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「……ああぁっ……やっ…まっ、て……んっ」
「声を抑えないと外に聞こえてしまいますよ?」
ソファーからベッドに場所を移した私達は、仮面を付けたままの下着姿の私と、ルカは仮面とシャツだけという不恰好な姿をしていた。
仰向けに寝るルカに私は優しい言葉とは裏腹に、昂りを攻める手が緩められる事はなく、緩めるどころか、攻める手を増やす。
「男性はここを触られると気持ち良いのは本当なんですね」なんて分かりきった事を聞く私はこの状況を楽しんでいた。
時折、声を漏らすルカの反応を見ながら手を動かしていると、溜まった熱を吐き出したいのか、ピクピクと動く昂りを優しく撫で手を離すと、気になっていた胸の蕾に手を伸ばす。
お預けされ物欲しそうにこちらを見つめているルカに「後で触ってあげますね」と言うと「……大丈夫だ」返される。
触って欲しいのに本心を隠そうとするルカの姿は可愛らしい。
「知っていますか?男性もここ、感じるらしいですよ?」
爪で引っ掻く様に触りながら聞くと「そ、んな事、知らない…」とルカは潤んだ瞳に赤らめた顔で恥ずかしそうに視線を逸らした。
可愛らしく恥じらう姿に気を良くした私は、今まで触った事がない様な綺麗なピンク色の蕾を指の腹で優しく触る。
「ピンク色で可愛らしいですね。今まで触った事はありますか?」
「触った事なんてない…」
「では、確かめてみましょう」
私の指が擦れるたびにピクっと身体を揺らした。
乳輪を優しく円を描くように触っていると、蕾がぷっくりと立ち上がってくる。
「可愛らしくぷっくりしてきましたよ」と立ち上がった蕾を押したり、捏ねたり、引っ張ると、最初こそ反応は見せなかったが段々ルカの声にも熱がこもってくる。
「ふっ……んっ…」
口を腕で塞ぎ、感じている声を我慢しているルカに「気持ちいいですか?」と言いながら、蕾を摘んで押し潰す。
「んあぁっ………!」
そうすると、今まで以上に声を上げたが、腕で口を塞いだままではくぐもった声しか聞こえない。
男性も感じるのか確かめるためにやってるのに、口を塞がれたら楽しみが半減してしまう。
「腕を退けてくれないと、もっと酷い事をしますよ?」
そう言って、もう片方の手を胸に伸ばそうとすると、ルカに口を塞いでいた手で握られた。
「……分かったから!もう、やめてくれ……」
「そうですか?残念です。でも……」
掴まれた手を解き、ルカの手をシーツに縫い付け、不安そうな顔をするルカに微笑み、「もう片方の蕾が可哀想でしょう?」とルカの胸元に顔を近づけると、もう片方の蕾を口に含み甘噛みをした。
「あっ、くうぅっ………」
苦しげな声を上げるルカに、甘噛みをやめ、蕾を優しく舐め、空いてる手で痛みにより元気がなくなっている昂りを先走りを馴染ませるように大きく扱く。
すると、口では蕾を刺激され、手では刺激された昂りは再び元気を取り戻した。
「あっ……んぅっ………」
声にも甘さが戻ってきたのを確認した私は顔を上げ、ルカの顔を見る。
痛みが好みでなかったらしいルカの顔には涙の跡があった。
涙の後を拭い、「胸はお好きでしたか?」と問い掛ける。
「………嫌ではない、けど、痛いのは嫌いだ………」
そう言って目を合わしてくれないルカに、『少し意地悪が過ぎたかしら』と反省をする。
でも、ルカは胸で感じる事が分かったし、ルカの好きなところを知れたのは大きな収穫だ。
「ごめんなさい……あなたの可愛い反応を見てると、つい……」
「なっ!」
私の言葉に赤面するルカが私は可愛くて堪らない。いつもはリードしてくれるルカが私の手で淫される姿を見るのは気分が良い。
「お詫びに、もっと気持ちよくしてあげますね?」
私の言葉に青褪めるルカの唇に『仮面が邪魔ね』と思いながらキスをした。
お仕置きはまだ始まったばっかりだ。
「声を抑えないと外に聞こえてしまいますよ?」
ソファーからベッドに場所を移した私達は、仮面を付けたままの下着姿の私と、ルカは仮面とシャツだけという不恰好な姿をしていた。
仰向けに寝るルカに私は優しい言葉とは裏腹に、昂りを攻める手が緩められる事はなく、緩めるどころか、攻める手を増やす。
「男性はここを触られると気持ち良いのは本当なんですね」なんて分かりきった事を聞く私はこの状況を楽しんでいた。
時折、声を漏らすルカの反応を見ながら手を動かしていると、溜まった熱を吐き出したいのか、ピクピクと動く昂りを優しく撫で手を離すと、気になっていた胸の蕾に手を伸ばす。
お預けされ物欲しそうにこちらを見つめているルカに「後で触ってあげますね」と言うと「……大丈夫だ」返される。
触って欲しいのに本心を隠そうとするルカの姿は可愛らしい。
「知っていますか?男性もここ、感じるらしいですよ?」
爪で引っ掻く様に触りながら聞くと「そ、んな事、知らない…」とルカは潤んだ瞳に赤らめた顔で恥ずかしそうに視線を逸らした。
可愛らしく恥じらう姿に気を良くした私は、今まで触った事がない様な綺麗なピンク色の蕾を指の腹で優しく触る。
「ピンク色で可愛らしいですね。今まで触った事はありますか?」
「触った事なんてない…」
「では、確かめてみましょう」
私の指が擦れるたびにピクっと身体を揺らした。
乳輪を優しく円を描くように触っていると、蕾がぷっくりと立ち上がってくる。
「可愛らしくぷっくりしてきましたよ」と立ち上がった蕾を押したり、捏ねたり、引っ張ると、最初こそ反応は見せなかったが段々ルカの声にも熱がこもってくる。
「ふっ……んっ…」
口を腕で塞ぎ、感じている声を我慢しているルカに「気持ちいいですか?」と言いながら、蕾を摘んで押し潰す。
「んあぁっ………!」
そうすると、今まで以上に声を上げたが、腕で口を塞いだままではくぐもった声しか聞こえない。
男性も感じるのか確かめるためにやってるのに、口を塞がれたら楽しみが半減してしまう。
「腕を退けてくれないと、もっと酷い事をしますよ?」
そう言って、もう片方の手を胸に伸ばそうとすると、ルカに口を塞いでいた手で握られた。
「……分かったから!もう、やめてくれ……」
「そうですか?残念です。でも……」
掴まれた手を解き、ルカの手をシーツに縫い付け、不安そうな顔をするルカに微笑み、「もう片方の蕾が可哀想でしょう?」とルカの胸元に顔を近づけると、もう片方の蕾を口に含み甘噛みをした。
「あっ、くうぅっ………」
苦しげな声を上げるルカに、甘噛みをやめ、蕾を優しく舐め、空いてる手で痛みにより元気がなくなっている昂りを先走りを馴染ませるように大きく扱く。
すると、口では蕾を刺激され、手では刺激された昂りは再び元気を取り戻した。
「あっ……んぅっ………」
声にも甘さが戻ってきたのを確認した私は顔を上げ、ルカの顔を見る。
痛みが好みでなかったらしいルカの顔には涙の跡があった。
涙の後を拭い、「胸はお好きでしたか?」と問い掛ける。
「………嫌ではない、けど、痛いのは嫌いだ………」
そう言って目を合わしてくれないルカに、『少し意地悪が過ぎたかしら』と反省をする。
でも、ルカは胸で感じる事が分かったし、ルカの好きなところを知れたのは大きな収穫だ。
「ごめんなさい……あなたの可愛い反応を見てると、つい……」
「なっ!」
私の言葉に赤面するルカが私は可愛くて堪らない。いつもはリードしてくれるルカが私の手で淫される姿を見るのは気分が良い。
「お詫びに、もっと気持ちよくしてあげますね?」
私の言葉に青褪めるルカの唇に『仮面が邪魔ね』と思いながらキスをした。
お仕置きはまだ始まったばっかりだ。
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