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貴族編
第46 後処理【H】/異例の求人
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「旦那様、めざめられましたか」
目を開けるとこちらを覗き込むようにして見つめる紅玉の瞳が目にあった。
し、シオン!
僕は反射的に起き上がった、横に座るシオンを抱きしめた。
「・・・・・・旦那様」
シオンのうなじから銀髪を嗅ぐ。
回した両腕をシオンの肢体に這わせる。
しっとりとして冷たいスベスベとした肌。
「きゃっ!」
僕はシオンの腕をひいてベッドに引きづり込むと、シオンが珍しく可愛らしい声をあげる。
「・・・・・・あっ、諸々と元気になられたようでよかったです」とシオンが恥ずかしそうに顔をあかめらせる。
見られたくないのか、顔をツンッと横に向かせるが、そうはさせない。
僕は両手でシオンの顔をもって、こちらを向かせる。
紅玉の瞳に、光が走るが、文句を言おうとする唇を塞いだ。
「んぐつ、んぅん、・・・・・・ちゅっうん」
舌を絡ませる。
シオンの口内を舐めまわす。
ああっ、シオンの甘い唾液を嚥下して、シオンに僕の唾液を送り込む。
互いに互いの唾液を交換する。
ディープキッスはしながら、シオンの髪を触る。
撫でる、髪をすくように指を通すとサラサラと流れる。
お互いの鼻息が荒くなり、とうとう耐えられなくなって口を離す。
唾液が橋となって互いの唇をつなげ、それが朝日に照らされて煌めく。
僕はもう我慢できなかった。
朝立ちもあってか、すでに先走り液を出し始めているパンパンに膨れたチンコをズボン越しにシオンの柔らかな太ももに押し付けながら、シオンのシャツのボタンに手をかける。
前をはだけさせると下着はつけていないようで、ピンク色の乳首が見えた。
ノーブラとは、いけない子だな!
「チュッパァ、ちゅ、レロレロレロレロ」
としゃぶりつき、舐めまわす。
「旦那様、そのままお楽しみのままで結構なのでお聞きください」
そうシオンに僕は、乳首にしゃぶりついたまま、耳を傾けた。
僕の心を揺らす、ウィスパーボイスで、シオンは語り始めた。
「まず旦那様の活躍のおかげで、ロガリエス盗賊団は壊滅しました」
そうか、そうか。
チュッパァ、チュッパァ、乳首を吸い上げ、口内で舌で転がすように舐める。
「団長のロガリエスは旦那様が、幹部や構成員もラフィやベレーゼ、トラエル様がほとんど壊滅させたと聞いております。またその功で貴族にはなれませんでしたが、暫定でイニティウム城城主とルーカス領の裁量権を与えるとのことです。おめでとうございます」
シオンの乳首から口を離し、脱がせながら、へそを舐める。
うーん、本当にシオンの肌はスベスベで、お菓子で出来てるんじゃないかていうほど甘い。
最高だ。
「それから城の修復を行っておりますのと、今回の黄金卿の褒美として、トラエル様が絶対結界を半年ほど張ってくださっているそうです」
シオンの下着をはぎとる。
クロッチ部分の鼻におしつけて、「すっぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」とシオンの香りを堪能する。
「はぁー、続けます。これで城が攻められることはないのでルーカス領の平定に進めますね。といってもほかの国の軍隊があるわけではないそうですから、村々の視察が主になるかと思います。城の修復は1か月ほど終わるそうなので、それまでに色々と帝都で準備することがあるかと」
シオンのショーツをポケットにしまいつつ、僕もズボンを脱ぎすてる。
シオンのあそこ、銀髪のマン毛に、ぴったりと閉じたクレパスに、舌を這わす。
「んっ、それからみんなですが、レナールは工房で作業しています。少しづつ客が戻り始めているそうです。リルは、城へはレナールの工房から数名なら飛べるように転移魔法陣をトラエル様が特別に作ってくれているので、魔力の補給方法を今習っており、シルフィーは今回役に立たなかったと弓矢の練習などしております。ローザは、メイドなど城で働く者の人員の手配をしているとか」
メイドだと?!
僕は、クンニしていた顔をあげてシオンを見る。
「・・・・・・何かありましたでしょうか?」
「め、めめめメイド」
すると、ああっとシオンが言い「はい、メイドもそうですが、他にも庭師、下僕、執事、料理人、世話役、従者、使用人、ハウスキーパーなどお城を運営するには様々な人員が必要。ですが、帝都から離れた危険地帯ですから、人の集まりはよくないと思われます。そのため、ローザが今、あれやこれやと・・・・・・旦那様?」
シオンが僕の顔を見て、怪訝な顔をする。
そんな顔をしないで欲しい。
僕はいま、笑っているはずなのだから、とってもいいことを思いついた。
いや、なさなければならない!
僕のお城だ!
僕の領地だ!
それなら、それなりに条件を出さないとな!!
ぐっふふふふ、
僕は僕の考えをシオンに打ち明けた。
「・・・・・・それは、・・・・・・たぶんローザが怒るかと、いやそれよりもさすがにその方針は無理があるかと・・・・・・」
フンスッ!と鼻息荒く、僕は返す。
意思は曲げないと。
「・・・・・・はぁ~。どうなっても知りませんから、ね?!っ、いきなり・・・」とシオンがあきらめのため息をつく。
くっくくく!了承を得たぞ!!
僕は、了承得ると同時にシオンのアソコにナニをぶち込む。
話は終わりだ。
今は、シオンを、シオンの体を楽しみたい。
ヌルヌルとした感触、事前にスライムの粘液をアソコに入れておくとはシオンは用意周到だな。
ご褒美に、僕のチンコでたっぷりと突き上げてあげよう!
パンッパンッパンッパンッパンッ!!
腰を振る。
チンコに絡みついてくるヒダ、亀頭を刺激するヒダ、無数にあるヒダが僕のチンコを射精させようとあらゆる手を尽くしてくるシオンの名器マンコ。
油断するとすぐに出してしまいそうになる。
ストロークを変えながら、シオンのアソコを色んな角度から突きまくる。
「はぁは、旦那様、出す時はまた射聖液にしてもらってもいいでしょうか」
ああん?
パンッパンッパンッパンッパンッと正常位でつきながらシオンを見る。
「旦那様、射聖液スキルのおかげで痺れも毒も、私は回復することが出来ました」
それでシオンが何を言ってるのかを思い出す。
ああっ、茨のトリニューの毒で攻撃された時確かにシオンの体が光っているのはそのせいか。
そういえば屋敷で一発した時に、あそこにバイブみたいの突っ込んで、塞いでいたもんな。
なるほど・・・・・・傷だけじゃなくて状態異常も回復するのか、僕の精子はエリクサーに早変わりってわけだ。
くっくく、今度はじゃあみんなダンジョンに潜る前に子宮に僕の精子を貯めて戦ってもらうかな。
利便性は証明済みだしな。
しかし、茨のトリニューか。
あいつは何か気になることを言っていたな。
シオンを完成させるのは、俺だとか。
僕は妙にそれが気になって、シオンに聞こうと思ったが、
「し、しおん、いいいいばら――――んっ」
シオンに唇を塞がれる。
ぐぅっ!チンコが万力のようにマンコに絞めつけられ、
ドッビュルッルルルルルルルウルルルルルルルウルルと搾り取られる。
「チュッバァ」とシオンが唇を離す。
紅玉の瞳が妖しく光る。
綺麗で、妖艶で、魔性的な輝き。
シオンに逆に押し倒される。
シオンがチンコを抜かずに、騎乗位の状態で腰を振る。
シオンが僕を見おろし、そのきれいな肢体をのけぞらせる。
お椀型の形のよいおっぱいに、つんと上向いたピンク色の乳首が揺れる。
丸みを帯びた美尻が腹に打ち付けられるたびに、溢れた精液が飛び散れば、僕のチンコはすぐに大きくなった。
「もぅ旦那様、射精液のほうでっていったのに、これは出して頂くまで絞り取らないといけないですね!」
僕はあらがえない快楽に身を委ねて、シオンの腰振りを堪能するのだった。
帝都の話題は、今一つの求人で持ち切りだった。
「ちょっと聞きまして、例の求人?」
「例の求人って?」
「まぁ嫌だわ。知らなくて? あのコロセウムのギャンブラーの求人の件ですわ」
「ああっ、あの・・・・・・」
「そうあの!」
「「メイドから下僕まですべて女性限定とかいう求人」」
そんな話が、酒場はもちろん、宮廷の子女までも、そこらかしこで囁かれている。
コロセウム歴代最大の勝者 シュッサク。
黄金卿の庇護の下、イニティウム城を敵国から奪還(そう噂を流されている)、修繕が完了したために、
城の運営のために、人を雇うのだという。
人を雇うのは当たり前だ。
城を管理するのは、とにかく人手がいる。
貴族・・・・・・ではないにしても、それなりの見えと見栄えは必要だからだ。
だが、その求人内容が異例尽くしであった。
まず、使用人から下僕、執事、料理人、メイドに至るまですべての人材が女性以外は認めないという点。
このようなあからさまな文言、貴族の次女や三女などにとっては、難色を示すだろう。
さらにシュッサクといえば、常に亜人の奴隷を侍らかせている好色な男と言われている。
普通に考えたら、変態の成り上がりと一笑に付せられて終わるところだが、この求人には続きがあった。
まず、給金がひと月最低12万リーゲルから。
これは、帝都のメイドたちのおよそ3倍近い給金だった。
男爵や騎士などの所謂下級貴族などの子女には、かなりの魅力的な条件だ。
ほかにも職業にかかわらず亜人も可。
メイドや侍女、執事に亜人がいることは帝都ではまずないことだった。
そして、最後の一文が、この求人に想定よりも多くの応募を集めることになった。
紹介状はいらない。
これは未経験でも可ということであり、また後見人、身分を証明する必要がないということでもある。
だからだ。
危険な新天地に飛び込んで、立身出世を目指す物。
または、食うに困り生活のために応募するもの。
亜人差別が残る帝都に嫌気がさしたもの
他国のお尋ね者、犯罪者や、黄金卿の反対勢力の貴族のスパイ。
僕は、ただハーレムを作り、そこに男を一切入れたくなかった。
野郎なんか入れて、シオン達と間男なんてことになったら、
目も当てられない。
僕はただ奴隷の主人だからこそ、シオン達みたいな美少女とH出来ているだけなのだから。
危険要素は、排除しないといけない!
そんな僕の夢であり、単純な考えが、
色々な因果や思惑が交差することになる今回の求人を作りだし、今度、それが様々な事件が起こしていくことなんて、僕には想像すらしていなかった。
目を開けるとこちらを覗き込むようにして見つめる紅玉の瞳が目にあった。
し、シオン!
僕は反射的に起き上がった、横に座るシオンを抱きしめた。
「・・・・・・旦那様」
シオンのうなじから銀髪を嗅ぐ。
回した両腕をシオンの肢体に這わせる。
しっとりとして冷たいスベスベとした肌。
「きゃっ!」
僕はシオンの腕をひいてベッドに引きづり込むと、シオンが珍しく可愛らしい声をあげる。
「・・・・・・あっ、諸々と元気になられたようでよかったです」とシオンが恥ずかしそうに顔をあかめらせる。
見られたくないのか、顔をツンッと横に向かせるが、そうはさせない。
僕は両手でシオンの顔をもって、こちらを向かせる。
紅玉の瞳に、光が走るが、文句を言おうとする唇を塞いだ。
「んぐつ、んぅん、・・・・・・ちゅっうん」
舌を絡ませる。
シオンの口内を舐めまわす。
ああっ、シオンの甘い唾液を嚥下して、シオンに僕の唾液を送り込む。
互いに互いの唾液を交換する。
ディープキッスはしながら、シオンの髪を触る。
撫でる、髪をすくように指を通すとサラサラと流れる。
お互いの鼻息が荒くなり、とうとう耐えられなくなって口を離す。
唾液が橋となって互いの唇をつなげ、それが朝日に照らされて煌めく。
僕はもう我慢できなかった。
朝立ちもあってか、すでに先走り液を出し始めているパンパンに膨れたチンコをズボン越しにシオンの柔らかな太ももに押し付けながら、シオンのシャツのボタンに手をかける。
前をはだけさせると下着はつけていないようで、ピンク色の乳首が見えた。
ノーブラとは、いけない子だな!
「チュッパァ、ちゅ、レロレロレロレロ」
としゃぶりつき、舐めまわす。
「旦那様、そのままお楽しみのままで結構なのでお聞きください」
そうシオンに僕は、乳首にしゃぶりついたまま、耳を傾けた。
僕の心を揺らす、ウィスパーボイスで、シオンは語り始めた。
「まず旦那様の活躍のおかげで、ロガリエス盗賊団は壊滅しました」
そうか、そうか。
チュッパァ、チュッパァ、乳首を吸い上げ、口内で舌で転がすように舐める。
「団長のロガリエスは旦那様が、幹部や構成員もラフィやベレーゼ、トラエル様がほとんど壊滅させたと聞いております。またその功で貴族にはなれませんでしたが、暫定でイニティウム城城主とルーカス領の裁量権を与えるとのことです。おめでとうございます」
シオンの乳首から口を離し、脱がせながら、へそを舐める。
うーん、本当にシオンの肌はスベスベで、お菓子で出来てるんじゃないかていうほど甘い。
最高だ。
「それから城の修復を行っておりますのと、今回の黄金卿の褒美として、トラエル様が絶対結界を半年ほど張ってくださっているそうです」
シオンの下着をはぎとる。
クロッチ部分の鼻におしつけて、「すっぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」とシオンの香りを堪能する。
「はぁー、続けます。これで城が攻められることはないのでルーカス領の平定に進めますね。といってもほかの国の軍隊があるわけではないそうですから、村々の視察が主になるかと思います。城の修復は1か月ほど終わるそうなので、それまでに色々と帝都で準備することがあるかと」
シオンのショーツをポケットにしまいつつ、僕もズボンを脱ぎすてる。
シオンのあそこ、銀髪のマン毛に、ぴったりと閉じたクレパスに、舌を這わす。
「んっ、それからみんなですが、レナールは工房で作業しています。少しづつ客が戻り始めているそうです。リルは、城へはレナールの工房から数名なら飛べるように転移魔法陣をトラエル様が特別に作ってくれているので、魔力の補給方法を今習っており、シルフィーは今回役に立たなかったと弓矢の練習などしております。ローザは、メイドなど城で働く者の人員の手配をしているとか」
メイドだと?!
僕は、クンニしていた顔をあげてシオンを見る。
「・・・・・・何かありましたでしょうか?」
「め、めめめメイド」
すると、ああっとシオンが言い「はい、メイドもそうですが、他にも庭師、下僕、執事、料理人、世話役、従者、使用人、ハウスキーパーなどお城を運営するには様々な人員が必要。ですが、帝都から離れた危険地帯ですから、人の集まりはよくないと思われます。そのため、ローザが今、あれやこれやと・・・・・・旦那様?」
シオンが僕の顔を見て、怪訝な顔をする。
そんな顔をしないで欲しい。
僕はいま、笑っているはずなのだから、とってもいいことを思いついた。
いや、なさなければならない!
僕のお城だ!
僕の領地だ!
それなら、それなりに条件を出さないとな!!
ぐっふふふふ、
僕は僕の考えをシオンに打ち明けた。
「・・・・・・それは、・・・・・・たぶんローザが怒るかと、いやそれよりもさすがにその方針は無理があるかと・・・・・・」
フンスッ!と鼻息荒く、僕は返す。
意思は曲げないと。
「・・・・・・はぁ~。どうなっても知りませんから、ね?!っ、いきなり・・・」とシオンがあきらめのため息をつく。
くっくくく!了承を得たぞ!!
僕は、了承得ると同時にシオンのアソコにナニをぶち込む。
話は終わりだ。
今は、シオンを、シオンの体を楽しみたい。
ヌルヌルとした感触、事前にスライムの粘液をアソコに入れておくとはシオンは用意周到だな。
ご褒美に、僕のチンコでたっぷりと突き上げてあげよう!
パンッパンッパンッパンッパンッ!!
腰を振る。
チンコに絡みついてくるヒダ、亀頭を刺激するヒダ、無数にあるヒダが僕のチンコを射精させようとあらゆる手を尽くしてくるシオンの名器マンコ。
油断するとすぐに出してしまいそうになる。
ストロークを変えながら、シオンのアソコを色んな角度から突きまくる。
「はぁは、旦那様、出す時はまた射聖液にしてもらってもいいでしょうか」
ああん?
パンッパンッパンッパンッパンッと正常位でつきながらシオンを見る。
「旦那様、射聖液スキルのおかげで痺れも毒も、私は回復することが出来ました」
それでシオンが何を言ってるのかを思い出す。
ああっ、茨のトリニューの毒で攻撃された時確かにシオンの体が光っているのはそのせいか。
そういえば屋敷で一発した時に、あそこにバイブみたいの突っ込んで、塞いでいたもんな。
なるほど・・・・・・傷だけじゃなくて状態異常も回復するのか、僕の精子はエリクサーに早変わりってわけだ。
くっくく、今度はじゃあみんなダンジョンに潜る前に子宮に僕の精子を貯めて戦ってもらうかな。
利便性は証明済みだしな。
しかし、茨のトリニューか。
あいつは何か気になることを言っていたな。
シオンを完成させるのは、俺だとか。
僕は妙にそれが気になって、シオンに聞こうと思ったが、
「し、しおん、いいいいばら――――んっ」
シオンに唇を塞がれる。
ぐぅっ!チンコが万力のようにマンコに絞めつけられ、
ドッビュルッルルルルルルルウルルルルルルルウルルと搾り取られる。
「チュッバァ」とシオンが唇を離す。
紅玉の瞳が妖しく光る。
綺麗で、妖艶で、魔性的な輝き。
シオンに逆に押し倒される。
シオンがチンコを抜かずに、騎乗位の状態で腰を振る。
シオンが僕を見おろし、そのきれいな肢体をのけぞらせる。
お椀型の形のよいおっぱいに、つんと上向いたピンク色の乳首が揺れる。
丸みを帯びた美尻が腹に打ち付けられるたびに、溢れた精液が飛び散れば、僕のチンコはすぐに大きくなった。
「もぅ旦那様、射精液のほうでっていったのに、これは出して頂くまで絞り取らないといけないですね!」
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「ちょっと聞きまして、例の求人?」
「例の求人って?」
「まぁ嫌だわ。知らなくて? あのコロセウムのギャンブラーの求人の件ですわ」
「ああっ、あの・・・・・・」
「そうあの!」
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人を雇うのは当たり前だ。
城を管理するのは、とにかく人手がいる。
貴族・・・・・・ではないにしても、それなりの見えと見栄えは必要だからだ。
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まず、使用人から下僕、執事、料理人、メイドに至るまですべての人材が女性以外は認めないという点。
このようなあからさまな文言、貴族の次女や三女などにとっては、難色を示すだろう。
さらにシュッサクといえば、常に亜人の奴隷を侍らかせている好色な男と言われている。
普通に考えたら、変態の成り上がりと一笑に付せられて終わるところだが、この求人には続きがあった。
まず、給金がひと月最低12万リーゲルから。
これは、帝都のメイドたちのおよそ3倍近い給金だった。
男爵や騎士などの所謂下級貴族などの子女には、かなりの魅力的な条件だ。
ほかにも職業にかかわらず亜人も可。
メイドや侍女、執事に亜人がいることは帝都ではまずないことだった。
そして、最後の一文が、この求人に想定よりも多くの応募を集めることになった。
紹介状はいらない。
これは未経験でも可ということであり、また後見人、身分を証明する必要がないということでもある。
だからだ。
危険な新天地に飛び込んで、立身出世を目指す物。
または、食うに困り生活のために応募するもの。
亜人差別が残る帝都に嫌気がさしたもの
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僕は、ただハーレムを作り、そこに男を一切入れたくなかった。
野郎なんか入れて、シオン達と間男なんてことになったら、
目も当てられない。
僕はただ奴隷の主人だからこそ、シオン達みたいな美少女とH出来ているだけなのだから。
危険要素は、排除しないといけない!
そんな僕の夢であり、単純な考えが、
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