84 / 245
本編
77
しおりを挟む
昼となり、会食の時間となりました。その頃には酔いもほぼなくなったディートリヒ様はいつも通りと言ったところ。
国王夫妻は若い者達だけの方が良いだろうとこの場にはいらっしゃいません。外交はほとんどディートリヒ様にお任せしておられるようですし、問題はないのでしょう。サレンドル様もそれは了承されているようです。
サレンドル様をもてなすわたくし達と、セレンファーレさん。そしてミヒャエル。
何事もなく無事に終われば良いのだけれども思うのです。
昼食はこの国の産物をふんだんに。味付けが濃い目のメニューとなったのはヴァンヘル風とでも言いましょうか。そちらの味覚に合わせてのものでした。
サレンドル様は腕のいい料理人をお持ちのようだと褒められました。ええ、料理長は優秀ですのよ。
食事をしつつの間はあたりさわりのない、世間話。
それからヴァンヘルの現状をサレンドル様はお話してくださいました。その中であなたの国はとミヒャエルに問いかける場面もありました。
驚いたことに、その問いのすべてにミヒャエルは言いよどむこともなくすらすらと答えたのです。
セレンファーレさんもそれには少し驚いているようでした。そのように気持ちを表情に出してしまうのはあまりよろしくなくてよ、と後でお話しなければなりません。驚いても、それをすぐに隠さなくてはどこかで痛い目を見てしまいますわ。
サレンドル様はミヒャエルを試していらっしゃるのです。ディートリヒ様はそれに何も仰いません。止めるようなそぶりも、助けるようなこともありません。
これは昨晩、お二人でお決めになった事かもしれませんね。
そうしてミヒャエルは、サレンドル様へと自分が王に足り得る資質かどうかを、逆に問えたのでしょう。
答えは、可。
サレンドル様は笑みを深くされ、ミヒャエルを自分と対等、とはまだ見ていないでしょうが、国の事を話す相手としてお認めになったようでした。
「ミヒャエル殿には、尋ねなければならぬ事が他にもあるのですよ。その、我が血族でもあるセレンファーレ姫とのことについて」
「はい」
空気がぴりっと張りつめる。
きっとミヒャエルは何を言われるのか、わかっているのでしょう。
ディートリヒ様がご存じのことを、あの時リヒテールにいたサレンドル様がご存知ないわけがなく。
そして、サレンドル様の所には彼女もいたのですから。
「姫が、リヒテールの学園にいたことを私は知っています。王太子妃殿、そうでしょう?」
「ええ」
「そこで何があったかも、私は知っている」
何か、言う事はとサレンドル様は仰る。ミヒャエルは硬い表情でその口を開きました。
「私が、彼女にしたことは許される事では……彼女が許してくれても、自分自身は許してはいけない事だと思っています。だからこそ、これから彼女に尽くす、幸せにしたいと思っています」
そっとセレンファーレさんを見て、ミヒャエルは微笑む。
柔らかに優しく。それは彼女だけに向けられる笑みでした。
サレンドル様ははぁと一つため息をついて、困ったなと零されたのです。
「君が横暴に、私にはそのことは関係ないと振る舞うのならどうにかして引き裂いてやろうかと思っていたんだが、真摯に尽くし、姫もまたそれを受け入れて許されているのだろう。それがわかってしまう」
血族の幸せを願う私は、貴方たちを認めなければならないとサレンドル様は仰られました。
楽しげに笑って、大事にしてくれと。
そう仰いますが、問う前からこうなることはわかっていらっしゃったはずでしょうに。
「姫も、それで良いのかな」
「ええ、はい。私はミヒャエルと、一緒にいたいのです。そう、ひどいことを……されたのだと、わかっているのです。でも、それでも……私の好きは、愛しいと思う気持ちは揺るがなかったのですから」
「気持ちはすでに固まっているのですね。ディートリヒ殿」
「これからその渡りをリヒテールとつける。本人同士の意志があるゆえ、簡単なことだろう。あちらでの後見にはアーデルハイトの父君がついてくださる」
問題ないとディートリヒ様は仰られ、サレンドル様もお任せするとのこと。
ミヒャエルとセレンファーレさんはほっとされたようで微笑み合っていました。
幸せそう、とわたくしも思うくらいに穏やかで満ち足りているような。
学園にいた頃より、つながりが深くなっている。そう、わたくしは感じたのです。
昼の会食はそれからつつがなく終わり、ディートリヒ様はミヒャエルとセレンファーレさん。それからわたくしのお父様とこれからについて話をすると仰いました。
その間、サレンドル様はお暇だということでわたくしがお相手をすることになりました。
城の整えられた中庭が楽しめる別室にご案内し、国の産物である珍しい紅茶を振る舞ったのです。
その味を褒められ、それではお土産にご用意しましょうとわたくしはお約束をしました。
「私にはその茶を土産として渡す相手はいないが……まぁ、誰かは上手に淹れてくれるだろう」
「淹れ方は他の茶と一緒ですわ」
「そうか。時に……王太子妃殿、あなたはご存知なのかな」
何がです? とわたくしは問い返します。
「ディートリヒ殿についてだ」
「それは、お話の幅が広すぎるのではなくて?」
「ああ……そうだな。では……幼き頃、私はディートリヒ殿にお会いしたことはないが、リヒト殿にお会いしたことがある」
快活で、幼いながらに物事をちゃんと捕えられるリヒト殿。同年代でもあり、一日ずっと相手をしてもらったのだと。
幼子であったからこそ、記憶はうっすらでもありどこか誇張されているかもしれないとサレンドル様は仰られました。
その、続く言葉。それが続く前にわたくしはぞわりとしたものを感じました。
「私は姫の母上とこちらに逃げてきて、しかし一つどころに留まるわけにもいかずすぐ臣下達と別の国へ出た」
それからは旅の生活だとサレンドル様は懐かしむように瞳を細められたのです。
けれど、リヒト殿との一日は楽しいものだった。いつかまた彼と話をし、笑い合えたらいいと思いつつ日々を耐えたのだと。
「リヒト殿は、いとこのディートリヒ殿は物知りで、そして頭が良くて。物静かで優しいと私に話してくれた」
さてその表現は、今の彼に当てはまるのだろうかとサレンドル様は楽しげに零されました。
何をおっしゃりたいのか、わたくしは理解をしています。
しては、いますがしかし。
しかし、わかっていいものか。それがわからなくて言葉は何も、でてきませんでした。
「リヒト殿は……病気で亡くなられたと聞いた」
「ええ、そう、ですわね。幼い頃にと、聞いています」
「そう、幼い頃。幼い頃なら、わからないね」
何が、と問う前にサレンドル様は紡がれました。
本当に亡くなったのは、ディートリヒ殿で。
それを表に出すわけにもいかず、リヒト殿がディートリヒ殿になったのだとしたら。
そんなことはあるのかな、と。サレンドル様はまるでそうに違いないというように笑われました。
「まぁ、私はどちらでもいいのだが」
「……ではなぜ、そんなことを仰いますの?」
「それは簡単。君がどんな顔をするのか見てみたかったからだ」
思っていた通り、ひどい顔をしている。そう言ってサレンドル様は茶を口に含まれました。
ひどい顔、それは一体どんな顔です?
でも血の気が引いたような、そんな感覚はありました。
ぞわぞわとする、この不気味な感情は一体、何なのか。恐ろしい、と。
そう、思う気持ちはありました。
「ああ。誰にも言わないから安心してほしい。言ってももうどうにでもなる事でもないし、それでこの国が揺れたらこちらが困る」
彼は間違いなく、ディートリヒ殿だとサレンドル様は仰って、茶会は終わりにしようかと微笑まれました。
貴女は話ができるような状態ではないでしょうと。
「わたくしを、揺らして面白がっておられます?」
「揺れているのか?」
「相応、には」
「それは良かった。私は君が、何にも心揺れず、折れず、屈託なくただ自分を通す方だと思っていたからね」
また夜に会うでしょうから、それまでにその顔をどうにかしなさいと。
自分の言葉でそうされたくせにサレンドル様は微笑まれます。
サレンドル様は臣下達と話をしてくると部屋を出られ、わたくしはそこに残されました。
しばらくするとツェリが来て、驚いたような顔をして大丈夫ですかと紡ぎました。
「……そんなにわかるほど、ひどい顔をしています?」
「ええ、はい。しております」
「そう……」
「何か、言われたのですか?」
「そうね、言われたわ」
何か言いたそうなツェリ。そんなのは珍しい事で、わたくしは小さく笑み零すと大丈夫よと言いました。
大丈夫、これは自分でどうにかすべきものだからと。
そう、どうにかすべきなのです。
わたくしの中で気持ちを纏めて、問わねばならないのしょう。
ディートリヒ様に。
国王夫妻は若い者達だけの方が良いだろうとこの場にはいらっしゃいません。外交はほとんどディートリヒ様にお任せしておられるようですし、問題はないのでしょう。サレンドル様もそれは了承されているようです。
サレンドル様をもてなすわたくし達と、セレンファーレさん。そしてミヒャエル。
何事もなく無事に終われば良いのだけれども思うのです。
昼食はこの国の産物をふんだんに。味付けが濃い目のメニューとなったのはヴァンヘル風とでも言いましょうか。そちらの味覚に合わせてのものでした。
サレンドル様は腕のいい料理人をお持ちのようだと褒められました。ええ、料理長は優秀ですのよ。
食事をしつつの間はあたりさわりのない、世間話。
それからヴァンヘルの現状をサレンドル様はお話してくださいました。その中であなたの国はとミヒャエルに問いかける場面もありました。
驚いたことに、その問いのすべてにミヒャエルは言いよどむこともなくすらすらと答えたのです。
セレンファーレさんもそれには少し驚いているようでした。そのように気持ちを表情に出してしまうのはあまりよろしくなくてよ、と後でお話しなければなりません。驚いても、それをすぐに隠さなくてはどこかで痛い目を見てしまいますわ。
サレンドル様はミヒャエルを試していらっしゃるのです。ディートリヒ様はそれに何も仰いません。止めるようなそぶりも、助けるようなこともありません。
これは昨晩、お二人でお決めになった事かもしれませんね。
そうしてミヒャエルは、サレンドル様へと自分が王に足り得る資質かどうかを、逆に問えたのでしょう。
答えは、可。
サレンドル様は笑みを深くされ、ミヒャエルを自分と対等、とはまだ見ていないでしょうが、国の事を話す相手としてお認めになったようでした。
「ミヒャエル殿には、尋ねなければならぬ事が他にもあるのですよ。その、我が血族でもあるセレンファーレ姫とのことについて」
「はい」
空気がぴりっと張りつめる。
きっとミヒャエルは何を言われるのか、わかっているのでしょう。
ディートリヒ様がご存じのことを、あの時リヒテールにいたサレンドル様がご存知ないわけがなく。
そして、サレンドル様の所には彼女もいたのですから。
「姫が、リヒテールの学園にいたことを私は知っています。王太子妃殿、そうでしょう?」
「ええ」
「そこで何があったかも、私は知っている」
何か、言う事はとサレンドル様は仰る。ミヒャエルは硬い表情でその口を開きました。
「私が、彼女にしたことは許される事では……彼女が許してくれても、自分自身は許してはいけない事だと思っています。だからこそ、これから彼女に尽くす、幸せにしたいと思っています」
そっとセレンファーレさんを見て、ミヒャエルは微笑む。
柔らかに優しく。それは彼女だけに向けられる笑みでした。
サレンドル様ははぁと一つため息をついて、困ったなと零されたのです。
「君が横暴に、私にはそのことは関係ないと振る舞うのならどうにかして引き裂いてやろうかと思っていたんだが、真摯に尽くし、姫もまたそれを受け入れて許されているのだろう。それがわかってしまう」
血族の幸せを願う私は、貴方たちを認めなければならないとサレンドル様は仰られました。
楽しげに笑って、大事にしてくれと。
そう仰いますが、問う前からこうなることはわかっていらっしゃったはずでしょうに。
「姫も、それで良いのかな」
「ええ、はい。私はミヒャエルと、一緒にいたいのです。そう、ひどいことを……されたのだと、わかっているのです。でも、それでも……私の好きは、愛しいと思う気持ちは揺るがなかったのですから」
「気持ちはすでに固まっているのですね。ディートリヒ殿」
「これからその渡りをリヒテールとつける。本人同士の意志があるゆえ、簡単なことだろう。あちらでの後見にはアーデルハイトの父君がついてくださる」
問題ないとディートリヒ様は仰られ、サレンドル様もお任せするとのこと。
ミヒャエルとセレンファーレさんはほっとされたようで微笑み合っていました。
幸せそう、とわたくしも思うくらいに穏やかで満ち足りているような。
学園にいた頃より、つながりが深くなっている。そう、わたくしは感じたのです。
昼の会食はそれからつつがなく終わり、ディートリヒ様はミヒャエルとセレンファーレさん。それからわたくしのお父様とこれからについて話をすると仰いました。
その間、サレンドル様はお暇だということでわたくしがお相手をすることになりました。
城の整えられた中庭が楽しめる別室にご案内し、国の産物である珍しい紅茶を振る舞ったのです。
その味を褒められ、それではお土産にご用意しましょうとわたくしはお約束をしました。
「私にはその茶を土産として渡す相手はいないが……まぁ、誰かは上手に淹れてくれるだろう」
「淹れ方は他の茶と一緒ですわ」
「そうか。時に……王太子妃殿、あなたはご存知なのかな」
何がです? とわたくしは問い返します。
「ディートリヒ殿についてだ」
「それは、お話の幅が広すぎるのではなくて?」
「ああ……そうだな。では……幼き頃、私はディートリヒ殿にお会いしたことはないが、リヒト殿にお会いしたことがある」
快活で、幼いながらに物事をちゃんと捕えられるリヒト殿。同年代でもあり、一日ずっと相手をしてもらったのだと。
幼子であったからこそ、記憶はうっすらでもありどこか誇張されているかもしれないとサレンドル様は仰られました。
その、続く言葉。それが続く前にわたくしはぞわりとしたものを感じました。
「私は姫の母上とこちらに逃げてきて、しかし一つどころに留まるわけにもいかずすぐ臣下達と別の国へ出た」
それからは旅の生活だとサレンドル様は懐かしむように瞳を細められたのです。
けれど、リヒト殿との一日は楽しいものだった。いつかまた彼と話をし、笑い合えたらいいと思いつつ日々を耐えたのだと。
「リヒト殿は、いとこのディートリヒ殿は物知りで、そして頭が良くて。物静かで優しいと私に話してくれた」
さてその表現は、今の彼に当てはまるのだろうかとサレンドル様は楽しげに零されました。
何をおっしゃりたいのか、わたくしは理解をしています。
しては、いますがしかし。
しかし、わかっていいものか。それがわからなくて言葉は何も、でてきませんでした。
「リヒト殿は……病気で亡くなられたと聞いた」
「ええ、そう、ですわね。幼い頃にと、聞いています」
「そう、幼い頃。幼い頃なら、わからないね」
何が、と問う前にサレンドル様は紡がれました。
本当に亡くなったのは、ディートリヒ殿で。
それを表に出すわけにもいかず、リヒト殿がディートリヒ殿になったのだとしたら。
そんなことはあるのかな、と。サレンドル様はまるでそうに違いないというように笑われました。
「まぁ、私はどちらでもいいのだが」
「……ではなぜ、そんなことを仰いますの?」
「それは簡単。君がどんな顔をするのか見てみたかったからだ」
思っていた通り、ひどい顔をしている。そう言ってサレンドル様は茶を口に含まれました。
ひどい顔、それは一体どんな顔です?
でも血の気が引いたような、そんな感覚はありました。
ぞわぞわとする、この不気味な感情は一体、何なのか。恐ろしい、と。
そう、思う気持ちはありました。
「ああ。誰にも言わないから安心してほしい。言ってももうどうにでもなる事でもないし、それでこの国が揺れたらこちらが困る」
彼は間違いなく、ディートリヒ殿だとサレンドル様は仰って、茶会は終わりにしようかと微笑まれました。
貴女は話ができるような状態ではないでしょうと。
「わたくしを、揺らして面白がっておられます?」
「揺れているのか?」
「相応、には」
「それは良かった。私は君が、何にも心揺れず、折れず、屈託なくただ自分を通す方だと思っていたからね」
また夜に会うでしょうから、それまでにその顔をどうにかしなさいと。
自分の言葉でそうされたくせにサレンドル様は微笑まれます。
サレンドル様は臣下達と話をしてくると部屋を出られ、わたくしはそこに残されました。
しばらくするとツェリが来て、驚いたような顔をして大丈夫ですかと紡ぎました。
「……そんなにわかるほど、ひどい顔をしています?」
「ええ、はい。しております」
「そう……」
「何か、言われたのですか?」
「そうね、言われたわ」
何か言いたそうなツェリ。そんなのは珍しい事で、わたくしは小さく笑み零すと大丈夫よと言いました。
大丈夫、これは自分でどうにかすべきものだからと。
そう、どうにかすべきなのです。
わたくしの中で気持ちを纏めて、問わねばならないのしょう。
ディートリヒ様に。
0
お気に入りに追加
1,564
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる