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1 不倫地獄にハマって人生どん詰まりの私が幼馴染のメガネイケメンに再会し起死回生するまでの話
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しおりを挟む真宙の言うままにスイッチを押すと、なんとリクライニングした。
飛行機のファーストクラスのようではないか!
大きな窓から注がれてくる優しい光が心地いい。
私は目を瞑ってみた。
このまま熟睡できそうだ。
もしや、これがナビの言っていた希望と言うものか?
って、いきなり訪れた元同級生の家でふんぞり返るってのが希望か?
いったい私をどんな女にしたいんや、ナビよ!
ふと、コーヒーのいい香りがしてきた。
鼻をヒクヒクさせ、臭いを嗅いだ。
朝の幸せな風景って、こんな感じなのですね!
そんなことを思っていたら、いかん、顔がにやけてしまっているではないか。
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