おっぱいと東京

まんまるムーン

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 彼女が去って、しばらくしたら長谷川がやってきた。

長谷川は僕に相談したいことがあったようで、それは彼の事務所に事務員を雇うか雇わないかという、はっきりいってどうでもいいような話で、聞いてみるとその子は可愛くて働きもののようだった。

おまけに面白くて、一緒にいたら場が明るくなりそうな感じだ。

悩むも何も無いだろ! 

即決採用だ! 

すると、当の本人も偶然この店に来ていた。

めっちゃスタイル良くていい女じゃん! 

僕は長谷川に怒りしか湧いてこなかった! 

僕は家で鬼嫁にイビられているというのに、この男はあんな可愛い子と事務所でイチャイチャしてんのかっ! 

もう酔うしかない! 

世の中不公平だ! 

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