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人間界
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さっさと外に出ていってしまった貴族たちと違い、レイは最後尾に立っていて、記憶のみならず、魂まですべて探られてすっかり廃人ならぬ、廃魔族になった魔族を見ながら何やら考え込んでいた。
《殿下、どうか……》
《セリアは、いつ王城に引き取られた?》
《王女殿下ですか?……確か殿下が引き取られた時よりも一か月ほど前に》
(…………やはり双生の子、か)
不思議に思いながらも、素直に答えるカイルの回答に、レイはさらにいやな予感を感じた。
双生の子。それは、同年同月同日で生まれ、かつそれぞれの持つ魔法属性が相克であった場合の同じ性別の子供のことを指す。そして、片方の魔力が膨大である、という条件付きで。
双生の子はどちらかが必ず早死にする。それは、片方の子供が無意識にもう片方の、膨大な魔力を持つ子供の魔力をすべて吸い尽くしてしまうからだ。
するとどうなるか。魔力を失ったほうの子供は必然的に家族に放棄されて野垂れ死にするか、魔力を失った体が弱っていき、静かに死を迎えるか、どちらかの結末を迎える。
双生の子は光と闇魔法の対極に生まれやすい。どちらとも強力な原初の魔力だからだろう。そして、ほとんどが光の魔力を持つ子供が闇の魔力を持つ子供の魔力を無意識にすいつくしてしまうケースだ。
「まさか、彼女たちは……?!」
「そのまさかかもしれないね」
最悪なケースだった。闇の魔力を持つセリアは魔王の養子として受けられていて、魔界のみならず、三界の中でも最先端と言っていいほどの教育を受けている。
一方、セイラはどうか。
まだ学園に入る年齢にならない彼女は魔力のコントロールの仕方はおろか、魔力が何なのかしっかり理解できていないのだろう。
(まだ純粋無垢であるべき年頃に最悪すぎる仕打ちだな)
そう思い、レイは大きなため息をついた。心の中に収めておこうと思ったが、心配が勝り、思わず口をついて出てしまったのだろう。
(もう、妹でも、なんでもないのにね)
「セイラを、貴方の弟子に、ですか?これはまた、急……」
「急じゃないさ。むしろ遅いくらいだ。彼女は、双生の子だからね。一刻も早くセイラ嬢に魔力のコントロールを学んでもらわなければ、死ぬよ」
そう言うクロヴィスの声は、このだだっ広い講堂の中に冷たく響き渡った。
その顔はいつも通りの笑顔だったが、そのまなざしは真剣そのものを物語っていた。
「そうせいのこ……?」
そして響くセイラの幼い、無邪気な声。
この場にいたアランを含めた人たちは皆「双生の子」という名を聞いた瞬間静まり返っていた。
だが、そういう静まっている時間ですらセイラの魔力はセリアに吸収され続けているのだ。
「そういう静まっている時間は必要ないと思いませんか、皆様方?」
気絶して、おそらくは死んだであろう魔族のいる部屋から出てきたレイは、静まり返っている大講堂を一瞥し、冷たくそう言い放った。
「セイラ様には有能な師が必要、そしてその役割を王都一の大魔術師であるクロヴィス様ご本人から要求している。今すぐ承諾してセイラ様に教育を受けさせたほうがよろしいのでは?そうやってあなた方がこんな風に固まっている間にも、セイラ様の魔力はどこぞの闇魔力を持った魔族に吸収され続けているんですよ」
《殿下……?》
契約を通してカイルの訝し気な声がレイの頭に響いた。
レイは自分でも自分が正常な状態にいないということが分かった。
焦っているのか、怒っているのか、それとも、こういう時、何かを言う資格がない自分に苛立っているのか。
それは、彼自身にも分からなかった。
レイの発言を聞いたローランド伯爵すぐさま我に返り、クロヴィスに頭を下げてお願いします、と頼み込んだ。
双生の子の力を膨大に持つセイラが覚えることは多く、クロヴィスは身に着けていた金色の腕輪をセイラにあげ、それが弟子入り祝いとなった。
それからは嵐のようだった。
セイラは泣きながら親と兄たちの元を離れ、そのままクロヴィスについて行った。
試合のあるアランは試合場に戻り、ロイとイリスはローランド伯爵とアランの試合を見るためにそれについて行った。そのほかの者たちもそれぞれ解散し、帰るものは馬車に乗って帰り、試合を観戦するものは各々の従者を引き連れ、観戦の場に向かった。
「で……」
「先に」
何か言おうとしたカイルを遮り、レイは手をあげてそう言った。
「先に、観戦席に行ってくれ。少しだけ、一人になりたい。今の俺は冷静じゃないし冷静に考えることもできないから」
(俺、か……。久々に見たな、この人がこんなに余裕なくすところは)
こめかみを手で押さえながらいつもの飄々とした態度を失った自分の主を見て、カイルは心の中で感嘆を漏らした。
レイが、何もできないし何かする資格がない自分を責めているのが、カイルにも分かったのだろう。カイルは何か聞くでもなく、静かに胸に手を当てて一礼した。
「分かりました。そういうことでしたら先に席に行ってお待ちしています」
言い終えるなり、カイルは先程ロイたちが通った道を通り、会場に向かった。
会場に着くと、カイルは自分たちの席は丁度ローランド伯爵一家の隣だったことに気づいた。
「おや、君は確か、フォンハイトの方の……」
ローラント伯爵も、カイルの姿に見覚えがあったのか、カイルを見ながら驚いた顔をしたが、カイルに笑顔を向けながら礼を言った。
「息子から聞いたよ。君がセイラの身を守ってくれたのだろう?感謝する」
「滅相もございません」
と、カイルは尊敬するそぶりすら見せずに小渡場だけやけに丁寧にそう言った。
「自分の主以外を敬う必要はないし敬うな」
それが、魔界の家臣の掟だ。ましてや、カイルはレイと相互契約を結んでいる。
「それが目上の貴族に対する態度か?!この方は貴様の主よりもはるかに高貴な方であらせられるぞ!」
「俺は、レイ様以外のやつに敬意を表す必要はないし敬意を示すつもりもない。そもそも俺と同じただの従者が何様のつもりで俺に説教をしているんだ」
カイルは、無表情のままピーピーわめいているローランド伯爵の後ろに立っている従者を一瞥し、まるで騒いでいる虫を見ているような憐れむような目線を一瞬送った。
「下がりなさい、ティボルク」
「し、しかし!」
「下がれと言っている」
厳しめの命令口調で下がれと命じたローランド伯爵に対し、ティボルクという名の従者は何か言いたげにしながらも、おとなしく後ろに下がった。
「うちの者がすまないね。彼は我々を大事に考え過ぎる節があってね」
申し訳なさそうにローランド伯爵はそういったが、カイルは特に何か気にした風もなく、一つ会釈を返すと本来ならレイが座るであろう席の隣に立った。
「裏切る魔族はごみ以下だ」
誰が言った言葉なのだろう。おそらく初代の魔王が言った言葉なのかもしれない。
ともかく、その言葉のおかげか、魔族はどの種族よりも「裏切り」という行為が嫌いだった。
一度忠誠を誓った主を裏切るものがいないわけではないが、そういう者は大体八つ切りにされるか川はがれて混沌と暗闇のはざまに捨てられるか、そのどちらかの結末しか存在しない。
だからこそなのだろう。人間は、自意識を持つ魔族たちを従えたがる。
最も、それが成功した例は一つたりとも存在しないが。
それからしばらく、試合が始まる直前までレイは会場にやってくることはなく、さっきのこともあったからか、ローランド伯爵たちからカイルに話しかけることはなかった。
「カイルも座ればいいだろう?」
ふと、カイルの後ろから穏やかな声が聞こえてきた。
振り返らずともわかる、レイの声だった。
「俺はあくまでも従者なので」
「私にとってカイルは信頼に値する大事な友人なんだけどね」
(ほざいてろ。契約したからって俺のことを完全に信用してないことくらいばればれだ)
一人になってから落ち着いたのだろう。再び仮面をかぶり始めたレイを見てカイルは無性にレイの貼り付けられた笑顔の仮面を壊したくなった。
返事をもらえなかったレイも気にすることなく、席に着き、何食わぬ顔でローランド伯爵と話し始めた。
娘を助けてくれてありがとうだの、あとでカイルになにか褒美をあげようかだの。
世辞を並べたような貴族の会話が少し続いたが、すぐに試合開始の笛音が会場中に鳴り響いた。
《殿下、どうか……》
《セリアは、いつ王城に引き取られた?》
《王女殿下ですか?……確か殿下が引き取られた時よりも一か月ほど前に》
(…………やはり双生の子、か)
不思議に思いながらも、素直に答えるカイルの回答に、レイはさらにいやな予感を感じた。
双生の子。それは、同年同月同日で生まれ、かつそれぞれの持つ魔法属性が相克であった場合の同じ性別の子供のことを指す。そして、片方の魔力が膨大である、という条件付きで。
双生の子はどちらかが必ず早死にする。それは、片方の子供が無意識にもう片方の、膨大な魔力を持つ子供の魔力をすべて吸い尽くしてしまうからだ。
するとどうなるか。魔力を失ったほうの子供は必然的に家族に放棄されて野垂れ死にするか、魔力を失った体が弱っていき、静かに死を迎えるか、どちらかの結末を迎える。
双生の子は光と闇魔法の対極に生まれやすい。どちらとも強力な原初の魔力だからだろう。そして、ほとんどが光の魔力を持つ子供が闇の魔力を持つ子供の魔力を無意識にすいつくしてしまうケースだ。
「まさか、彼女たちは……?!」
「そのまさかかもしれないね」
最悪なケースだった。闇の魔力を持つセリアは魔王の養子として受けられていて、魔界のみならず、三界の中でも最先端と言っていいほどの教育を受けている。
一方、セイラはどうか。
まだ学園に入る年齢にならない彼女は魔力のコントロールの仕方はおろか、魔力が何なのかしっかり理解できていないのだろう。
(まだ純粋無垢であるべき年頃に最悪すぎる仕打ちだな)
そう思い、レイは大きなため息をついた。心の中に収めておこうと思ったが、心配が勝り、思わず口をついて出てしまったのだろう。
(もう、妹でも、なんでもないのにね)
「セイラを、貴方の弟子に、ですか?これはまた、急……」
「急じゃないさ。むしろ遅いくらいだ。彼女は、双生の子だからね。一刻も早くセイラ嬢に魔力のコントロールを学んでもらわなければ、死ぬよ」
そう言うクロヴィスの声は、このだだっ広い講堂の中に冷たく響き渡った。
その顔はいつも通りの笑顔だったが、そのまなざしは真剣そのものを物語っていた。
「そうせいのこ……?」
そして響くセイラの幼い、無邪気な声。
この場にいたアランを含めた人たちは皆「双生の子」という名を聞いた瞬間静まり返っていた。
だが、そういう静まっている時間ですらセイラの魔力はセリアに吸収され続けているのだ。
「そういう静まっている時間は必要ないと思いませんか、皆様方?」
気絶して、おそらくは死んだであろう魔族のいる部屋から出てきたレイは、静まり返っている大講堂を一瞥し、冷たくそう言い放った。
「セイラ様には有能な師が必要、そしてその役割を王都一の大魔術師であるクロヴィス様ご本人から要求している。今すぐ承諾してセイラ様に教育を受けさせたほうがよろしいのでは?そうやってあなた方がこんな風に固まっている間にも、セイラ様の魔力はどこぞの闇魔力を持った魔族に吸収され続けているんですよ」
《殿下……?》
契約を通してカイルの訝し気な声がレイの頭に響いた。
レイは自分でも自分が正常な状態にいないということが分かった。
焦っているのか、怒っているのか、それとも、こういう時、何かを言う資格がない自分に苛立っているのか。
それは、彼自身にも分からなかった。
レイの発言を聞いたローランド伯爵すぐさま我に返り、クロヴィスに頭を下げてお願いします、と頼み込んだ。
双生の子の力を膨大に持つセイラが覚えることは多く、クロヴィスは身に着けていた金色の腕輪をセイラにあげ、それが弟子入り祝いとなった。
それからは嵐のようだった。
セイラは泣きながら親と兄たちの元を離れ、そのままクロヴィスについて行った。
試合のあるアランは試合場に戻り、ロイとイリスはローランド伯爵とアランの試合を見るためにそれについて行った。そのほかの者たちもそれぞれ解散し、帰るものは馬車に乗って帰り、試合を観戦するものは各々の従者を引き連れ、観戦の場に向かった。
「で……」
「先に」
何か言おうとしたカイルを遮り、レイは手をあげてそう言った。
「先に、観戦席に行ってくれ。少しだけ、一人になりたい。今の俺は冷静じゃないし冷静に考えることもできないから」
(俺、か……。久々に見たな、この人がこんなに余裕なくすところは)
こめかみを手で押さえながらいつもの飄々とした態度を失った自分の主を見て、カイルは心の中で感嘆を漏らした。
レイが、何もできないし何かする資格がない自分を責めているのが、カイルにも分かったのだろう。カイルは何か聞くでもなく、静かに胸に手を当てて一礼した。
「分かりました。そういうことでしたら先に席に行ってお待ちしています」
言い終えるなり、カイルは先程ロイたちが通った道を通り、会場に向かった。
会場に着くと、カイルは自分たちの席は丁度ローランド伯爵一家の隣だったことに気づいた。
「おや、君は確か、フォンハイトの方の……」
ローラント伯爵も、カイルの姿に見覚えがあったのか、カイルを見ながら驚いた顔をしたが、カイルに笑顔を向けながら礼を言った。
「息子から聞いたよ。君がセイラの身を守ってくれたのだろう?感謝する」
「滅相もございません」
と、カイルは尊敬するそぶりすら見せずに小渡場だけやけに丁寧にそう言った。
「自分の主以外を敬う必要はないし敬うな」
それが、魔界の家臣の掟だ。ましてや、カイルはレイと相互契約を結んでいる。
「それが目上の貴族に対する態度か?!この方は貴様の主よりもはるかに高貴な方であらせられるぞ!」
「俺は、レイ様以外のやつに敬意を表す必要はないし敬意を示すつもりもない。そもそも俺と同じただの従者が何様のつもりで俺に説教をしているんだ」
カイルは、無表情のままピーピーわめいているローランド伯爵の後ろに立っている従者を一瞥し、まるで騒いでいる虫を見ているような憐れむような目線を一瞬送った。
「下がりなさい、ティボルク」
「し、しかし!」
「下がれと言っている」
厳しめの命令口調で下がれと命じたローランド伯爵に対し、ティボルクという名の従者は何か言いたげにしながらも、おとなしく後ろに下がった。
「うちの者がすまないね。彼は我々を大事に考え過ぎる節があってね」
申し訳なさそうにローランド伯爵はそういったが、カイルは特に何か気にした風もなく、一つ会釈を返すと本来ならレイが座るであろう席の隣に立った。
「裏切る魔族はごみ以下だ」
誰が言った言葉なのだろう。おそらく初代の魔王が言った言葉なのかもしれない。
ともかく、その言葉のおかげか、魔族はどの種族よりも「裏切り」という行為が嫌いだった。
一度忠誠を誓った主を裏切るものがいないわけではないが、そういう者は大体八つ切りにされるか川はがれて混沌と暗闇のはざまに捨てられるか、そのどちらかの結末しか存在しない。
だからこそなのだろう。人間は、自意識を持つ魔族たちを従えたがる。
最も、それが成功した例は一つたりとも存在しないが。
それからしばらく、試合が始まる直前までレイは会場にやってくることはなく、さっきのこともあったからか、ローランド伯爵たちからカイルに話しかけることはなかった。
「カイルも座ればいいだろう?」
ふと、カイルの後ろから穏やかな声が聞こえてきた。
振り返らずともわかる、レイの声だった。
「俺はあくまでも従者なので」
「私にとってカイルは信頼に値する大事な友人なんだけどね」
(ほざいてろ。契約したからって俺のことを完全に信用してないことくらいばればれだ)
一人になってから落ち着いたのだろう。再び仮面をかぶり始めたレイを見てカイルは無性にレイの貼り付けられた笑顔の仮面を壊したくなった。
返事をもらえなかったレイも気にすることなく、席に着き、何食わぬ顔でローランド伯爵と話し始めた。
娘を助けてくれてありがとうだの、あとでカイルになにか褒美をあげようかだの。
世辞を並べたような貴族の会話が少し続いたが、すぐに試合開始の笛音が会場中に鳴り響いた。
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