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第三章
裁定
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デジレ様が城へ戻り、それから三日。
その間、なにも連絡はなかった。殿下からも。
しかし、私とお兄様はそろって王城に呼び出された。お父様とお母様も、だけども。二人は先に行くとのこと。私たちは後から、出発した。
これは間違いなく、夜会でのことについてだろう。
しかも、だ。いつも王様がいる広間に通され、そこにはほかの貴族もいる。
「レティ、お前は黙ってろ」
「お兄様、一人で被ろうとかは無しですよ……私ものっちゃったから、全く非がないわけじゃないですし」
私たちは小声でやり取りをして、王様、王妃様、それからデジレ様と殿下がいる玉座の前まで進み出て、礼を取った。
ちらっと視界の端に、この前の王子がいるのも見えたのだが何かこう、にやにやして嫌な感じ!
面を上げよ、と声がかかり私たちは直立する。
「このたびお前たちを呼んだのは、先日の夜会でのことについてだ」
王様の声は良く響く。
私とお兄様ができることは、言葉が下るまで待つだけだ。
「ああいうことをするなら事前に一言、王である私に報告せよ。デジレもアレクシスも、すべての責任者である私に何も言わず行うのは良くない」
「まことに仰る通りです、父上」
「申し訳ありません、私たちも配慮が欠けておりました。が、余興としては面白かったかと」
「そうだな、余興としてはな」
お叱りを受けるものだと思っていたのだが、そういう感じはしない。
何だろうこれ、と瞬いているとデジレ様と視線が合った。その瞬間小さく笑み向けられ。
「な、そ、それでは私への謝罪はどうなる! 余興といえどコケにされたも同然!」
「ああ、センディル王子。そもそも私はあなたを招いてはいないのだが」
「な!?」
その言葉に、周囲はざわつく。
え、どういうことなの、と。そういう雰囲気だ。
「あなたはジャジャル家が確かに招いてはいる。だから夜会にいらしても問題はない。しかし、私から、この国からは招待状を出し、招いてはいない。よって、あなたのためにこの二人に注意を促す、この二人に謝罪させるということはない」
そもそも謝罪させるというのなら、もともとは我が子が考えたこと。デジレとアレクシスもそろってになると王様は仰る。
けれどそれを国として行うことは、ないと。
「今回の騒動は、子供の余興で悪戯だ。もし、私に余興の話を持ちかけ、余興の許可を私が出していたのなら、それは国として謝らねばならないことだがそうではないしね。それに、国賓として招いた相手に、こんな余興はしかけない」
そもそも、私はあなたがいることを、夜会の最中に知ったのだし、と王様は相手にする気がないらしい。
王様の様子にセンディル王子は、なんだと、どういうことだと言うように震えている。
なんというか、自分の思っていたのと違う流れになっているのだろう。
「が、しかし。まぁあれだけ騒ぎを起こして何もなかったという事にはできない。夜会の中断、来賓への配慮など私が尽くした手もある。主犯はデジレとアレクシスであるから二人にも責任を負ってもらう」
よいな、とデジレ様と殿下へと王様は視線向ける。二人ははいと静かに頷いて返した。
「まず、そこの二人。ヴィヴィエ家の二人はアレクシスとデジレに従ったのだな。王族の言葉に臣下たる家が従うのは当然のこと。実行はしているが、私からは何も言わぬ。何かあるというのならば、それはお前たちの父から、ということにしよう」
お兄様はありがとうございます、とすぐ頭を下げた。私もそれにならって慌てて続く。
え、つまりこれは、王様から何か、っていうのはないってことね?
お父様が何か言うかもだけども、公式的な見解としては何も無しってことよね。
「そして、アレクシス。お前はデジレの言葉に乗ったということでしばらく謹慎だ。勝手な行動は慎むように」
「はい、しばらく王城にこもり、父上の手伝いに励みます」
「うむ。そしてデジレ、お前は――」
「お待ちください!」
と、まるっとゆるっと和やかに終わりそうだったのに。
センディル王子が一歩前に出て声を上げた。
うぇー! お、王様の言葉遮ってとかすごい度胸だな! ええええ!!!
この様子には、この場にいらっしゃる皆さんがざわついた。
「そ、そのような処断では私の気は晴れません! 少なくとも、この男の方は他国の王族をバカにしたのだ! もっと厳しい処断が必要ではありませんか!」
「……とのことだが、どうするヴィヴィエ公よ」
王様は呆れた、というかもうこいつ何言ってるんだよと投げやりにお父様に振った。
王様に促されたお父様は礼をし、前に一歩出る。
「不肖の子達のしでかしたことです。それが殿下、デジレ様の手伝いと言えども処断は必要とは思います。が、陛下の温情で私に一任いただいたことは寛大なお心の表れと感じこのヴィヴィエ公、王家に一層の忠誠を誓う次第でございます」
「うむ、それは私にとっても嬉しいことだな。それで、どうするんだい?」
「レティーツィアについては何も。あれも今後一層、勉学に励み王家へ忠誠を誓うでしょう」
お父様に視線を向けられ、私は貴族の子女として当たり前の礼を取り頭を下げる。
「はい、わたくし、レティーツィア・アリア・ド・ヴィヴィエは王家への忠誠を誓い、裏切ることはございません」
うんうん、と王様は頷いて私に元に戻ってよいと示す。
「しかし、ヴィヴィエの名を継ぐものとして、トリスタンの行動はさすがにいただけなかったかと思います。殿下をお諫めする立場であったかと」
お、お父様ー! お諫めとかできないの、わかってて言ってますよねー!
私は表情崩さないように一生懸命こらえた。こらえた!!
「ですので、トリスタンには我が家から出てもらおうかと。つまり、家督の相続権の放棄です。これで、そちらのセンディル王子もよろしいでしょうか」
相続権の放棄。
お父様の紡いだ言葉に、先ほどよりも深くこの場がどよめいた。
それはつまり、お兄様が次の公爵ではないということだ。
ちらっとお兄様を見ると、別に何ともないというような顔をしている。
「お前はそれでよいか?」
「はい、構いません」
王様の言葉に、お兄様は頷く。別になんてことない、というようなしれっとした、いつものお兄様だ。
いや、あの、しれっとしてますけどそんな顔してる場合じゃないと! 私は思うんですけど!!
「センディル王子は」
「そ、そこまでする必要は……い、いや! 一国の王子に対してあのようなことをして、だ。十分です」
センディル王子は思っていたよりも厳しい処断にうろたえたが、すぐにあの調子を取り戻す。
うんうん、と頷いているんだけど、なんかこう……バカ丸出しだな、と思うのだ。
「次に……アレクシス。お前はしばらく謹慎だ。お前の友に、お前が思っているより厳しい処断が下ったことに責任を感じ、己を恥じ、彼に償えるようにしなさい」
「はい。トリスタンがたとえ貴族位を失おうとも、彼は私の一番の友です」
その殿下の言葉に、殿下素晴らしいと周囲の貴族の方々は関心してらっしゃる。
いやいや、それこの悪友関係、一生続けていくからなっていう宣告ですよ! みなさん惑わされないで!!
それめちゃくちゃ、恐ろしいことですよ! 逆にお兄様、貴族位ないとなると動き放題なんじゃないの!?
「最後に、デジレよ」
「はい」
「お前は今回の、この件とあわせ、これまでとこれからのことを考えどうしたらいいか、私と王妃なりに考えて出した結論だ。この件が無くても、いずれお前をこうしていただろう。それが早まるのが、お前への処断だ」
王様はふぅ、と一つ息をつかれた。
そして、言葉を紡ぐ。
「お前は王家を出て、臣下となってもらう。王都にひとつ、家を与えよう、今までお前と共にあった者達を数人つれていきなさい。しばらく援助はするが、貴族としてできることを見つけなさい」
それはつまり。
王家を出て、貴族となり、臣下となり、尽くせと。
そういうことなのだ。
えっ、王様ー! それまたデジレ様を自由にしちゃうってことですよねー!!
その間、なにも連絡はなかった。殿下からも。
しかし、私とお兄様はそろって王城に呼び出された。お父様とお母様も、だけども。二人は先に行くとのこと。私たちは後から、出発した。
これは間違いなく、夜会でのことについてだろう。
しかも、だ。いつも王様がいる広間に通され、そこにはほかの貴族もいる。
「レティ、お前は黙ってろ」
「お兄様、一人で被ろうとかは無しですよ……私ものっちゃったから、全く非がないわけじゃないですし」
私たちは小声でやり取りをして、王様、王妃様、それからデジレ様と殿下がいる玉座の前まで進み出て、礼を取った。
ちらっと視界の端に、この前の王子がいるのも見えたのだが何かこう、にやにやして嫌な感じ!
面を上げよ、と声がかかり私たちは直立する。
「このたびお前たちを呼んだのは、先日の夜会でのことについてだ」
王様の声は良く響く。
私とお兄様ができることは、言葉が下るまで待つだけだ。
「ああいうことをするなら事前に一言、王である私に報告せよ。デジレもアレクシスも、すべての責任者である私に何も言わず行うのは良くない」
「まことに仰る通りです、父上」
「申し訳ありません、私たちも配慮が欠けておりました。が、余興としては面白かったかと」
「そうだな、余興としてはな」
お叱りを受けるものだと思っていたのだが、そういう感じはしない。
何だろうこれ、と瞬いているとデジレ様と視線が合った。その瞬間小さく笑み向けられ。
「な、そ、それでは私への謝罪はどうなる! 余興といえどコケにされたも同然!」
「ああ、センディル王子。そもそも私はあなたを招いてはいないのだが」
「な!?」
その言葉に、周囲はざわつく。
え、どういうことなの、と。そういう雰囲気だ。
「あなたはジャジャル家が確かに招いてはいる。だから夜会にいらしても問題はない。しかし、私から、この国からは招待状を出し、招いてはいない。よって、あなたのためにこの二人に注意を促す、この二人に謝罪させるということはない」
そもそも謝罪させるというのなら、もともとは我が子が考えたこと。デジレとアレクシスもそろってになると王様は仰る。
けれどそれを国として行うことは、ないと。
「今回の騒動は、子供の余興で悪戯だ。もし、私に余興の話を持ちかけ、余興の許可を私が出していたのなら、それは国として謝らねばならないことだがそうではないしね。それに、国賓として招いた相手に、こんな余興はしかけない」
そもそも、私はあなたがいることを、夜会の最中に知ったのだし、と王様は相手にする気がないらしい。
王様の様子にセンディル王子は、なんだと、どういうことだと言うように震えている。
なんというか、自分の思っていたのと違う流れになっているのだろう。
「が、しかし。まぁあれだけ騒ぎを起こして何もなかったという事にはできない。夜会の中断、来賓への配慮など私が尽くした手もある。主犯はデジレとアレクシスであるから二人にも責任を負ってもらう」
よいな、とデジレ様と殿下へと王様は視線向ける。二人ははいと静かに頷いて返した。
「まず、そこの二人。ヴィヴィエ家の二人はアレクシスとデジレに従ったのだな。王族の言葉に臣下たる家が従うのは当然のこと。実行はしているが、私からは何も言わぬ。何かあるというのならば、それはお前たちの父から、ということにしよう」
お兄様はありがとうございます、とすぐ頭を下げた。私もそれにならって慌てて続く。
え、つまりこれは、王様から何か、っていうのはないってことね?
お父様が何か言うかもだけども、公式的な見解としては何も無しってことよね。
「そして、アレクシス。お前はデジレの言葉に乗ったということでしばらく謹慎だ。勝手な行動は慎むように」
「はい、しばらく王城にこもり、父上の手伝いに励みます」
「うむ。そしてデジレ、お前は――」
「お待ちください!」
と、まるっとゆるっと和やかに終わりそうだったのに。
センディル王子が一歩前に出て声を上げた。
うぇー! お、王様の言葉遮ってとかすごい度胸だな! ええええ!!!
この様子には、この場にいらっしゃる皆さんがざわついた。
「そ、そのような処断では私の気は晴れません! 少なくとも、この男の方は他国の王族をバカにしたのだ! もっと厳しい処断が必要ではありませんか!」
「……とのことだが、どうするヴィヴィエ公よ」
王様は呆れた、というかもうこいつ何言ってるんだよと投げやりにお父様に振った。
王様に促されたお父様は礼をし、前に一歩出る。
「不肖の子達のしでかしたことです。それが殿下、デジレ様の手伝いと言えども処断は必要とは思います。が、陛下の温情で私に一任いただいたことは寛大なお心の表れと感じこのヴィヴィエ公、王家に一層の忠誠を誓う次第でございます」
「うむ、それは私にとっても嬉しいことだな。それで、どうするんだい?」
「レティーツィアについては何も。あれも今後一層、勉学に励み王家へ忠誠を誓うでしょう」
お父様に視線を向けられ、私は貴族の子女として当たり前の礼を取り頭を下げる。
「はい、わたくし、レティーツィア・アリア・ド・ヴィヴィエは王家への忠誠を誓い、裏切ることはございません」
うんうん、と王様は頷いて私に元に戻ってよいと示す。
「しかし、ヴィヴィエの名を継ぐものとして、トリスタンの行動はさすがにいただけなかったかと思います。殿下をお諫めする立場であったかと」
お、お父様ー! お諫めとかできないの、わかってて言ってますよねー!
私は表情崩さないように一生懸命こらえた。こらえた!!
「ですので、トリスタンには我が家から出てもらおうかと。つまり、家督の相続権の放棄です。これで、そちらのセンディル王子もよろしいでしょうか」
相続権の放棄。
お父様の紡いだ言葉に、先ほどよりも深くこの場がどよめいた。
それはつまり、お兄様が次の公爵ではないということだ。
ちらっとお兄様を見ると、別に何ともないというような顔をしている。
「お前はそれでよいか?」
「はい、構いません」
王様の言葉に、お兄様は頷く。別になんてことない、というようなしれっとした、いつものお兄様だ。
いや、あの、しれっとしてますけどそんな顔してる場合じゃないと! 私は思うんですけど!!
「センディル王子は」
「そ、そこまでする必要は……い、いや! 一国の王子に対してあのようなことをして、だ。十分です」
センディル王子は思っていたよりも厳しい処断にうろたえたが、すぐにあの調子を取り戻す。
うんうん、と頷いているんだけど、なんかこう……バカ丸出しだな、と思うのだ。
「次に……アレクシス。お前はしばらく謹慎だ。お前の友に、お前が思っているより厳しい処断が下ったことに責任を感じ、己を恥じ、彼に償えるようにしなさい」
「はい。トリスタンがたとえ貴族位を失おうとも、彼は私の一番の友です」
その殿下の言葉に、殿下素晴らしいと周囲の貴族の方々は関心してらっしゃる。
いやいや、それこの悪友関係、一生続けていくからなっていう宣告ですよ! みなさん惑わされないで!!
それめちゃくちゃ、恐ろしいことですよ! 逆にお兄様、貴族位ないとなると動き放題なんじゃないの!?
「最後に、デジレよ」
「はい」
「お前は今回の、この件とあわせ、これまでとこれからのことを考えどうしたらいいか、私と王妃なりに考えて出した結論だ。この件が無くても、いずれお前をこうしていただろう。それが早まるのが、お前への処断だ」
王様はふぅ、と一つ息をつかれた。
そして、言葉を紡ぐ。
「お前は王家を出て、臣下となってもらう。王都にひとつ、家を与えよう、今までお前と共にあった者達を数人つれていきなさい。しばらく援助はするが、貴族としてできることを見つけなさい」
それはつまり。
王家を出て、貴族となり、臣下となり、尽くせと。
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