上 下
26 / 60
序章第3章旅立ちと新たな出会い編

支配種と作戦

しおりを挟む
俺は、脳内マップに表示されている、支配種を探していた

「ねぇフォリエス、何で見つけられないの?この辺りのはずだよね」

拠点にした辺りから1kmはなれている

『マスター、地上だけ見るのではなく、地中、空中なども探してみてください」

「なるほどね」

そう言いながら空を見た

1分程、空を見たが

「やっぱり居ないぞフォr」

言い終わる前に支配種がやってきた

「っと、危ねぇ」

今まで俺が立っていた場所は、ぽっかり穴が開いていた

「地中種か面倒だな」

地中種
土の中で生活いていて、地上にいる獲物は、一瞬で土の中に、落とす。ワームなどが例だ

「フォリエス、脳内マップに地中の支配種の位置をマーキングしてくれ」

『わかりましたマスター』

すると、自分の真下にいた

「あ、いい案思い付いた」

『マスターその案は、このスキルが相性いいでしょう』

なるほどいいスキルだ。汎用性が高い

『プロセスを強制的に突破します。MPに注意して下さい』

「わかった」

MPがごっそり持っていかれたのがわかった

一瞬ふらっとしたが、平気だ

しかし

「っ!?ふらついた瞬間に」

足を掴まれた

【スキル[複製]を獲得した】
【スキル[瞬間移動]を獲得した】

(瞬間移動って、だからか、いつもよりMPの持っていかれた量が多かったのは。けどまぁ、よし、作戦遂行!)

俺は、[複製]を使って、自分を造った
瞬間移動したと共に、複製した自分を元いた場所に転移させた

「よし、食いついた」

俺が狙われない理由は浮いているから

「うまくいった」

ドカン

【黒の革を入手した】

「お、なんか獲得したぞ?他の魔物はどうなった?」

『恐慌しているようです』

「そうかそれならみんなが一掃するな」

『ところでマスター、先程入手した、革を使って防具を作られては?』

「お、それいいな!」

『では、アイテムインベントリを使わせてもらいます』

「作ってくれるのか」

『マスターは、裁縫ができませんからね』

「フォリエス、よく俺の弱点を見つけてくれた。これで、完璧だと言われなくなる」

『出来るようになればいいじゃないですか』

「完璧はいやだ。だって、全部人任せにされるから」

『なるほど、そうですか』

「どれくらいで完成しそう?」

『1時間程ください』

「わかった」

みんなのところに戻って無事か確認した

「大丈夫だったか?」

「大丈夫よ」

「怪我、病気、状態異常全て治せるから無理するなよ」

「しないわよ」

「無理して死んだら許さないからな」

「無理していい時は?」

「無理しないと死ぬ時」

「はぁ、わかったわ、みんなに確認してみるわ」

「ちゃんと無理してないか聞くんだぞ!」

「わかってるわよ」

その後、全員に確認して無事なのを確かめた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

嵌められ勇者のRedo LifeⅡ

綾部 響
ファンタジー
守銭奴な仲間の思惑によって、「上級冒険者」であり「元勇者」であったアレックスは本人さえ忘れていた「記録」の奇跡により15年前まで飛ばされてしまう。 その不遇とそれまでの功績を加味して、女神フェスティーナはそんな彼にそれまで使用していた「魔法袋」と「スキル ファクルタース」を与えた。 若干15歳の駆け出し冒険者まで戻ってしまったアレックスは、与えられた「スキル ファクルタース」を使って仲間を探そうと考えるも、彼に付与されたのは実は「スキル ファタリテート」であった。 他人の「宿命」や「運命」を覗き見れてしまうこのスキルのために、アレックスは図らずも出会った少女たちの「運命」を見てしまい、結果として助ける事となる。 更には以前の仲間たちと戦う事となったり、前世でも知り得なかった「魔神族」との戦いに巻き込まれたりと、アレックスは以前とと全く違う人生を歩む羽目になった。 自分の「運命」すらままならず、他人の「宿命」に振り回される「元勇者」アレックスのやり直し人生を、是非ご覧ください! ※この物語には、キャッキャウフフにイヤーンな展開はありません。……多分。 ※この作品はカクヨム、エブリスタ、ノベルアッププラス、小説家になろうにも掲載しております。 ※コンテストの応募等で、作品の公開を取り下げる可能性があります。ご了承ください。

絶対死なない吸血鬼

五月雨
ファンタジー
学校の帰りにトラックに引かれ、重傷の中気付いたら異世界にいた。 魔女の従者になって、人でなくなって、吸血鬼になっていた。 不死身の吸血鬼の異世界転生ファンタジー!  fin!!

日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊

北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。

女王直属女体拷問吏

那羽都レン
ファンタジー
女王直属女体拷問吏……それは女王直々の命を受けて、敵国のスパイや国内の不穏分子の女性に対して性的な拷問を行う役職だ。 異世界に転生し「相手の弱点が分かる」力を手に入れた青年セオドールは、その能力を活かして今日も囚われの身となった美少女達の女体の弱点をピンポイントに責め立てる。

魔道具作ってたら断罪回避できてたわw

かぜかおる
ファンタジー
転生して魔法があったからそっちを楽しんで生きてます! って、あれまあ私悪役令嬢だったんですか(笑) フワッと設定、ざまあなし、落ちなし、軽〜く読んでくださいな。

拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。

ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった 16歳の少年【カン】 しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ これで魔導まで極めているのだが 王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ 渋々それに付き合っていた… だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである ※タイトルは思い付かなかったので適当です ※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました 以降はあとがきに変更になります ※現在執筆に集中させて頂くべく 必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします ※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください

転生幼女の異世界冒険記〜自重?なにそれおいしいの?〜

MINAMI
ファンタジー
神の喧嘩に巻き込まれて死んでしまった お詫びということで沢山の チートをつけてもらってチートの塊になってしまう。 自重を知らない幼女は持ち前のハイスペックさで二度目の人生を謳歌する。

処理中です...