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原作のシャーロットの本当の想い
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粗末な寝台に横たわりながら、シャーロットは魔力の枯渇に苦しんでいた。
魔力がなくて、身体に力が入らない。
ただ今は体調もほぼ正常に戻っているため、倦怠感があるくらいだ。
レオン達は、もう帰っただろうか。
明り取りのためにつけられている小さな窓の外からは、夕陽の光が射し込んでいる。
(それにしてもさぁ……シャーロット……。ほんとわかりにくいよ、それじゃあ……)
コンラッドを見つめていたと思っていたその視線は、本来はレオンに向けられていたのだ。だが護衛騎士であるレオンの視線は常にコンラッドにだけ向けられていた。
そしてシャーロットもまた、彼を見つめていたものの、目を合わせないようにもしていた。
純粋なのだ、見た目によらず。
もしも前世のシャーロットであれば、恐らく五、六人は既に食っていただろう。経験豊富そうな顔をしておきながら、純粋で無垢で、恋愛下手というおまけつき。
貴族など親に決められた相手と結婚することが義務付けられているので、恋愛下手は仕方がない。が、それにしても不器用だ。
(私がレオン様の声と顔に惹かれたのが、前世の記憶があるからじゃなかったのは、よかったけど……)
あくまでもこの世界は小説の中の世界であり、シャーロットはコンラッドを慕っていた、という設定だ。その設定どおりなのであれば、前世の自分が抱く邪な思いは、彼女を穢すことにもなる。
(でも、本当に私、シャーロットと友達だったら、きっと彼女の恋を応援したな……)
小説にはいない気心知れた幼馴染みとして転生していたら、シャーロットの心の内を明かしてもらえたら、きっと彼女を応援しただろう。原作では悲壮な最期を終える彼女だ。
それを知っているからこそ、「既成事実作って来ちゃいなよ」と悪魔の囁きだってしたはずだ。
(でも今の私は、シャーロットそのもの。私とシャーロットの好みが同じなら、もうワンナイトラブでも良いから一線超えてやろうじゃん!)
コンラッドは「命令」ということで、自分の恋人を他の男に触れさせた。つまり「最後までやらなければそういうこともある」ということだ。
(まぁ……最後までするけど)
一応、前世ではそれなりに男を食ってきたのだ。成り行きだったり、誘われてなんとなくついて行ったりと様々だが、経験はある。
(でも避妊具がないのがなぁ……妊娠したらどうなるんだろう……)
現代日本でも避妊具をつけたところで、百パーセント孕まない、というわけではない。こればっかりは運だ。ある意味、運が悪ければ孕んでしまう。
だがこの世界は、避妊具がないばかりにその可能性が非常に高いのである。
(できちゃったら、おろすの……? いや、それならもう平民になってでも産む!)
この世界に果たして「堕胎」というものがあるのかどうか、その知識をおしえられていないのでわからないが、せっかく好きな人との一晩限りであっても「愛の結晶」を授かれたとしたら、堕ろすなんて考えられない。
子供を産み育てることが大変なのは、姪がいるのでわかる。たまにしか会わないが、姉の娘である姪の面倒を気まぐれに見させられるときもあったが、かなり大変だった。一人の人間を育てる、というのは生半可な覚悟では成し遂げられない。
逃げることは、倫理的に許されない。
これは理想論だけでどうにかなる話ではないのだ。
それを知っているのは理由がある。
前世の姉はシングルマザーだったのである。あの頃の日本はシングルマザー制度がそれなりに整っていたことと、姉が住んでいた地域の片親に対する保障が篤いこともあり金銭的には贅沢をしない限りなんとかなっていたが、この世界では違う。
そんな保障制度はどこにもない。
子を抱えては、満足に職にも就けないような世界なのだ。
(……可能性のことを考えても、仕方ないよね)
可能性の話をしたらキリがない。
それに仮に一度セックスしただけで孕むようなら、ある意味運命だ。
(そうなったら、レオン様に結婚を迫る……?)
既に奥方が他界しているのであれば、既成事実とその証拠さえ押さえてしまえば、そのあとはうまく事が進むだろう。
だが、現世のシャーロットはそれを望んではいない。
レオンの負担になりたくない。
哀れな娘の片思いで迷惑をかけたくない。だから遠くから見つめているだけで良いのだと結論づけていた。
(ほんと、こういうところがいじらしいんだよね、シャーロットは……)
レオンを好きだ、ということは小説内には書かれていなかったが、その伏線はちらほらとあった。今だからそれがわかる。
違和感のある彼女の行動や、素直に婚約破棄の流れに身をゆだねた彼女の心理に合点がいったのだ。
彼女たちの話を書いた作者は、シャーロットなりの幸せを描こうとしたのだろう。だが、それを読者に伝えてしまうと、本筋から離れてしまう。シャーロットは物語の進行上、「悪役令嬢」であり「嫌われ令嬢」でないといけなかったのだ。だが作者はそれだけでは彼女があまりにも哀れだと思って、回収するつもりのない伏線を用意したのだろう。
否、「描けなかった」から、気づかれないようにそうした、という可能性もなくはないが。
「はぁ……」
思わず声が出た。
シャーロットは前世、そういう仕事をしていた。ⅠT企業で、法律やコンプライアンスに縛られて「言いたいことが言えない」そんな仕事だ。
そういうところが似ていたから、前世、この作品のこの隠された伏線らしきものに引っ掛かり、シャーロットのことが好きになったのかもしれない。
(よし、こうなったら、もうなりふり構わずいこうかしら)
どうせ今後、婚約を破談にされることは変わらず、コンラッドの後ろ盾があろうがなかろうが、侯爵家にはいられない。
他所に嫁がされても、捨てられても、どちらにしろ貞操を守る意味などないはずだ。
(どうやって誘おう? やっぱりノーブラ? ノーパンの方が良い? いや……さすがにそれは下品か……。ラッキースケベ展開、ワンチャン狙ってみる?)
もしかしたらマリアンヌに「命令だから」という理由で触れたかもしれないのだ。なら、侯爵令嬢であるシャーロットが誘えば、流されてくれそうである。
(コンラッドがマリアンヌに使った軟膏プレイを真似てみる? いや……、どうせなら正攻法の方が……)
うーん、と考えながら、自分の身体の魅力はどこだろ、と動かすのも億劫な手を動かし、胸や太ももに触れてみる。
(胸……は大きいし、乳首の色も形も綺麗だよね……? アソコの形の良し悪しはわからないけど、使ってないから色は綺麗なはず……)
感度だっていい身体だから、男性を満足させるには十分だろう。
うんうんと唸りながら、シャーロットは上着を脱ぎ捨て、シャツのボタンを外して自分の胸を揉んでみる。
(十代って、胸の張りがあって良いわ……。それに艶々で瑞々しいし)
控えめな色をした乳首を摘まんでみると、そこはすぐにぷっくりと立ち上がる。自分で弄っただけでコレなのだ。きっと他人に触れられたらすぐに絶頂を迎えるだろう。それくらいの素晴らしい感度だ。
(マリアンヌは羨ましいなぁ……、ココ、レオン様に弄ってもらえたんでしょ……)
あの太い指と生真面目そうに引き結ばれている口元で弄ってもらえるなんて、なんて運に恵まれた子なのだろうか。
好きでもない男に身体を弄ばれてしまったのは、若干可哀そうではあるが、その相手がレオンなら話は別だ。
(嫌味の一つくらい、言ってやればよかった……)
昼間は動揺して多くを語らなかったが、清楚そうな顔をして、コンラッドに甘い言葉と優しい手によって調教され、レオンが弄ったかもしれないその淫らな乳首を服の上から引っ掴んで「淫乱娘」とでも罵ってやればよかった。
シャーロットから婚約者だけではなく、淡い恋心を抱いていたレオンまで奪う女なのだ。そう扱われてしかるべきだ、と思ってしまうのは、シャーロットに同情しているせいだろう。
(ほんとに……もう……)
魔力が失われ、生命力が魔力の補充に使われているせいか、うとうとしてきてしまう。
せめて肌掛けくらいはかけておかないと、と思いはしたが、もう体が重くてダメだった。
意識が混濁して、睡魔に負けてしまう。
シャーロットは瞼を閉ざし、淫らな恰好のまま、眠りについてしまった。
魔力がなくて、身体に力が入らない。
ただ今は体調もほぼ正常に戻っているため、倦怠感があるくらいだ。
レオン達は、もう帰っただろうか。
明り取りのためにつけられている小さな窓の外からは、夕陽の光が射し込んでいる。
(それにしてもさぁ……シャーロット……。ほんとわかりにくいよ、それじゃあ……)
コンラッドを見つめていたと思っていたその視線は、本来はレオンに向けられていたのだ。だが護衛騎士であるレオンの視線は常にコンラッドにだけ向けられていた。
そしてシャーロットもまた、彼を見つめていたものの、目を合わせないようにもしていた。
純粋なのだ、見た目によらず。
もしも前世のシャーロットであれば、恐らく五、六人は既に食っていただろう。経験豊富そうな顔をしておきながら、純粋で無垢で、恋愛下手というおまけつき。
貴族など親に決められた相手と結婚することが義務付けられているので、恋愛下手は仕方がない。が、それにしても不器用だ。
(私がレオン様の声と顔に惹かれたのが、前世の記憶があるからじゃなかったのは、よかったけど……)
あくまでもこの世界は小説の中の世界であり、シャーロットはコンラッドを慕っていた、という設定だ。その設定どおりなのであれば、前世の自分が抱く邪な思いは、彼女を穢すことにもなる。
(でも、本当に私、シャーロットと友達だったら、きっと彼女の恋を応援したな……)
小説にはいない気心知れた幼馴染みとして転生していたら、シャーロットの心の内を明かしてもらえたら、きっと彼女を応援しただろう。原作では悲壮な最期を終える彼女だ。
それを知っているからこそ、「既成事実作って来ちゃいなよ」と悪魔の囁きだってしたはずだ。
(でも今の私は、シャーロットそのもの。私とシャーロットの好みが同じなら、もうワンナイトラブでも良いから一線超えてやろうじゃん!)
コンラッドは「命令」ということで、自分の恋人を他の男に触れさせた。つまり「最後までやらなければそういうこともある」ということだ。
(まぁ……最後までするけど)
一応、前世ではそれなりに男を食ってきたのだ。成り行きだったり、誘われてなんとなくついて行ったりと様々だが、経験はある。
(でも避妊具がないのがなぁ……妊娠したらどうなるんだろう……)
現代日本でも避妊具をつけたところで、百パーセント孕まない、というわけではない。こればっかりは運だ。ある意味、運が悪ければ孕んでしまう。
だがこの世界は、避妊具がないばかりにその可能性が非常に高いのである。
(できちゃったら、おろすの……? いや、それならもう平民になってでも産む!)
この世界に果たして「堕胎」というものがあるのかどうか、その知識をおしえられていないのでわからないが、せっかく好きな人との一晩限りであっても「愛の結晶」を授かれたとしたら、堕ろすなんて考えられない。
子供を産み育てることが大変なのは、姪がいるのでわかる。たまにしか会わないが、姉の娘である姪の面倒を気まぐれに見させられるときもあったが、かなり大変だった。一人の人間を育てる、というのは生半可な覚悟では成し遂げられない。
逃げることは、倫理的に許されない。
これは理想論だけでどうにかなる話ではないのだ。
それを知っているのは理由がある。
前世の姉はシングルマザーだったのである。あの頃の日本はシングルマザー制度がそれなりに整っていたことと、姉が住んでいた地域の片親に対する保障が篤いこともあり金銭的には贅沢をしない限りなんとかなっていたが、この世界では違う。
そんな保障制度はどこにもない。
子を抱えては、満足に職にも就けないような世界なのだ。
(……可能性のことを考えても、仕方ないよね)
可能性の話をしたらキリがない。
それに仮に一度セックスしただけで孕むようなら、ある意味運命だ。
(そうなったら、レオン様に結婚を迫る……?)
既に奥方が他界しているのであれば、既成事実とその証拠さえ押さえてしまえば、そのあとはうまく事が進むだろう。
だが、現世のシャーロットはそれを望んではいない。
レオンの負担になりたくない。
哀れな娘の片思いで迷惑をかけたくない。だから遠くから見つめているだけで良いのだと結論づけていた。
(ほんと、こういうところがいじらしいんだよね、シャーロットは……)
レオンを好きだ、ということは小説内には書かれていなかったが、その伏線はちらほらとあった。今だからそれがわかる。
違和感のある彼女の行動や、素直に婚約破棄の流れに身をゆだねた彼女の心理に合点がいったのだ。
彼女たちの話を書いた作者は、シャーロットなりの幸せを描こうとしたのだろう。だが、それを読者に伝えてしまうと、本筋から離れてしまう。シャーロットは物語の進行上、「悪役令嬢」であり「嫌われ令嬢」でないといけなかったのだ。だが作者はそれだけでは彼女があまりにも哀れだと思って、回収するつもりのない伏線を用意したのだろう。
否、「描けなかった」から、気づかれないようにそうした、という可能性もなくはないが。
「はぁ……」
思わず声が出た。
シャーロットは前世、そういう仕事をしていた。ⅠT企業で、法律やコンプライアンスに縛られて「言いたいことが言えない」そんな仕事だ。
そういうところが似ていたから、前世、この作品のこの隠された伏線らしきものに引っ掛かり、シャーロットのことが好きになったのかもしれない。
(よし、こうなったら、もうなりふり構わずいこうかしら)
どうせ今後、婚約を破談にされることは変わらず、コンラッドの後ろ盾があろうがなかろうが、侯爵家にはいられない。
他所に嫁がされても、捨てられても、どちらにしろ貞操を守る意味などないはずだ。
(どうやって誘おう? やっぱりノーブラ? ノーパンの方が良い? いや……さすがにそれは下品か……。ラッキースケベ展開、ワンチャン狙ってみる?)
もしかしたらマリアンヌに「命令だから」という理由で触れたかもしれないのだ。なら、侯爵令嬢であるシャーロットが誘えば、流されてくれそうである。
(コンラッドがマリアンヌに使った軟膏プレイを真似てみる? いや……、どうせなら正攻法の方が……)
うーん、と考えながら、自分の身体の魅力はどこだろ、と動かすのも億劫な手を動かし、胸や太ももに触れてみる。
(胸……は大きいし、乳首の色も形も綺麗だよね……? アソコの形の良し悪しはわからないけど、使ってないから色は綺麗なはず……)
感度だっていい身体だから、男性を満足させるには十分だろう。
うんうんと唸りながら、シャーロットは上着を脱ぎ捨て、シャツのボタンを外して自分の胸を揉んでみる。
(十代って、胸の張りがあって良いわ……。それに艶々で瑞々しいし)
控えめな色をした乳首を摘まんでみると、そこはすぐにぷっくりと立ち上がる。自分で弄っただけでコレなのだ。きっと他人に触れられたらすぐに絶頂を迎えるだろう。それくらいの素晴らしい感度だ。
(マリアンヌは羨ましいなぁ……、ココ、レオン様に弄ってもらえたんでしょ……)
あの太い指と生真面目そうに引き結ばれている口元で弄ってもらえるなんて、なんて運に恵まれた子なのだろうか。
好きでもない男に身体を弄ばれてしまったのは、若干可哀そうではあるが、その相手がレオンなら話は別だ。
(嫌味の一つくらい、言ってやればよかった……)
昼間は動揺して多くを語らなかったが、清楚そうな顔をして、コンラッドに甘い言葉と優しい手によって調教され、レオンが弄ったかもしれないその淫らな乳首を服の上から引っ掴んで「淫乱娘」とでも罵ってやればよかった。
シャーロットから婚約者だけではなく、淡い恋心を抱いていたレオンまで奪う女なのだ。そう扱われてしかるべきだ、と思ってしまうのは、シャーロットに同情しているせいだろう。
(ほんとに……もう……)
魔力が失われ、生命力が魔力の補充に使われているせいか、うとうとしてきてしまう。
せめて肌掛けくらいはかけておかないと、と思いはしたが、もう体が重くてダメだった。
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シャーロットは瞼を閉ざし、淫らな恰好のまま、眠りについてしまった。
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