29 / 56
第三章 無計画な告白
8
しおりを挟む
キャサリンの雰囲気に気圧されたように周囲が静まり返り、デジレも口をつぐむ。
「ブルテンの海軍は世界最強を謳われています。確かに、帝国に対して昨年、大敗をしましたが、その後は負けておりません。今年になってからはむしろ勝利を重ね、帝国軍を追い払っています。今年も無事に海を守り切るでしょう。」
キャサリンの言葉は静かだったが、怒りを伴っており、周囲によく届いた。
「ブルテンが海で戦うのは帝国軍の侵略をくい止めるためです。それはブルテンだけの問題ではありません。あなたは北でいくつもの国が帝国に侵攻されているのを知らないのですか?海を制されれば、帝国はヒューゲン・エスパルのみならず、オールディーにも攻め入るでしょう。
我々が戦うのは自国を含む周辺国の安全のためです。それをなさけないこととは、嘆かわしい!はっきりと言わないとわからない様なので申し上げましょう!
あなたに一国の王女たる資格はありません!」
キャサリンが握りしめていた扇子がびきりと音をたてた。
「国のために命を懸けて戦う兵士たち、その死を笑いものにするなど、誇りのないこと。王族はただそこにいれば、美しいドレスを着て、美しい殿方と結婚できる、そんな馬鹿みたいな存在だとお思いですか?
お目出たい頭で、たしかにこのお目出たい日には最適ですね。」
にっこりと笑うキャサリンにヨーゼフはドキドキしてしまった。そこにいるキャサリンが高貴な姫に見えたのだ。あの絵本の姫ならば、同じように国の兵を馬鹿にされたら怒るのではないだろうか。
ああ、なぜキャサリン、君は……。
「妹の言う通りですね。これは我がブルテンへのオールディーからの宣戦布告とさせていただきます。」
惚けていたヨーゼフの前にベネディクトが現れた。
「女王陛下に免じて、不問としますが、オールディー国にはそれ相応の対応を求めます。」
人ごみがさっと別れ、奥からコンスタンス女王が現れた。
「ベネディクト殿、キャサリン夫人、妹が大変な失礼をいたしました。駆け付けるのが遅くなり、申し訳ありません。不快な思いをさせたことを重ねて謝罪させてください。」
女王は流ちょうなブルテン語でそう言うと頭を下げた。そしてオールディー語に切り替えて、その場に宣言する。
「デジレは大変な不敬を働きました。これはブルテンとオールディーの絆を揺るがすものです。責任をとり、デジレは王族籍をはく奪し、北の塔へ入れます。」
「お、お姉さま!?」
オールディーの人々がざわついている。北の塔が何かはわからなかっただ、王族籍をはく奪されるのは重たい処分だ。
「ま、待て、コンスタンス!何を勝手に宣言している!」
元国王陛下が慌ててやってくるが、コンスタンスは首を振る。
「父上、デジレが戦争の火種になってもいいのですか?」
「しかし、北の塔など!私は許さんぞ!」
「では父上も戦争をしたいのですね。一緒に仲良く北の塔にお入りください。」
「な!?」
「衛兵!デジレを貴族牢に!」
デジレ元王女の喚く声は、衛兵に引きずられていくことによって小さくなって、やがて聞こえなくなった。
ーーーー
コンスタンス女王から丁寧な謝罪を受けてヨーゼフたちは大使館へと戻る馬車へと乗った。
「今日はすまなかった。」
「…旦那様が謝られることではありませんわ。」
馬車の扉が閉まるとキャサリンは握りしめていた扇子を手放した。見事にヒビが入った扇子が現れる。
「しかし、もとはと言えば私がデジレ王女を諦めさせられなかったことが原因にある。君が今日嫌な思いをすることもなかったはずだ。」
「はあ…。」
キャサリンは面倒くさそうにいなしているが、気分が高揚していたヨーゼフは気づかなかった。
「今日の君は王族にも負けない高貴さだった。とても好ましく思ったよ。」
キャサリンは怪訝な表情でヨーゼフを見ている。確かに今日、ヨーゼフはキャサリンに運命の姫の片りんを見た。その高貴さはほれぼれするものだった。それだけではない。高い教養に他国の王族や大使たちと渡り合う姿もそうだ。
ああ、本当に…。
「君がかわいらしければ完璧に私の”運命の姫”だったのに。」
ポロっと口から出た言葉。しかし、二人しかいない馬車の中で良く響いた。
「まあ、そうですか。」
温度の伴わない声にはっとして顔をあげると、キャサリンはヒビの入った扇子を開いて口元を隠していた。
「旦那様にはかわいらしい人が屋敷でお待ちですもの。他に運命の姫を求める必要など全くありませんわ。早くかわいらしい姫の下に帰りましょうね。」
「あ、いや、そうでは…。」
「私も旦那様のように運命の相手と早く出会いたいですわ。」
遠回しに私の理想もお前ではない、と言われてしまった。
なぜかそのことがヨーゼフにはとてもショックだった。
「ブルテンの海軍は世界最強を謳われています。確かに、帝国に対して昨年、大敗をしましたが、その後は負けておりません。今年になってからはむしろ勝利を重ね、帝国軍を追い払っています。今年も無事に海を守り切るでしょう。」
キャサリンの言葉は静かだったが、怒りを伴っており、周囲によく届いた。
「ブルテンが海で戦うのは帝国軍の侵略をくい止めるためです。それはブルテンだけの問題ではありません。あなたは北でいくつもの国が帝国に侵攻されているのを知らないのですか?海を制されれば、帝国はヒューゲン・エスパルのみならず、オールディーにも攻め入るでしょう。
我々が戦うのは自国を含む周辺国の安全のためです。それをなさけないこととは、嘆かわしい!はっきりと言わないとわからない様なので申し上げましょう!
あなたに一国の王女たる資格はありません!」
キャサリンが握りしめていた扇子がびきりと音をたてた。
「国のために命を懸けて戦う兵士たち、その死を笑いものにするなど、誇りのないこと。王族はただそこにいれば、美しいドレスを着て、美しい殿方と結婚できる、そんな馬鹿みたいな存在だとお思いですか?
お目出たい頭で、たしかにこのお目出たい日には最適ですね。」
にっこりと笑うキャサリンにヨーゼフはドキドキしてしまった。そこにいるキャサリンが高貴な姫に見えたのだ。あの絵本の姫ならば、同じように国の兵を馬鹿にされたら怒るのではないだろうか。
ああ、なぜキャサリン、君は……。
「妹の言う通りですね。これは我がブルテンへのオールディーからの宣戦布告とさせていただきます。」
惚けていたヨーゼフの前にベネディクトが現れた。
「女王陛下に免じて、不問としますが、オールディー国にはそれ相応の対応を求めます。」
人ごみがさっと別れ、奥からコンスタンス女王が現れた。
「ベネディクト殿、キャサリン夫人、妹が大変な失礼をいたしました。駆け付けるのが遅くなり、申し訳ありません。不快な思いをさせたことを重ねて謝罪させてください。」
女王は流ちょうなブルテン語でそう言うと頭を下げた。そしてオールディー語に切り替えて、その場に宣言する。
「デジレは大変な不敬を働きました。これはブルテンとオールディーの絆を揺るがすものです。責任をとり、デジレは王族籍をはく奪し、北の塔へ入れます。」
「お、お姉さま!?」
オールディーの人々がざわついている。北の塔が何かはわからなかっただ、王族籍をはく奪されるのは重たい処分だ。
「ま、待て、コンスタンス!何を勝手に宣言している!」
元国王陛下が慌ててやってくるが、コンスタンスは首を振る。
「父上、デジレが戦争の火種になってもいいのですか?」
「しかし、北の塔など!私は許さんぞ!」
「では父上も戦争をしたいのですね。一緒に仲良く北の塔にお入りください。」
「な!?」
「衛兵!デジレを貴族牢に!」
デジレ元王女の喚く声は、衛兵に引きずられていくことによって小さくなって、やがて聞こえなくなった。
ーーーー
コンスタンス女王から丁寧な謝罪を受けてヨーゼフたちは大使館へと戻る馬車へと乗った。
「今日はすまなかった。」
「…旦那様が謝られることではありませんわ。」
馬車の扉が閉まるとキャサリンは握りしめていた扇子を手放した。見事にヒビが入った扇子が現れる。
「しかし、もとはと言えば私がデジレ王女を諦めさせられなかったことが原因にある。君が今日嫌な思いをすることもなかったはずだ。」
「はあ…。」
キャサリンは面倒くさそうにいなしているが、気分が高揚していたヨーゼフは気づかなかった。
「今日の君は王族にも負けない高貴さだった。とても好ましく思ったよ。」
キャサリンは怪訝な表情でヨーゼフを見ている。確かに今日、ヨーゼフはキャサリンに運命の姫の片りんを見た。その高貴さはほれぼれするものだった。それだけではない。高い教養に他国の王族や大使たちと渡り合う姿もそうだ。
ああ、本当に…。
「君がかわいらしければ完璧に私の”運命の姫”だったのに。」
ポロっと口から出た言葉。しかし、二人しかいない馬車の中で良く響いた。
「まあ、そうですか。」
温度の伴わない声にはっとして顔をあげると、キャサリンはヒビの入った扇子を開いて口元を隠していた。
「旦那様にはかわいらしい人が屋敷でお待ちですもの。他に運命の姫を求める必要など全くありませんわ。早くかわいらしい姫の下に帰りましょうね。」
「あ、いや、そうでは…。」
「私も旦那様のように運命の相手と早く出会いたいですわ。」
遠回しに私の理想もお前ではない、と言われてしまった。
なぜかそのことがヨーゼフにはとてもショックだった。
662
お気に入りに追加
1,718
あなたにおすすめの小説
大好きな旦那様はどうやら聖女様のことがお好きなようです
古堂すいう
恋愛
祖父から溺愛され我儘に育った公爵令嬢セレーネは、婚約者である皇子から衆目の中、突如婚約破棄を言い渡される。
皇子の横にはセレーネが嫌う男爵令嬢の姿があった。
他人から冷たい視線を浴びたことなどないセレーネに戸惑うばかり、そんな彼女に所有財産没収の命が下されようとしたその時。
救いの手を差し伸べたのは神官長──エルゲンだった。
セレーネは、エルゲンと婚姻を結んだ当初「穏やかで誰にでも微笑むつまらない人」だという印象をもっていたけれど、共に生活する内に徐々に彼の人柄に惹かれていく。
だけれど彼には想い人が出来てしまったようで──…。
「今度はわたくしが恩を返すべきなんですわ!」
今まで自分のことばかりだったセレーネは、初めて人のために何かしたいと思い立ち、大好きな旦那様のために奮闘するのだが──…。
【完結】旦那様は、妻の私よりも平民の愛人を大事にしたいようです
よどら文鳥
恋愛
貴族のことを全く理解していない旦那様は、愛人を紹介してきました。
どうやら愛人を第二夫人に招き入れたいそうです。
ですが、この国では一夫多妻制があるとはいえ、それは十分に養っていける環境下にある上、貴族同士でしか認められません。
旦那様は貴族とはいえ現状無職ですし、愛人は平民のようです。
現状を整理すると、旦那様と愛人は不倫行為をしているというわけです。
貴族の人間が不倫行為などすれば、この国での処罰は極刑の可能性もあります。
それすら理解せずに堂々と……。
仕方がありません。
旦那様の気持ちはすでに愛人の方に夢中ですし、その願い叶えられるように私も協力致しましょう。
ただし、平和的に叶えられるかは別です。
政略結婚なので、周りのことも考えると離婚は簡単にできません。ならばこれくらいの抵抗は……させていただきますよ?
ですが、周囲からの協力がありまして、離婚に持っていくこともできそうですね。
折角ですので離婚する前に、愛人と旦那様が私たちの作戦に追い詰められているところもじっくりとこの目で見ておこうかと思います。
半月後に死ぬと告げられたので、今まで苦しんだ分残りの人生は幸せになります!
八代奏多
恋愛
侯爵令嬢のレティシアは恵まれていなかった。
両親には忌み子と言われ冷遇され、婚約者は浮気相手に夢中。
そしてトドメに、夢の中で「半月後に死ぬ」と余命宣告に等しい天啓を受けてしまう。
そんな状況でも、せめて最後くらいは幸せでいようと、レティシアは努力を辞めなかった。
すると不思議なことに、状況も運命も変わっていく。
そしてある時、冷徹と有名だけど優しい王子様に甘い言葉を囁かれるようになっていた。
それを知った両親が慌てて今までの扱いを謝るも、レティシアは許す気がなくて……。
恵まれない令嬢が運命を変え、幸せになるお話。
※「小説家になろう」「カクヨム」でも公開しております。
離婚って、こちらからも出来るって知ってました?
美杉。節約令嬢、書籍化進行中
恋愛
元商人であった父が、お金で貴族の身分を手に入れた。
私というコマを、貴族と結婚させることによって。
でもそれは酷い結婚生活の始まりでしかなかった。
悪態をつく姑。
私を妻と扱わない夫。
夫には離れに囲った愛人がおり、その愛人を溺愛していたため、私たちは白い結婚だった。
それでも私は三年我慢した。
この復讐のため、だけに。
私をコマとしか見ない父も、私を愛さない夫も、ただ嫌がらせするだけの姑も全部いりません。
姑の介護?
そんなの愛人さんにやってもらって、下さい?
あなたの魂胆など、初めから知ってましたからーー
見捨てられた逆行令嬢は幸せを掴みたい
水空 葵
恋愛
一生大切にすると、次期伯爵のオズワルド様に誓われたはずだった。
それなのに、私が懐妊してからの彼は愛人のリリア様だけを守っている。
リリア様にプレゼントをする余裕はあっても、私は食事さえ満足に食べられない。
そんな状況で弱っていた私は、出産に耐えられなくて死んだ……みたい。
でも、次に目を覚ました時。
どういうわけか結婚する前に巻き戻っていた。
二度目の人生。
今度は苦しんで死にたくないから、オズワルド様との婚約は解消することに決めた。それと、彼には私の苦しみをプレゼントすることにしました。
一度婚約破棄したら良縁なんて望めないから、一人で生きていくことに決めているから、醜聞なんて気にしない。
そう決めて行動したせいで良くない噂が流れたのに、どうして次期侯爵様からの縁談が届いたのでしょうか?
※カクヨム様と小説家になろう様でも連載中・連載予定です。
7/23 女性向けHOTランキング1位になりました。ありがとうございますm(__)m
公爵令嬢ディアセーラの旦那様
cyaru
恋愛
パッと見は冴えないブロスカキ公爵家の令嬢ディアセーラ。
そんなディアセーラの事が本当は病むほどに好きな王太子のベネディクトだが、ディアセーラの気をひきたいがために執務を丸投げし「今月の恋人」と呼ばれる令嬢を月替わりで隣に侍らせる。
色事と怠慢の度が過ぎるベネディクトとディアセーラが言い争うのは日常茶飯事だった。
出来の悪い王太子に王宮で働く者達も辟易していたある日、ベネディクトはディアセーラを突き飛ばし婚約破棄を告げてしまった。
「しかと承りました」と応えたディアセーラ。
婚約破棄を告げる場面で突き飛ばされたディアセーラを受け止める形で一緒に転がってしまったペルセス。偶然居合わせ、とばっちりで巻き込まれただけのリーフ子爵家のペルセスだが婚約破棄の上、下賜するとも取れる発言をこれ幸いとブロスカキ公爵からディアセーラとの婚姻を打診されてしまう。
中央ではなく自然豊かな地方で開拓から始めたい夢を持っていたディアセーラ。当初は困惑するがペルセスもそれまで「氷の令嬢」と呼ばれ次期王妃と言われていたディアセーラの知らなかった一面に段々と惹かれていく。
一方ベネディクトは本当に登城しなくなったディアセーラに会うため公爵家に行くが門前払いされ、手紙すら受け取って貰えなくなった。焦り始めたベネディクトはペルセスを罪人として投獄してしまうが…。
シリアスっぽく見える気がしますが、コメディに近いです。
痛い記述があるのでR指定しました。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
あなたの子ですよ~王太子に捨てられた聖女は、彼の子を産んだ~
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
聖女ウリヤナは聖なる力を失った。心当たりはなんとなくある。求められるがまま、婚約者でありイングラム国の王太子であるクロヴィスと肌を重ねてしまったからだ。
「聖なる力を失った君とは結婚できない」クロヴィスは静かに言い放つ。そんな彼の隣に寄り添うのは、ウリヤナの友人であるコリーン。
聖なる力を失った彼女は、その日、婚約者と友人を失った――。
※以前投稿した短編の長編です。予約投稿を失敗しないかぎり、完結まで毎日更新される予定。
旦那様の様子がおかしいのでそろそろ離婚を切り出されるみたいです。
バナナマヨネーズ
恋愛
とある王国の北部を治める公爵夫婦は、すべての領民に愛されていた。
しかし、公爵夫人である、ギネヴィアは、旦那様であるアルトラーディの様子がおかしいことに気が付く。
最近、旦那様の様子がおかしい気がする……。
わたしの顔を見て、何か言いたそうにするけれど、結局何も言わない旦那様。
旦那様と結婚して十年の月日が経過したわ。
当時、十歳になったばかりの幼い旦那様と、見た目十歳くらいのわたし。
とある事情で荒れ果てた北部を治めることとなった旦那様を支える為、結婚と同時に北部へ住処を移した。
それから十年。
なるほど、とうとうその時が来たのね。
大丈夫よ。旦那様。ちゃんと離婚してあげますから、安心してください。
一人の女性を心から愛する旦那様(超絶妻ラブ)と幼い旦那様を立派な紳士へと育て上げた一人の女性(合法ロリ)の二人が紡ぐ、勘違いから始まり、運命的な恋に気が付き、真実の愛に至るまでの物語。
全36話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる