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1 不倫地獄にハマって人生どん詰まりの私が幼馴染のメガネイケメンに再会し起死回生するまでの話
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しおりを挟む思わぬ愛の告白に、私の心臓は爆発寸前で顔が真っ赤になった。
もはや私を振った野郎の事など忘れ去っていた!
「別に…好きってわけじゃ無いけど…。ま、嫌いじゃないけどな…」
「は?」
爆発寸前の心臓は急激にクールダウンし、顔の赤みは引いていった。
「好きでもないのに何でそんなこと言えるの!」
「いや、ちょうどいい遺伝子の配合かと思って…」
「何なのよそれ! わかった。じゃ、私が売れ残ったら絶対結婚しろよ! 絶対だからな!」
私は怒ってその場を去った。
それ以来真宙とはまともに話をしていない。
卒業後、彼は遠くの全寮制の進学校へ行って、もはや地元で会う事も無くなった。
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