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1 不倫地獄にハマって人生どん詰まりの私が幼馴染のメガネイケメンに再会し起死回生するまでの話
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しおりを挟むナビの5ルートをよく見ると、最後のルートに希望ルートというのがあった。
なんだ、マシなのもあるじゃない。
「じゃあ、希望ルートで。」
「了解シマシタ。希望ルート ニ 沿ッテ 目的地ヘ オ連レ 致シマス。」
それからこのヘンテコなナビは普通のナビの如く、順調に麗しヶ丘公園に向かって誘導していった。
30分ほど運転すると、前方に麗しヶ丘公園が見えてきた。
「麗シヶ丘公園 到着デス。」
私は公園入口横の歩道に車を止めた。
入口近くのベンチに座っていた裕一郎さんは、私に気付いて手を振ってこっちにやって来た。
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