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貴族編
第47話 1か月後
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ロガリエス盗賊団を壊滅してから、1か月。
城の修復、人員の手配、周辺諸国の状況や諸々の準備や、シオン達とイチャイチャしているうちにあっという間に、過ぎ去っていく。
特に人員の手配は、例の女性限定の求人のせいで、ローザにプルプリ怒られてしまった。
有り得ない!変態!最低!クズ!バカ犬!など罵詈雑言の数々を受けたが、僕は意思を曲げることはなく貫き、ローザは歯嚙みしながら、人集めをしていた。
そんなローザの努力によって、イニティウム城もとい改名し、シュッサク城(どうでもいいが重要らしい)は、なんとか運営できる人員を揃えられたようだ。
引っ越しに際しては、レナールの工房に人員が集められた。
というのも、通常なら馬車で2~3日掛かる行程もトラエルさんの魔法陣での移動なら一瞬だ。
ということで、トラエルさんがサービスでレナール工房に魔法陣を設置してくれたのだ。
ちなみにシュッサク城にも対になる魔法陣があり、帝都と城を行き来することが出来るようになっている。
「でも魔力は少ししか注いでないから、補充はリルちゃんがするのよ~」とトラエルさんが言っていたが、「少しどころか、毎日使っても10年以上は持つわよ」というのがリルの言葉だ。
さすが長命のチート天使にとってわずかな量らしい。
ありがたく受け取っておこう。
そのおかげで引っ越しはスムーズだ。
往復作業でメイドから使用人まで総出で荷物を運びこみ、1日で終了した。
いよいよ、僕の城主としての生活が始まろうとしていた。
ばぁーんと、盛大に食堂の扉が開いた。
そこから、ひょっこりケモ耳の少女が入ってくる。
「いやーえろー、すまんなぁー。ちょいと朝まで鉄打ってたさかいね。あっあ~腹減った腹減った」とケモ耳の少女、レナールがドカリと椅子に座る。
「今日の朝食はなんや? あれかハニービーの蜂蜜はあるんか!?」
「れ、レナールお嬢様、お待ちください!ああっ、旦那様、皆様申し訳ございません申し訳ございません申し訳ございません」
とレナールに次いでメイド服に身を包んだ黒髪に垂れた犬耳をつけた少女がこちらに一生懸命にあたまを下げている。
僕考案のドスケベメイド服(制服1)のおかげで、開いた胸元から慎ましやかな胸が見える。
「そんなに気にしなくても大丈夫ですよ。ビケット、落ち着きなさい」とベレーザさんが優し気に言う。
それにビケットと呼ばれた犬耳メイドのビケットは、かぁっーと顔を赤らめさせる。
「せや、せや!朝食に間に合っているやし、こんぐらいかまへん」
「構います! レナールお嬢様ももっとちゃんと朝起きてくださいまし!!」と顔を真っ赤にしながら、手をぶんぶんと振って怒っている姿は、犬が尻尾を振っているようで可愛らしい。
実際、ビケットは、犬の亜人種で、短く黒い毛の尻尾を振っているんだけど。
「では、お嬢様がた全員揃われたようなので、お食事を始めさせていただいてもよろしいでしょうか」というベレーザさんに僕は大きく頷く。
すると食堂の扉が開き、次々と料理が運び込まれる。
お嬢様というのは、僕がそう呼ぶようにベレーザ以下全使用人、徹底するように言わせている。
所謂僕の奴隷
シオン、ローザ、リル、シルフィー、あと一応レナールもだ。
最初は、はぁ?なに言ってるの?こいつという反応が予想されたが、おおむね問題なくみんなには受け入れられたようだ。
もしかしたら、ローザの影響かもしれない。
奴隷とは言え、黄金卿の娘。そうするとほかの奴隷も訳ありの貴族令嬢かもしれないといったところか、まぁ丸く収まるならなんでもいい。
僕は奴隷だからといって卑下しない。
それぞれに従者と呼ばれる専属のメイドをつけてあげている。
ちゃんと大事にしているというシオン達へのアピールだ。
そんなことを思っているうちに食堂の長テーブルの上には、パン、牛乳、オレンジジュース、ビスケット、サンドウィッチ、サラダ、何の肉か分からないがローストビーフなど様々なものが置かれていく。
食い切れないぐらいだ。
さて何から食べようか
「旦那様、失礼致します」と僕の後ろに控えていたメイドが首にナプキンを巻いてくれる。
さりげなく、そのレナール級の巨乳を後頭部に押し付けて、その柔らかな感触と声で優しく囁きかけてくれる。
「いかかでしょう、苦しくはないでしょうか?」
おっぱいクッション最高だよと僕は、頷くをふりをして、後頭部のむねを揺らす。
それにメイドは、ニッコリ笑う「ご満足して頂けたようでなによりでございます」
「旦那様、お飲み物は何をご用意致しましょう? 水、オレンジジュース、牛乳、アイスティーなどがある、ります」
かたや、緊張か固い口調に、慣れない片言の敬語、でたどたどしく聞いてくるさまは、初々しくて可愛い。
僕は、水を貰うことにした。
差し出されるコップに入った水。
横合いから伸びる手に、どうしてもその大きさゆえに視界を遮ってしまうレナール級の巨乳。
二人とも僕考案のドスケベメイド服のため、がばりと空いた胸元からは渓谷とかした谷間が惜しげもなく見える。
口調は堅いが、こちらは柔らかそうに揺蕩っている。
僕の御付きのメイド、所謂従者として二人はついてる専属のメイドだ。
二人を一言で形用するなら、ロリ巨乳双子メイド。
オレンジに近い茶髪のメイドが、リィナ
オレンジと対をなすようにアッシュ色の髪が、ルィナ
二人とも双子だけあって髪と同じ色の瞳の色を覗いて、容姿(特に顔)は一緒だ。
ついでにレナール級のおっぱいと両方とも巨級だ。
身長は、大体150cm前後と小さく、童顔と相まってロリという容姿に対して、おっぱいは巨乳という大変いけない存在だ。
あとでそんないけない存在にはちゃんと罰をぶち込んであげなければと思っている。
「あぐっ! はぐっ! めっさ、うんまぁ!!」
「ああっ、レナールお嬢様。そんなにがっつかずとも。口元が汚れてしまいます」とビケットがハンケチで一生懸命レナールの口元をぬぐっている。
「食事くらい、お上品に取れないのかしら」と慣れた手付きでフォークを口に運ぶのは、僕の左手に座る太陽のように眩しい金髪の少女、ローザ。
「元気があるのはいいことだと思うわ」と返すのは、僕の右手側、ローザが太陽なら、この銀髪は月の輝きだ。
煌めく銀髪の少女、シオン。
空のような碧眼と宝石のような紅玉の瞳の視線がぶつかる。
うーん、二人とも仲が悪いというわけじゃなさそうだけど、言ってわけでもなさそうなんだよ。
そこらへんも今度解決していかなきゃいけない問題だ。
「リル・・・・・」
「ひゃあ!あっはい、シオン姉様」
シオンの横、突然呼ばれたリルが驚き、置かれたティーカップを盛大に揺らす
「お食事中よ。本を読むのはやめなさい」
リルを見ると、何やら分厚い見るからに頭が痛くなりそうな本を手に持っていた。
最近、リルは城に残っていた蔵書を読み漁さっているようだ。
本来、読者家みたいで本を読んでいるのが何より楽しいみたいだ。
「申し訳ございません。シオン姉様」
僕が言ったら嫌味の一言も来そうだが、シオンの言には素直に従うようで、本を閉じる。
「ふっふふ、だから言いましたのに。リルお嬢様、お預かり致しますわ」
「ふんっ! はいお願い、アーネ」
「ふっふふ、かしこまりました」
ツンっとリルは鼻をならしながら、本を丁寧にアーネと呼ばれたメイドに渡す。
リルの御付きメイド、アーネスト通称アーネ。
礼の仕方、本の受け取り方とっても美しいこれが訓練されたメイドといった感じだ。
高身長にスレンダーな体つきはモデルのようにバランスが取れていて、いつもふっふふと笑っていてだらしのないリルを懸命にお世話しているので、まさに姉のようで、アーネとみんなから呼ばれているそうだ。
残念ながら、アーネは恥ずかしいという理由で、僕のドスケベメイド服は着てもらえず、ベレーザさんが来ているようなオードソックスで地味なメイド服を着こんでいて、その胸や美脚を見ることが出来ない。
非常に残念だ。
「・・・・・・もぐもぐ、・・・・・・ゴクゴク」
「・・・・・・お嬢様、おかわりをおつぎ致します」
「・・・・・・もぐもぐ、ありがとう」
騒がしい朝食なのかで、シルフィーだけは、いつものごとく無表情に淡々と朝食を平らげていく。
その横で、シルフィーに水をついでいるのが、見事なピンク髪のシルフィーの専属メイドで確か名前はシホリンだった気がする。
ピンク髪に、ドスケベメイド服を着られるとそれだけで何倍もエロいが、仕事ぶりはいったって真面目みたいで、今みたいに物静かなシルフィーに合っていそうだ。
結構メイドって城中を歩き回っているのかと思ったら、そうでもないし。
ベレーザさん曰く使用人やハウスキーパーなどは主人に顔を見せないように仕事を早朝に終わらすのが普通みたいだ。
さらにそれぞれ自分のメイドは自分で選ぶようにと面談は各自で任せてしまったから、
(僕は自分の御付きメイドを慎重に選ぶ必要があったしな)
というわけで、ここいるメンバー以外の使用人とか実は名前も顔も全然把握していないんだよな。使用人とか実は名前も顔も全然把握していないんだよな。
ちなみにローザの御付きは、引き続きエストア。
シオンの御付きは、ラフィが担当している。
シオンは本当は、ベレーザさんを御付きしたかったみたいだけど、ベレーザさんにはメイド長の仕事があって断ってらしく、ラフィが担当することとなった。
二人とも、オードソックスなメイド服。
あの黄金卿の関係者だからな、来たくないと言われてしまえば無理じりは出来ない。
くっ、いつか二人にも着させてみたい。
そんなことを考えているうちに朝食は終わり、次々に皿が片付けられていき、食後の紅茶が注がれていく。
僕は、この城について最初にやったことは、ルール作りだ。
まず常に僕と一緒では気が休まらないだろうという配慮でそれぞれ1室与えてある。
だがそうするとリルみたいに1日中引きこもるというようなことになりかねないことから、僕はある程度のルールを作った。
まずルール
その①朝食は皆で食べること。
その②午前中~夕方まで自由時間
※お昼は自由
その③夕食は皆で食べること。
もちろん、用があったり、僕が呼び出したりしたら従ってもらうが概ねこんな感じで自由に過ごしてもらう。
あとは朝食時に各自の1日の予定などを話しておしまいだ。
引っ越ししたばかりで荷物の整理など諸々忙しく(特にローザ)、すぐに解散となった。
それぞれ各自メイドを引き連れて、自室に戻っていった。
僕もリィナとルィナを引き連れ、5階の自室の隣にある執務室に入る。
ソファーにテーブル、執務机に、上等な椅子。
机の上には、羽ペンとインクに羊皮紙が置かれた応接間が兼任された部屋。
僕は椅子にドカリと座りこみ、腹を撫でた。
うーん、宿屋の食事もよかったが、ここの食事も美味しい。
朝食だが、食べ過ぎてしまったなぁ。
ルィナは部屋の扉の前にピッタリとついて真っ直ぐ背を伸ばし、リィナは僕の横でニコニコしながら立っている。
・・・・・・ふむ、さて城主としての初日を迎えたわけだけど、・・・・・・何しようか。
ぶっちゃけすることがない。というよりも何をしていいか分からない。
だって城主って何をしてるの?
ハンコを押せっていえば、ひたすらハンコを押していくけど。
その書類もないし。
視察?
何処にいけばいいか分からないし。
うーん、考えてもぱっと思いつかないな。
何気なく僕がリィナを見ると、ニコニコと笑いながら僕を見ている。
うーん、指示をしてあげないと手持ち無沙汰だよなぁと思っていると、
「旦那様、本日は何を致しましょうか?どなたか、お嬢様をお呼び致しましょうか?」と声をかけてくれた。
お嬢様・・・・・・シオン達か、みんなそれぞれ忙しいだろうしな。
だからか、「な、ななななに、したら、いい?」と思わず口に出てしまった。
んん?とリィナが一瞬、キョトンとした顔をしたが、すぐにニコニコ笑顔に戻っていった。
「そうですね。基本的に、旦那様がなされたいことをするのがいいと思いますが、例えば城内や領内の視察などはいかがでしょうか?」
なるほど、確かにこの城のことはまったく分からないし。領内なんてさらに分からない。
なにせ、帝都からここまで魔法陣で着てしまったから、よけいだ。
それは一案としあるな。
「そのほか、お嬢様にお会いするのや手伝いしてあげるのももいいかと思います」
ほぅ
「シオンお嬢様は剣の鍛錬、ローザお嬢様は領内の村々を訪問するための資料まとめや使徒の手配、リルお嬢様は自室で読書、シルフィーお嬢様はお散歩がてら狩に行くとのこと、レナールお嬢様は工房にて仕事するとのことでした」
やっぱりみんなそれぞれ忙しんだな。
まずローザとレナールの仕事は僕では手伝えないし、邪魔したらガチでキレらせそうだしなしだな。
本命は、シオン。訓練が終わったころを見計らって汗だくシオンと一発したいところ。
対抗は、リルが本を読んでところをこっそり忍び込んでレイプというのも一興だな。
普段から散々バカにされてるからな、おしおきは定期的にしないと。
シルフィーのお散歩に付き合って、外で青姦というのも乙だが、狩りっていうことは結構危ないところに行くつもりかもれしれないからな。
ただでさえ、ダンジョンに、ロガリエス盗賊団との戦いで疲弊しているんだ。戦いは勘弁してほしいところだ。
「それともう一つ」
おっと、視察・シオン達のほかに、第三の選択肢があるようだ。
僕が耳を傾けていると、ニコニコとした張り付いた笑顔だったリィナが、舌で唇を舐め、妖艶に笑う。
そして、僕の執務机にぽっすと飛び乗るように座った。
ガーターベルトで押さえられたソックスとミニスカートのコントラスが生み出す、ふともも。
通称絶対領域が僕の眼前に飛び込んでくる。
体が勝手にゴクリと喉をならす。
「御付きメイドの味見をしてみるというのも一興かと」
ミニスカートの裾をつまんでひらひらと揺らして、太ももをちらすかせる。
「いいいい、の?!」
「はい、お約束ですから。私たちのような素人をメイドとして、それも従者として雇入れてくださったのですから。旦那様さえその気でしたら、ちゃんとどんなお世話だってさせてもらいます。ご面談の際のお約束通り・・・・・・チュッ」と頬にフレンチキッスしてくるリィナ。
ちらりとルィナを見ると、目が合うが顔をかぁっーとタコのように赤くしてドアのほうに向きなおってしまった。
妖艶なリィナと相まってその初々しさが可愛い。
「さて、旦那様。改めてお聞きしますが」
僕はそれでリィナに振り返る。
「本日は、何をなさいますか?」
城内の視察?
シオンやリルに会いに行く?
それとも、御付きのメイドに初日から手を出しちゃう?
まったく、城主の仕事最高かよ。
城の修復、人員の手配、周辺諸国の状況や諸々の準備や、シオン達とイチャイチャしているうちにあっという間に、過ぎ去っていく。
特に人員の手配は、例の女性限定の求人のせいで、ローザにプルプリ怒られてしまった。
有り得ない!変態!最低!クズ!バカ犬!など罵詈雑言の数々を受けたが、僕は意思を曲げることはなく貫き、ローザは歯嚙みしながら、人集めをしていた。
そんなローザの努力によって、イニティウム城もとい改名し、シュッサク城(どうでもいいが重要らしい)は、なんとか運営できる人員を揃えられたようだ。
引っ越しに際しては、レナールの工房に人員が集められた。
というのも、通常なら馬車で2~3日掛かる行程もトラエルさんの魔法陣での移動なら一瞬だ。
ということで、トラエルさんがサービスでレナール工房に魔法陣を設置してくれたのだ。
ちなみにシュッサク城にも対になる魔法陣があり、帝都と城を行き来することが出来るようになっている。
「でも魔力は少ししか注いでないから、補充はリルちゃんがするのよ~」とトラエルさんが言っていたが、「少しどころか、毎日使っても10年以上は持つわよ」というのがリルの言葉だ。
さすが長命のチート天使にとってわずかな量らしい。
ありがたく受け取っておこう。
そのおかげで引っ越しはスムーズだ。
往復作業でメイドから使用人まで総出で荷物を運びこみ、1日で終了した。
いよいよ、僕の城主としての生活が始まろうとしていた。
ばぁーんと、盛大に食堂の扉が開いた。
そこから、ひょっこりケモ耳の少女が入ってくる。
「いやーえろー、すまんなぁー。ちょいと朝まで鉄打ってたさかいね。あっあ~腹減った腹減った」とケモ耳の少女、レナールがドカリと椅子に座る。
「今日の朝食はなんや? あれかハニービーの蜂蜜はあるんか!?」
「れ、レナールお嬢様、お待ちください!ああっ、旦那様、皆様申し訳ございません申し訳ございません申し訳ございません」
とレナールに次いでメイド服に身を包んだ黒髪に垂れた犬耳をつけた少女がこちらに一生懸命にあたまを下げている。
僕考案のドスケベメイド服(制服1)のおかげで、開いた胸元から慎ましやかな胸が見える。
「そんなに気にしなくても大丈夫ですよ。ビケット、落ち着きなさい」とベレーザさんが優し気に言う。
それにビケットと呼ばれた犬耳メイドのビケットは、かぁっーと顔を赤らめさせる。
「せや、せや!朝食に間に合っているやし、こんぐらいかまへん」
「構います! レナールお嬢様ももっとちゃんと朝起きてくださいまし!!」と顔を真っ赤にしながら、手をぶんぶんと振って怒っている姿は、犬が尻尾を振っているようで可愛らしい。
実際、ビケットは、犬の亜人種で、短く黒い毛の尻尾を振っているんだけど。
「では、お嬢様がた全員揃われたようなので、お食事を始めさせていただいてもよろしいでしょうか」というベレーザさんに僕は大きく頷く。
すると食堂の扉が開き、次々と料理が運び込まれる。
お嬢様というのは、僕がそう呼ぶようにベレーザ以下全使用人、徹底するように言わせている。
所謂僕の奴隷
シオン、ローザ、リル、シルフィー、あと一応レナールもだ。
最初は、はぁ?なに言ってるの?こいつという反応が予想されたが、おおむね問題なくみんなには受け入れられたようだ。
もしかしたら、ローザの影響かもしれない。
奴隷とは言え、黄金卿の娘。そうするとほかの奴隷も訳ありの貴族令嬢かもしれないといったところか、まぁ丸く収まるならなんでもいい。
僕は奴隷だからといって卑下しない。
それぞれに従者と呼ばれる専属のメイドをつけてあげている。
ちゃんと大事にしているというシオン達へのアピールだ。
そんなことを思っているうちに食堂の長テーブルの上には、パン、牛乳、オレンジジュース、ビスケット、サンドウィッチ、サラダ、何の肉か分からないがローストビーフなど様々なものが置かれていく。
食い切れないぐらいだ。
さて何から食べようか
「旦那様、失礼致します」と僕の後ろに控えていたメイドが首にナプキンを巻いてくれる。
さりげなく、そのレナール級の巨乳を後頭部に押し付けて、その柔らかな感触と声で優しく囁きかけてくれる。
「いかかでしょう、苦しくはないでしょうか?」
おっぱいクッション最高だよと僕は、頷くをふりをして、後頭部のむねを揺らす。
それにメイドは、ニッコリ笑う「ご満足して頂けたようでなによりでございます」
「旦那様、お飲み物は何をご用意致しましょう? 水、オレンジジュース、牛乳、アイスティーなどがある、ります」
かたや、緊張か固い口調に、慣れない片言の敬語、でたどたどしく聞いてくるさまは、初々しくて可愛い。
僕は、水を貰うことにした。
差し出されるコップに入った水。
横合いから伸びる手に、どうしてもその大きさゆえに視界を遮ってしまうレナール級の巨乳。
二人とも僕考案のドスケベメイド服のため、がばりと空いた胸元からは渓谷とかした谷間が惜しげもなく見える。
口調は堅いが、こちらは柔らかそうに揺蕩っている。
僕の御付きのメイド、所謂従者として二人はついてる専属のメイドだ。
二人を一言で形用するなら、ロリ巨乳双子メイド。
オレンジに近い茶髪のメイドが、リィナ
オレンジと対をなすようにアッシュ色の髪が、ルィナ
二人とも双子だけあって髪と同じ色の瞳の色を覗いて、容姿(特に顔)は一緒だ。
ついでにレナール級のおっぱいと両方とも巨級だ。
身長は、大体150cm前後と小さく、童顔と相まってロリという容姿に対して、おっぱいは巨乳という大変いけない存在だ。
あとでそんないけない存在にはちゃんと罰をぶち込んであげなければと思っている。
「あぐっ! はぐっ! めっさ、うんまぁ!!」
「ああっ、レナールお嬢様。そんなにがっつかずとも。口元が汚れてしまいます」とビケットがハンケチで一生懸命レナールの口元をぬぐっている。
「食事くらい、お上品に取れないのかしら」と慣れた手付きでフォークを口に運ぶのは、僕の左手に座る太陽のように眩しい金髪の少女、ローザ。
「元気があるのはいいことだと思うわ」と返すのは、僕の右手側、ローザが太陽なら、この銀髪は月の輝きだ。
煌めく銀髪の少女、シオン。
空のような碧眼と宝石のような紅玉の瞳の視線がぶつかる。
うーん、二人とも仲が悪いというわけじゃなさそうだけど、言ってわけでもなさそうなんだよ。
そこらへんも今度解決していかなきゃいけない問題だ。
「リル・・・・・」
「ひゃあ!あっはい、シオン姉様」
シオンの横、突然呼ばれたリルが驚き、置かれたティーカップを盛大に揺らす
「お食事中よ。本を読むのはやめなさい」
リルを見ると、何やら分厚い見るからに頭が痛くなりそうな本を手に持っていた。
最近、リルは城に残っていた蔵書を読み漁さっているようだ。
本来、読者家みたいで本を読んでいるのが何より楽しいみたいだ。
「申し訳ございません。シオン姉様」
僕が言ったら嫌味の一言も来そうだが、シオンの言には素直に従うようで、本を閉じる。
「ふっふふ、だから言いましたのに。リルお嬢様、お預かり致しますわ」
「ふんっ! はいお願い、アーネ」
「ふっふふ、かしこまりました」
ツンっとリルは鼻をならしながら、本を丁寧にアーネと呼ばれたメイドに渡す。
リルの御付きメイド、アーネスト通称アーネ。
礼の仕方、本の受け取り方とっても美しいこれが訓練されたメイドといった感じだ。
高身長にスレンダーな体つきはモデルのようにバランスが取れていて、いつもふっふふと笑っていてだらしのないリルを懸命にお世話しているので、まさに姉のようで、アーネとみんなから呼ばれているそうだ。
残念ながら、アーネは恥ずかしいという理由で、僕のドスケベメイド服は着てもらえず、ベレーザさんが来ているようなオードソックスで地味なメイド服を着こんでいて、その胸や美脚を見ることが出来ない。
非常に残念だ。
「・・・・・・もぐもぐ、・・・・・・ゴクゴク」
「・・・・・・お嬢様、おかわりをおつぎ致します」
「・・・・・・もぐもぐ、ありがとう」
騒がしい朝食なのかで、シルフィーだけは、いつものごとく無表情に淡々と朝食を平らげていく。
その横で、シルフィーに水をついでいるのが、見事なピンク髪のシルフィーの専属メイドで確か名前はシホリンだった気がする。
ピンク髪に、ドスケベメイド服を着られるとそれだけで何倍もエロいが、仕事ぶりはいったって真面目みたいで、今みたいに物静かなシルフィーに合っていそうだ。
結構メイドって城中を歩き回っているのかと思ったら、そうでもないし。
ベレーザさん曰く使用人やハウスキーパーなどは主人に顔を見せないように仕事を早朝に終わらすのが普通みたいだ。
さらにそれぞれ自分のメイドは自分で選ぶようにと面談は各自で任せてしまったから、
(僕は自分の御付きメイドを慎重に選ぶ必要があったしな)
というわけで、ここいるメンバー以外の使用人とか実は名前も顔も全然把握していないんだよな。使用人とか実は名前も顔も全然把握していないんだよな。
ちなみにローザの御付きは、引き続きエストア。
シオンの御付きは、ラフィが担当している。
シオンは本当は、ベレーザさんを御付きしたかったみたいだけど、ベレーザさんにはメイド長の仕事があって断ってらしく、ラフィが担当することとなった。
二人とも、オードソックスなメイド服。
あの黄金卿の関係者だからな、来たくないと言われてしまえば無理じりは出来ない。
くっ、いつか二人にも着させてみたい。
そんなことを考えているうちに朝食は終わり、次々に皿が片付けられていき、食後の紅茶が注がれていく。
僕は、この城について最初にやったことは、ルール作りだ。
まず常に僕と一緒では気が休まらないだろうという配慮でそれぞれ1室与えてある。
だがそうするとリルみたいに1日中引きこもるというようなことになりかねないことから、僕はある程度のルールを作った。
まずルール
その①朝食は皆で食べること。
その②午前中~夕方まで自由時間
※お昼は自由
その③夕食は皆で食べること。
もちろん、用があったり、僕が呼び出したりしたら従ってもらうが概ねこんな感じで自由に過ごしてもらう。
あとは朝食時に各自の1日の予定などを話しておしまいだ。
引っ越ししたばかりで荷物の整理など諸々忙しく(特にローザ)、すぐに解散となった。
それぞれ各自メイドを引き連れて、自室に戻っていった。
僕もリィナとルィナを引き連れ、5階の自室の隣にある執務室に入る。
ソファーにテーブル、執務机に、上等な椅子。
机の上には、羽ペンとインクに羊皮紙が置かれた応接間が兼任された部屋。
僕は椅子にドカリと座りこみ、腹を撫でた。
うーん、宿屋の食事もよかったが、ここの食事も美味しい。
朝食だが、食べ過ぎてしまったなぁ。
ルィナは部屋の扉の前にピッタリとついて真っ直ぐ背を伸ばし、リィナは僕の横でニコニコしながら立っている。
・・・・・・ふむ、さて城主としての初日を迎えたわけだけど、・・・・・・何しようか。
ぶっちゃけすることがない。というよりも何をしていいか分からない。
だって城主って何をしてるの?
ハンコを押せっていえば、ひたすらハンコを押していくけど。
その書類もないし。
視察?
何処にいけばいいか分からないし。
うーん、考えてもぱっと思いつかないな。
何気なく僕がリィナを見ると、ニコニコと笑いながら僕を見ている。
うーん、指示をしてあげないと手持ち無沙汰だよなぁと思っていると、
「旦那様、本日は何を致しましょうか?どなたか、お嬢様をお呼び致しましょうか?」と声をかけてくれた。
お嬢様・・・・・・シオン達か、みんなそれぞれ忙しいだろうしな。
だからか、「な、ななななに、したら、いい?」と思わず口に出てしまった。
んん?とリィナが一瞬、キョトンとした顔をしたが、すぐにニコニコ笑顔に戻っていった。
「そうですね。基本的に、旦那様がなされたいことをするのがいいと思いますが、例えば城内や領内の視察などはいかがでしょうか?」
なるほど、確かにこの城のことはまったく分からないし。領内なんてさらに分からない。
なにせ、帝都からここまで魔法陣で着てしまったから、よけいだ。
それは一案としあるな。
「そのほか、お嬢様にお会いするのや手伝いしてあげるのももいいかと思います」
ほぅ
「シオンお嬢様は剣の鍛錬、ローザお嬢様は領内の村々を訪問するための資料まとめや使徒の手配、リルお嬢様は自室で読書、シルフィーお嬢様はお散歩がてら狩に行くとのこと、レナールお嬢様は工房にて仕事するとのことでした」
やっぱりみんなそれぞれ忙しんだな。
まずローザとレナールの仕事は僕では手伝えないし、邪魔したらガチでキレらせそうだしなしだな。
本命は、シオン。訓練が終わったころを見計らって汗だくシオンと一発したいところ。
対抗は、リルが本を読んでところをこっそり忍び込んでレイプというのも一興だな。
普段から散々バカにされてるからな、おしおきは定期的にしないと。
シルフィーのお散歩に付き合って、外で青姦というのも乙だが、狩りっていうことは結構危ないところに行くつもりかもれしれないからな。
ただでさえ、ダンジョンに、ロガリエス盗賊団との戦いで疲弊しているんだ。戦いは勘弁してほしいところだ。
「それともう一つ」
おっと、視察・シオン達のほかに、第三の選択肢があるようだ。
僕が耳を傾けていると、ニコニコとした張り付いた笑顔だったリィナが、舌で唇を舐め、妖艶に笑う。
そして、僕の執務机にぽっすと飛び乗るように座った。
ガーターベルトで押さえられたソックスとミニスカートのコントラスが生み出す、ふともも。
通称絶対領域が僕の眼前に飛び込んでくる。
体が勝手にゴクリと喉をならす。
「御付きメイドの味見をしてみるというのも一興かと」
ミニスカートの裾をつまんでひらひらと揺らして、太ももをちらすかせる。
「いいいい、の?!」
「はい、お約束ですから。私たちのような素人をメイドとして、それも従者として雇入れてくださったのですから。旦那様さえその気でしたら、ちゃんとどんなお世話だってさせてもらいます。ご面談の際のお約束通り・・・・・・チュッ」と頬にフレンチキッスしてくるリィナ。
ちらりとルィナを見ると、目が合うが顔をかぁっーとタコのように赤くしてドアのほうに向きなおってしまった。
妖艶なリィナと相まってその初々しさが可愛い。
「さて、旦那様。改めてお聞きしますが」
僕はそれでリィナに振り返る。
「本日は、何をなさいますか?」
城内の視察?
シオンやリルに会いに行く?
それとも、御付きのメイドに初日から手を出しちゃう?
まったく、城主の仕事最高かよ。
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