に第三子を妊娠した(73)。
九条宇宙
千尋の双子の弟。満の父。東雲の頭領。
九条ローズ
宇宙の妻。満の母。異人。
九条垂
満の双子の弟。九条家の四の君。異国へ留学した(47)。みんな彼のことを忘れている気がする。
九条彩葉
満の妹。九条家の五の姫。巫覡院の制服を作る(50)。満の恋愛アドバイザー②。蓮太郎がタイプらしい(閑話)。国試を受けて官吏となる(閑話)。
九条琅菜
彩葉の双子の妹。満が好きで二乃子が嫌い。国試を受けて官吏となる(閑話)。
九条透
満の弟。九条家の十の君。作中で生まれる(54)。
九条将軍
満の祖父。先帝の弟。九条家の初代当主。亡くなった奥さんが大好きで命日が近づくと墓のある寺に籠る(65)。
常磐家の離れに滞在して子供たちをやきもきさせる(74)。
月の姫
九条家を守る守護霊。その正体は将軍の奥さん。巫覡としての素養もあった人。
巫覡院の構想をうすらぼんやりした状態で亡くなってしまい、二乃子たち10代の少年少女に立ち上げをやらせる原因になったといえなくもない人(83)。
他、三人+胎児
■帝家(未紹介のみ)
帝
現在の帝。名君とされ人気も高い。一時期、二乃子と疑心暗鬼状態になったが、満の取り持ちで信頼関係を築きなおした(71)。
常磐家から離れた二乃子たち巫覡を保護して庇護下においている。満のことを気に入っている(終幕)。
天花
帝の妻。陽己の母。将軍の末娘。
影汰
第二王子。作中で亡くなる(54)。
他、姫一人
■常磐家
常磐涼夜
二乃子たちの師匠で幼いころから面倒を見てくれた。将軍の右腕と呼ばれたレジェンド巫覡。滅却と呪術が得意な本編の黒幕。精神操作や記憶操作もできる(71)。
教え子たちに苦労をさせることを苦々しく思っていたところで、自分の教育の間違った点に気づき、助けを求めて月の姫の黄泉返りを計画する。黄泉返りは途中で頓挫する(76)。
代わりに時戻しを計画し、実行に移すが、二乃子の激しい妨害にあい、結局うまくいかなかった。
常磐奏
通称・カナ兄。結界のスペシャリストの巫覡。二乃子の幼馴染。城の結界の破損方法を見破った(55)。
師匠を慕っていたが、最終的には常磐家を出て巫覡院に協力する(82)。恋人がいるらしい(75)。
羽月
涼夜の弟子。二乃子の幼馴染。第二王子に呪いをかけたり、花街を半分燃やしたり、官吏を意識操作して強姦魔にしたりとやりたい放題だった巫覡。
涼夜の指示で城の結界に妖刀でひびをいれていたことが判明する(55)。
涼夜から意識操作の術を伝授されていた。
常磐時子
二乃子の祖母。涼夜の姉。誠二の母。元大巫女のオールラウンダー巫覡(77)。月を動かしていた人物(94)。なので本当の満の恋愛アドバイザー。
■満の同期官吏
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満と同期で首席で国試に合格した。北西州の出身。永遠にあこがれている。
地震で宿舎が燃えて宿無しになり、九条家に仮住まいしている(閑話)。
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