50 / 50
第50話 ストップザ・ワールド
しおりを挟む
ソアラ
誰かを守るために戦う?確かにそんなの初めてだ・・・いやいや!別にワタシはユミなんてどうでもいい、なんなんだよあいつは!人の踏み入れたれたくない場所にズカズカ入り込んできやがって!なんにも知らないくせに!なんにもわからないクセに!
くそっ、でもなぜか今までで一番深く集中できてるのも事実・・・、ワタシは集中すると時間の進み方が遅くなる体質だ。みんな同じようにそうなんだろうと思ってたけれど、どうやらワタシだけだって気づいた。
集中が深くなればなるほど、時間はスローになっていく、だから相手の攻撃を簡単に避けられるし、入力を間違えることもない。
もうはやく進んでよって思うくらい遅いのだ、簡単すぎて寝てしまいそうなくらい。だからワタシは何をやっても無敵だった、ワタシだけスローなイージーモードでやってるようなものなんだ、負けるはずがない。
それがいやだった、だから誰とも付き合わなくなった、何をしても簡単に勝ててしまうから、自分だけがズルをしてるような気がして。ヒトは必ず自分と相手を比べようとする、そしてどうあがいても勝てそうも無いとわかると憎悪するか、あるいは崇拝する、そのどちらも嫌だった。ワタシを普通の人間扱いしてくれたのはエスだけだった。エスはヒトと競争しようとしなかったから・・・
ワタシは競争なんかしたくない、人殺しなんかしたくない、でもどうやっても、ワタシには戦場しか居場所が無かった。教会の連中はワタシを「皆殺しの天使」だと言った。セカイに審判を下すために現れた殺戮の天使。大層なコトバでいいやがって、結局は死刑執行人だ、家畜屠殺人だ。自分でやりたくないことをワタシに押し付けてきただけだった。
自分は血を見たくないけれど焼き肉ばっかり食べたいと願う奴らのためにワタシは戦わされた、すべてに腹が立った。生きてくってことに腹が立った、生きるってことはどうやっても別の命を食らって生きるってことだ、生きることは殺すこと、それ以外じゃない、そんな生き物を作った神に腹がたった・・・
今もそうだ、レムの7体のギアの動きがものすごく遅い、おそすぎる、いくらなんでも遅すぎる、いままででもこんなに遅いことは無かった。
ちょっとまって、これ永遠に終わらないんじゃないの?もうレムにとどめを刺す未来は変わらないのに、時間が流れていかない、時間が止まってしまった。
やばいゾーンに入ってしまった、ワタシは死ぬのかもしんない、死ぬなら死ぬでいいから早く終わってくれ。でもこれが死っていうことならゾッとした、いつまでこの止まったセカイにいないといけないんだ・・・
エスは最後にワタシに言った、生きてくれ、って。その託された願いが一番重かった、とんでもない約束をさせられた。生き続ける?そんな難しい願い事ってないよ、エスはその場の思いつきで言っただけなのかもしれないけど、ワタシには死にたいっていう願いしかなかった、なんでもいいから早く終わりたいと思ってた・・・
違う、そうだ、思い出した。ワタシがエスに言ったんだ、絶対に死んじゃダメだって、そう言われて嬉しかったから、ワタシに同じことを言ったんだよね・・
・・・これは認めろってことか?わかったよ!そうだ、誰かを守るために戦うと、いつもより頑張れる、嬉しかった・・・ユミは一瞬だけど止まったワタシのセカイに入ってきた・・・たった1人ワタシだけがいるこの止まったセカイに入って来た、それに驚きすぎてあっという間に負けていた・・それが嬉しかった・・・
ワタシに生きろって言ってくれる人に出会えて嬉しかった・・・ワタシだって誰かを救いたいよ・・・ワタシだって誰かに愛されたい、それを認めるのがずっと怖かった・・・
セカイが動き出す、バイバイ、レムニスケート、あなたもワタシと同じようなたった1人のセカイに生きてたんだよね・・・
世界はそのまま真っ白になっていった。
遠くから誰かの怒鳴り声が聞こえる
?「いやよ!ワタシがサイクロイドの研究にどれだけ時間をかけたかわかってるの!」
?「うっせぇババァ!オトナになれ!殺すぞ!」
目をうっすら開けるとネルが隣で端末をいじっていた
ネル「起きました?」
ソアラ「何を喧嘩してんの?」
ネル「ミネルヴァがサイクロイド技術のデータを処分するのをしぶってるんです、悪用されそうな先進技術は全部イレースしようって言ってるのに」
ユミ「これの本当の目的はわかってるぞ、どうせ自分が年を取らないでずっと美人のままでいようっていう研究なんだろ!おまえらババァがいつまでもそうやって、若作りするばっかでかっこいいオトナの女っていうロールモデルになってくれないからみんな年を取る前に自殺したりするんだ」
ミネルヴァ「そうよ!でもワタシだって同じだ!ワタシの上の世代だっていつまでも若作りするバカ女ばっかだったんだから!特に王族なんて輪をかけてバカばっかりなんだから!」
ユミ「これだからボンボンはやだ。じゅあ自分がパイオニアになって、これがかっこいいオトナの女だよっていうのを見せつけてやろうとは思わないわけ?ほらカナビスやっちまえ!」
カナビス「よっしゃ、まかしとけ、オラァ!」
ぐしゃあ!
ミネルヴァ「ぎゃあ!!ワタシのデータがぁ!!ひぃん」
ソアラ「バカみたい・・・いつまでも若くて美人でいたいって、あの人そんなことのために戦ってたの」
ネル「まぁ普通の女の人には大事なんじゃないですか?ボクもよくわかりませんけど、子供だし。オトナの女になったらわかるのかなぁ?ソアラさんこれからどうしますか?」
ソアラ「レムは?」
ネル「・・・研究所の爆破と一緒に死んだと思います、最初からそのつもりだったみたいです、僕たちが何をしなくても、レーゼがボク達がやる前にあの人に消えない傷をつけてやったみたいです」
ソアラ「そっか・・・」
ネル「ソアラさんはレムを倒すまでの約束でしたものね、どこに降ろしますか?ちなみにボク達は、生き残った人間をばれないようにサポートしたり、悪用されそうな技術とか施設を一つ一つ潰していくつもりですけど」
ネルは相変わらず気が利かないらしい、誰かこの子の母親代わりをやってあげなきゃいけないよね
ソアラ「その・・なんだ・・、後片付けしなきゃね・・ワタシも。手伝うよ・・・」
ネル「えっ!?なんですか?もごもご言ってて聞こえません」
ソアラ「ネル!あなたわざとやってんでしょ!」
ネル「アハハwバレました?ソアラさんデレさせるの面白いんですもんw」
ネルが笑うのを初めて見た。
誰かを守るために戦う?確かにそんなの初めてだ・・・いやいや!別にワタシはユミなんてどうでもいい、なんなんだよあいつは!人の踏み入れたれたくない場所にズカズカ入り込んできやがって!なんにも知らないくせに!なんにもわからないクセに!
くそっ、でもなぜか今までで一番深く集中できてるのも事実・・・、ワタシは集中すると時間の進み方が遅くなる体質だ。みんな同じようにそうなんだろうと思ってたけれど、どうやらワタシだけだって気づいた。
集中が深くなればなるほど、時間はスローになっていく、だから相手の攻撃を簡単に避けられるし、入力を間違えることもない。
もうはやく進んでよって思うくらい遅いのだ、簡単すぎて寝てしまいそうなくらい。だからワタシは何をやっても無敵だった、ワタシだけスローなイージーモードでやってるようなものなんだ、負けるはずがない。
それがいやだった、だから誰とも付き合わなくなった、何をしても簡単に勝ててしまうから、自分だけがズルをしてるような気がして。ヒトは必ず自分と相手を比べようとする、そしてどうあがいても勝てそうも無いとわかると憎悪するか、あるいは崇拝する、そのどちらも嫌だった。ワタシを普通の人間扱いしてくれたのはエスだけだった。エスはヒトと競争しようとしなかったから・・・
ワタシは競争なんかしたくない、人殺しなんかしたくない、でもどうやっても、ワタシには戦場しか居場所が無かった。教会の連中はワタシを「皆殺しの天使」だと言った。セカイに審判を下すために現れた殺戮の天使。大層なコトバでいいやがって、結局は死刑執行人だ、家畜屠殺人だ。自分でやりたくないことをワタシに押し付けてきただけだった。
自分は血を見たくないけれど焼き肉ばっかり食べたいと願う奴らのためにワタシは戦わされた、すべてに腹が立った。生きてくってことに腹が立った、生きるってことはどうやっても別の命を食らって生きるってことだ、生きることは殺すこと、それ以外じゃない、そんな生き物を作った神に腹がたった・・・
今もそうだ、レムの7体のギアの動きがものすごく遅い、おそすぎる、いくらなんでも遅すぎる、いままででもこんなに遅いことは無かった。
ちょっとまって、これ永遠に終わらないんじゃないの?もうレムにとどめを刺す未来は変わらないのに、時間が流れていかない、時間が止まってしまった。
やばいゾーンに入ってしまった、ワタシは死ぬのかもしんない、死ぬなら死ぬでいいから早く終わってくれ。でもこれが死っていうことならゾッとした、いつまでこの止まったセカイにいないといけないんだ・・・
エスは最後にワタシに言った、生きてくれ、って。その託された願いが一番重かった、とんでもない約束をさせられた。生き続ける?そんな難しい願い事ってないよ、エスはその場の思いつきで言っただけなのかもしれないけど、ワタシには死にたいっていう願いしかなかった、なんでもいいから早く終わりたいと思ってた・・・
違う、そうだ、思い出した。ワタシがエスに言ったんだ、絶対に死んじゃダメだって、そう言われて嬉しかったから、ワタシに同じことを言ったんだよね・・
・・・これは認めろってことか?わかったよ!そうだ、誰かを守るために戦うと、いつもより頑張れる、嬉しかった・・・ユミは一瞬だけど止まったワタシのセカイに入ってきた・・・たった1人ワタシだけがいるこの止まったセカイに入って来た、それに驚きすぎてあっという間に負けていた・・それが嬉しかった・・・
ワタシに生きろって言ってくれる人に出会えて嬉しかった・・・ワタシだって誰かを救いたいよ・・・ワタシだって誰かに愛されたい、それを認めるのがずっと怖かった・・・
セカイが動き出す、バイバイ、レムニスケート、あなたもワタシと同じようなたった1人のセカイに生きてたんだよね・・・
世界はそのまま真っ白になっていった。
遠くから誰かの怒鳴り声が聞こえる
?「いやよ!ワタシがサイクロイドの研究にどれだけ時間をかけたかわかってるの!」
?「うっせぇババァ!オトナになれ!殺すぞ!」
目をうっすら開けるとネルが隣で端末をいじっていた
ネル「起きました?」
ソアラ「何を喧嘩してんの?」
ネル「ミネルヴァがサイクロイド技術のデータを処分するのをしぶってるんです、悪用されそうな先進技術は全部イレースしようって言ってるのに」
ユミ「これの本当の目的はわかってるぞ、どうせ自分が年を取らないでずっと美人のままでいようっていう研究なんだろ!おまえらババァがいつまでもそうやって、若作りするばっかでかっこいいオトナの女っていうロールモデルになってくれないからみんな年を取る前に自殺したりするんだ」
ミネルヴァ「そうよ!でもワタシだって同じだ!ワタシの上の世代だっていつまでも若作りするバカ女ばっかだったんだから!特に王族なんて輪をかけてバカばっかりなんだから!」
ユミ「これだからボンボンはやだ。じゅあ自分がパイオニアになって、これがかっこいいオトナの女だよっていうのを見せつけてやろうとは思わないわけ?ほらカナビスやっちまえ!」
カナビス「よっしゃ、まかしとけ、オラァ!」
ぐしゃあ!
ミネルヴァ「ぎゃあ!!ワタシのデータがぁ!!ひぃん」
ソアラ「バカみたい・・・いつまでも若くて美人でいたいって、あの人そんなことのために戦ってたの」
ネル「まぁ普通の女の人には大事なんじゃないですか?ボクもよくわかりませんけど、子供だし。オトナの女になったらわかるのかなぁ?ソアラさんこれからどうしますか?」
ソアラ「レムは?」
ネル「・・・研究所の爆破と一緒に死んだと思います、最初からそのつもりだったみたいです、僕たちが何をしなくても、レーゼがボク達がやる前にあの人に消えない傷をつけてやったみたいです」
ソアラ「そっか・・・」
ネル「ソアラさんはレムを倒すまでの約束でしたものね、どこに降ろしますか?ちなみにボク達は、生き残った人間をばれないようにサポートしたり、悪用されそうな技術とか施設を一つ一つ潰していくつもりですけど」
ネルは相変わらず気が利かないらしい、誰かこの子の母親代わりをやってあげなきゃいけないよね
ソアラ「その・・なんだ・・、後片付けしなきゃね・・ワタシも。手伝うよ・・・」
ネル「えっ!?なんですか?もごもご言ってて聞こえません」
ソアラ「ネル!あなたわざとやってんでしょ!」
ネル「アハハwバレました?ソアラさんデレさせるの面白いんですもんw」
ネルが笑うのを初めて見た。
0
お気に入りに追加
0
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
S級騎士の俺が精鋭部隊の隊長に任命されたが、部下がみんな年上のS級女騎士だった
ミズノみすぎ
ファンタジー
「黒騎士ゼクード・フォルス。君を竜狩り精鋭部隊【ドラゴンキラー隊】の隊長に任命する」
15歳の春。
念願のS級騎士になった俺は、いきなり国王様からそんな命令を下された。
「隊長とか面倒くさいんですけど」
S級騎士はモテるって聞いたからなったけど、隊長とかそんな重いポジションは……
「部下は美女揃いだぞ?」
「やらせていただきます!」
こうして俺は仕方なく隊長となった。
渡された部隊名簿を見ると隊員は俺を含めた女騎士3人の計4人構成となっていた。
女騎士二人は17歳。
もう一人の女騎士は19歳(俺の担任の先生)。
「あの……みんな年上なんですが」
「だが美人揃いだぞ?」
「がんばります!」
とは言ったものの。
俺のような若輩者の部下にされて、彼女たちに文句はないのだろうか?
と思っていた翌日の朝。
実家の玄関を部下となる女騎士が叩いてきた!
★のマークがついた話数にはイラストや4コマなどが後書きに記載されています。
※2023年11月25日に書籍が発売!
イラストレーターはiltusa先生です!
※コミカライズも進行中!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
転生悪役令嬢に仕立て上げられた幸運の女神様は家門から勘当されたので、自由に生きるため、もう、ほっといてください。今更戻ってこいは遅いです
青の雀
ファンタジー
公爵令嬢ステファニー・エストロゲンは、学園の卒業パーティで第2王子のマリオットから突然、婚約破棄を告げられる
それも事実ではない男爵令嬢のリリアーヌ嬢を苛めたという冤罪を掛けられ、問答無用でマリオットから殴り飛ばされ意識を失ってしまう
そのショックで、ステファニーは前世社畜OL だった記憶を思い出し、日本料理を提供するファミリーレストランを開業することを思いつく
公爵令嬢として、持ち出せる宝石をなぜか物心ついたときには、すでに貯めていて、それを原資として開業するつもりでいる
この国では婚約破棄された令嬢は、キズモノとして扱われることから、なんとか自立しようと修道院回避のために幼いときから貯金していたみたいだった
足取り重く公爵邸に帰ったステファニーに待ち構えていたのが、父からの勘当宣告で……
エストロゲン家では、昔から異能をもって生まれてくるということを当然としている家柄で、異能を持たないステファニーは、前から肩身の狭い思いをしていた
修道院へ行くか、勘当を甘んじて受け入れるか、二者択一を迫られたステファニーは翌早朝にこっそり、家を出た
ステファニー自身は忘れているが、実は女神の化身で何代前の過去に人間との恋でいさかいがあり、無念が残っていたので、神界に帰らず、人間界の中で転生を繰り返すうちに、自分自身が女神であるということを忘れている
エストロゲン家の人々は、ステファニーの恩恵を受け異能を覚醒したということを知らない
ステファニーを追い出したことにより、次々に異能が消えていく……
4/20ようやく誤字チェックが完了しました
もしまだ、何かお気づきの点がありましたら、ご報告お待ち申し上げておりますm(_)m
いったん終了します
思いがけずに長くなってしまいましたので、各単元ごとはショートショートなのですが(笑)
平民女性に転生して、下剋上をするという話も面白いかなぁと
気が向いたら書きますね
2回目の人生は異世界で
黒ハット
ファンタジー
増田信也は初めてのデートの待ち合わせ場所に行く途中ペットの子犬を抱いて横断歩道を信号が青で渡っていた時に大型トラックが暴走して来てトラックに跳ね飛ばされて内臓が破裂して即死したはずだが、気が付くとそこは見知らぬ異世界の遺跡の中で、何故かペットの柴犬と異世界に生き返った。2日目の人生は異世界で生きる事になった
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐@書籍発売中
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる