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望んでいないのは
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※ちょっと痛、というか気持ち悪いのがあるかもしれませんので注意。
望んでないなんて嘘だといって笑った。
俺は仰向け、相手は馬乗り。俺の腹の上に乗って、その足で俺の腕を踏みつけて、抑えている。
器用なもんだなと、遠くで思った。
腕が、手が伸びてきて俺の顔を挟む。
まっすぐにまっすぐに、視線が絡んだ。
そして顔が近づいてくる。
やわらかい体だ。
腕の抑え込みそのままに顔が近づいてくる。
なんだキスすんのかと思ったら違っていた。
唇は、俺の唇も鼻も素通りだ。
その唇はどこにいくんだろうか。
俺の視線はくぎ付けだ。
その唇がたどり着いたのは、目だ。
赤い舌が、間近にせまった。
「い……っ」
瞬間的なことで、反応できなかった。
俺は眼球を、舐められた。
「んな、ちょ……っ」
それは気持ち悪い。
とても気持ち悪いことだった。
どうだ、とばかりにふふんと挑戦的な笑みを向けてくる。
なんだそれはと、俺も同じように笑い返すしかなかった。
望んでないなんて嘘だといって笑った。
俺は仰向け、相手は馬乗り。俺の腹の上に乗って、その足で俺の腕を踏みつけて、抑えている。
器用なもんだなと、遠くで思った。
腕が、手が伸びてきて俺の顔を挟む。
まっすぐにまっすぐに、視線が絡んだ。
そして顔が近づいてくる。
やわらかい体だ。
腕の抑え込みそのままに顔が近づいてくる。
なんだキスすんのかと思ったら違っていた。
唇は、俺の唇も鼻も素通りだ。
その唇はどこにいくんだろうか。
俺の視線はくぎ付けだ。
その唇がたどり着いたのは、目だ。
赤い舌が、間近にせまった。
「い……っ」
瞬間的なことで、反応できなかった。
俺は眼球を、舐められた。
「んな、ちょ……っ」
それは気持ち悪い。
とても気持ち悪いことだった。
どうだ、とばかりにふふんと挑戦的な笑みを向けてくる。
なんだそれはと、俺も同じように笑い返すしかなかった。
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